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Miyao's Oxfordshire Diary 012
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2009.12.1-3

12月1日(火):Hearing Dogs for Deaf People、駐車違反


今日からもう12月だ。朝9時ちょっと過ぎに約束のGardenCentreに行こうとクルマのところに行くと、なんとガラスが全部凍っていてこのままでは運転できないので、ぬるま湯を持って来て氷を解かす。9時半前にGardenCentreに着き、中に入ってウロウロしていると、Fleurがクルマで着いた。それからHeatherに紹介してもらい、Fleurがカプチーノのラージサイズを私におごってくれ、一緒にしばらくお喋りをした。Fleurは実はコーヒーアディクトなのだそうだ。Hearing Dogs for Deaf Peopleという組織はHeatherの話だと、つい最近日本にも紹介しに誰かが行ったので、活動はしていると思うと言っていた。カードとかボールペンとかマグネットなど、ここのロゴが入ったグッズを販売していたので、少しだけ買った。

この後、HaileyのスバルのBagleyさんの所に寄った。というのは昨日の夜Witneyから帰った時にドアを開けてもいつものように室内灯が点かなかったのと、最近クルマのキーが渋くなって来ていて、時々おかしくなるので見てもらおうと思ったのだ。今日はチョット立て込んでいるというので、木曜日に予定を入れてくれた。朝学校へ行く前に寄ってクルマを置いて、歩いて学校に行き終わるまでには直しておくので、帰りにまたスバルのオフィスに寄って、クルマで帰るという線ではどうか、、、というのでOKした。

それからWitneyに出てWaitroseの駐車場に車を止めて、郵便局からジロタンにむささび通信用のカードと封筒を送る。それから歩いてSainsburyへ行き、洗剤と霜を解かすスプレーを買って、駐車場に戻ると見回っているおじさんが私のクルマの番号を控えている。おかしいな、、何だろうと思って近付いていくと、駐車時間が長すぎた為のチケットを窓に貼り付けて、メモをしているところだったのだ!アレッ、確かWaitroseは3時間まではOKだと思ったので、止めてたのは11時ごろだったと思うので、まだ違反じゃないでしょう?と言うと「ここの区域の駐車スペースは一時間なんだよ」とのこと。LongerStayと言って9時間までOKというのがあるのは知っていたけれど、一時間なんて短いのがあるとは知らなかった。しかも私の場合、駐車していた時間が一時間20分。たったの20分のオーバーなのだ。

実はここに着いた時、いつも止まるあたりを捜したのだけれど、場所が一つも空いていなかったので、仕方が無いので今まで止めたことの無いエリアまで来て、止めたのだった。それで罰金が、14日以内に払えば35ポンド、それを過ぎると70ポンドだとのこと!!高い、やれやれ、、、。私が駐車場でそのチケットを読んでいると、知らないオジサンとオバサンが来て「Oh,you got a ticket...」とツイテナイねぇ、と言うような顔をして通り過ぎて行った。こういうところがいかにもイギリス的な気がする。しょうがないのでその足で早速CouncilOfficeに行き、カードで支払った。初めての罰金だ。これからは気をつけて止めなければ、、、。

家に帰ったのが1時半ごろだった。まだ明るいうちに静かな住まいに帰って来るのはホッとする。


12月2日(水):動物園専門サイトZoolex、Bridleの繋ぎ方講習

今日は午前中9時半から12時45分まで2年目の学生と一緒のNVQという実習。3人一組でグルーミングをする。我々はプードルのRex(トイプードルではなく大きいサイズの)の健康チェックとシャンプーとヘアセットをやる。プードルは直毛ではないので、スリークブラシでとかしながらドライヤーで仕上げていくのだ。グルーミングというのは、私はハッキリ言って余り興味がわかない。人間もずーっとこの間立ちっ放しだけれど、ワンちゃんも立ちっ放し。Rexは非常に我慢強く協力してくれた。

