目次
1)スライドショー:雲を愛でる
2)英国人の「気分」を数字化すると
3)再掲載:天皇に手紙? 結構じゃありませんか
4)再掲載:英国人も政治にしらけている?
5)どうでも英和辞書
6)むささびの鳴き声
7)むささび俳壇
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1)スライドショー:雲を愛でる
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以前にも何度か紹介したことがあるけれど、英国(だと思う)にCloud Appreciation Society という「雲を見るのが大好き」という人間が集まったグループがあります。Appreciationは「価値を認める」とか「有難いと思う」というような意味ですね。今回もそのような物好きたちの作品をお借りしてスライドを作ることにしました。ここをクリックすると、彼らが作った「雲の世界地図」(Memory Cloud Atlas) というのが出ています。この地図は、何故か見ているだけで楽しい。 |
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2)英国人の「気分」を数字化すると
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英国の世論調査機関であるYouGovのサイトを見ていたら "Self & Identity" という名前のセクションがありました。自分が属している「英国」という社会において自分が何を感じながら暮らしているのかを数字化したもので、2019年~2024年の5年分の結果をまとめて報告しています。
2019年から現在までには国民全体として「感情的」にならざるを得ないことがあった。例えばウクライナ戦争が始まったのは2014年2月という説もあるけれど、ロシアによるフルスケールの侵略が始まったのは2022年2月です。またエリザベス女王が死去されたのは2022年9月8日だった。
全体的に言うと、いろいろあるある「感情(emotion)」の中で最も一般的なのが「幸福:happiness」で、過去5年間で45%がこの感覚を「最も一般的」であるとしている。当然ながら、人間いつもハッピーというわけではない。YouGovの調査によると「2番目に一般的」な感情は「ストレスを感じる:stressed(40%)」であり、「3番目」として「欲求不満:frustrated(35%)」が挙げられている。 |
過去5年間の生活の中で、英国人が最も普通に感じたムード
the most common mood expressed by Britons over the past five years
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▼YouGovの解説によると、どんな時でも英国人の約4分の1 (26%)が感じるのが「満足感:content」なのだそうです。"content"
という言葉は辞書では次のように定義されています。
- pleased with your situation and not hoping for change or improvement: 自分の置かれた状態に喜びを見出し、変化や向上を求めようとしない
例文としては次のようなものがある。
- I'd be content with a modest income.
- He's quite content living on his own.
- I'm content to sit at the back.
- They were content with second hand clothes.
どれも「革新的」というより「現状維持」を志向する姿勢のようです。つまり「英国的」ということ? |
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3)再掲載:天皇に手紙? 結構じゃありませんか
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むささびジャーナルには、毎号掲載される記事に「むささびの鳴き声」というのがあります。かつて「鳴き声」は独立・臨時のコラムとして存在していたのですが、いつの間にか毎号掲載されるものになってしまいました。
最近、このコラムが「独立・臨時」であった頃の記事を読み直していたら、112番目(2013年11月3日)に掲載されたものに、日本の皇室が主催する「園遊会」なるものに招待されたある国会議員が自分の手紙を天皇陛下に直接手渡したという行為が問題になっているという趣旨の記事が出ていました。
如何にも今でもありそうな出来事についてのむささびの「独断と偏見」を披露しています。それほど長いものではありません。よろしければお付き合いください。 |
天皇に手紙? 結構じゃありませんか
むささびの鳴き声112号(2013年11月3日)
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2013年10月31日に開かれた「秋の園遊会」なるものに招かれた山本太郎参院議員が「原発事故の現状を知ってほしかった」という趣旨の手紙を天皇陛下に渡したという「出来事」について11月1日付のある日本の新聞のサイトに
- 山本太郎議員に辞職求める声 園遊会で陛下に手紙渡す
という見出しの記事が掲載されていました。
記事では8人の政治家のコメントが紹介されています。少しだけコピペすると「議員辞職ものだ」(下村文科相)、「極めて配慮にかけた行為ではないかと思う」(公明党・井上幹事長)、「日本国民であれば<中略>陛下に対してそういう態度振る舞いはあってはならない」(橋下大阪市長)・・・8人が8人とも「けしからん」という意見のようであります。この新聞の記者の書いた部分も「議員辞職を求める声が相次いだ」となっています。 |
山本太郎議員 |
実はこの新聞のサイトには10月31日付で、国会内での山本議員と記者団との主なやりとりが一問一答形式で掲載されています。記者たちの質問をいくつか列挙すると・・・
- 異例のことで、自民党からも批判の声が出ている。国会議員という立場で手紙を渡すことは、(天皇陛下の)政治利用にあたるのではないか?
