9月もそろそろ終わり。台風に襲われた地方の人びとには言葉もありません。飯能市がある埼玉県西部は、どういうわけかそれほどの台風には見舞われないのですよ。が、それでも山奥へ行くと赤とんぼが飛ぶようになりました。秋は確実に深まりつつあるようです。とんぼというのは全く音を立てないのですね。かなりの数飛んでいるけれど、それが山奥の静かさを際立たせている。 |
目次
1)スライドショー:イヌと人間がいる風景
2)女王の逝去と英国世論
3)新国王とメディア
4)「君主制は要らない」
5)どうでも英和辞書
6)むささびの鳴き声
7)俳句
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1)スライドショー:イヌと人間がいる風景
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エリオット・アーウィットという写真家は1928年生まれだから、今年(2022年)で94才になるのですが、いまだに彼の作品を集めた個展が開かれたりしている。両親がロシア人で、幼少期をミラノで過ごし、1939年に家族とともに米国に移住しており、その意味では「アメリカ人」です。ハリウッドに住んでいた頃に写真に興味を持ち、1948年に彼はニューヨークに移ってからは、エドワード・シュタイヘン、ロバート・キャパのような写真家と交わるようになって本格的に写真家としての道を歩むようになる。どちらかというと「人間」をテーマにした社会派的な作品が多いのですが、個人的な趣味であったのかどうか分かりませんが、「犬と共に暮らす人間」を写した作品がかなりたくさんあります。
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2)女王の逝去と英国世論
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エリザベス女王が亡くなったのは9月8日ですが、その3日後の9月11~12日、世論調査機関のYouGovが女王の逝去に関する世論調査を行っています。対象になったのは英国の成人、1727人で、その結果が20件の調査結果として発表されています。今回はそのうちの10件を紹介します。調査結果全体はここをクリックすると見ることができます。 |
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女王の逝去と英国世論
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上に紹介した世論調査の結果について、9月16日付のGuardianに
- これだけ見ると、あたかも英国全体が悲しみで団結しているかのように見えるかもしれないが、調査結果を子細に見ると、女王の逝去に対する感覚が年代によって異なることが分かる Britain
may look united in grief – but polling shows a growing generational divide
という見出しの記事が出ています。書いたのはYouGovでデータジャーナリズムを研究しているマシュー・スミスという人物です。
例えば英国の君主制に対する意見。国民全体を見ると、「支持64%:不支持21%」となっているけれど、18~24才の若年層では「支持40%:不支持29%」となり、65才以上の高齢者となるとこれが「支持84%:不支持10%」となる。さらに興味深いのは君主制に対する「DK(分からない)」の数字です。65才以上で「分からない」はわずか5%なのに対して、若年層では31%へと跳ね上がる。つまり君主制に対する若い英国人の不支持感覚はDKも入れると半数は軽く超えてしまうのかもしれない。 |
▼カミラ王妃が故エリザベス女王について「自分で自分の果たすべき役割を作り上げた」(I think she carved her own role)とコメントしているのをネットで見ました。女王が女王になったのが1953年。女性の首相も大統領も存在しなかった時代、「女王」はどこかの国に存在したであろうと思うけれど、英国や英連邦に君臨するのとは違ったかもしれないですね。つまり「模範」がいなかったということ。 |
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3)新国王とメディア
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メディア業界の専門媒体であるPress Gazetteが9月13日付のサイトでチャールズ国王3世(King Charles III)とメディアの関係について書いているのですが、それによると皇太子時代の彼とメディアの関係は「複雑なもの」(complicated
relationship)であったとのことです。
記事によると、ダイアナ妃とのトラブルに際しては離婚に至るまでの期間、お互いが自分の「味方」と思われるメディアや記者を利用して非難合戦を繰り広げたりしていたのだそうです。メディアとのトラブルを示す最近の例として記事が挙げているのが、2015年12月1日付のThe Independent紙の
という大きな見出しの記事だった。