この後午後からはAnimalCollectionの授業。この科目で2回目のAssignmentが出された。与えられた4つの動物園のイベント(①Chester Zoo- Elephants of the Asian Forest②London Wetland Centre- Frozen North③Bristol Zoo- Seal and Penguin coast④Highland Wildlife Park- Wolf Territory)のうちから二つを選んで、そのデザインをZoolexというサイトで検索して、いろいろな観点(例えば5 Freedomsなど)から考察してA3のポスターを作るというもの。このZoolexというサイトがまた詳しくて、素晴らしいのだ。こんなサイト日本にはあるだろうか、、、。締め切りは来年の1月20日。それからこの授業のTutorのLisaが参考図書名をプリントして皆に渡してくれた。3冊の内2冊はEllieの推薦図書でもあったので、私は既に購入済み。もう一冊をアマゾンで調べてみると、目次が読めるようになっていて興味のある内容だったので、早速注文した。

3時に授業が終ってからSainsburyへ行き、バスマットと石鹸いれと室内履き(このCottageにいると結構足が冷えるので)を買った。家に帰って2時間ぐらいしてから、再びクルマでキャンパスへ。Equineの夜のコースの日なので。今日は先週に続いてBridle(馬のトウラクの英語)についての講義で、特にNosebandのいろいろな種類を紹介してくれた。

その後の実習では、一人ずつBridleを渡されてそれを一つ一つ外して裏についた馬の垢落としをした後、もう一度元どうりに繋ぎなおすことをやった。私はこないだの月曜日にBekieが同じことをやってくれて、これが二回目だったのでやりやすかった。確かにこういうことを時間をかけてじっくりやると、複雑に見えるBridleのしくみが良く分かるようになり、実際に乗るにあたって馬に付ける時にも、コンガラがらずに済むような気がする。Sallyが「月曜日はMarvinに乗れたのか」と聞くので「いや、乗れなかった。だから2週間乗っていないことになるので、来週は乗りたい」と言うと「こないだは急にクラスを教えることになった。そういう予定していないことが時々あるのよ、、、来週は乗れるようにしましょう」と言ってくれた。

今日は朝から視界が10メートルあるかないかぐらいの霧がたち込めていたせいか、昨日より空気がそれほど冷たくない日だった。

私の送ったBirdfeederが届いたとの事。予想通り日本の野鳥は用心深くて、すぐには食べに来ないようだ。


12月3日(木):Bagleyさん、Miyako is a math teacher...

朝9時過ぎにHaileyのスバルに行き、事情を言ってクラスは11時からだからそれまでに直せれば、このまま待っていたいと言うと、多分簡単な故障だと思うから技術者に見てもらえば、すぐに分かるからコーヒーでも飲みながら待っていて、と言われる。大体1時間ぐらいで直ったので、Bagleyさんに「You are my key person who game me a mobility. May I take a picture of you?」と言って、事務員の女の人に頼んでBagleyさんと私の写真を取ってもらった。(写真添付)お金は?と言ったら、いらない、とのこと。日本的な感じがした。

11時15分からはDuties。この時間の始めにEllieが来週は火、水、金だけクラスがある日で、私の場合は水曜の午前中はなしで午後のWildlifeと、金曜日はノーマルスケジュールになるとのことだった。なんでも生徒一人一人と5分ずつの面談をするので、、、というのだけれど、肝心のその面談についての説明がイマイチはっきり私には分からない。それからハムスターのケージの掃除と水と餌の取替えをJess(Katieの友達)と一緒にやる。彼女は大きな体を重そうに動かしながらも、慣れた手つきで次々とケージの掃除をやる。

午後の一時間目は未だに良く分からない「Tutorial」で、二つのグループに分かれてAグループの私達は教室で一人一人に渡されたLogbook?に自分で自己評価とか自己目標などを書き込む作業。殆どの人は教室から出てコンピュータのところで別のことをやっている自習時間みたいだ。私にはCollegeがこれをどういう意図でやっているのか、分からない。大学でやるようなことには思えないのだ。Fleurに今度聞いてみよう。

