Miyao's Oxfordshire Diary 003
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2009.9.4
Dear Jiro-tan,

今日の報告です。

朝9時半ごろホテルを出てMarketPlaceから10時に出る#15のバスに乗り(Return ticketで2ポンド20)キャンパスに着いたのが10時10分。それから並んでEnrolの手続きをしました。手違いで、私のEnrolのフォームが見つからないみたいで、受け付けた男の人が私に「まずTutorの一人とインタビューをしてからじゃないとAccept出来るかどうか分からない」などと言い始めたのです!何を言ってるんだ、、、この人は、、、、。今年の学生の中には日本から来る老婆がいる、くらいの情報をスタッフに伝えるミーティングもしてないのかしら、、、と呆れてしましました。昨日会ったEllieがインタビューを待ってる私を見て「あら、どうしたの?」と聞くので、これこれしかじか、インタビューをしろと言われた、と言うと「しょうがないなぁ」という顔をして、その男の人に何か言ってくれて、それでその男の人はどこかに私のEnrolment Formを取りに行って、やっとことがマトモも動き出したという具合です。

書類に書き込んで順番を待ち、それをEllieともう一人のSarahとかいう人(この二人はどうやらAnimal ManagementのTutorらしい)のどちらかにチェックして貰い、それが済むと来週一週間のTime Scheduleの紙が渡されて、それから別の部屋へ行きTuitionの支払いを済ませると、Enrolmentの手続きが完了するという仕組みのようでした。昨日貰った紙に、何がいくろ、何がいくらと書いてあったのは、今日全部払うお金という意味ではなく、その中にはTuitionに含まれるお金も書いてあったようで、実際はSchool Tripの費用75ポンドと大学のAnimal Careのロゴの入ったポロシャツとスウェットシャツのお金が40ポンドの合計115ポンドだけでよかったようです。それからWitneyからキャンパスまでの#15のバスの定期代はTuitionに含まれているようで、飯能駅で取った写真を私は持って行ったので、それを提出して顔写真つきのパスを作って渡してくれました。おー!これで本当にWitney Collegeの学生になった!という気分になりました。

やはり授業は来週からで、特に私の場合は火曜日(8日)からスタートということです。よかった!これでCottageに入居する日は予定が何も無く、ゆっくりと引越しが出来るということになります。Tutorの人にAnimalManagementをとる学生の数を聞いたら、多分25人くらいだと思うとのこと。その中で男子学生は?と聞いたら、Animal関係のコースというのはもともと女子学生がいつも多いのだそうで、25人中今年は男子は5人くらいだと思うとのこと。

この手続きが終わって外に出るとWitney行きのバスが待っていたので飛び乗り、戻ってきました。その足で、安いお店を教えてくれた同じコースをとる女の子が言っていたShoe Zoneという靴屋さんを覗いたら確かに、Wellington Boots(ゴム長)が6ポンド99で売っていたのでそれを買って、その後Milletという登山用のジャケットとかズボンを売っているお店でWaterproofのジャケットを買ってから、例の自転車を買ったArgosに自転車を受け取りに寄りました。ところが、Argosで買ったものはいわゆる通販だから当然と言えば当然なのですが、自分で組み立てなくてはいけないのだということが分かり、箱に入った自転車を出してきて、車で運ぶの?と聞かれた時には、どうしよう!と思いました。その店員の女の子に「組み立ててくれないか」と聞いてみると隣にいた男の子の店員に頼んでくれて、そこで箱から出して組み立て始めてくれたのですが、肝心のブレーキのところがどうも上手くいかないから自転車やさんに行ってきちんと見て貰ってください、と言われ、結局その自転車を押して向かいにある自転車やさんに行き、頼みました。今日すぐには出来ないというのと、費用がかかる、ちょっときいたところではthirty-five pondsと言ったように聞こえたので、随分高いなあ、、と思ったのだけれど、ブレーキともなると安全にかかわる部分なのでやはり専門家にやってもらっておいたほうが安心だと思ったので、頼むことにしました。Julianに頼んだりするのはちょっとわるいので。結局自転車は明日の午後4時半に取りに来るようにと言われました。いくらになるのか、ちょっと恐ろしいけれど、仕方が無いと思います。

