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Miyao's Oxfordshire Diary 023
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2010.7.16-20
7月16日(金):Nearly done!?

9時半ごろジロタンを駅まで送り、その足で私はFinstockのCedarCottageへ。11時からOverdaleでKarinのFeldenkraise、そのあと12時からはMervに乗ってのレッスンを予約してあるからだ。

Feldenkraiseは2回目だが、前回とは別の動かし方。ポイントは関節の周りをゆっくり動かすことで、関節回りの油?の分泌を良くしているのではないか、、という気がする。そのあとはいつものように馬場でレッスン。DiagnalPairという先週やった足の合わせ方(馬の内側の前足が地面に着いたときに乗り手は腰を上げる)と胸から馬の首に向かってパワーを伝えること、それから立ち上がった時には恥骨を鞍の前すれすれまで出すこと(丁度お尻を後ろから押されているような気持で)、それから脚はHeelDownには違いないのだが、馬の胴より脚を前に出したのではダメで、馬の後ろ腹の位置でかかとを下げ気味にポジションを取れると良いと教えられる。私はつま先が時々下がって(かかとが上がるとも言える)しまうので、それを気をつけるようにと言われる。それから手綱を持つ手の向き(親指を上にして進行方向に向ける)と両手を広げる幅(これをKarinは手でCorridorを作りそのCorridorを通して馬にパワーを伝えるのだから、狭くなってしまうとFireDoorが閉まったようになって乗り手のパワーが馬に伝わらないのだと説明してくれる)それから肘の位置は体に沿わせる感じで肘を広げたり狭めたりしないこと(これは鉄道の線路をイメージするように常に同じ幅を保つこと)を注意するようにとのこと。馬は丁度DoubleDeckerのようなものだから曲がる時も馬の体は原則まっすぐでないといけないので、乗り手も馬の背中でWigleしてはいけないと言われる。

それからもう一つ、これはHelenとの決定的な違いなのだが、Helenはかかとを馬の腹に付けてノッチノッチするようにというのだが、Karinはそれは馬をNaggingしていることになり馬はそれが気に触るのだけれど仕方が無いので我慢して動いているうちに、乗り手の指示に対して鈍感になって来てしまうので、はっきりとした意思を馬に伝えるためにはかかとは馬の腹から原則離して置き、指示を与える時は両手を合わせて拍手をするのと同じ気持で両足で拍手をするように馬の腹をボンと叩くのだとのこと。この時も腰と重心の位置は動かさずに馬の上でどっかり座ったままにして、足は脱力状態で動かすのが正しいのだとのこと。

雨と風と工事のブルドーザの音が気になるようで、Mervも耳をしょっちゅう動かしていた。

今日もキャンターを左右両方の手前でやるが、Mervは左手前は上手くスタートしてくれるのだが、右手前だとタイミングを上手くあわせるのが難しい。それでもKarinは「Nearly done...You did very well, Miyako!」と言ってくれた。Mervを厩舎に戻してSuddleを外し、Bridleも外し、少しだけGroomingをしてあげてからお金を払って帰って来る。

CedarCottageに戻り早速汗だくになった衣類を洗濯して、乾燥機に入れたところでGardenCentreのFlowerPotCafeに昼ごはんを食べに行く。そばのテーブルのおばあさんが美味しそうなデザートを食べていたので帰るときにウェイトレスの女の人にそのデザートの名前を教えてもらった。ストロベリーパブロバというのだそうだ。そういえばこないだそれをHuffkinsで食べたのを思い出した。次回はGardenCentreのそれを食べてみよう。

今日の天気は荒れ模様で、突然激しい雨が叩きつけるように降って来ては止み、という感じの天気が6時ごろまで続いた。

夕飯に使えるようなものがあるかもしれないと思い、歩いてCharlburyの生協に買い物に行った。レジをする時にお店の人に聞いたら夜は10時まで開けているのだそうで、これは正直有難い。ムサカというイスラエル料理のチンするタイプのものが売っていたのでそれを買ってきて夕飯にする。

ジロタンがOxfordでメールチェックをしたら、Lorraineからジャケットが出来てきたというメールが来ていたそうで、今メールが出来ない状態だと言うメールを出しておいてくれたとのこと。


明日がいよいよCedar Cottageとのお別れの日だ。出来ればCedarCottageから直接日本に帰りたかったなぁ、、と思う。でもとにかく10ヶ月と少々の間、不安になることが全く無く落ち着いて暮らせる雰囲気を与えてくれたこのCottageとFinstock村には心から感謝したい。


7月17日(土):空っぽのCedar Cottage

9時ごろにCedarCottageに行き、洗濯機に洗濯物を入れてから自転車の後ろのタイヤに空気を入れようと思ったら全く入らないことが分かり、空気入れを買ったり、箱を縛るロープを買ったり、Citibankでお金をおろしたりするためにWitneyへ行く。Waitroseで食料品を買ってからCedarCottageに戻る。自転車の空気を入れてみたら無事に入ったのでホッとする。この自転車はFleurの資金集めの商品として、提供する約束をしてあるので、ちゃんとしてないと困るのだ。それから荷物の箱(本が入った重い箱を二つ含めて7箱?)をクルマに積んでCharlburyへ運ぶ。少し休んでからお昼を食べるためにヘルスクラブへ行こうということになり、その前に一度Cedar Cottageに寄ってドライヤーから洗濯物を出してから行く。

まず食事をしてからプールへ行くが、人が沢山いたために私はサウナへ最初に行き、プールへ戻って来たがまだ人がいたので、ジャクジィに入っているうちにプールで泳いでいる人が一人だけになったので、一応入って2往復だけして上がる。それからゴルフの練習をジロタンとしてからまたCedar Cottageに戻り、今度は大きな箱を二つ含めて何個かクルマに入れ、残った荷物はもう一度戻って来て運ぶことにして、またCharlburyに来て荷物を降ろし、2階の家まで運び入れた。少し休んでからまたCedarCottageに行き、今度は残り全部の荷物を車に入れ、Marthaに自転車を預かってもらおうと頼みに行くと、月曜日にFraserさんがどうせCharlburyで仕事をするので、ついでに運んであげると言ってくれたので、お願いすることにしてついでにBillieを散歩させてから、空っぽになったCedarCottageを後にしてCharlburyの家に来る。Fraserさんの話ではCottageのオーナーが23日には戻ってくるようだとのこと。MarthaがきれいになったCottageを見てびっくりしていた。我ながら一人でよくここまでキレイにしたものだなぁ、、、とチョー満足。

帰り足にCharlburyにあるFraserさんの借家のNine Acres CloseのNo2という家を見に行った。確かに夕日がきれいに見える家のようだった。Furnishedだったらここがよかったかも、、、と思えるところだった。