最後の授業はExotics。動物のケージに必要な最小体積を計算することをやったのだが、私はここでEllieが計算違いをしていることに気がついた。立法センチメートルを立法メートルに直すときに、Ellieは位を二つだけくりあげたのだ。例えば300000立法センチは3000立法メートルだ、と生徒に説明した。1立方メートル=1000000立方センチメートルだから300000立方センチは正しくは0・3立方メートルなのだ。私の方が間違っているのかな、、、と何度も計算を書いて確かめてみたのだけれど、やっぱりEllieの方がおかしいので、Ellieがそばを通った時に言ってみた。「あ、そうだ、、、私の間違いだ」と言って、「今、Miyakoが指摘してくれたのだけれど、さっきの計算に間違いがあったので訂正します。Miyako is a math teacher in Japan. Thank you, Miyako!」とみんなの前で言うので、なんかEllieに余計なことをしちゃったような気がした。黙っていた方が良かったかもしれないかな、、、。気まずくなりたくなかったので、クラスが終って早々に教室を出て家路に着いた。

夜7時ごろ、FKが手配した電気屋さん?から電話が来て、月曜日の午後に直しに来てくれることになった。

今日も8時過ぎ頃からやたらに眠くてどうしようもなくなったので、ソファーに横になったら眠ってしまった。目が覚めたのが11時チョット前で、BBCでQuestionTimeをやっているところだった。ジロタンとSkypeで話してから、ネットでTerminologyの検索をして、ベッドに行ったのが結局3時すぎだった。

今回のレポートはここでストップしておきます。続きはまた後ほど。God be with you.

Miyako

2009.12.4-7

12月4日(金):Working Animals、impartial conclusion

1時間目はEllieのAnimal Health。白血球の働き・しくみを実に丁寧に、オリジナル教材(絵を切り抜いて表に貼り付ける方法)を使ってやってくれた。「今日の内容は非常に解りにくいけれど大切なところなので、ゆっくりやるので途中で解らない場合はいつでも言ってくれればやり直すし、別の言葉で説明しなおすから」と皆に言っていた。自分でも力を入れて張り切って準備したらしく、授業が終った後に次の授業のために入って来たSarahにも、「これは準備にすごく時間がかかったのよ」と力説してSarahにも「良くやったわねぇ、すごいじゃない」と言われていた。このクラスのAssignmentが今日出されて、締め切りは来年の1月20日で、課題は免疫システムについて。

次のクラスはAnimalWelfare。今日は「working animal」についてで、グループに分かれてA3の紙に写真も使ってポスターを作る作業。グループもいつもはその時に偶然同じテーブルに座っているメンバーなのだけれど、今回はSarahがあらかじめ決めた顔ぶれの4人グループ。我々のグループはSledDogについて、4つの項目についての説明を含めたポスターにするというもので、その項目というのは

①Breed used and why
②What jobs they do
③How they are trained
④Any welfare issue i.e. What happens to ones that don't meet grade

という4つ。自由にコンピュータのところに行きネットで調べたりしたものを貼ったり書いたりしてやるというこのタスクは、なかなか面白かった。次回の授業でもこの続きをやって、その一部をAssignmentにも使えるようにするつもり、というようなことをSarahは言っていた。

ということで、この授業でも新しいAssignmentが与えられた。締め切りは来年の1月22日。テーマは

Animals are regularly untilsed by human society for a variety of roles. For both the Horse and the Dog you are to produce an A3 poster that explains how the animal is used in the folloing roles and what affect this role may have on its welfare.

というもの。following rolesというのに、Legal use in rural prusuitsとか、Agricultural productionとかその他いろいろな観点から考察して仕上げるというもの。私はそもそもパスのレベルで十分だと思っているので、出すつもりはないけれど、Distinction(優)を取りたい人は更に深く追求考察をしてレポートを書くようになっていて、それをやるに当たっての説明が面白い。その説明文をそのまま書くとこうである。

In your evaluation, you will need to demonstrate equal balance to both sides of the issue and draw an impartial conclusion based on your research.

