musasabi journal

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 むささびの鳴き声 どうでも英和辞書
521号 2023/2/12

86ヶ国のカメラマンたちが撮影した3500枚の作品の中から、動物たちのユーモラスな行動や表情などをテーマにした写真だけを集めたコンテストに "Comedy Wilflife Photography Awards" というのがあるらしい。それに入賞した作品の一つがこれで、タイトルが "Hello everyone!" だそうです。チェコのカメラマンがアメリカのフロリダで写したアライグマなのですが、干したエビを投げてあげたら、こんな格好をしたのだそうです。この手と眼を見れば、写真のタイトルは "Hello everyone!" しかないよね!このコンテストは、タンザニアのカメラマン、ポール・ジョインソン・ヒックス氏とトム・スラム氏が立ち上げたもので、野生動物の保護を訴えつつ、ユーモラスな要素を加えたプロジェクトなのだそうです。

目次
1)スライドショー:一緒にやろう!
2)ベッド数が足りない
3)英国人と死刑制度
4)再掲載:東日本大震災・英国特派員の報告
5)どうでも英和辞書
6)むささびの鳴き声
7)俳句

1)スライドショー:一緒にやろう!

BBCのサイトに「読者からの投稿」のテーマで "together" というのがありました。よく見るとこの世には、そのつもりではないけれど結果として「一緒に」というのがいろいろとあるものですね。

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2)ベッド数が足りない

「効率的福祉」? デンマークを見よ
認知症にベッドは要らない? 自宅ケアの充実を

コロナ禍以来、何かと医療関係のことが話題になるけれど、英国の病院ベッド数は人口1000人につき2.3で、フランスの5.7やドイツの7.8に比べるとかなり見劣りがしますよね。1月26日付けのThe Economistによると、2023年1月半ばの時点でイングランドの病院の95.7%が埋まってしまっていた。英国が世界に誇る国民保健サービス(National Health Service: NHS)が始まった第二次大戦直後から数えてみても、これほど逼迫したのは2度目であるとのことです。

「効率的福祉」?

英国のNHSが抱える問題は病院のベッド数だけではないけれど、問題の多くが過去約12年間にわたって政権を担当してきた保守党の責任であることは間違いがない。例えば組織としてのNHSの労務管理計画を怠ってきたことによって、NHSの組織内に多くの空席のポストの存在を許してしまっている。さらにNHSへの予算削減(Cuts to the capital budget)が病院の建物の小規模化を招いたり、必要な医療器具の不足という事態を招いたりもしている。これらの問題と同様にベッド数不足についても保守党政府のせいにすることは容易かもしれないが、ことはそれほど単純ではない(とThe Economistは言っている)。


世界がコロナ禍に見舞われる前の何十年もの間、多くの国々で病院のベッド数は減らされていた。それを積極的に推進した国は「効率的福祉」(caring efficiency)の担い手としてもてはやされており、英国もそのような国の一つだった。それらの国では(例えば)精神科や知的障碍者を養う病院がベッドを使うことを止めて地元コミュニティの協力に頼るようになった。医学の進歩は患者にとって助けとなったし、産婦人科のような病院は従来の病院から離れてサービスを提供するようになった。2000年から2020-21年までの20年間で、病院のベッド数は30%も減ったとされている。同じ時期、患者の平均的入院日数は8.2日から4.3日へとさらに急激に低下した。

認知症にベッドは要らない?

ベッド数を減らそうという発想は、労働党が政権を握っていた2010年前後に経営者や医療関係者の間で芽生えたものだ。2006年にはNHS連盟(NHS Confederation)という組織自体が「ベッド数が少なくても良い理由」(Why we need fewer beds)などという資料を配布したりしている。認知症患者を支援する政治組織(党派を超えた)は2011年に少なくとも10%の「急性ベッド」は認知症ケア向上のためにカットすべきだと主張していた。


で、現在のような状況になってみると「ベッドを減らすべし」という発想は支持されることがないかもしれない。医療関係のthink-tankであるThe King’s Fundという組織のSiva Anandacivaという専門家は「ほとんどの政策関係者がベッド数の削減を主張していたのだ」と指摘する。高齢者の増加、不十分な暖房システムのような英国特有の状態からしても、医療関係者がベッド数の必要性を過小評価していたとしか思えない。そこへやってきたのがコロナ禍というわけ。

デンマークを見よ

ただ、そうはいっても英国はもう少しうまくやろうと思えばできたのではないか?とThe Economistは問いかけます。英国と似たような状況であったにも拘わらず、うまく切り抜けてきた国もある。人口1000人あたりのベッド数2.5 と言えば、デンマークのベッド数は英国と似たようなものだった。にも拘わらず問題の数は英国よりもはるかに少ない。その理由はデンマークでは患者の流れを正確にモニターする仕組みが使われていたということ。例えば「救急外来」(A & E)に送られて来る患者の数、どの程度の患者が待機しているのか…のような情報が常に明らかにされていたので、病床利用も効率的に行われていた。 