夜ご飯はWaitroseで買ったHaddockのフライとモヤシ炒めとパン。

あとは19日のFinal CheckでFinstockのCottageとはお別れだ、、、。明日はBlueCrossのボランティアを午前中にやったあと、フィリダの別荘へジロタンと招待されているので出かけることになっている。

夜、BTからCall Historyというファックスが送られて来たのだが、変なファックスで我々がここにいない2006年の12月分のコールが混ざっているのだ、、。全くこの国のいろいろなところの不正確さや解りにくさにはいい加減辟易する。


7月18日(日):LadyとRuby

8時半からのBlueCrossのボランティアのため、8時にCharlburyの家を出る。駐車場でキャサリンに会ったので名刺を渡してメールアドレスを教え、彼女もメールアドレスを書いたメモを渡してくれた。Block1のケンネルの中と外の掃除(これはかなり慣れて来てスイスイと出来るようになって来たのでラクだ)を済ませてから休憩を挟んでLadyの散歩とRuby(茶色のセッター)の散歩をさせる。Ladyは例によって始めは落ち着かずキョトキョトしてハーハーと呼吸をしていたのだが、ボール遊びを長い時間かけてやってあげると随分落ち着いて歩くようになり、小屋に戻る時も大人しく戻って行った。Rubyの散歩はSimonという男の人のDog Walkerと一緒に回って来るように言われたので、一緒に歩いた。Simonにどのくらいここでボランティアをやっているのかと聞いたら、もう5年もやっているとのこと。この人は色が白くて痩せていて、影の薄い感じのする人で、普通の社会生活をちゃんとやれる人なのだろうか、、、と疑問に感じるようなところがある人だった。フィリダの別荘に招待されているために、今日のボランティアは12時で切り上げ、帰って来る。


ナビにポストコードを入れて、12時40分ごろに家を出る。案外すんなりと場所が見つかり、約束の1時半ごろに到着することが出来た。早速手作りのランチをご主人のChristopherと娘さんと息子さんと我々の6人で、広いダイニングルームで食事をする。Handleという黒いラブラドールが居た。そのあとはSittingRoomに移動してお茶を飲みながら雑談をして、その後今度は近くの川沿いのFootpathのようなところをHandleも連れて一緒に散歩をしながらお喋りをする。全体として感じたのは、話のトピックスが人物評価、歴史、書物などで、この人はああだ、こうだ、、とか今から何百年前にここでこんなことがあった、、とか、自分が読んだ本にはこんなことが書いてあった、、、などで終始するという感じなのだ。何となく別世界の人間の話を聞いているような気分がした。実際の生活感が全く伝わってこないので、空しい会話という気さえしたくらいだ。

帰りもナビですんなりとCharlburyに着く。

夜ご飯は結局ウチにあるスパゲッティを茹でて、玉ねぎとケチャップでソースを作り、ナポリタン風スパゲッティを作る。和中さんから電話があり、ブロードバンドはまだ繋がらないことを話す。Charlburyのコンピュータ修理やさんの電話番号を調べてくれたようで、それを教えてもらう。

10時半ごろダブリンのShoちゃんに電話をする。アイルランドは気に入ったようで、また来たいと思うと言っていた。


7月19日(月):BTに呆れる

今日はBTがブロードバンドを移転するという約束の日である。

Fleurが10時ごろに場所が分からないと言って電話をして来た。生協の前あたりにいるということなので、歩いて迎えに行く。1時ちょっと過ぎまでレッスンをして、1時半頃に帰って行く。

ホームハブを見てみるが案の定まだ青いランプは付いていない。

1時半ごろ少し早めだが、Cedar Cottageに出かける。3時半にFKのBenがFinal Inventory Checkに来るので、それに立ち会うためだ。Garden Centreに行ってお昼でも食べようかと思ったのだが、あまりお腹が空いていなかったので、Lorraineの所へ行って、ジャケットを受け取ることにした。今度はちゃんと背中にAbingdon & Witney College, Equine Staffと刺繍が入っていた。BTが迷惑なことをしてくれたと伝えると、迷惑してない人がいないくらい皆がうんざりしている会社なのだ、、と言っていた。メールが出来るようになったら連絡するからと言って帰って来た。キャンパスにいる間にBenから携帯に電話がかかって来て、3時半で大丈夫か、と言うのでOKだと言ってCottageに戻った。

3時半にBenが来て、Inventoryを一つ一つ見ながらチェックして、最終的にはナイフシャープナーと青いコップが見当たらないと言うので、10ヶ月も住むとどれが前からあったものでどれが自分で買ったものか、良く分からなくなるのだけれど、それは見つけて返すからと伝えた。BenがVery,very,very clean and very easy to check everything in a short timeだと私に言い、それでも結局すす払いの掃除に15ポンド、ガラス掃除に30ポンド、草刈に30ポンド、カーペットクリーニングに110ポンドの合計185ポンドが必要なので、私のDeposit1450ポンドからそれを差し引いた1265ポンドをCharlburyの住所に小切手郵送という形で戻してくれるということで、サインをして終了。カーペットクリーニングに110ポンドというのはちょっと高いような気がしたが、日本円に直して考えてみると1万5千円くらいなので、ま、いいか、、と思うことにした。

自転車をもうこのCottageの庭の階段下に置けないので、Fraserさんの所に持って行ったが誰もいないようなので、家の前に置いて帰って来て、家からMarthaに電話をした。

相変わらずBTのブロードバンドは付いていない。

ジロタンを7時過ぎに駅まで迎えに行き、帰って来てすぐにジロタンがBTに電話をかけた。相変わらず長々待たされて、話した相手が「そんな契約は存在してないみたいです、、、」と言うのを聞いて、ビックリ。何を戯けたことを言っているのか、、、と呆れてしまう。これじゃラチが開かないので、Fraserさんにまた頼むことにして、電話をかけ「今から行ってもいいか」と聞いてから二人でFraser宅へ出かけた。電話をかけてくれたがなかなか相手が出て来ないので、コンピュータにオーダー番号を入れて調べてくれたのを見ると、「只今進行中」というメッセージが出るので、とにかく契約が存在していることだけはハッキリしたので、一応ホッとする。以前Fraserさんが電話で話した時に、夜中の12時までには付けると言ってたそうなので夜中まで待ってみるしかないようだ。夜中までに付かなかったら知らせてくれとFraserさんは親切にも言ってくれたので、Charlburyの家に帰って来た。もう9時半過ぎだったのでパブにでも行って食べようか、、と思い歩いて見たのだが、入りにくい感じのところしか見つからなかったので、生協で食べ物を買って家で食べることにした。生協でPotatoSkinとスイートチリ風味のヌードルとラザニアを売っていたので買った。ポテトスキンは以前学校の食堂で食べてジロタン好みの味であることを知っていたので、迷わず買った。皮付きのお皿状のジャガイモの上にべ-コンとチーズが載っていてチンして食べるこれは本当に美味しいのだ。