そのあとB&Bに帰ってJulianのサンドイッチを注文して食べてから、Bankに行きお金を下ろしてFKのColletteのところに行き、家賃支払いの2回目を済ませました。それから少し町を歩いて、99Pショップへ行って自転車にかける鍵と空気入れを買ってから、Sainsburyへ行ってノートを買いました。自転車についてはあとライトを買わなければならないのと、法律では自転車に乗る時にヘルメットをかぶると決まっているようなので、買わなければダメかな、、とも思うのですが、町中を自転車で走っている人を見ると、全部が全部かぶっているとは限らないみたいなので、これは様子を見ようと思っています。ライトだけは絶対に買わないと、、、と思います。

今日添付する写真はNatashaとJulianのB&Bと彼らの飼っているワンちゃん(Cocoというオス犬とHibiというメス犬の写真、それからNatashaとJulianの写真です。また重くなるので別便で送ります。

とりあえずはメールだけ先に送ります。

明日はまた家賃支払いの3回目の作業をするくらいで、あとは特別予定がない珍しい日になります。エアロビと水泳でもしにジムにでも行こうかな、、と考えているところです。

そういえば、AnimalManagementの最初の一週間のスケジュールを見て、感心したのはやはり英国の教育は日本とはちょっと違いQualityが良いのではないか、、、と感じたことがあります。それは来週の金曜日はまる一日使ってCotswoldsWildlifeParkにクラス全員で行くことになっているのです。クラスの人の中にAdultStudentはどうやら居ないようです。

ではこのあと写真を送ります。God be with you

Miyako
2009.9.5
Dear Jiro-tan,

今日は結局エアロビにもプールにも参加しませんでした。フィットネスクラブにはエアロビの見学をしたいと思って出かけたのですが、時間が合わず一時間も待たなくてはならないことが分かり、結局そのまま町をブラブラすることにしました。エアロビはいきなりではなく、一度実際にクラスの様子を見てから参加したいと思っているので、また別の機会に見学しようと思います。

出かける前にNatashaに「一人でFinstockで暮らすとして、Utilityのお金は一ヶ月でどのくらいかかると予想すればいいか」と聞いたら、Julianにも聞いてみるからちょっと時間を頂戴とのこと。お昼ごろに私は戻って来て、今日はここのPloughmansランチを注文してみました。写真を撮りましたので見てください。すごく綺麗に盛り付けてあるし、チーズがたっぷりだし、美味しかった!ジロタンが合流したら、是非ここのPloughmansを食べてみてもらいたいです。Oxfordに来た時にアイレスベリーのB&Bかなんかで食べた記憶があるのですが、その印象とは全く違いとても洗練された料理に感じました。

自転車につけるライトは無いかと、ありそうな店を覗きながらあちこち歩き回っていわゆるエッサンのようなものを売ってて、エッサンよりはちょっと洒落たお店を見つけて入ってみたら、目立たない店だけどこれまた面白いものがいろいろある店であることが分かり、絶対に暇を見つけてまた来ようと思った店で、自転車のライトの素晴らしいのを見つけました。手で巻いてつくラジオがイギリス人の発明であったですよね、あれの自転車ライト版があるのです!つまり電池が要らないんです。バッテリーが無くなったら、手でネジを巻けばいつまでも使えるライトなのです。これは日本に持って帰って売りたいと思いました。然も結構明るいし、ライトのつき方も洒落ているので、実際に見てもらいたいくらいです。それが9ポンド99だったので、買いました。そのお店には他に洒落たバードフィーダーや野鳥用の餌もいろいろあって楽しかったです。

そのあとHSBCに立ち寄って、私のバンクのカードが届いていないか聞きに行ったらデビットカードが届いているとのことで、それを貰って来ました。ただし、そのカードの暗証番号をこないだ決めた覚えが無いので、どうなっているのか明日聞きにまた行かなくては、、、と思っています。すべてが日本と違うので、イチイチ戸惑うことばかりです。そのあとまたFKに払うキャッシュを引き出して、大金を抱えてFKのオフィスに3回目の支払いをしに立ち寄りました。あと一回この作業があるので(月曜日の午前中にすることになっている)まだ緊張が続きますが、それが済めば一段落というところです。