ジロタンがいつか言っていたこちらのメディアの姿勢=Impartialが学校のAssignmentでも要求されているという点が面白いと思ったのだ。

午後の一時間目はAnimalUnitのキッチンの戸棚のInventory(このCottageを借りるにあたってやったので、Inventoryとは何かということが分かっていて助かった)を書くという作業、いわばキッチンの掃除と整理だ。私はAlexという女の子とペアでやることになる。この後の午後の二時間目も似たような掃除だった。私のグループはグルーミングルームの掃除。結構授業の中で掃除をする時間が多いのだが、生徒達は余り文句も言わず嫌な顔もせずに、当たり前のような顔をしてやるので、感心する。つまり動物関係の仕事に掃除は付き物だ、という常識みたいな概念が若者にもあるということなのかもしれない。

最近は授業の終る4時半になると、外はもう暗い。学校が終ってからどこかへ行くという気持ちにはならない。


12月5日(土):Pegion House、ストーブの薪を買う

いつものように土曜の朝は洗濯から一日が始まる。10時からFleurのレッスン。新たに出されたAssignmentの課題に一応目を通しておいてもらう。今後のチェックの時のためだ。それからジロタンが送って来たランチョンマットを選んでもらう。予想通り彼女は桜の枝が一本すっと伸びているものを選んだ。誰か乗馬を教えてくれるような人を知らないか、と聞いたのだけれどすぐには思いつかないとの事だったので、私がネットで調べた中からなるべく近い乗馬クラブに何とかして行ってみるしかしょうがないようだ。

今日はFleurがコピーして来たボキャブラリーを増やすためのテキストで「気持ち、様子を表す単語(特にdefective, flawed or damagedを表現する言葉)」の所をやる。余り使わない単語ばかりだったけれど、試みとしては面白いと思う。ただ、私のようなノンネイティブの教師にはちょっと使いこなせないような気がする。それで来週までの宿題として、このCottageのDefectiveな点についてレポートを書くことになる。来週のレッスンでどんなことをやりたいか聞かれたので、今度は雑誌か新聞の短い記事を、Fleurと一緒に読んで、分からない表現やボキャブラリーの解説、使い方を時間内でやるという方法はどうか、、、と提案したら、面白いからやってみようということになる。今日は彼女の従兄弟のお見舞いにこのあと行くとかで、いつもよりは早めの12時ごろに終らせて帰って行った。

Sainsburyで買った冷凍の野菜のチーズのせみたいなものをチンしてお昼に食べた後、この前ネットで調べておいた3つの乗馬クラブのうち、Finstockからの所要時間がGoogle検索では一番短い11分という乗馬クラブ(これは実は日本にいる時から調べてあったところで、ホームページでも見ていた所なのだが、行き方が分からないのとチョット遠そうだったので敬遠したいたのだ)のPegionhouseというところを突き止めることにして、前もって慎重に地図で調べてから出かけた。こないだ行ったRDAの前を通り過ぎて、A4095という広い道に出て対向車が来たらどちらかが戻ってよけないと通れないような、それこそ白髭神社へ行く道のようなせまーい道を通って、やっと見つけた時は感激だった!

ちょうど若いお兄さんみたいな人が馬を連れて厩へ帰るところだったので、乗馬のレッスンを受けたいのだけれど、と言うと「何曜日に来れるのか」と聞くので「火曜日の午後か土曜日の午後」と応えると「予定表を見るからチョット待って」と言われ、事務所みたいなところで、大学ノートみたいな小汚いノートに私の名前と電話番号を書いてくれと言う。馬を選ぶのに必要だから身長と体重も教えてくれと言われる。それで早速「じゃあ、今度の火曜日の午後2時はどうか」「OK]ということで、肩も凝らない、まして気取った感じも全く無く、すんなりと決まってしまった。お金はどうすればいいのかを聞くと、一回一回払ってくれればいいとのこと。英国の乗馬クラブだからきっと事務所なんかも綺麗に整えてあるのだろうと思っていたのだが、これだったら狭山乗馬センターの方が事務所は綺麗なくらいだ。ただし、馬場はきっと桁違いなのではないか、、、と思う。火曜日が楽しみだ。

この後Finstockに戻りそのままガソリンを入れにWitneyのいつものガソリンスタンドに行く。今回は殆どゼロに近いところだったので38ポンドだった。ついでにこないだ見つけたここで売っている薪とBlaze(炭を固めたみたいなもの)を買ってみた。このCottageのストーブを使ってみるのも面白いかと思ったので。薪はネットに入っている相当な重さのもの。Blazeというのと合わせて11ポンドぐらいの値段だった。家に帰って早速ストーブに置いて火をつけてみたが、上手く燃えてくれなかった。Frazerさんにでも聞いてみよう。ガソリンを入れた後、WitneyのATMで100ポンドおろしてから、クリスマスカードを買い(これが案外高くて一枚3ポンド以上する)、Waitroseで果物を買ってから家に帰った。