ジロタンはAssignmentの一つは終らせたが、もう一つの方はなかなか苦戦しているようで、遅くまでそれをやっていた。


7月20日(火):Bell Hotelのwifiサービス

朝イチバンでジロタンがBTに電話をかける。There is a small mistake、、、と言って24時間以内には使えるようになるからと言われ、仕方がないので信用することにして電話を切る。ジロタンはOxfordのコースに出るために今日は歩いて電車の駅まで行く。

私はPigeon HouseのHelenの乗馬レッスンなので、9時25分頃ここを出てFinstock経由でFreelandに向かう。今日はHelenに手綱を引っ張りながら脚を使うのは、馬にはNaughtyなことなのだから絶対にしないようにとコッピドク言われる。でも「それ以外はとてもよく出来た」と言ってくれた。Sarahから聞いたのか、私が9月始めに帰国することになるので、その前の何回かは外乗(Hackingという)をやるのはどうか、とHelenが私に言ったのでそうすることにして、予約を入れてくれた。あと2回は普通のレッスン、その後9月2日まで(クルマがもう使えない時期なので8月の最後の何処かに変えてもらうかまたはその日はJulianのところからタクシーで往復するつもりでいるかのどちらか)の4回はHackingをすることになる。次回クレジットカードで支払えばOKとのこと。Helenが「アンタはここで何回も乗ってくれたのでSarahに少しディスカウント出来るかどうか聞いてみるよ、保証は出来ないけど、、、」と私に言った。

帰って来てすぐに洗濯をする。しばらくして窓の外を見ると偶然Fraserさんのトラックが駐車場に入って来たのが見えたので、窓から手を振る。自転車とダンボール箱を持って来てくれたのだ。中に入ってもらって洗濯機のドライヤーの使い方を教わるが、後でやってみるとやはりタイマーが上手く働かないので使えないようだ。Fraserさんは、私が去年来て一人で家を見つけて自転車を買って、クルマも見つけて、Cottageの後始末も完璧にOrganiseしたのはAdmirableなことだ、と私に言い、お隣さんとして知り合いになれて本当によかった、と言ってくれた。Wychwood Houseを買おうと思ってここに来た時のことなどを少し話してから帰って行った。自転車を臼杵さんの地下倉庫に持って行って入れる。

クロネコヤマトに電話をして、荷物の発送は日本に着くのが帰国後しばらくたってからでも構わないのであれば、ギリギリに発送ということでOKだということを確認する。

教会の安藤さんに書いたカードを出しにCharlburyの郵便局に歩いて行きついでに、ブラブラと町中を歩いてみた。前回Finstockから歩いてきた時は日曜日の午後だったので、お店が全部閉まっていて良く分からなかったのだ。教会の向かいのBell Hotelというパブは週7日、朝8時から夜11時までやっていて、Free WiFiとも書いてあるので今晩当たりジロタンと一緒に来て見ようかと思った。CharlburyのWar Memorial Hallというところで8月7日の夜7時から11時までアメリカのカントリーミュージシャンがコンサートをするという掲示が出ていたので、これは絶対に来ようと思った。

相変わらずホームハブの青いランプはつかないまま、3時になる。

Garden Centreでこないだ聞いたストロベリーパブロバというデザートを食べたいと思ったので、出かける。帰りにFKのBenにナイフシャープナーと青いコップを渡すためにそれを持って出る。途中、スバルのBagleyさんの所に寄って、9月の4日までクルマを使うわけには行かないかと尋ねたところ、MOTはクリアしたのだが、Taxの方が8月31日までになっているので、最低6か月分のTaxをたったの4日間の為に払うというのも勿体無いのでは、、と言われて一応納得してクルマは諦めることにしたが、Taxの額によっては譬え4日間でも価値があるかもしれない、、とも思うのでもう少し考えてみようと思う。FKの帰りにWaitroseでポテトスキンを捜したが、やっぱりなかった。生協独自の商品なのかもしれない、、、。

5時半になってもまだランプは点かないままだ。誰がこういう工事?をやっているのか知らないが、24時間の猶予を貰わないと出来ないくらい忙しいのだろうか、、、。

ジロタンが大学でメールをチェックしたらBTからメッセージが来てたとのことで、かなりガックリ来て絶望的になったというメールを見せてくれた。それにはブロードバンドが使えるようになるのはナント8月の9日で、その日に新しいホームハブの箱が届くようになっているからそれを使えばブロードバンドが使えるようになる、、、と書いてある。Fraserさんが電話でBTに話してくれた内容が全く彼らは理解していなかったとしか考えられない。ジロタンが8時ちょっと前にまたBTに電話をかけて説明をしてもらおうとすると、Account Numberは何か、Account Holderは誰か、とか聞かれて、ここの電話番号が今現在誰の名義になっているのか、我々はテッキリ既に我々の名義に変更されたものだと理解していたのだが、どうも違うようでしかもそれを確認する手立てが我々には無いというのが、苛立ちの原因になりBTの雇っているパートのインド訛りのチョー分かり難い電話応対係りのまちまちなしかもばかげた応対ぶりに、ガッカリしてしまう。横の連絡が的確になされていないことは明白なので、今朝電話で応対した人の、明日の朝8時までには使えるようになっていると言う回答も、まんざら間違いではないのかもしれない。ルーターを手配する係りとブロードバンドの接続を手配する係りと、電話応対の係りがそれぞれ別々に動いているような気配がするため、どの人の言ったことを信用したらいいのかが掴めないのだ。こういうメチャクチャがよくまかり通っているものだ、とタダタダ呆れるばかりだ。そこへ行くとNTTなどは素晴らしく効率的なサービスを提供していると思うのと、やっぱり如何に自分の英語能力が日本語と同じようにクリアでないことに対する歯がゆさを痛切に感じてしまう。手足をもぎ取られているような感じで、じれったいったらありゃしない、、、。やっぱり母国語はラクでいい!!