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皇太子がフランスを訪問した際に英国のテレビ局のChannel Fourが皇太子とのインタビューを申し込んできたのですが、チャールズ皇太子がインタビューに応じる条件を箇条書きにした文書をテレビ局に手渡し、それを守ると約束しなければインタビューには応じないと主張した。結局このインタビューは成立しなかったのですが、そのことを伝えるThe Independentによると、皇太子によるメディア管理は「北朝鮮と同じ」であり
- Behind the soft-focus image you see on television lies a ruthless machine that demands control of every aspect of interviews (皇太子は)ちょっと目にはソフトなイメージを抱かせるが、実際には情け容赦なくインタビューの詳細を取り仕切る機械と同じだ
と書いたりしている。
メディアにまつわるトラブルの例をもう一つ。1997年に香港が中国に返還された際に式典に出席したチャールズ皇太子が、自分の知り合いに手紙を書き、返還式で見た中国人の政治家について「気味が悪い蝋細工(appalling old waxworks)のようだった」と描写、式典そのものについても「ソ連スタイルのひどい見世物(awful Soviet-style display)」と書いていた。その手紙の中身が2005年になってMail on Sunday紙にすっぱ抜かれた。皇太子はMail on Sundayを「版権とプライバシーの侵害」として裁判に訴えて勝利するということもあった。 |
The Voice |
Press Gazetteの記事は国王自身のメディア体験についても語っています。英国の黒人コミュニティを読者とするThe Voiceという月刊の新聞がある。今年(2022年)の9月号が発刊40周年記念というわけで、チャールズ皇太子をゲスト・エディター(特別編集長)として迎えた "SHARED VISION FOR CHANGE"(変革のためのビジョン共有)という特別号となった。皇太子と編集長らしい人物の写真が第一面を飾り、"The black community is a source of inspiration to me"(黒人コミュニティがインスピレーションの源だ)という皇太子のコメントが印刷されている。
が、皇太子をゲストにするというこの企画自体が物議をかもすことになる。自分たちがかつて奴隷として搾取されることの原因となった植民地主義と搾取を推進した組織の代表とも言うべき人物をゲスト扱いするとは何事だという不満を露わにする読者も出てきたということです。 |
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チャールズ国王が愛読する全国紙は(噂によると)The Times らしいのですが、彼はむしろ地方紙を読むことに関心があるらしく、スコットランドのthe Aberdeen Press and Journal、イングランド中部のthe Wilts and Gloucestershire Standard などを面白い(interesting)と言っているのだそうです。
国王のメディア批判は、必ずしも「正確な報道」とか「プライバシーの尊重」などというものに関係しているわけではない。ほぼ20年も前にロンドンの「新聞街」(Fleet
Street)にあるLondon Press Clubというクラブにおいて演説し
た際には「公共機関」としてのメディアの役割について、次のように述べたのだそうです。
- 英国という場においては、公共サービス機関は余りにも巨大で「難攻不落」のように見えるかもしれませんが、それらのルーツはどれも人間が作ったものであり、彼らの評判もまた(長い目で見るならば)堕落と批判に弱いものなのです。今後は強固な質を誇るものを大切にしていきましょう。それこそが英国における公的な部分の良さを示すものなのです。While
the public services may seem to be leviathans on the landscape of our state,
impregnable to attack, their roots are human ones, and their reputations
are susceptible to long-term decay and the corrosive drip of constant criticism,”
he told the audience, exhorting them to “make a resolution from now on
to emphasise… those robust qualities”, which he said exemplified the good
in British public life.
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What makes you to be proud tp be British?