 

さらに重要なのは、デンマークでは長期的な視野に立つ高齢者ケアが実施されていたのに対して英国の場合では「コミュニティ・ナース」と呼ばれる介護人の数が減らされるなど、社会的なケアの分野が無視される傾向にあった。それが理由で、13,721ものベッド(病院全体の13%)が本来なら退院しても構わない患者によって埋められるという結果になったりしていた。

自宅ケアの充実を

英国の病院はベッド不足やスタッフ不足に悩んでいるかもしれないが、そもそもベッドを減らした目的は何であったのかを考えてみる必要もある。それは人口の高齢化に対処する唯一の方法が、人びとがなるべく病院に頼ることなく自分の家で生きていけるような状態になるということだったはずである。ただ…
  • 入院患者の数を減らしたいのであれば、別の生き方に対する十分な経済対策を打っておく必要が必要があるだろう。 But if you want more people out of hospital, you must also fund the alternatives.
とThe Economistの記事は結ばれています。

▼それにしても上のグラフに見る韓国と日本のベッド数は何故ほかとこれほどまでにかけ離れているのですかね。多少のひいき目もあるのかもしれないけれど、「病院」や「病人」という存在に対する意識の差があるのではありませんかね。

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3)英国人と死刑制度

駐日英国大使のジュリア・ロングボトム(Julia Longbottom)が「日本は死刑制度を廃止すべきだ」という趣旨の発言をして話題を呼びましたね。昨年(2022年)10月に、日本の政治家が集まる会合で行ったスピーチの中でこれを訴えたし、その後のメディアとのインタビューの中でも、日英間の人権に対する価値観の共有の大切さを訴えて「日本が洗練された民主主義社会であるにもかかわらず死刑があることに、英国人の多くは衝撃を受けます」と語っている。


ロングボトム駐日英国大使

現役の大使が、場合によっては「政治発言」ともとられかねない発言をすることに(むささびも)ちょっと驚いたわけですが、大使によると英国では1965年に殺人罪を理由とする死刑執行の一時停止が決められ、1969年に制度そのものの廃止が決められているのですね。

世論調査機関のYouGovによると、英国で最後の死刑が執行されたのは1964年8月だそうです。ほぼ60年も前の話です。が、YouGovのアンケート調査によると、現在でも死刑復活を求める声は根強く、50%が復活に反対しているとはいえ10人に4人がこれを求めている(「分からない」は10%)。

YouGovの調査によると、死刑の復活に積極的なのは「保守党支持者・男性・高齢者」ということになる。特に積極的なのは子供の殺人、テロリズムの一環として行われた殺人、複数殺人などとなっているけれど、「殺人なら何でも死刑」というわけではない。


英国人の社会意識などを調査する機関にNatCenという組織があるのですが、その組織が1986年から毎年のように死刑制度に対する意識調査を行っている。下のグラフがその結果なのですが、1986~2014年の約30年間で2014年に初めて「死刑制度賛成」の意見が50%を切っている。

犯罪によっては「死刑が最もふさわしい」と考える英国人の割合
1986~2014年NatCen


NatCenによると、死刑制度に対する賛成意見が下火になり始めたのは1990年代に入ってからで、この頃には同性結婚、婚前性交渉などの「リベラル」な発想が影響力を持ち始めていた。さらにこの頃にはアメリカにおける死刑の残酷さ(botched)が話題となり、英国内でも死刑そのものに対する拒否反応が高まってきた。
 
▼これも日本では広く報道されているところであるけれど、内閣府の世論調査によると日本では「死刑は廃止すべし」はたったの9.0%しかおらず「やむを得ない」が80.8%もいるのですね(「わからない・一概に言えない」は10.2%)。日本人のこの意識はどのように解釈するべきなのでしょうか?あえて言葉で表現するならば「保守的」ということになるのでしょうか?だとすると、何を「保守」する姿勢なのでありましょうか?