- 単なる政治パフォーマンスにしか見えない。政治利用したということにつながらないのか?
- 手紙を渡すことがいけないことという認識はなかったのか?
これらの質問だけを読むと、山本さんを囲んだ記者たちは全員、彼の行為がとてつもなく悪いことであると信じ切っているように見えません?これが(むささびには)気持ちが悪いのであります。国会議員が福島の現状について知ってもらいたいという趣旨の手紙を天皇陛下に渡すと、具体的に日本人にとってどのような悪いことが起こると言うのでしょうか?「皇室の政治利用」などという抽象的な物言いではなく具体的に説明して欲しい。
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例えば昔この国の首都のリーダーをやっていた人が「陛下、尖閣諸島は日本のものであり、中国は怪しからん国であります。ここに私の手紙がありますので、お暇な折にお読みくださいませ・・・」とか言いながら手紙を渡したとします。それを知ったら私(むささび)は極めて不愉快に思うはずです。でもそれはその人が天皇を「政治利用」したからではない。言っていることの内容が下らないからです(ちなみに上に紹介した山本議員との一問一答は別の新聞の方がちゃんと書いています。少なくとも質問が不愉快ということはない)。
この新聞が紹介している「山本太郎議員に辞職求める声」を読むと、要するに政治家は天皇には庶民のことについて直訴などするべきではない、と言っている。ただ、むささびが心底気に入らないと思うのは、ここでキャンキャン言っている政治家ではない。これらの声を「議員辞職を求める声が相次いだ」という表現で大喜びで掲載したこの新聞が気に入らないと思っているわけであります。この新聞が紹介した下村文科相のコメントには次のような発言が入っています。
- これを認めれば、いろんな行事で天皇陛下に手紙を渡すことを認めることになる。
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下村文科相 |
それの何が悪いのでありましょうか?政治家がみんな天皇陛下に手紙を渡したいのなら、そうすればいいじゃありませんか?「政治利用をしてはならない」という決まり文句を金科玉条のように崇め奉り、皇室を二重橋のあちら側に閉じ込めておこうとするよりは、はるかに健全であります。天皇の「政治利用」は安倍さんの祖父である岸信介さんのような人々が戦争中にやったことです。天皇陛下万歳!を強制して多くの人々の命を奪った。それと園遊会で手紙を手渡すのとでは意味が全く違う。
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▼全く個人的なことで、皆さまにとってはどうでもいいことですが、私、家庭の事情もあって上に述べた「この新聞」を何十年も購読していたのですが、それを止めてから4年くらいになります。いまだに販売店の人が「考え直してくれませんか」と頼みに来ます。4年も経っているのに、です。可哀そうな気がするけれど、これでは購読しろと言う方がムリってもんだ。止めて良かった!(2013/11/3) |
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4)再掲載:英国人も政治にしらけている?
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この記事は、今から約10年前の春から半年間、英国に滞在する機会を得たむささびが直接触れた英国の政治(選挙)について書いたものです。むささびが英国に滞在したのは、ミセス・むささびが約1年間、英国に留学することになったおかげで、それに便乗してむささびも「英国」を体験する機会に恵まれたということです。 |
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実に当たり前のハナシでありますが、日本にいながらインターネットを頼りに英国をウォッチングするのと、英国に身を置きながら英国を見るのではずいぶん違います。最近BBCで放映された"Power to the People"というドキュメンタリー番組を見ながらそのように感じてしまいました。
かつては保守党の党首にもなるのではないかと言われながら、いまはテレビを中心に評論家の仕事をしているMichael Portilloが、英国中のコミュニティを訪問して地元の人々と話をするという筋書きだった。選挙が近づく中で、Portilloの問題意識として、いまの英国では政治とか政治家というものが国民から遊離しているということがあって、「どのようにすれば政治が再び人々と繋がることができるのか?(how can politics reconnect with people?)」ということを問い直そうということがあったわけです。
結論からいうと、Portilloが訪れるどの町でも、間もなく行われる下院議員選挙についての関心が低く、その背景として「どの党が政権についても、どうせ自分たちの声が聞かれるということはないだろう」という諦めのようなものがある。少しだけ違ったのは「選挙で選ばれた市長」がいる町では、市長という政治家の存在を身近に感じているということと、どうしても自分たちの町に公的なサービスが必要となった場合は、住民自らがその運営に乗り出すボランティア精神のようなものがそれなりに芽吹いているということだったわけです。 |
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かつて紹介させてもらったとおり、英国の地方都市で選挙で選ばれた市長さんがいるのはたったの12です。ロンドンもその一つですが、全国の地方自治体が152あることを考えるとたった12というのはいかにも少ない・・・というより、自治体によって選挙で選ばれる市長がいたりいなかったりという方が不思議だと思いません?