IPSOS |
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▼英国の世論調査機関のIPSOSが、今年8月3日~4日、1661人の成人を対象に "What makes you to be proud tp be British?"(英国人であることの何に最も誇りを感じるか?)というアンケート調査を行っています。"proud to be British"
という言葉を使ってはいるけれど、実際には "happy to be British" というニュアンスなのではないかと思います。数字はいずれも%です。結果は上記のとおりなのですが、これらの選択肢は予めIPSOSが提示して、その中から参加者が選ぶというやり方で行われています。
▼もちろんエリザベス女王の逝去など、多少意識はあったかもしれないけれど、メディア的な意味での話題にはなっていなかった頃のことです。「王室」が第3位につけているのが(むささびには)ちょっと意外でした。もう少し下位なのかと思っていた。いま、同じアンケート調査をやったらどのような結果になるのでしょうか? |
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4)「君主制は要らない」
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London Review of Books (LRB) は、読んで字のごとく書評誌なのですが、そのサイトに掲載されているエッセイには、本の評論以外のものがたくさんあって面白い。9月19日付のブログ欄に出ていた
"Paying Respect"(敬意を払う) というエッセイはマイケル・チェサム(Michael Chessum)という社会運動家が書いたものなのですが、エリザベス女王の逝去に関連して英国内の雰囲気について語っている。チェサムはあえて左右に分けると「左派系」に属する人のようなのですが、「猫も杓子も哀悼だらけ」という雰囲気にウンザリしています。彼のエッセイを極力そのまま訳して載せることにしますが、言葉遣いがそれほど簡単ではないようなのが玉に瑕です。それと彼の年齢がどこにも出ていない。顔写真からすると30と40才の間というところか?ロンドン育ちですが生まれはスコットランドのようです。 |
Paying Respect
敬意を払う
Michael Chessum
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英国では「仕事をしない:not to go to work」ということが、いつの間にこれほど尊重されるようになったのだろう?エリザベス女王の国葬の日(9月19日)が近づいていた頃、スーパーのテスコが他のスーパーに倣う感じで(国葬の日には)閉店すると発表した。その理由として挙げられたのが「我々の同僚(自社の社員のこと)が(女王に対して)敬意を払うことができるようにする」(to allow our colleagues to pay their respects)ということだった。レジャー施設などを運営するCenter Parcs社は、国葬の日は自らの施設を一切合切閉鎖すると発表しており、お陰で休日シーズンのど真ん中だというのに人びとは宿泊先を探すのにも苦労している。自分の肉親を失って悲しみに暮れる家族は、自分たち自身の葬式をキャンセルしなければならなかった。葬儀社の関係者が「女王に敬意を払う」ことになっていたからだ。町医者には前代未聞の行列ができたし、大きな病院では約束のキャンセルが相次いだ。
ストの中止が混乱を呼ぶ
労働組合のメンバーの場合、「敬意を払う」(paying respect)ために反対の現象が起こった。つまり女王が亡くなった翌日に予定されていた、通信関係労組のストライキが中止されたのである。つまり「働かないことを止めた」ということで、その理由は「女王による国と自らの家族に対する奉仕に敬意を払う」(out of respect for her service to the country and her family)ことだった。さらに別の労組のストライキが国葬を理由にキャンセルされ、それが故にGlastonbury Festivalというロック・コンサートが混乱に陥ったけれど、この二つのストライキとも中止決定の前に組合員の意見を聞くということを全くしなかったのだそうである。 |
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国全体が喪に服している状態の時にストライキを打つのは、その行為の政治的な意味合いが理由で「無礼だ:disrespectful」と見なされることはある。英国の「進歩的」な人間の中には君主制という制度を呑気な時代遅れと見なす人間も多い。そのような発想は、英国が受け継いできた「財産」とか社会的不平等に対しては「不健全な姿勢(unhealthy attitude)」ということになるかもしれないが、社会正義とか社会の進歩という考え方とは全く矛盾することがないし、労働者階級の政治的な主張とも合致する。ただ(女王逝去から)これまでの10日間に見る限り、それは全くの絵空事のようである。ロイヤル・ファミリーに敬意を払うということは、厳密に言うと敵意に基づく階級制度の存在そのものを否定するということでもある。金儲けに精を出し、燃料費を懸命に節約し、この社会で暮らしている移民たちの追立に精を出す…というような情けない行為は女王の逝去があればこそ許されるものなのだ。反対に労働者としての団結・抗議・オルグ活動(ストライキも入る)などは許されないというわけだ。