昼間行ってみたBell Hotelというパブに行って見ることにして、ジロタンのコンピュータを持って出かける。感じの良い女性と男性(このパブの経営者?)がいて、親切にWiFiのパスワードを教えてくれてインターネットに繋ぐことが出来、400何通というメールを受信することが出来、何人かにメールの返事を出し、むささびジャーナルも送信することが出来たのでやれやれだ。Sallyからのメールで23日の夜8時にWitneyのイタリアンレストランでパートタイムのEquineの学生達とディナーをすることになっているので、参加するかどうかの返事を待つという内容だったので、参加したい旨の返事を出す。それからJennyにメールを出して、インターネットがいつ使えるようになるか分からないので、念の為に電話番号、ファックス番号を教えて欲しいと伝えておいた。

パブの食事はまあまあと言うところだった。スープもサラダもかなり塩辛いのが私にはちょっとキツイけれど、店の雰囲気は非常に良いし、店の人も感じが良いので、時々来たら知り合いになれていいかもしれないと思った。何よりも家から近いところでインターネットが出来る場所があるというのは、今の我々には非常に有難い。

隣の席に座った家族連れ(親子3代の4人組み=おばあさんと若夫婦と赤ちゃん)が写真を撮っていたのでシャッターを押して全員の写真を撮ってあげた。

10時半ごろそのパブを出て帰宅。歩いて5~6分なのでラクだった。

明日はFleurのレッスンの時に出来ればBTの人と電話で話してみてもらうか、またはFraseさんのところに行って事情を話してみようと思う。それからヘルスクラブでネットが出来るかどうか試してみようと思う。それとまたBellHotelにも行けたら行こうと思う。少しでも顔なじみになっておきたいと思う。

2010.7.21-26
7月21日(水):電話番号が新しくなる

朝ジロタンがダメもとでインターネットに繋いでみたら、BTからのメッセージがいきなり出て、あなたの電話はコネクトされていません、次のことをやってみてください、、というものだったので、もしかしてブロードバンドが繋がるかもしれない、、、と思い、リセットをしてみた。どうもいつかFinstockの電話がカットされた時と似ているので、ジロタンの携帯に電話をしてみると案の定、途中から録音が流れ、繋がらない。つまりこの電話もカットされてしまったようだ。ジロタンがBに電話をしてみると、このアカウントはクローズされたとのこと。誰もクローズしてくれなど言っていないのに、勝手にカットしたようだ。それで再度繋がるのは8月5日だとのこと。ジロタンが少し粘って何とかもう少し早く付かないのか、、、と聞くと「チェックしてみるので少しまってくれるか」と言ったようで、しばらく待つと今日の5時までには付くけれど、番号が変わってしまうと言われた。それでもよいと答えて更に待つと、アカウントホルダー(いわゆる名義人)が美耶子春海ということにこの時点でかわるとのこと。それじゃアカウントナンバーは何になるのかと聞くと、それは後日郵送で送るからそれを見るようにと言われる。とにかく今日の夕方にはつくというBTの言葉を信じるしかショウガナイ。

Fleurが10時ごろにやって来て、1時半頃までBTに関するお喋りやレッスン。次週はアイルランドから帰って来てからの28日10時からということにする。これはFleurが一回休んだ分の振り替えレッスンになる。このIntensiveは今日で5回目だが、それなりに効果があるように思う。単語も表現方法も以前よりも増えたような気がする。

そのあとはBagleyさんに電話をして、Taxの料金を聞こうと思った。もしそれほど高くなければ、6ヶ月ぶんを支払い、9月からの4日間の足として使う価値のあるお金とも言える。生憎Bagleyさんは留守で、いつものオバサンに事情を説明すると、スバルがその間だけ実費で車をかしてあげられるかもしれないので、Bagleyさんと話をして電話をくれるとのこと。

4時ごろにヘルスクラブへコンピュータを持参してWiFiを使わせてもらう。これはパスワードも何も不要でビジネスセンターの方の部屋で手頃な机も電源もあり、実に静かな所で誰にも邪魔されずに出来たので、ここのすべての施設を自由に使えるという意味でも、8月に退会してしまわないで9月の4日間だけだとしても9月末まで会員でいる方がいろいろな点でメリットが大きいと思った。コンピュータをやりながらWychwoodHouseの新しい番号に電話をかけてみると、普通の呼び出し音が鳴ったので、きっとBTが珍しく約束どおり電話の線を復活させたのだ、、、と思った。

5時半頃にコンピュータをしまい、タオルを貰ってプールに泳ぎに行く。2人しか入っていなかったので10往復をやって、ジャクジィに入りサウナにも入って、6時10分ごろにヘルスクラブを出る。Burfordの道を少し戻って、右に入る道が気になっていたので、ひょっとするとこの道の方がCharlburyに早くつくかもしれないと思い行って見たら、結局あの馬たちのいる道に出て、同じことになることが分かり、この道は余り意味がないことが分かる。

7時10分前ごろにジロタンから電話が来た。新しい電話番号でかかったのでホッとしたとのこと。7時10分ごろにCharlbury駅まで迎えに行く。

夜ご飯はシャケちらしを作り、玉子焼きと味噌汁。

今日は何にしてもヘルスクラブで久しぶりにネットに繋いで安心してメールチェックが出来たことと、BTが電話線だけでも復活してくれたことで、少しは暮らしがラクになった気がする。


7月22日(木):BurfordのGarden Centre

今日は久しぶりに決まった予定が何も無い日である。今日一日をどう使おうか、、、と考える。まずHSBCに行きFKからのリファンドの小切手をアカウントに入れることにした。ついでにWitneyの雑貨屋さんを覗いて歩く。明日のPartTimeEquineコースの人たちと行くイタリアンレストランの場所も確認した。それからBurfordのGardenCentreに行き、サラダとチーズケーキとラテをGardenCentreのカフェで食べ、ゆっくりと小物を見て回る。Fraserさんたちにお世話になったお礼としてあげるのにピッタリのエプロン(胸のところにDear Lord, please make me the kind of person my dog thinks I amと書いてありBillieのようなジャックラッセルテリアがプリントされている)を見つけたのでそれを買う。それから私が飲むサイダーを一本買って帰って来る。

英語のTextをやりながらジロタンからの電話を待つ。7時20分頃に電話があり45分に駅まで迎えに行く。

8時ごろに早速ヘルスクラブに夕飯とインターネットのために出かける。夕飯を食べた後コンピュータをやろうと思ったら、ビジネスセンターは8時で閉まるのだそうで、受付のそばのソファーでやるしかしょうがなかった。ちょっと速度が鈍いようだけれど、一応繋がったので家で入れて行った臼杵さんとLorraineへのメールを送信する。Shoちゃんからメールとアイルランドで撮った写真が送られて来ていた。私がメールチェックをしている間にジロタンはお風呂代わりにジャクジィに入って来た。


7月23日(金):Go for good?