Portilloが訪問するどの町でも住民に問いかけた質問が「自分の町について責任をとる(taking responsibility)ことを望むか?」というものであったことで、それに対する住民の答えは、この番組に関する限りは「イエス」だった。番組はキャスター役のMichael Portilloが視聴者に対して「政治は政治家がやるもの(politics is about politicians)という考えかたを止めなければならない」というメッセージを語るところで終わりでした。
Power to the Peopleという番組のタイトルは、保守党のキャメロン党首が最初から掲げているスローガンの一つです。権力がロンドンの中央政府に集中しすぎているのを改めて、「中央から地方へ」という分権(地方政府による税金の徴収も含む)ということもその一つですが、キャメロンが言っているのは「地方政府から住民へ」という意味の「分権」であり、その推進役を買うのが、この番組にも出てきた地方コミュニティにあるボランティア組織であるというのも、この番組のメッセージだったわけです。 |
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この番組を見ていて、ちょっと意外に思ったのが、出てくる普通の英国人たちが政治というものに対して持っている諦め感覚の強さだった。それは、日本でもよく聞かれる「どうせだれがやっても変わらないのでは?」というのともちょっと違う。英国人の方が政治とか政治家に対して怒っている度合が強いということであり、「政治家は頼りにできないのだから、自分たちでやろう」という考え方に結びつき勝ちであるということです。
私が暮らしている村から10分ほどクルマで行くとWitneyという町に出ます。ここには全国チェーンのスーパーもあるので、それなりに賑わっている。Witneyも含めたこのあたり一帯は、今度の選挙では保守党のデイビッド・キャメロンの選挙区です。英国の場合は、日本の選挙と違って選挙区=出身地というわけではありませんが、いまのところWitneyの町にはCameronのCの字も見えない。
BBCのPower to the Peopleという番組を見ながら、英国の二大政党制をモデルにしているように言われる日本の政治について考えてしまった。あの番組に出てきた町の人たちが、自分たちの町を選挙区にする政治家の名前を殆ど知らない。英国の場合、国会議員は「おらが町の先生」ではなくて、ロンドンにある党本部が押しつけてきた人物なのですね。だからこそ「人物」ではなく「政策」を争う選挙ができる・・・これが英国の民主主義(の良さ)なのだ、と言われてきた。 |
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で、Portilloの番組で示された英国人の中央政府や中央官庁に対するシラケ感覚に接すると、この国の人たちも現状に対する不満を抱えていて、変化を模索しているのではないかと思ったりしたわけです。アメリカではそれまでの常識を破ってオバマという人が大統領になったし、日本でも「自民党政権は変わらない」とされていた常識が打ち砕かれてしまった・・・というわけで、英国でもこれまでの常識が覆るような選挙になるのかもしれないと思ったりするわけです。 |
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▼Witneyのパブのオーナーが私に「アタシはhung parliamentでいいと思うけどなぁ」と言っておりました。つまりどの政党も過半数に達しない状態の議会のことで、場合によっては多数党が政権についたとしても、別の党との連立を組まざるを得なくなるかもしれない。このオーナーは、今までのように「二大政党制」で、一党が圧倒的な力(リーダーシップ)を持って政治を行う「英国的民主主義」そのものに疑問を持ち始めているのかもしれないと(私は)感じてしまったわけであります。さらにPortilloの番組で紹介された、選挙区の政治家を知らない人たちは、主要政党によって送り込
まれた政治家、自分たちのコミュニティには直接関係のない政治家に投票するという「民主主義」にも疑問を持ち始めているのではないかとも・・・。 |
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5)どうでも英和辞書 <A-Zの総合索引はこちら>
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Anonymous scream:阿鼻叫喚
ヤフーニュースに
という見出しの記事が出ていました。阿鼻叫喚?聞いたことはあるけれど…と思って、この言葉をGoogle検索に入れてみたら「英語」として "Anonymous