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4)再掲載:東日本大震災・英国特派員の報告

トルコとシリアの大地震には言葉もありませんね。大々的に伝えるBBCの報道などに接すると、あの大きな見出しや写真の向こう側で悲嘆に暮れる人びとのことが思われて、余計腹立たしくなります。そう言えば、あの東日本大震災のときも恐怖と無力感にさいなまれながらも、英国特派員の報告を掲載していたことを思い出しました。今回はその再掲載です。

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再掲載:粘り強い国の地震・津波・原発

The Times特派員のレポート
むささびジャーナル2011年3月17日号
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2011年3月17日付のThe Timesのサイトに、東京特派員のRichard Lloyd Parryが東北大地震についてのレポートを書いています。仙台からのレポートです。題して「最悪の事態が起こったとしても、この粘り強い国の対応は世界の模範となるであろう」(If the worst happens, this resilient nation’s response will set an example to the world)。Lloyd Parryは英国のジャーナリストとして日本で暮らすこと16年になるそうです。


抜粋して紹介すると・・・。
  • 日本にとってのこのボディ・ブロー(大地震+津波+原発事故)はどのような効果をもたらすのだろうか?日本をノックアウトさせてしまうのだろうか?あるいは、日本人はかつて何度もそうであったように立ち向かって、団結心、目的意識、そして最も日本的なものである「敢闘精神」をもって暗黒の時代から再び蘇るのだろうか?

  • 原子炉やオーバヒートし、がれきの下に遺体が埋もれているというときに、わずか5日間で、そのような壮大な判断を下すのは不可能なことである。しかし、原発危機について日本政府がどのようなパフォーマンスを見せようが、普通の日本人が素晴らしい成績を残したことは明らかであり、ここでもまた例外的とも言える日本社会の強さを見せつけたことも明らかなことである。それは目に見えるような形で示せるようなクオリティではない。起こっていない事柄の中に極めて明確に見ることができるようなものなのだ。たとえば、これまでに深刻な店舗における略奪行為は報告されていない。食糧、水、石油、ガソリンなどが不足しているにもかかわらず、それらの価格は先週(震災前)とほとんど同じようなレベルなのだ。店舗やガソリン・ステーションには長い行列が見られるけれど、誰も列を乱したり、口げんかをしたりすることがない。イライラしてクルマの警笛を鳴らしたり、ということもないのである。
  • 日本的な親切も全く失われていない。仙台においては、市役所が帰るべき家がない旅行者のための避難所として開放されている。そこで私は見ず知らずの人々からお菓子をもらった。無理やり私に押しつけて行ったのだ。塩釜の避難所では、1000人もの被災者のための夕飯を見つけるのに四苦八苦であるにもかかわらず、この私にまでかまぼこをいくつかくれた。どうしても持って行けと言うのであった。

  • 日本が地震と津波から立ち直ることを疑いがないし、おそらく世界を驚かせるようなスピード回復するであろう。原発における放射能漏洩は、津波や地震とは違った性格の危機であり、きわめて複雑な問題である。地震国であるにもかかわらずこれほど多くの原子力発電所を作ったことで、日本は全くもって誤った選択をしたことを世に示したことになった。これから政府が、情報を共有する率直さと必要な避難を実施するだけのスキルを持って対応するということは、政府にとっては大変なチャレンジであると言えるし、その能力が容赦なく問われることになる。
  • しかしながら、たとえ最悪の事態となって、大量の放射能がばらまかれ、大混乱の脱出劇につながったとしても、それは世界のどの場所におけるよりも、醜悪さ・混乱・恐怖などの少ない脱出となるであろう。この数日間で日本人は再び日本人らしさを見せつけたのである。そのような人々とともに生きていることに、私は誇りを覚えるのである。


~この記事へのむささびのコメント~
2011年3月17日
▼テレビで被災地と原発のシーンばかり見ているといい加減に疲れます。なのに他に手がつかないので、結局見ることになってしまう。で、余計疲れるわけであります。ということは、そういう状態と共存することしかないってこと。メディアも含めて日本全体がガタガタしているように見えるけれど、私としては、菅さんも枝野さんも東電も保安院も、みんなよくやっていると思います。というより、誰がやってもこれ以上のことはできないだろうってことです。

▼それにしても、一番よくやっていると思うのは被災者の方々です。自分たちが腹ぺこのはずなのに、Lloyd Parryにかまぼこを持って行けと言って譲らない人々です。とにかく今は彼らと団結して、被災者と共にあるしかない。疲れたなんて贅沢ってもんだ。

▼うちはこれから3時間の停電です。

▼トルコの地震を伝えるBBCのサイトです。パソコンの画面を左右一杯に使うことで、状況が如何に深刻であるかを表現しているわけですが、「いくら大騒ぎしても、パソコン上の話だもんね」という空しさも感じます。では騒がなくてもいいのか?そんなことはもちろんない…できれば惨劇の中にもどこか「希望」を感じさせるような報道をして欲しい…なんてことはBBCだって分かり切っているのよね。

▼「再掲載」として紹介した英国人記者の記事ですが、2011年の掲載分には英文も載せてあります。

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5)どうでも英和辞書
A-Zの総合索引はこちら
LGBTQ:性的少数者