午前中は英語の勉強をして、その後お昼近くになってWitneyのサプリメントのお店で買い物をしてから、スパイスラックとタオルセットを買いにArgosへ行く。Waitroseのそばの新しい建物の一部がオープンしていて、人が一杯来ていたので、私もちょっと覗いてみた。雑貨屋さんのようだ。それから一旦家へ戻り、Overdaleまで時間があったのでヘルスクラブへコンピュータを持って行きメールチェックをしてから、プールで泳ぎサウナに入って、再び家に帰って来る。家でヨーグルトとパンを食べて、乗馬の用意をして、少し早めだったけれどMervのTuckingをやらせてもらえるかもしれないので、3時15分頃に出かける。ナビでOX7 6SDと入れると、やっぱり駅の方からまっすぐあがって行く道だった。所要時間はFinstockからと変わらない23分と出た。途中からはFinstockから行くのと同じ道になり、分かり易かった。

KarinがMervのトウラクと鞍を付けるように言ったので、それをやり馬場にMervを連れて行く。いつものように「先週やったことで何を覚えているか?」とKarinが聞くので、これこれしかじか、、、と答えると「それだけ覚えていれば十分だわ!」と言われる。WalkとTrotで少し手前を変える練習をする。自分で点数をつけるとしたら今の乗り方は何点だと思うか、、とKarinが聞くので7点くらいかな、、、と答える。Karinは自分が教えている生徒でMervに乗っている人は、Mervを私ほど上手くコントロール出来る人が少ないのだと言って、私の乗り方を見ているとちゃんとコントロールしているし、Mervも乗り手が何を求めているかが良く分かって動いているように見える、と言って褒めてくれたのは嬉しかった。それと私は乗りながら、注意されたことを一つ一つチェックして乗っているのが良く分かるとも言ってくれた。キャンターの練習になり、Karinは私の腰を抱えて馬の鞍にピッタリと押し付け、「シートベルトでこんな風に鞍にしっかりと密着されているような感じで乗ってごらん、その時にSeatBoneが垂直に地面に向かっていることを確認して、しっかりと鞍に座ることを意識して、、、」とアドバイスをしてくれた。それからかかとはなるべく下げることを意識して、膝から下の足は馬の後ろの方の位置に馬から放して置き、Shin(スネ)を前方にPushすることで馬を前方に押し出すことが出来るのだ、と教えてくれた。

Directionを馬に伝えるには、親指(Thumb)、視線(Eyes)、Thigh(腿)、そしてつま先(Toe)この4つなのだということ、それから脚の助けをするのが鞭なので、鞭を当てる位置は自分のかかとのすぐ後ろにピシッと入れること(チョコチョコではダメ)、それによって脚と同じ場所に命令が出されたことで、馬が寄り注意を払うことになるので効き目があるのだ、と教えてくれた。非常に分かり易く理屈が通っているKarinの教え方はとても良いと思う。Mervの苦手な左手前のキャンターが今日は上手く出来たじゃないか!とまた褒めてくれた。

レッスンが終了してMervにご褒美のTreatをあげてから、馬やへ戻し鞍を外し、トウラクも外し、Groomingをしてから、ハミを洗いトウラクをフックにかけてから、今日の授業料を払う。9月に日本に帰ることを伝えると「Go for good?」とKarinが言ったのだが、この表現は今迄何度か別の人からも聞いた言葉で、イマイチ意味が分からないので今度Fleurに聞いてみようと思う。「来年当たり必ずまたレッスンを受けに来るから」と私が言うとKarinは「それじゃ、MaryのIntensiveを受ければいいんじゃない?」と言ってパンフレットを私にくれた。それから8月のレッスンの予約をする。8月は毎週月曜日で5回やることになる。そのうちの一回はKarinが留守なのでまたDorothyに教わることになる。

家に帰り汗をかいた衣類を洗濯し、7時半ごろに夜のEquineCourseの人たちとのディナーの為にWitneyに出かけようと門を出た所で、Oxfordから戻って来たジロタンと会う。

Witneyで食事代に現金を持っていた方が良いだろうと思い、Citibankから100ポンドおろして、ダビンチというレストランへ向かう。既にSallyとDavidとLuiseの3人が来ていた。それからVeckyとSarahとChristinaが加わり全員で6人、Sallyを入れて7人。エバというギリシャ生まれのアメリカ育ちの女性は欠席のようだった。2階の食事のテーブルへ行き、それぞれ注文をする。私とSarahはカルボナーラを注文。ここの経営者はイタリア人のオジサンで、最後にちょっと料理が遅くなったお詫び、と言って皆にシャンペンをグラスに入れてサービスしてくれた。大体2時間半ぐらいここにいてお開きとなり解散。Davidが今度は皆で馬に乗る計画を立てようと思っている、という様な事を言っていた。Sallyが私がまだ英国にいる間にやれるといいわね、、、と言ってくれた。

Waitroseに止めてあったクルマを運転して真っ暗な道を帰るのは、緊張する。夜行性の動物が飛び出して来はしないか、と気にかかるのだ。特にFinstockからCharlburyまでのあの道は細くてグネグネ道でしかも皆かなり飛ばして運転する所なので、嫌だ。幸い後ろから誰も来なかったので、少しスピードを落として運転して来れたのはよかった。

今日でジロタンのOxfordのコースが終了で3週間にわたる学生生活も終了となる。


7月24日(土):Snowshillのラベンダーガーデン


朝メールチェックとアイルランド航空の電話番号をインターネットで調べるために、ヘルスクラブへジロタンのコンピュータを持って出かけた。水泳も何もしないでそれだけやって帰って来た。それから以前調べておいたSnowshillというラベンダーガーデンに行くためにナビに郵便番号を入れる。所要時間が43分と出たので、案外近いのだと思った。場所はWorcestershireでFalconryのちょっと先だった。すんなりと見つかり途中から心なしかラベンダーを香りが漂っている気がした。見事なラベンダー畑が一面に広がり、素晴らしかった。日本人観光客?が何人か来ていた。ショップで買い物をしてからTeaRoomで私はキーシュ、ジロタンはパニー二、それから紅茶と私はラベンダーショートブレッド、ジロタンはLemonDrizzleCakeを食べる。このお菓子は二つとも上品で控えめな味で美味しかった。

帰りもすんなりCharlburyに着く。私はその足で生協に買い物に行き、ジロタンは家で昼寝をする。

今日は一日中うす曇りで肌寒い天気だった。

明日はアイルランドに行くために、結局クルマでBirmingham空港まで行くことにして、朝9時ごろに家を出発する予定だ。Guernseyに行く時はGatwickまで電車で行くようにしようと思う。Weekdayなので電車の便も良いようなので、やはりクルマより気分がラクで有難いからだ。

夜ご飯は生協で買ったサンドイッチとポテトスキン。その後BellHotelというパブに行き、私はPimsジロタンはビールを頼んで外のテーブルで飲み帰って来る。夜になってやっと青空が広がって来た。


7月25日(日):ダブリンへ

今日で英国滞在11ヶ月が経過したことになる。

朝9時にBirmingham空港に向けて出発する。ナビに入れると所要時間1時間11分と出る。思ったよりも近いようだ。実際もほぼナビ通りの時間で着く。搭乗が始まるまでの時間に携帯から日本のShoちゃんに電話をする。Birmingham空港の荷物検査のところで、液体が多すぎるとかで、ジロタンの髭剃り用のムースを没収されてしまう。2時5分発のエアリンガスは30分以上遅れて出発。ダブリン空港からバスで30分ほどでD4Berkelyホテルに到着。かなり立派なホテルだった。