押し付けられた「団結」
喪中の間の眼が回るようなメディア報道の中で、よく言われたのは「英国人は女王を自分たちの知り合いのように感じている」ということだ。もちろんそんなことはない。彼女は国中の誰もが好きになるような印象を与える性格の人間だったということだ。英国の支配階級は女王の死によって、彼らが好むような種類の「国の団結」(national unity)を実現することができたということだ。この国の政府組織は、大英帝国というノスタルジアと一緒になって、「政治を超えたもの」(above politics)となる。このようにして「押し付けられた団結」(enforced unity)の輪から抜け出して、ロイヤル・ファミリーにヤジを飛ばしたり、彼らを攻撃するようなプラカードを掲げて歩いたりしようものなら「常軌を逸した人間」(beyond the pale)として逮捕されることもあり得るのだ。
英国ではコロナで死んだ約20万人のために喪に服することはない。これから冬に向かって多くの高齢者が燃料費が払えずに寒さで命を落とすかもしれない。今や国が熱を入れているのは、普通の人間の命を救うことではなくて、公費を使ってとてつもなく優雅な生活を送ってきた人間の葬式のためにさらに公費を使うことなのだ。 |
Clive Smith |
「君主」という特権階級
今の英国では、左翼は店じまいをしてしまい、労組や社会運動の組織は活動を中止して、皆がブラックタイを締めるようになっている。主なる政党はどこもこの「国の団結」に挑戦しようとはしない。唯一の例外は、労働党のクライブ・ルイス(Clive Lewis)議員で、英国の民主主義と王室の役割というテーマの話をした唯一の政治家なのだ。彼は次のように述べている。
- 君主によって体現されている、神聖にして分かちがたい主権は議会に譲り渡されたのだ。なのに君主は変わることなく特権階級の力を合法化している。それによって彼らは複雑な現代社会(誰もが利害を共有し、誰もが発言権を有している社会)に対して抵抗を試みているのだ。
The idea of divine and indivisible sovereignty embodied in the monarch
has been passed on to parliament. There it continues to legitimise the
power of a close-knit elite community resistant to the fact that in a complex
modern society all of us have a stake, and all should have a voice.
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テレビ記者の勘違い報道
政治家や労働組合が「押し付けられた哀悼行為」に参加するについては、純粋に戦術的な理由があるのかもしれないが、その行為は重大な結果をもたらしている。抑圧や搾取から自分を解放することを望んでいる場合、「知的な正直さ」(intellectual honesty)は、そう安易に妥協して譲れるものではないだろう。左翼的な組織や政治的リーダーが、明らかに非合理的と思われるものに拘るのであれば、母親に代わってその息子が君主の座を継いだ場合には、彼ら(左翼的インテリ)が社会改革についてどの程度真面目なのかについては問いただすのが正常というものだろう。
自己検閲などというものは政治の世界以外では少ないものだ。9月5日、ロンドンでクリス・カバという名前の黒人青年が警官に銃で撃たれて死んだ。女王逝去の2日後にロンドンで別の黒人青年が射殺され、その事件に抗議するデモが行われた。平穏なデモだったが、このデモは女王のことで埋め尽くされていた英国メディアの報道中では目立った報道ではあった。が、残念ながらその報道は、テレビのSky Newsの記者がデモを女王への哀悼デモの一部と誤解して報道したものだった。後ほどテレビ局が謝罪している。 |
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必要なのは勇気だ
このデモは、女王逝去が生んだ「国家的団結」(national unity)にはほど遠いものであったかもしれないが、この「誤報道」は、王室・メディア・政党のような既存の機関・組織が如何に大衆のムードとはかけ離れた状態に陥っているかを示すものとなった。英国にも強制された国旗の旗振り行為に対する反発はある。ただ、それはまだ組織だったものではなく、目には見えない。
- 君主制によって代表される依怙贔屓や特権の制度に打ち勝とうと思えば、必要なのは「勇気」であって「画一性」ではないのだ。 To overcome
the system of patronage and privilege that the monarchy represents will
take courage, not conformity.
