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どうでも英和辞書 むささびの鳴き声 美耶子のコラム green alliance
musasabi journal
第114号 2007年7月8日

  

中国の輸出食品の安全性が問題になっていて、中国政府は何故もっとしっかり管理できないのかと思いますが、ラジオを聴いていたら「13億もの人口をまとめていく装置そのものがないんですよ」と評論家が言っていました。言われてみると、そうですよね。そんな装置は世界中のどこにもないもんね。というわけでむささびジャーナル114号です。よろしく。 


目次

1)国内テロとイラクの関連
2)脱工業化で世界の先頭を走る
3)「しょうがない」と「やむを得ない」は違うの?
4)短信
5)むささびの鳴き声

1)国内テロとイラクの関連


ロンドンとグラスゴーで起こったテロ事件に関連して、7月2日付けのThe Guardian紙が「イ ラクとの関連」(The link with Iraq)というタイトルの社説を掲載しています。主張のポイン トは次の文章に要約されています。

(英米による)イラク侵攻によって、アルカイダの脅威や影響が大きくなったということは否定 できるだろうか? Can it be denied that the invasion encouraged a growth in al-Qaida's threat and influence?

つまりイラク戦争への英国の参加が、今回のようなテロ事件が起こる理由の一つにはなってい る、という主張です。この戦争に積極的に参加したブレア首相が主張したのは、イラク攻撃が 、ひいては英国内におけるイスラム・テロのルーツを絶つことになるのだから「国益」にかな っている、ということだった。それ(英国のイラク参戦)によって、却って英国がテロの標的 になるという反対論は「弱腰(appeasement)」として否定された。

ブレアさんがもう一つ主張したのは、イラク戦争に参加しなくてもテロの標的になっている国 はあるし、そもそもアルカイダのテロ(9・11)はイラク戦争前に起こったことではない か・・・つまりイラク参戦の有無にかかわらずテロはあったのだから、イラク参戦とテロを関連 づけて考えるのは間違っているということになる。

これに対してThe Guardianの社説は「イラクとテロが別物であったのはそうかもしれないが、 英米のイラク侵攻・占領と、それがアフガニスタンやイラクの市民にもたらした悲惨な状況に よって、アルカイダのようなイスラム・テロ・ネットワークがイスラム社会での反米・反英レ ジスタンス運動を奨励してしまったのだ」と主張している。このことを認めない態度こそ国益 に反している、というわけです。

この社説は、イスラム原理主義が欧米の価値観とは相容れないものであり、それとは対決しな ければならないことを強調しながらも、いま英国がやらなければならないのは、ヨーロッパに いる不満を抱いたイスラム教徒がテロリストの言動になびいてしまわないようにすることであ り、イスラム原理主義者が描き出す誤った英国のイメージを覆すことだ、と言っています。

そのためにブラウン首相がやらなければならないのは、イラクやアフガニスタンにおける市民 の悲惨な状況が生まれたについては、意図的ではないにせよ、英国も一役買ってしまったのだ ということを認める言葉を見つけ出すことである。そしてそのような状況から身を引くことが 英国の意志であり、目標であるということを、聞く耳を持つ人びとに語りかけるべきである、 とThe Guardianは言っています。

そうしたアプローチによって、英国におけるテロリズムの原因が完全に払拭されることはな いだろうが、テロリストがリクルートされる(社会的な)状況を変えることの始まりにはなる であろう。それはまた道義的にも歴史的にも正しいことなのである。 Such an approach would not extirpate the terrorist cause in Britain, but it would a start in altering the conditions in which terrorists recruit. It would also be morally and historically right.

要するにブレア政府のやったことは間違っていたということを認めることが「国益」にかなうの だと言っているわけです。

▼ブレアさんは、アルカイダの9・11とサダム・フセインは全く関係ないのに、フセインを とっつかまえて死刑にしてしまった。そして「イラクの人々を圧制者から解放した」と言って いる。そのブレアさんが中東和平に関してアメリカ、ロシア、国連、EUの特使になった。先 日、ある中東の専門家に「ブレアさんは仕事ができますかね」と聞いてみたら「あの人の特使 就任は、単なるジョウダンなんじゃありませんか」と哂われてしまった。

2) 脱工業化で世界の先頭を走る


英国にICI(Imperial Chemical Industries)という会社があります。創立1926年(昭和元年)という老舗の化学企業で、現在は塗料や特殊ケミカルを作っている。この会社が、最近オランダのAkzo Nobelという会社に買収されかかって話題になりました。結局今回は買収額が少ないというICI側の言い分で成立しなかったのですが、ICIと言えば英国の象徴であり「国宝」(national treasure)とさえ思っていた英国の人たちの中には、買収の対象になったことで「ICIよ、お前もか」という気持ちになった人も随分いたようです。

が、このニュースに関連して6月13日付けのThe Economistが、英国の製造業について外国資本に買収されるのは何も悪いことではないというニュアンスの記事を掲載しています。

英国経済は海外との貿易や投資の点でアメリカよりも開放的であり、センチメンタリズムに陥ることなく、昔は国を代表すると言われた企業といえども、外国に売り渡せるという能力こそが英国経済の健全さを物語っているのだ。 Britain has a much more open economy than America, measured by foreign trade or capital flows. Indeed, there could be no greater testimony to its health than the unsentimental ability to let one-time national champions float quietly off into another's embrace.