自転車のブレーキをきちんとしてもらうことを頼んだ自転車やサンに寄って、お金を払い(やっぱり30ポンド取られました)自転車を押しながら帰って来ました。Julianに見せると「すごいじゃないか!」と言って満足そうでした。これも写真を撮りましたので、見てください。

ホテルに帰って部屋でライトのつけ方のトリセツを読んでいたら私の携帯が鳴り、出てみるとTony(Colletteが紹介してくれたドライブのレッスンをしてくれる人)からで、日曜日の約束だったけどもし都合が良ければ、明日ではどうか、、という電話でした。なんでも日曜日は人が尋ねてくることになりそうだとかで、私は得に用事があるわけではなかったので、明日Tonyのクルマでの練習をする事になりました。マニュアルのクルマは長いこと運転してないので忘れているからちょっと心配なんだけど、、、と言ったら、始めはクルマの通りのない静かなところに連れて行って練習すれば大丈夫だから、、とのこと。それでもし全然アウトだったら自分の知ってるオートマを持ってる人でレッスンをしてくれる人を紹介してあげるから、と言ってくれました。というわけで、明日の夕方5時15分にここの前で待ち合わせることにしました。

明日は午前中にHSBCに行って、カードのことを聞いてから、天気が良ければ自転車の練習も兼ねてFinstockまで自転車で行ってみようと思っています。日曜日は今のところ完全に自由なので、エアロビに参加できれば、、、と思っています。そして月曜日の夜はいよいよCedarCottageということになります。火曜日は9時にWitneyから出るバスに乗るためにFinstockからバスでWitneyに来るということをやって、どんな感じかを掴もうと思っています。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.9.6
Dear Jiro-tan,

いやぁ、、、参った!参った!CommonLeysFarmCampusからFinstockまでのキツイことキツイこと!!長〜い上り坂が何回も出てくるのです。流石に終わりの方の登り坂は、自転車から降りて押して歩いて登りました。OldCourtHotelからCommonLeysFarmCampusまでは思ったよりも楽で、15分で着きました。少しは上り坂もあるけれど、それほど急な坂ではないし、余り長くないからスイスイと気持ち良く行けました。其処から先の道は距離的には同じくらいだと思うのですが、何しろslope after slopeで、しかも登り、登り、下り、登り、登り、登り、下り、登り、登り、、、という感じなのです。それでも時間は30分くらいでFinstockのCottageに着きました。帰りは下りの方が多いので少しは楽なのですが、行きに下り坂だったところが長いので、長い上り坂になるために腰とももが痛くなり、自転車から降りた瞬間は足がガクガクしてまともに歩けないくらいでした。つまり片道45分、往復90分のサイクリングで、特にCottageからキャンパスまで自転車で行くのはちょっと無理という気がしました。行きはよいよい(下り坂だから)帰りはコワイ、、、という感じになるからです。バスでキャンパスを往復する方が時間はかかるけど、ずっと楽です。ただし、11月から取りたいと思っている「馬のケア」のコースは毎週夜の7時から9時までで、Witneyまでのバスはあるけれど、WitneyからFinstockまでのバスはもう無い時間なので、このころまでにはクルマを何とか出来ないかなぁ、、、と思います。

今日の朝からの活動について時間を追って報告します。

朝、自転車のライト(昨日買ったゼンマイ式の)をここの掃除などでアルバイトに来てる男の子につけてもらいました。二人いるのですが、二人で話す時は英語じゃなく、どうやらアゼルバイジャンとかそれこそVendelinの故郷クロアチアの辺りじゃないか、、と思うのです。顔つきが琴欧州みたいな感じなので。それから初めて自分のその自転車に乗ってHSBCまでカードの暗証番号について聞きに行きました。カードとは別便で銀行に送られてくるのだそうで、番号は日本と違って自分で決めるのではなく、銀行が決めてくるようです。届いてるかどうかをチェックするために、また月曜日に寄ってみるようにと言われました。

それから11時15分ごろに自転車でホテルを出発して12時ごろにFinstockのCottageに着きました。CedarCottageの玄関までのアプローチを工事のクルマが来ていて直しているところでした。自転車で再びホテルまで帰って、流石に少し疲れたので、休みながらJulianのコーヒーとトライフルを食べて元気をつけました。それからまた自転車でスポーツジムへ行き、明日の日曜日の10時半からのエアロビのクラスの予約をしました。まだ見学はしていないのですが、見学のチャンスを待っていると、実際にエアロビをするのがずっと先になりそうなので、ぶっつけ本番で参加してみることにしました。