フロントの人にWagamamaの場所を聞いて町へ出る。途中で道を尋ねた人が親切にも、わがままの近くまで一緒に行ってくれた。その人がO'Donahueという有名なパブを教えてくれたので、例のコンサートではなく、そこへ行って見ることにする。Dublinersという有名なミュージシャンがここで歌い始めたというパブで、人が一杯集まっていて、しばらくしてセッションが始まる。演奏する人たちが皆そこそこの老人たちなのには驚く。いかにも皆音楽が好きで仕方が無いという雰囲気で、ビールをじゃんじゃん飲みながら歌ったり演奏したりして、盛り上がっていた。我々もそこに1時間以上いて聞いていた。行く時はバスで行ったのだが、帰りは歩いて帰ることにしてホテルに着いたのは11時ごろだった。


7月26日(月):眉毛カット用のハサミを没収

朝一人で散歩をして、緑色の郵便ポストを見つける。今日は空港行きのバスがなかなか来ない上、やっと来たバスがノロノロ運転でしかもなんだかんだとやたらと止まりながら行くために、空港に着いたのはGateCloseの10分前の1時55分だった。それで、空港で何かお土産を買うつもりだったのに、全く時間が無く何も買わずにアイルランドをあとにすることになってしまった、、、。それから今度は荷物検査で私の眉毛カット用のハサミを没収されてしまう。あれは絶対必要なのに、そんなことなら持って来なければよかった、と後悔した。帰りは予定通り出発2時半でBirmingham空港に着いたのが3時20分だった。空港のコンビニでサンドイッチを買ってベンチで食べてから、Long StayのCar Parkへバスで行き、ナビにOX7 3QRと入れて、ビュンビュン飛ばして、行きと同じ1時間11分でCharlburyのWychwood Houseに到着して、ホッとする。残る一つの旅行は8月の5日から2泊で行くGuernseyのJennyのところだけだ。旅行は枕が変わると眠れない私には落ち着かないので、あと一つで十分だ。

2010.7.27-31

月27日(火):Miyaがジャンプをやった!

今日のPigeonHouseでの乗馬レッスンは、今迄でイチバンHelenに怒鳴られずに済んだレッスンだったと思う。唯一怒鳴られたのが、キャンターのスタートの時にPuddyのハミを引っ張りすぎることで、今迄何度も注意して来たのに直っていない、手綱を持たずにキャンターをやってもらうことになるよ、と脅かされる。Stretch your collarbone! カラーボーン(鎖骨のこと)を縮めずに伸ばして、肩を下げて首を伸ばして、前かがみにならずに乗るようにと言われる。それから横木はやったことはあるか、と聞かれたので「日本でちょっとだけやったことがある」と言うと、ジャンピングポジションは知っているか、と聞き「やってみせて」と言うので、やって見せるともう少しお尻を後ろに引いてかかとを落として鐙を踏むようにと直される。それからポールを3本地面に倒して置き、Trotで乗ってこのポールを飛び越して乗ってみて、と言われたのでやると、今度はバッテン印にポールを立てて置きそれを飛ぶように言われる。そのあと今度はキャンターで走って来てから、バーを跳んでみるように言われたので、やってみる。ジャンピングポジションを取るタイミングは、馬が目標を定めて飛ぶ姿勢に入った瞬間であり、それ以前に姿勢を取っても返って上手く行かないので、そのタイミングをしっかり掴むように、それからその時もかかとを下げることを意識するようにと言われ、WellDone、Miya!!と言われて終わりとなる。

来週の水曜日に最終レッスンが一回あり、その後4回Hack(馬で遠乗りをすること)をやることになっているので、その支払いをカードでやるために事務所に行ったら、HelenがSarahに「今日はMiyaがジャンプをやったのよ!」と言うとSarahは「Really!!」と言って、いかにも「よかったわねー」という顔をして私を見た。Helenは来週もジャンピングの練習をしてレッスンを終わりにするからね、と私に言った。Birtyというワンちゃんはボーダーテリアですよね、と私が聞くと「Yes, Border Terria cross」とHelenが答えた。このCrossというのは混血という意味である。

帰って来てから洗濯機に洗濯物を入れてスイッチをオンにしてから、コンピュータを持ってジロタンとヘルスクラブへ行く。まずビジネスセンターでメールチェックをしてから、泳いでジャクジィに入り、サウナに入り、それからビストロでランチを食べ、そのあとゴルフの練習をしてヘルスクラブを出る。その足でWitneyのHSBCに行き、払い過ぎた分としてCountyCoucilから戻して来た小切手(166ポンド)をアカウントに入金する手続きをしてから、アイルランドで使わなかったユーロをポンドに交換(130ユーロが101ポンドに)してもらい、それもアカウントに入れてもらってから、Citibankのカードでいつものように100ポンドおろす。明日のFleurの授業料とOverdaleのレッスン料に必要な分だ。それからBootsへ行きジロタンが没収されてしまった髭剃り用のジェルと私も没収された眉毛カットのハサミを捜したのだが、残念ながらそういうハサミは無いようだった。Waitroseで買い物をしてからWychwoodHouseに戻る。

夜ご飯はこないだ使わせてもらった臼杵さんのそうめんの残りを茹でた。食べ終わってからFinstockのFraser宅へ行って、ウチでのディナーをいつにするかという相談をしようと思い出かけたが、彼らは生憎留守だったので、そのまま引き返し念の為にFraserさんのNineAcresCloseにある家まで行って見ることにした。ここにも彼らはいなかった。窓から中を覗いてみたら、とても今すぐに住めそうな家の状態ではないようだった。これをちゃんとするのには相当なお金と時間がかかりそうだと思った。

メールチェックをした時に、JennyからとLorraineからと臼杵さんからのメールが来ていた。Lorraineからのには彼女が私のことについて書いた記事の原稿が添付されていて、なかなか上手く書けているものだった。もし本当にこの記事と写真がカレッジのNewletterに載ったら、嬉しいとは思うが、、、。Jeremyとかいう編集者がなんと言うか、、、。写真は私とMarvinとEllieとSallyが写っているもので、これ以外にも確かもっと撮ってくれたので、それも送って欲しいとLarraineに頼むつもりだ。明日当たりキャンパスに行ってみようと思う。ついでにいつLorraineがWychwoodHouseに来れる日も聞いてみたいと思うので。そろそろ真面目にFraserとMarthaをディナーに呼ぶというイベントも実行しなければと思う。Marthaが8月の19日から9月の5日までウガンダに帰って来るらしいので、なお更早く実行しなければ、、、。あとはPhilosophyの美容師Laurenも招待したい。


7月28日(水):ディナーの予行演習?