毎週土曜日の夜にやっているBBCのX-Factorのダンス版を見る。毎週毎週出場者が一組ずつ落とされて行き、今日は4組だけが踊りそのうちの一組が脱落して、来週は3組だけでやるセミファイナルだとのこと。ITVでやっている歌のX-Factorも来週はセミファイナルだそうだ。つまり年末にかけていずれもクライマックスを迎え、来年また新たに一から始めるという感じらしい。来年の応募者を募集するコマーシャルをやっていた。


12月6日(日):クリスチャン人口が減っている?

朝は土砂降りだった雨も、昼近くになると薄日が差し所々に青空ものぞいているが、雲の流れがとても速い。

Shoちゃんが作った鶏肉のトマト煮を食べている最中に、Skypeで私も夕食に目だけで参加した。とても美味しそうで、ニオイまで伝わってくるようだった。

SunnyMumsとHidakaMumsと狭山乗馬センターの鼬川さんと三崎町教会宛に、クリスマスカードを書き上げる。

夕方4時半過ぎに穴井さんから電話がかかって来て、明日の月曜日Oxford大学で広島かどこかの能楽師が「お能」をやるのだけれど、切符がまだ余っているので行かないか、という電話だった。夜の6時からという時間もそうだけれど、英国に来て何で日本の能なんて見なきゃならないのか、私にはハッキリ言ってわからないし、興味も無い。丁度「このジャズがわからない奴はダメだ」と言うのと同じで「日本人でお能に興味を示さないのはインテリじゃない」と思っている人たちの持つ「いやらしさ」をつい感じてしまう。あからさまには言えないので、場所もよくわからないし、時間も時間だから、、、と言って断ってしまった。穴井さんが私に言った「Finstockなんかでくすぶってないで、、、」という言い方も、私なんかとても他人には言えない言い方だ。私の基準から言うと余りにも無神経で乱暴。日本語の先生ならばもっと言葉は気をつけて使うべきだと思う。そのついでに、今週の金曜日のWitneyMusicSocietyの例のコンサートにも誘われた。これも断るのはちょっと気がひけたので、夜の7時ごろにNewYattの穴井さんの家に行き、一緒に行くという約束をしてしまった。本心は億劫、、、。今度のはピアノとヴァイオリンとベースのクラシックの三重奏だそうだ。

今日は思い切ってWitneyのMethodistChurchの夕礼拝(と言っても6時からなので外は真っ暗)に出てみることにした。ところが教会の前に行ってみると真っ暗で、ドアにThere will be no worship here tonight.We join Congregational Church.と貼り紙があった。つまり、ここ英国ではアメリカと違って明らかにクリスチャン人口が減って来ていて、出席者が少なすぎてまともに夕礼拝など出来ないという状況なのではないかと思う。しようがないのでそのままUターンして家に帰って来た。


12月7日(月):またMarvinに乗れず、ガス会社の勧誘、天井の電気が直った

EquineのDutiesから今日は始まる。今日こそMarvinに乗って練習が出来ると思っていたのだけれど、11時15分になったら始めると言われたので行って待っていても誰も来ない。30分まで待っても誰も来ない。今から始めたとしても午後の早い時間にCottageに戻ることは出来ないかもしれないと思ったので、Sallyのところへ行き、「今日は午後には家にいないといけないので、帰ります」と言うと、このところ学生のAssesmentがあって立て込んでいるので月曜日に時間が取れないかもしれないから、他の曜日ではいつが空いているのか、と聞かれたので、木曜日の朝9時半から11時ごろまでなら、完璧空いていると言うと、「それじゃ、これから木曜日の朝に乗るということにしよう、スケジュールにメモしておくから」とのこと。雨も降っていたし、一時間目の掃除でかなり汗をかいてびっしょりだったので、今日は乗らずに帰って来て却ってよかったと思う。明日はどうせPigeonHouseで乗れるんだし、、、。また変わるかもしれないけれど、とにかく今後は毎週木曜日の朝が、キャンパスでの私の乗馬の時間ということになるようだ。