scream" というのが出てきた。そのままCambridgeの辞書に入れてみたら何も出てこなかった。つまり「そんな言葉は存在しない」という意味ですよね。"scream"
は「叫ぶ」というような意味で、"anonymous" は
- made or done by someone whose name is not known or not made public
と説明されていた。要するに「何だかよく分からない」状態のことを言うらしい。石破氏が総裁になった自民党の内部が "anonymous scream" で一杯ということらしい…。 |
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6)むささびの鳴き声
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▼久しぶりにイングリッシュオークについてしゃべらせてください。「再掲載」の一環です。英国大使館というところに勤務していた最後の年(2002年)に日英グリーン同盟という植樹活動を担当させて貰いました。その年がかつての日英同盟(1902年)から数えて100年目にあたるというので、日本中に英国生まれのオークという樹木の苗木を植えてもらおうという活動だった。
▼その活動の中でどうしても忘れられない電話の会話があった。大阪のある会社経営者からのもので、グリーン同盟のことを聞いて「自分も一本植えたい」というものだった。英国商品の輸入販売をしている会社の社長さんのようであった。
- 「で、どこに植えるのですか?」と私。
「あたしが昔通った小学校だんね」
「その小学校が何か英国と関係でも?」
「ありまへん、何も。ただグリーン同盟は日英同盟100周年記念事業ですな。その小学校も来年(2002年)で創立100周年なんですわ」
「はぁ・・・」
「あきまへんか?あたしも今年で60なります。今まで商売・商売ばかり考えてきたんですわ」
「ええ・・・」
「ここらで何か世の中のためにええことをしたいと思うんですわ」
「なるほど・・・とにかくこちらで検討させてください。それからお返事を差し上げます」
▼というわけで電話を切ったのであるが、私としては、ここだけは植えて貰いたいと心に決めてしまっていた。で、2002年2月、この小学校の創立100周年記念行事の一環としてイングリッシュオークの植樹式が行われた。送ってもらった写真によると、大阪の英国総領事夫妻も参加して盛大に行われたようだった。
▼「世の中のためにええことをしたい」という私と同年代のこのビジネスマンの真意のほどは分からない。純粋にそう思ったのかもしれないし、彼なりの「名誉欲」のようなものがあったのかもしれない。あるいはその両方であったかもしれない。 さして大きくもない(と思われる)会社の経営者である。おそらく毎日が商売のことでアタマがいっぱいの筈だ。50年も前に卒業した母校に小さな木を一本寄贈したからといって「金儲け」には何の関係もないだろう。
▼あれから22年、「世の中のためにええことをしたい」と言っていたあの大阪のビジネスマンも、あの日に植えたオークのことなど忘れてしまっているかもしれない。しかし彼が忘れようが憶えていようが、あの小さなオークは、あの小学校に植えられて子供たちと毎日を過ごしている。大きく育つのか、途中で枯れてしまうのか、誰にも分からない。順調に育てば30年後には大きな枝を広げて夏には涼しい木蔭を作っているであろう。「ええことしたい」と言ったビジネスマンも、彼の言葉に動かされてしまった私も90才になっている。
▼それまで生きていたとしたら、私はそのビジネスマンと二人で、その小学校へ行って立派に育ったオークの木を眺めてみたいと思っているけれど、これには超えなければならないハードルが二つある。一つはその小学校が統廃合されることもなく、生き残っていなければならないということ。そしてもう一つには、二人合わせて180才にもなる老人がその小学校へ行っても「あんたら、なんやねん」と校門のあたりで追い返されてしまうかもしれないということである。二人とも言葉もまともに喋れずに、ただ「アー、アー」とか言いながらしわくちゃな手で校庭のオークを指さすしか能がないかもしれない。「あの木は我々が植えたんです・・・」と言いたいのであるが、歯は抜けているし、ろれつも回らない。結局守衛に追い返されて・・・こちらのハードルは小学校の統廃合などよりも、もっと高い。 |
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7)むささび俳壇
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