10時からFleurのIntensiveレッスン。今日がこのシリーズ最後のレッスンだ。来週からは週一回のレッスンに戻すことにする。時間は何時間でもOKとのことなので、前のように1時間ということにするか、それともIntensiveの続きというつもりで3時間にするか、、、少し考えてから決めようと思う。確かに3時間のIntensiveをやったこの3週間は中身の濃いものだったように思うので、それなりのことはあったように思う。3時間で90ポンドを払う価値があるかどうか、それだけ払ってでもここにいる間にやっておいた方が後悔せずに済むような気もするのだが、、、。

Fleurの近所のJanetという人が最近何処かへ引越したので、昨日その人を訪ねて行って私の話題になり、Charlburyに移動したというと、ひょっとしてWychwood Houseじゃないか、と言われて良く良く話してみると、そのJanetの義母がここのNo 10に済むMargaretであることが判明。またまたなんという偶然か!

2時過ぎにFraserさんの所に行き、Marthaにディナーに来る日を決めてもらうように伝えて来た。その後GardenCentreのFlowerPot Cafeでお昼を食べてから、Lorraineのところに行き、彼女の書いた原稿でOKである旨伝え、Lorraineにもやはりランチを食べにウチへ来て欲しいと言って都合の良い日を選んで、メールをしてくれるように頼んで、一緒に記念写真を撮ってから、ヘルスクラブへ行き、ビジネスセンターでコンピュータをやってから、プール、ジャクジィ、サウナに入り家に帰って来る。

生協に買い物に行き、Fraserさんたちのディナーで作る料理の練習の為に、カツ用のポークを買ってくる。早速作ってみたが、手間がかかるわりには肉が硬すぎるせいもあり、全然美味しいとは思えないので、カツ丼に代わる何か良いメニューは無いものか、、、と頭を抱えてしまう。メインは豚丼にでもしようか、、、それともタマゴ丼か親子丼にでもしようか、、、と。前菜は一応野菜の和え物と冷奴、それにいなり寿司とアボカドのカリフォルニアロールにしようと思う。明日にでもまたカリフォルニアロールを作る練習をしなければ、、と思う。慣れない食材と慣れないキッチンなので、日本でやるようには上手く行かないのが憂鬱だ。

ヘルスクラブでメールチェックをした時、Shoちゃんからメールが来ていて、ファックスを送ろうとしてもここの電話は使えませんというメッセージが流れるとのこと。日本時間の朝6時過ぎに、こちらからファックスを送ってみる。うまく送れているようなので、多分BTの何らかの不備のために一時的に繋がらなかったのではないかと思う。安藤さんからもメールが来ていた。私が出したカードが届いたとのこと。


7月29日(木):Tiggy Winkle

9時ごろジロタンのコンピュータだけを持ってヘルスクラブへ行き、メールチェックとインターネットでギャトウィックまでの汽車の時刻とTiggy Winkleのポストコードを調べる。私は先にプールへ行ってジャクジィとサウナにも入る。いつものおばあさん二人連れとプールで会い、一人のおばあさんが私に「私達良く会うわねぇ」というような意味のことを言った。

一旦家に戻り、出直してTiggy Winkleに出かける。2004年にOxfordのセミナーに来た時に一度訪ねたので、これが2度目ということになる。ショップも余り代わり映えしていないし、保護されている動物達を見て回っても、勝手に見てちょうだい、、という感じなので、余りImpressiveではない。これはもう少し何とかした方が良いのではないかと感じた。ジロタンが自分のデジカメを地面に落っことし、壊してしまったようで写らなくなってしまう。ジロタンがデジカメをダメにしたのはこれで2度目だ。

とにかく物の扱いが不注意で乱暴な結果だ。こういうことは本人が直そうという意思を強く持たない限りダメなのだ。ジロタンには自分のダメな所を直そうという気がまったくなく、最初ッから開き直って「直そうと思って直るものじゃない」と決め付けていて、努力というものをしようとしない人なのだからどうしようもない。

帰り道Woodstockのはずれで、Duke of Marbouroughというパブを見つけて、お昼ご飯を食べる。なかなか美味しかった。

帰ってみるとShoちゃんからファックスが5枚届いていたが、本当は10枚送ったようだ。何故一部分しか送られて来ないのか分からないが、使えることはハッキリした。ファックスでその旨伝えておくことにする。

夕方一人でWitneyのSainsburyへ行き買い物をする。今日はご飯を炊いて御寿司を作る練習をするために、アボカドとカニカマを買って来る。カリフォルニアロールみたいなものを作ってみたが、出来はイマイチ。元々私は日本でもまき寿司というのは余り作らないので、どちらかというと得意じゃない料理と言えるかもしれない。いっそのこと巻き寿司はカッパ巻きにして、あとはいなり寿司をつくり、アボカドはマッシュにしてお醤油をかけて小鉢に入れてアペタイザーとして出そうか、、、とか考える。

夕飯の後8時でもまだ明るいので、クルマで駅の前の道をまっすぐ登ってOverdaleに行くときの道を少し行って見ることにした。途中の道は人家が殆どないところで、こんな風景は日本ではちょっとない。


7月30日(金):Mervに振り落とされる

朝9時過ぎにヘルスクラブへジロタンのコンピュータを持って行き、メールのチェックをする。それから私はプールへ行き、今日は2人しか入っていなかったので、久しぶりに10往復してから、ジャクジィとサウナに入る。和中さんにお昼ご飯招待のメールを送る。

帰りにWitneyに出てHuffkinsでお昼を食べ、マーケットの角の肉やさんで、豚の薄切り肉をカットしてもらう。以前から気になっていたこのお店、いつかは行ってみたいと思っていたお店だ。ベテラン店員?のオジサンが私の説明を聞いて「I'll show you、、、」と言って包丁で薄く肉を切ってくれる。これはFraserさんたちを招待した時のメインとして豚丼にするための肉として、試しに作ってみるために買ったのだ。それからHallMarkで贈り物用の紙バッグと包装紙とリボンを購入。それからマグロの照り焼きも試しに作って見ようと思い、WaitroseでTuna Steakというパックを買う。臼杵さんのオーブンのグリル機能を使ってやってみようと思ったのだ。

家に帰って少し休んで3時20分になったので、馬の用意をして私はOverdaleのレッスンへと向かう。Mervの用意はここで仕事をしている女の子が大体してくれていた。すぐにMervを馬場に連れて行き、早速Karinにいつものように「先週何をやったか覚えているか」と聞かれたので、復習しておいた内容をすらすらと言うと、Very good!!と驚いている様子。同じ馬場で練習をしていたもう一人の女の人が「私にとっても気をつけるポイントのいい復習になったわ!」と言っていた。今日は何を中心にやりたいか、とKarinが聞くので、キャンターをスムーズに出来るようになることと、乗る姿勢を正しくキープして乗ることかな、、と言うと「じゃ、まずWalkをやってTrotをやってみて」と言われる。随分キチンと正しい乗り方が出来るようになって来た、とKarinに褒められる。