最近のメディアでは目にしない・耳にしない日はないほどよく聞く言葉ですが、むささびは正確な意味は知らずに過ごしてきました。この際ハッキリさせておこうではありませんか。
  • L: Lesbian(女性の同性愛者)
  • G:Gay(男性の同性愛者)
    B:Bisexual(両性愛者)
    T:Transgender(出生時に持っていた認識と性別が違う人)
    Q:Queer/Questioning(性的に変わっている人)
このうち "Q" は「ヘンな奴」のQueerや「常識に対して疑問を呈する人間」という意味のQuestioningを意味する言葉として使われている。

TRPチャンネルというサイトによると、日本におけるLGBTQの割合は3~10%なのだとか。最近のBBCのサイトによると、現在ウェールズで性的変更が容易に行えるようにするための法整備が進められている。

英国政府の平等局(Equalities Office)が2018年にLGBTを対象にした意識調査(National LGBT Survey)を行っているのですが、それによると普通の人間の場合は生活上の満足度が "10:7.7" なのに、LGBTの場合は "10:6.5" とわずかに低いという数字が出ている。またLGBTの3分の2が「人前では手を取り合うことをしない:they avoid holding hands with a same-sex partner」と答えている。他者から悪い印象を引き出しかねない(negative reaction from others)というのがその理由だそうです。

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6)むささびの鳴き声
▼「どうでも英和辞書」のところで「性的少数者」(LGBTQ)のことに触れた際に言いたかったのでありますが、スペースが足りなくて…。岸田首相の秘書官なる人物が「同性婚なんて見るのもイヤだ」とか言ってクビになりましたよね。この人物や岸田のことは論外(語るに値しないという意味)として、「見るのもイヤだ」発言をさせてしまった「オフレコを前提にした記者団の取材」って何なのです?記者と呼ばれる人たちは、どうしてそのような時間の無駄を許すのです?「発言を書けないのなら会見もしません、私ら忙しいんだ」とでも言うべきだったのでは?ってこと。

▼と、このような言い草は、むささびのように取材でメシを食っていない人間の言うこと、かな?記者たちの総本部ともいえる日本新聞協会という組織によると「真実や事実の深層、実態に迫り、その背景を正確に把握するための有効な手法で、結果として国民の知る権利にこたえうる重要な手段である」ということになる。つまり「アンタはLGBTをどう思ってるんです?絶対に記事にはしないから教えて!」「オ-ケー、でも記事にしちゃダメだからね」という話が成り立つってこと。メディアと政府関係者が秘密を共有することがあるということですが、日本新聞協会は「国民の知る権利を制約・制限する結果を招く安易なオフレコ取材は厳に慎むべきである」と言っている。だったら最初から禁止すればいいじゃん?

▼ジャーナリストの江川紹子さんの証言(共同通信)によると、このオフレコ会見の際には問題の秘書官と記者の間で次のようなやりとりがあったのだ、と。
  • 記者:岸田文雄首相は国会で同性婚制度導入に関し「社会が変わっていく」と答弁した。
  • 秘書官:社会の在り方が変わる。でも反対している人は結構いる。秘書官室は全員反対で、私の身の回りも反対だ。
  • 記者:世論調査で若手の賛成が増えている。
  • 秘書官:何も影響が分かっていないからではないか。同性婚導入となると、社会のありようが変わってしまう。国を捨てる人、この国にはいたくないと言って反対する人は結構いる。
  • 記者:悪影響は思いつかない。
  • 秘書官:隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ。人権は尊重するが、選択的夫婦別姓よりは同性婚の方がインパクトが大きい。
▼この秘書官(荒井勝喜氏)ですが、ウィキペディアによると、1967年生まれの55才、情報をコピペすると「地方公務員から早稲田大学を卒業。通商産業省及び経済産業省官僚を経て、2021年10月の岸田内閣発足と同時に首相秘書官へ就任。広報を担当し、演説の執筆やメディア対応など、首相のスポークスマン的役割を担っていた」ということになる。「広報を担当」なんて、むささびとしては、何だか自分のことを言われているような気がしないでもない。それにしても「(LGBTは)隣に住んでいたら嫌、見るのも嫌」だなんて、どういう感覚してるの?

▼むささびが度々お世話になる北九州の東八幡教会の奥田知志牧師は、自分の友人にLGBTであることをネットに公表され自殺に追い込まれた大学生がいたのだそうです。その一方でLGBTであることを公表して戦いつつ生きる人たちもいる。LGBTはかつて杉田水脈とかいう政治家に「子どもを産まないから生産性がない」と言われたことがあったけれど、奥田牧師に言わせると、声を上げるLGBTの人々の姿に多くの人びとが生きる力をもらっている。杉田という政治家や荒井という秘書官に最終的に打ち勝つのは「いのちに意味がある」という断言しかない…と奥田牧師は言っている。岸田さんにはわっかんねぇだろな、情けないわ、ほんまに。

▼最近、埼玉県飯能市にもついに雪が降りました。2月も間もなく半ばです。お元気で!

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