家に帰ってしばらくすると電話が鳴った。大抵こういう場合は何かの勧誘の電話でテープで声が流れることが多いのだけれど、出て見るとインド訛り?の早口の英語で男の人が、お宅は何処のガス会社のガスを使っているのか、イオンという会社の方が3ペンス安いからこちらに変えたほうがいいとは思わないか、、、みたいな事を喋り続ける。安いのがいいには決まってるけど、借りてる家なので勝手にガス会社を変えたりしていいのかどうか分からないから、何も変えなくていい、と言うとお金を払うのは借主なんだから何も問題ない筈だ、、と粘るので、とにかく不動産やに聞いてからでないとトラブルになると困るから、、、とこちらも粘ると、それじゃ不動産やと話をしてみてくれ、またしばらくしたら電話するから、と言い「何日後に電話すればいいか」と言うので、うーん、一週間後ぐらいかな、、、と応えるとやっと納得して電話を切ってくれた。Benに聞いてみた方がいいのだろうか、、、メールででも聞いてみるか、、、。面倒くさいから多少高くてもこのままでいいのだけれど。とにかく一日に3回ぐらいの勧誘電話が留守電に入っているのだ。そして大抵その声から判断すると、いわゆる英国人の発音じゃない場合が割と多い。今日みたいなナマの勧誘というのは珍しい。

4時頃電気工事の人が来て、天井の電気を直してくれた。やれやれ、、、やっとまともになった。でもちゃんと約束どおり来てくれるから大したもんだ。やっぱり間に不動産やさんが入っているからだろうか、、、。今使っている電球だと熱を持ちやすくて、天井材の石膏ボードがまた崩れて来る可能性があるので、熱を持たないタイプの電球を使った方がいい、と実物を見せてくれてアドバイスして帰って行った。

Benに無事に直ったという報告と一緒に、さっきの電話のような場合にどう対応したらいいのかアドバイスをしてくれとメールを出しておいた。

今回の報告はここまでにします。God be with you.

Miyako

2009.12.8-10

12月8日(火):Pigeon Houseの初レッスン

昨日のストーブはウチのPropertyのと違い、オープン(室内での焚き火状態)である為にチョット気を付けないと一酸化炭素中毒の心配があるな、、、と感じた。燃える部分が完全にストーブの内部で、排気ガス(一酸化炭素を含む)はすべて煙と一緒に煙突から排出されるのとは違うので、煙は煙突から出て行くものの木が燃える時に出るガスは室内に放出されるからだ。怖いのでストーブを燃やしている間、私は窓を開けていた。それではあまり意味が無い。結局冷たい空気が入ってくるので、むしろ窓を閉めて普通の暖房だけの方が良いかも、、、と思う。まして夜中に眠っている間に一酸化炭素中毒で死亡、、というケースはよくあることだ。

11時頃Witneyの郵便局へクリスマスカード9枚を出しに行った。Yokoさんと関口さん以外のMumsと三崎町教会、鼬川さんにも送った。郵便局はカードやら荷物やらを出しに来ている人で長蛇の列だった。SainsburyでStiltonCheeseやクッキー、果物を買った。ついでに電球とマッチ、それにFirelighterという着火剤を見つけたので、それも買った。なにしろ薪を買ったので、それを使い切るまではストーブを焚かなきゃ勿体無い、、、。



1時15分ぐらいにPigeonHouseの乗馬レッスンを受ける為にFreeland、ChurchHanboroughへ向かう。二回目なのでラクだった。家から12分ぐらいだった。こないだは居なかったおじさんみたいな人(多分ここの責任者?)とお姉さんとオバサンの中間ぐらいの年齢の女の人が居て、女の人は馬の調教を馬場でしていた。早速写真を撮った。(写真添付)2時になり白い馬(Paddyという名前)が連れて来られて、乗るように言われそのオバサンのInstructorは私に「私に見られてる事を意識せずに馬場(School)を自由に乗ってみて」と言われ、最初のレッスンがスタートした。体が硬くなっていてリラックス出来てないので、馬も硬くなって動かないんだ、、と言われる。脚を使うことがまだまだ身についていないような気がする。足首をもっと脱力して、肩の力も抜いて、、、と何度も言われる。まっすぐ前ばかり見ていると馬がどっちへ行けばいいのか迷ってしまうから、乗り手が早め早めに進行方向を見る必要があるのだ、と前田さんと同じ事を言っている。