ICIはかつてTeesideというところに巨大な石油化学工場を所有しており、まさに英国の製造産業のシンボル的な存在であったのですが、それもいまではサウジアラビアの会社のものになっている。「この程度の企業売却など英国では話題にもならない(Such sell-offs go almost without comment now in Britain)」とThe Economistは言っています。ドバイの投資家に買収された海運会社の老舗P&O、電力会社、水道会社も外国資本、ロンドンの空港はスペイン系の建設会社に買収されている。

鉄鋼メーカーのBritish Steelはインド、クルマのRoverは中国の会社に売られており、電気通信のBTも携帯電話の部門はスペインのTelefonicaという企業の傘下にある。BTは元々British Telecomという名前だったのが、BTとなることで「英国」のイメージを薄くしている。これなどは将来の買収劇に備えてことではないかと言われている。そういえば航空宇宙機器のメーカーであったBritish AerospaceもBAE Systemsに変わっており、将来はボーイング、ロッキードなどの米国系企業の傘下に入るものとされているそうです。

このような成り行きについて、The Economistは「英国は世界に先駆けて工業化を成し遂げた国であり、今また世界に先駆けて脱工業化の道を進んでいるのだ」(just as Britain led the world into industrialisation, so now Britain is leading it out)と言っている。英国経済は過去15年間ずっと好調な状態を続けているけれど、その間、製造産業は落ち目の一途をたどりながらも、ロンドンの金融業界は世界の指導的な立場にある。モノの輸出入では記録的な赤字なのに、外国資本の流入という点では記録的な黒字になっている。

その昔(1790年代)、英国はフランスの将軍ナポレオンによって「物売り国家(a nation of shopkeepers)」と呼ばれました。ナポレオンが言いたかったのは「そんな国には、フランスと戦争をやって勝てるわけがない」ということであったのですが、ナポレオンの案に相違してフランスを負かしてしまった。その頃の英国は、実はフランスよりも製造産業の基礎が強く、戦争のおかげで兵器産業などが大いに発達していた。つまりナポレオンは英国の製造業を見くびっていた。が、いまの英国(製造業は弱いけれどテスコなどの"物売り"業界はきわめて強い)はナポレオンのいうa nation of shopkeepersかもしれない。

The Economistはこうした英国の経済について次のように結論しています。

(英国企業を買収する)これらの外国投資家が英国にもたらしたものは大きい。例えばサンダーランドにある日産自動車の工場は最も優れたクルマを生産している。英国の工場や金融機関を地元民(英国人のこと)よりもうまくやれると思う外国人は、英国にとっては大歓迎である。All those foreign investors have brought a lot, too. Nissan's car factory in Sunderland, for instance, is one of its finest anywhere. If foreigners think they can manage British factories or finances better than the natives can, they are welcome.

▼要するに外国資本だの自国資本だのとこだわるのはナンセンス、お金はお金ではないかってことですよね。サッチャーさんが日産自動車の工場進出を働きかけていたときに、フランス政府が「日産は日本車だ」ということで、輸入規制をかけようとして真っ向から対立しましたよね。結局「国籍がどこであろうと関係ない。英国内で英国の労働者が作れば英国車だ」ということで押し切ってしまった。最近の日本経済新聞(だったと思う)に英国の上場企業のうち半分以上が外資系であるという記事が出ていました。日本の場合はどうなのでしょうか?

▼英国にIBB(対英投資局:Invest in Britain Bureau)というお役所がありました。今でもあるのかどうか分かりませんが、名前は変わっても外国からの投資を促進するお役所はあるでしょう。IBBができたのは、1977年、労働党のキャラハン政権のときで、サッチャーさんの頃ではないんですね。

▼外国企業による英国企業の買収について、普通の英国人はThe Economistの言うほど淡々と受け取ってはいない。ここでは詳しく書きませんが。もちろん自分たちが「英国」として親しんできた企業や製品が外国企業に買われてしまうことには大いに抵抗はある。が、例えばICIが外国企業に買われた結果として、英国人のスタッフがリストラになるようなことがあるとしても、別の外資系企業が職場を提供しているという部分もある。差し引きすると、The Economistの言うことはあたっているってことになるかもしれない。

 

3)「しょうがない」と「やむを得ない」は違うの?