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▼上のグラフは、過去30年間における英国人の「君主制」と「共和制」に対する感覚の推移です。少数派とはいえ「共和制」に対する肯定意見は常にあるのですね。DK(分からない)は約10%です。 |
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5)どうでも英和辞書
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A-Zの総合索引はこちら |
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Warm Bank:暖房銀行?
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今年の冬、英国中に広がる可能性があるのが "warm banks"だそうです。「暖房銀行」というのはむささびが苦しまぎれに思いついた「直訳」です。要するに自宅に十分な暖房装置のようなものがない市民のために暖をとれる場所を提供しようという試みです。
"food banks" というのは聞いたことがありません? 安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、商品説明書の印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから集めて、これを必要としている困窮世帯などに無償で提供する活動です。
英国では、冬になると寒さが理由で1万人以上もの人が命を落としている。自宅にストーブのような暖房器具が備わっていないからで、そのような家が全国で630万世帯もあるのだとか。今年の冬はそれに加えてウクライナ戦争などのせいもあるけれど石油の値上がりによって住宅暖房がますます逼迫している。地方自治体の中には自分たちの町にある公的な建物で暖房が行き届いているような施設を "warm banks" として必要な住民に開放しようというわけ。図書館・公会堂・ギャラリーのような場所にいれば無料で暖がとれるというわけです。
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6)むささびの鳴き声
God Save the King
God save our gracious King,
Long live our noble King,
God save the King: |
Send him victorious,
Happy and glorious,
Long to reign over us;
God save the King. |
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▼ご存じかもしれないけれど、上に載せたのは英国の国歌です。つい最近まで "Queen" という言葉が使われていた個所が "King"
となっている。むささびも最初の半分(左側)は分かるのですが、右側の "Send him..." から "Long
to reign over us" までがいまいち…。和訳を見ると「勝利、幸福そして栄光を捧げよ 御代の永らえんことを」となっているのですが、この英文がどうしてこのような和文になるのか…?
▼では、「君が代」の英文は?いろいろとあるようですが、ここをクリックすると一例が出ている。それによると「千代に八千代に」の部分が "continue for a thousand, nay, eight thousand generations" となっている。「1000世代いや8000世代にわたって続く…」となる。"nay" などという言葉が使われようとは知りませんでした。
▼安倍元首相の国葬ですが、朝日新聞の世論調査によると、高齢者より若い層に支持者が多いのだそうですね。8月末に行われた調査なのですが、18~29才は「賛成64%:反対30%」で、賛成が反対の倍を上回っている。これが60代以上になると「賛成3割:反対6割」で完全に逆転している。何故安倍さんはそれほど若者に人気があるのか?松田小牧さんというライター(35才)によると、若者たちはシンゾーについて「親戚のおじさんみたいな雰囲気なのに、世界の要人と渡り合って、すごい」と考えており「国葬ぐらい、いいじゃないか」となってしまうのだそうです。う~ん。
▼むささびは「フェイスブック」というSNSをよく見るのですが、その中に名前からして、如何にも「反自民」と思われる人びとのグループがあって、毎日(毎分?)のようにそれらしい意見を披歴しまくっている。もちろんシンゾーの国葬など大反対。彼らの言っていることにはむささびも反対ではないのですが、何故か「またか」とウンザリしてしまう。あの人たちはどのような年齢の人たちなのだろう?シンゾーの祖父(岸信介)が日米安保条約の改訂というのを強行して新聞メディアの顰蹙を買った1960年の時代の人たちなのでは?だとしたらいい加減ウンザリもするよね。
▼かと言って、むささび本人に画期的な思想があるわけでなし、というわけで余計ウンザリしたりして…。とりあえず、本日は久しぶりにいい天気のようです。お元気で! |
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