約30分強のレッスンが終り、受付で来週の予約をする。10回分の回数券を買う。今日の一回も合わせて11回分で286ポンドだった。クレジットカードでOKだとのこと。一回26ポンドということ。1対1のレッスンだから、こんなもんだろうと思う。来週も火曜日の14時からということにした。木曜日にキャンパスで乗れるので、週2回乗れるわけだ。運動としてはあと週に2回ぐらい、水泳が出来れば言うことなしなのだが、夜の9時からのPublicTimeにWitneyのレジャーセンターに通うのはチョット億劫だ。金曜日と日曜日ぐらいなら行って行けないこともないかな、、、。

馬のレッスンの日本との違いは、乗る前と乗った後に乗り手に馬の手入れをさせるのが日本のやり方。ここでは乗り手はただ乗るだけ?私は初めてなのでそうなのかな?慣れてきたら手入れもするように言われるのかな?


12月9日(水):朝モヤ、Katieの助け、イヤなヤツ?もいる

今日もイレギュラー・スケジュールな為に、午前中は何もなしで午後からLisaのAnimal Collectionのクラスと夜のHorse Care(7時から9時まで)のクラスがあるだけ。

朝はモヤが出て、何処かで焚き火でもしているのか、、、と思わせるほどだ。

12時過ぎに家を出て、学校のカフェテリアでサンドイッチを買ってお昼にした。AnimalCollectionは先週の続きをやった後、コンピュータルームで一人一人Lisaが与えたTaskにインターネットで調べて答える作業をやる。これが私にはまだまだ慣れていないので、時間がかかるのだ。第一、学校のコンピュータで調べたものをコピぺする方法が今まで分からなかったのだ。Katie(一年目のKatieじゃなく二年目ののKatieで、この人も私が必要な情報を実に的確にしかもタイミング良く教えてくれる人なのだ)が、今日もさっと飛んで来て要領よく教えてくれたので、非常に有難かった。テキパキした看護婦さんタイプの人だ。

それからこの間LisaがこないだのAssignmentについて、一人一人面接して足りないところは付け足すようにという指示をくれた。私は少し足りないところがあるので、手書きでいいから付け足すように、ということだった。それが私にしてみれば、わざわざ書かなくても分かるんじゃないの?と思えることなのだ。例えば、バードサンクチュアリで鶴の孵化をやっているという情報をポスターに紹介したのだが、これは何の為にやっているのか書き足すようにというのだ。目的はconservationなのかeducationなのかbreedingなのか、、、というようなことなのだ。そんなことはイチイチ書かなくても自明の理じゃないか、と思うのだが。分かり切っていると言わずに、自分は分かっているということを示す為に書けということなのか、、、。ジロタンが書いたポスターは特に、何の為にやっていることなのかと言う説明が書かれていないとのこと。どうやら分かり切ったことを書くというのも、Assignmentには必要な項目のようだ。この辺が日本のレポートの書き方とは大きく違う。

授業中、誰かがクラスのメンバー1人1人にクリスマスカードを出そうとしているらしく、何か一言メッセージを書くように、、、とカードが回って来た。私も一言書いて、その中に何かしら漢字を書いたら、Tomが「Your handwriting is cool, Miyako!」と言い、そのカードを貰った女の子も「サンキュー!」と嬉しそうにしていた。