最近、久間防衛大臣が、長崎に原爆が落とされたのは「しょうがない」と発言したというので、非難轟々、結局「参議院選挙に差し障りがある」という理由で辞めてしまった。今回の久間発言にまつわるすったもんだについて、7月5日付けのThe Economistは次のようにコメントしています。

久間氏は、日本の政治の聖域に踏み込んでしまったということだ。それは右翼も左翼も団結させてしまう殆ど唯一と言っていい聖域である。即ち、歴史の見直し論者であれ、反戦平和論者であれ、原爆の悲惨さによって、日本は永久に被害者として位置づけられるということである。Mr Kyuma trod on hallowed ground that, uniquely, unites the politics of Japan's right and left: for historical revisionists and anti-war pacifists alike, the horror of the atom bombs marks Japan for ever as victim.

久間さんが「しょうがない」発言をしてしまったとされる、ある大学での講演のテキストの全文を読んだ人おりますか?読み落としたのかもしれませんが、少なくとも私が購読している新聞には「要旨」しか掲載されていませんでした。私が勝手に要旨の要旨をピックアップすると・・・。

「幸いに(戦争が)8月15日に終わったから、北海道は占領されずに済んだが、間違えば北海道までソ連に取られてしまう。その当時の日本は取られても何もする方法もないわけですから、私はその点は、原爆が落とされて長崎は本当に無数の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだ、という頭の整理で今、しょうがないな、という風に思っている」

▼この中の「しょうがないな」に非難が集中しているわけですが、私はむしろ「頭の整理」という言葉に関心がありましたね。「長崎への原爆投下は、本当に悲しくてひどいことだった。自分としては、これで戦争が終わったのだということで、自分に言い聞かせているんだ」という風に解釈しているわけであります。「長崎の人が死んだのもしゃあない」と思っての発言とはとても思えない。

「米国を恨むつもりはないが、勝ち戦ということが分かっていながら、原爆まで使う必要があったのか、という思いは今でもしている。国際情勢とか戦後の占領状態などからいくと、そういうことも選択肢としてはありうるのかな。そういうことも我々は十分、頭に入れながら考えなくてはいけないと思った」

▼イマイチ分からない部分ですが「アメリカが長崎に原爆を落としたのは、ソ連を牽制するという目的があったのであり、国際政治というのは自分の利益になると思えば、少々の人間的犠牲など問題にされないくらいに冷たいものなんだということを頭においておく必要があるんだ」ということかもな、と私は解釈しましたが・・・。

ところで、この問題に関連して、昭和天皇が広島の原爆について、久間さんと似たような発言をしていたことが報道されています。この発言は、1975年10月31日に日本記者クラブ主催の記者会見の中で行われたもので、会見の全文は日本記者クラブのウェブサイトに掲載されています。問題の個所だけピックアップすると次のようになっています。

  • 秋信利彦(中国放送):天皇陛下におうかがいいたします。陛下は昭和22年12月7日原子爆弾で焼け野原になった広島市に行幸され、「広島市の受けた災禍に対しては同情にたえない。われわれはこの犠牲をムダにすることなく、平和日本を建設して世界平和に貢献しなければならない」と述べられ、以後昭和26年、46年とつごう三度広島にお越しになり、広島市民に親しくお見舞の言葉をかけておられるわけですが、戦争終結に当って、原子爆弾投下の事実を、陛下はどうお受け止めになりましたのでしょうか、おうかがいいたしたいと思います。
  • 天皇陛下:原子爆弾が投下されたことに対しては遺憾には思ってますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対しては気の毒であるが、やむを得ないことと私は思ってます。(1975年11月1日付け毎日新聞朝刊から)

    ▼久間さんは「しょうがない」、天皇陛下は「やむを得ない」と言っている。同じことなんじゃありませんか?で、天皇の「やむを得ない」発言については、メディアはどのように反応したのでしょうか?

    ▼いずれにしても、久間発言に関連する騒ぎについては「メディアのリンチ」というのが私の正直な感想であります。尤もこのようなことを、選挙の前に、しかも新聞記者のいるところで発言してしまったというドジは責められてもしゃあないんでしょう。しかし私個人にとって、この人の政治的ドジには関心がない。ただ「正しいか、正しくないか」についてはディスカッションのテーマとして大いに関心がある。つまり一人の人間として、原爆投下をどのように考えるべきなのかというディスカッションには興味があるってことです。

    ▼それなのに、久間さんの言い分も十分に分からないままに辞職(というよりクビに)してしまった。この国には言論の自由がない。新聞という新聞、放送という放送が、長崎や広島の人たちの「けしからん」コメントで埋め尽くされていた。あの状況は本当に気持ち悪い。伝え聞く中国や韓国、北朝鮮と大して変わらない。ところで北朝鮮は久間発言について「腑抜け者のたわごと」と論評しているんだそうですね。 何故、アメリカの倫理にもとる行為に抗議しないのか、ってことのようです。私が単なる惰性で購読している新聞の論調と似ていなくもない。