そんなこんなしているうちにTonyとの約束の時間が来て、ホテルの前に出て見ると向かいの路地のところでクルマを止めて待っていました。私のことは遠くからでもすぐに分かったらしく、向こうから手を上げて挨拶をしてくれました。このTonyがまだ良い人で、イタリア系の人でちょっと英国人の発音とは違う英語を話すのですが、英国生まれだそうです。自分のクルマがドライブ練習用になっていて、助手席にもアクセル、ブレーキ、クラッチが付いているクルマなのです。クルマの運転をおしえることを仕事にしているプロのインストラクターのようです。クルマが入ってこない静かな場所に行ってから、始めにアニュアルのクルマの特徴をを図を描いて説明してくれて、教え方も非常に丁寧でヒントがとても素晴らしいので、驚いたくらいです。こういうドライブの教え方も理論的であるだけでなく実践的でもあり、Qualityの高さを感じさせられました。日本の教習所のインストラクターはこんな感じじゃまったくないので、見習ってもらいたいと思いました。30分くらいクラッチを踏むタイミングとアクセルを踏むタイミングを実際に走らせながら練習しているうちに、かなり思い出して来て、動かし方はもう大丈夫という気がしました。実際に他の車が走っている道路に出て運転もしたのですが、Roundaboutや三叉路などに来ると、まだ事情に慣れていないためにどっちが優先なんだっけ?と戸惑いが出て来て確信を持って曲がったり止まったりが出来ない感じです。Tonyから言われたのですがYou are a determined personだと。そうなんですかね、、、。

Tonyのこのレッスンなら1時間25ポンドは高くないと思いました。そう思うほど実に要点を抑えて教えてくれるのです。例えばBBCと言う放送局はしっているよね、運転する時にもBBCだよ、Brake Before Clatchだよ、とかギアを切り替えるタイミングは速度が20マイルでセカンドギア、30マイルではサードギア、40マイルでフォースギア、、、という具合だし、「クルマを動かすのはアクセルだと思うかクラッチだと思うか」と質問するので、当然「アクセルでしょう」と答えると、それじゃやってみようか、まずアクセルを踏むだけではクルマは動かないことを、と言って実際に私にやらせるのです。

この人のレッスンをもう何回か受けてみようと思いました。私がクルマを買いたいので誰か売りたいと言う人がいたら、教えてほしいと言うと、「そんなに新しい車じゃなくていいんだよね、要するに走ればいいんじゃないの?」というので、「その通りだし、もし私がマニュアルの運転に自身が持てるようになったら、マニュアルのクルマでもいいんです。そのほうが安いでしょう?」と言うと、自分の友達でMechanicianがいるから、予算とかを言ってくれれば聞いて見てあげると言ってくれました。だから私の予算はマックスで3000ポンド、出来ればそれより安いクルマがいいんです、と伝えておきました。Tonyを通してリーズナブルな車が見つかってくれるといいのですが、、、。今日は誕生日だと言うと、じゃプレゼントにFinstockへ行く坂の少ない道をクルマで行って教えてあげる、と言って、時間もオーバーしてるのにわざわざFinstockまで行ってくれて、Cottageの場所を教えてくれれば次のレッスンの時にはCottageまで自分の方が来るから、、と言ってくれました。随分親切ですよねぇ、だから感動するのです。世の中こんなにいい人がいっぱいいたのか、、、と。

お陰で今日は充実した誕生日になりました。沢山体力も使ったし、久しぶりにマニュアルの運転の面白さも体験できたし、、、。夜、下のバーに降りていってシェリーをNatashaに注文して飲みました。彼女にも今日が私の誕生日なんだけど、主人はいつも誕生日を忘れるのよ、というと「今日も忘れてたの?」を聞くのでYesというとMen are always the same...と思い当たるような顔をして言ってました。

以上が今日の報告です。

私が今ここ英国にいられることが私にとっては最高の誕生日プレゼントだと、心から思うので、このチャンスを可能にしてくれたジロタンと遺産を残してくれたOBAに本当に感謝です。

ではまた。God be with you.

Miyako
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