それからキャンターの練習になる。右回りの時は例によってMervはラクラクやってくれるのだが、左回りでやろうとした時、急にMervが方向転換をしてキャンターのまま右回りに変えたために私は遠心力で左側に振り落とされる形になったが、今回は上手くMervの背中をまたいでジャンプして地面にちゃんと着地出来たので、無事だった。Meervが背の低い馬であったことと、体が比較的ほっそりしているのでまたぎやすいことが良かったのだと思う。それからしばらく右回りでキャンターを練習して、少しMervも苦手意識を回復してやれるようになったようで、Karinも喜んでいるようで、時々Mervにご褒美のTreatをあげていた。その後キャンターはこれで十分だと思うので、ジャンプをやってみようとKarinが言い、地面から30センチくらいのジャンピングバーを用意してくれて、ジャンプの姿勢を教えてくれる。これもまたHelenの教えてくれた姿勢とは違い、腰を全く浮かせずに鞍に座ったままお尻を少し後ろに出しぎみにして前傾姿勢になるのだ。

Trotで何回かジャンプをしたあと、今度はジャンプの後すぐにキャンターの合図を出して移行する練習をして見るように言われる。なかなか上手くは出来なかったが、「Nearly、、、、」と言ってもらえた。そのときDorothyが馬場に来たのでKarinがDorothyに「Miyakoがジャンプをやったのよ!見てやって!」と言い、私にもう一度やってみるように言う。やり始めたばかりの技術であることもあり、やる度に姿勢もタイミングも違って、とてもお見せできるようなシロモノではないことを、自分で痛感する。今日Karinに注意されたことは、しっかりしたコルセットを胴の回りに付けているような気持で、背中の筋肉を意識して出来るだけ使って、上から見た時に背中が三角形の底辺になっているような形で乗ること(胸の側の筋肉を緊張させると上から見た時に、胸が三角形の底辺になり背中の力を使っていないので、丸まってしまい背中の方に頂点があるような形になるので、これは良い姿勢ではないとのこと)。それからキャンターの時の呼吸と重心をお腹の当たりに低く保ち続ける事を意識するようにと言われる。

レッスンが終りMervの鞍を外しBridleを外していると、Karinが来て次のレッスンが始まってしまうので支払いの手続きを先にしてしまってから、ゆっくりMervのGroomingをやっていいからと言うので支払いを済ませてから念入りに手入れをしてから帰って来る。ナビをOX7 3QRと入れて出発してしばらくしても全くナビが働かず、結局6・5マイル先のBurfordのRoundaboutまで来てしまう。この後は地震が無いので、道路わきにクルマを止めてナビを入れなおしてみたが、相変わらず動かず指で画面をタッチしても反応しない。困ったな、、、と思いながらスイッチをオンにしたりオフにしたりして何度がやってみた。この間今迄見たことも無い画面が出たりしてちょっとドキッとしたが、何回目かに試しにHome(これはFinstockのCedar Cottageが入れてある)と入れてみたら、普通の画面になったのでそのままにして帰ることにした。途中右に曲がるとLiefield方面になる所まで来て、Charlburyは曲がらずにまっすぐだと分かっていたので、ナビを止めてそのまままっすぐ進んで、Charlburyに戻って来れた。やれやれ、、全く知らない所でこんなことになったら困るよなぁ、、、と思った。

帰って来てから洗濯をしながら、漬け込んでおいたマグロをオーブンのグリルで焼いて照り焼きを作ってみた。それからほうれん草の胡麻和えとエビのチリソース、それから今日買った豚の薄切りを使ってしょうが焼きも作ってみた。どれも結構おいしかったがマグロはグリルのせいか、ちょっと硬くなるので今度はとり胸肉を買って来て、リークと一緒に漬け込んで焼き鳥を作ってみようと思った。明日はそれをやってみよう。その方が柔らかくてジューシーでしかもネギも美味しく食べられるので良いと思う。

8時過ぎにジロタンのコンピュータを持ってBell Hotelのパブにビールを飲みに出かける。和中さんから返事のメールが来ていた。それから岩沢くんからも相変わらずのメールが来ていた。

明日はWitneyのインフォーメーションセンターで貰って来たパンフレットの一つのAstonPotteryとStow on the Woldに行って見ようか、、、とジロタンと話す。ちなみに「・・・Wolds」とは「・・・丘陵」という意味だと辞書を調べたら出ていた。Woldは元々「高原」と言う意味のようだ。


7月31日(土):Aston Pottery

今日で7月も終りだ、、、。

朝9時過ぎにそれぞれ自分のコンピュータを持ってヘルスクラブへ行き、メールチェックをしジロタンはむささびジャーナルも送る。そのあとプールへ行くがアクアビクスをやっていて泳ぐ場所が無かったのでジャクジィに入っていたら、右側のコースで泳いでいた人が上がったので、そこで5往復してからもう一度ジャクジィに入り、サウナへ行く。ドライサウナは女の人が上段を占領して横になっていたので入らなかった。その後Witneyへ行きHSBCで来週のOverdaleとFleurの分のお金100ポンドを降ろし、ついでに残高チェックをATMでやり、99Pショップで竹串(BBQ Skewerと英語で言う)を見つけたので買ってからWaitroseで豚ひれ肉と鶏ムネ肉(日本食のメニューの練習のため)などを買って帰る。

少し休んでからAston Potteryというところへ出かける。思ったよりも遠くてしかもMidle of nowhereという感じの場所にあった。遅めの昼食をそこのカフェで食べてからショップを見て、マグカップ2つと私とShoちゃんのブレスレットと私のスカーフとリサイクルペーパーで作った一つ2ポンドのPlace Matを買った。それからBurfordに行きコッツウォルトの景色のコースターを捜そうとおもったのだが、駐車場が見当たらず、そのまま素通りしてChippingNortonに足を延ばして探したが、それらしいお店はなかった。Burfordと違ってここは観光地ではなく生活者の町だからだろう。

帰って来てからWaitroseで買った豚ひれで照り焼きとカツとじと焼き鳥のねぎまを作ってみた。豚ひれを使うとカツとじは非常に上手く出来るようだ。それから焼き鳥も美味しいので、これはメニューに使いたいと思う。結局、前菜にきゅうりの酢の物、ほうれん草の胡麻和え、冷奴、それに焼き鳥のねぎま。メインにカツとじとご飯とお吸い物という組み合わせがイチバンかな、、ということに落ち着く。
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