    ▼長々と書きついでにもう一つ文句を言っておくと、我が家が購読している新聞の編集委員という人が、久間発言について「政治家が生半可な理解で歴史を語ることの危うさを示している」と書いておりました。ずいぶん偉そうなことを言うものだ、と思いましたね。いい加減にこの新聞の購読を止めよう、とマジメに考えております。少なくとも不愉快な思いをしなくてすむ。

4)短信


男女のおしゃべり差

男と女、どちらがおしゃべり?と聞かれれば、ま、普通は「男」ってのが答えでしょうな。しかるに米国アリゾナ大学が400人の男女学生のおしゃべりを録音して解析したところ、一日で女が目覚めているときに喋る言葉の数は16,215語、男は15,669語で殆ど変わらないってことが分かった。ただ性別を問わず性格的に「おしゃべり」と「無口」ってのはいるんですね。この調査でも最もおしゃべりな男は2〜3日間で47,000語を口にしたのに、最も無口な人はたったの500語であったそうであります。

▼この調査結果について、英国の女性心理学者は「大体、男は無口と考えられていること自体ナンセンスでアンフェアです。パブへ行って見なさい。黙ってビール飲んでる男なんて一人もいない」と言っております。自慢じゃありませんが、多分私はおしゃべりな方だと思います。

フーリガン追放試合で暴力事件

ドイツのAacenという町の警察は暴力追放キャンペーンの一環として、地元の青年を集めてサッカーの試合をやったところファンと選手が入り乱れての大乱闘という結果になってしまった。試合中に汚いヤジを飛ばすファンに腹を立てた選手5人がこのファンをグラウンドに引きずりおろして殴る蹴るの乱暴をしたのがきっかけ。あとは両軍入り乱れて、もうメチャクチャというわけ。逮捕者が5人でたらしいのですが、警察関係者は「若い人たちに意義ある余暇の過ごし方を学んでもらいたかったのに・・・」とがっくりしています。

▼おとなが「若いヤツらに楽しい時間を過ごさせてやろう」などと考えるとロクなことにならないのはどこも同じであります。

ホットドッグの早食い選手権

全くどうでもいいことですが、カリフォルニア州のコニーアイランドでホットドッグの早食い・大食い選手権なるものが開かれ、世界記録が出たのだそうです。12分で66個、これが世界記録だそうです。最近、23才になるアメリカ青年が達成した記録なのでありますが、あろうことか日本のコバヤシくんなる若者が最後までトップを争ったのだそうです。コバヤシくん、殆ど勝っていたのに、最後のところで吐いてしまって・・・記録は63個ってことで涙をのんだ。

▼コバヤシ選手は歯の手術をしたばっかりで、アゴがまともに開かなかったとか言っております。ところで優勝者にはマスタード色のベルトが贈られたんですって。全くどうでもいいけど・・・。コバヤシもコバヤシだ、吐くんじゃねぇっての!


5)むささびの鳴き声


▼山崎正和という人が日本記者クラブでお話をしたときの記録が、ホームページに掲載されています。ここをクリックすると読むことができる。中央教育審議会の会長さんという立場の人なのですが、お話の中で「メディアはもっと教師を褒めるべきだ」と言っています。良くない教師がいるのは確かであるが、それはほんの一部なのであり、大多数の教師がやっていることはもっと認められていいというわけです。最近の日本は教師のような公的な職業にある人たちの権威が失墜して、素人が玄人をやっつける風潮(これをlayman controlというのだそうです)になっていることを嘆いています。

▼山崎さんはまた、質問に答える形で小学校における英語教育のことに触れて「大切なのは英語が流暢ということではなくて、英語(外国語)で何を語るのかである」というわけで「まずは日本語教育を」と言っています。小学校から英語をやりたい人は塾にでも行けばよろしい・・・というきわめて当たり前の意見でした。つまり「どの道それほど大したこっちゃないってことだ」と私は受け取りました。

▼ある雑誌に、いまの若者は「大志がない」ということを嘆いている年寄り(と思われる)ジャーナリストによるエッセイが掲載されていました。それについてのこの年寄り(私のこと)は別のところに掲載しました。

▼関係ありませんが、参議院選挙に絡んでイチバン不思議なのは、日本共産党ですね。何故「共産党」(Communist Party)という名前なのでしょうか?党の名前を変えるってことは考えているんでしょうか?communistというからには、やはり中国とか北朝鮮とかスリランカのような経済体制がいいと考えているってことか?

▼もっと関係ありませんが、梅雨にはあじさいが似合いますね。雨の山路に濡れ咲いている風情などはにくいですね。今回もお付き合いを頂きありがとうございます。ごきげんよう。