この後、授業はなかったのだが、さっきのタスクの続きを一人でロビーのコンピュータを使って少しやってから帰った。

またまた物凄い霧がたち始めて視界が利かない。こういう天気の時は気温はあまり下がらないようだ。

家に着くとジロタンが送ってくれたお線香が届いていた。どうもありがとう。早速一本火をつけてヒノキの香りを楽しむ。

6時半ごろ家を出て、HorseCareの夜のコースに出席。今日はMucking outと言っていわゆる馬小屋の掃除とベッドつくりの仕方をSally自らがやって見せてくれた。これは非常にためになった。今までEquineのコースのお手伝いをやっていて、どうやるのが正しいやりかたなのか、何処まで自分で判断してやっていいのかなど、曖昧なまま何となくやってきたことの一つだからだ。HayledgeNetの紐の結び方なども、適当にやると馬が引っ張って食べる度に、紐が緩んで来て、いつのまにかHayのかたまりが下のほうに下がってしまっていたりするのだ。こういうことにはやはり経験と知恵が大きくものを言う。知っている人にはどうってことの無いことでも、素人には「なるほどー、流石はベテラン」と思うことが多々ある。

この夜の馬のコースに一人鼻持ちならない感じの30歳後半?ぐらいの女性が居る。この人の顔つきを見ていると、美人で動物愛護活動にただひたすら夢中になっていて、そういう自分に陶酔している、、、というような、どこかアブノーマルな雰囲気を感じるのだ。フレンドリーの反対の見本みたいな人だ。この大人ばかりと一緒の時と昼間の若い学生と一緒の時で一番違うのは、大人のクラスでは7人が二人一組になって作業をすると、必ず一人余ることになるわけだけれど、その一人がいつも私になる。昼間の学生との場合はTutorが気を利かせて、私を入れて3人一組でやるように指示を出すことが多いし、そうでなくても何となく私は誰かのグループに入れるのだが、大人の場合私はいつも一人になるのだ。私は一人でやることは大して嫌ではないから構わないけれど、案外大人の方に了見が狭い人が多いのかもしれない、、、と最近感じるようになった。

この夜のコースは来週で今年の最終授業で、後は来年の1月6日(水)からになるそうである。


12月10日(木):久しぶりのMarvin、リゾートクラブに入会

今日は朝9時半からMarvinに乗る約束をSallyとしてあり、9時チョット過ぎにキャンパスに着く。Sallyが「今日は学生のAssessmentがあるので9時半から10時まででいいか」と言うので「勿論それで十分です」と返事をする。今は何となく忙しい時期のようで、そんな時に正式なEquineの学生でもない私が時間と馬を使って、Sallyに忙しい思いをさせるのは、非常に気がひけるので、よほど今日も遠慮しようか、、、と考えたのだけれど、そこは日本人と違い、どうにもならないくらい忙しければきっとストレートに私にそう言うだろう、と思ったので、へんな気を回さないで素直に言葉に甘えておこう、と思い直した。

久しぶりに乗ったMarvinは気持ちが良く、やっぱり乗ってよかった!と思いSallyに「Thank you for your time. I am sorry for making you busy」と言って感謝した。来週は以前一緒にやった二人が月曜日に乗ることになっているし、Sallyも特に授業が無いので、いつものように月曜日に乗せてくれるということになった。

以前世話をしたサラセンという馬をなでていたら、Sallyが来て「サラセンはなんか病気みたいなので、彼を撫でたら他の馬を触る前に必ず手を洗ってね」と私に言った。サラセンはとても優しい雰囲気の馬で可愛い。早く治ってもらいたい。

この後まっすぐ家へ帰りSkypeでジロタンと話していたら、「ヘルスクラブから返事が来てる」と言われたのだけれど、私は気がつかずに来たメールを間違って捨ててしまったので、こちらに転送してもらう。それによると思ったよりもリーズナブルな会費なので、電話をして3時ごろそちらへ見学に行きたい旨伝えて、アポをとった。地図で何度も確認して2時過ぎに家を出て、DownRoadのWitneyLakesResortに向かった。Julianのパブを通り過ぎてまっすぐ行って、かなり長いこと走り、Witneyのはずれという感じの場所に、目的の場所を見つけることが出来た。ゲートは和中さんたちの入っているゴルフクラブに似た雰囲気のところで、きっとこういうのがいわゆるこちらのヘルスクラブの雛形なのだろうと思った。(写真添付)

3時15分ぐらい前だったのでそこのカフェでコーヒーでも飲んで時間をつぶそうと、ウエイトレスの人にメンバーじゃなくてもコーヒーを飲めるのか、と聞くと受付のある建物にカフェがあるからそこに案内します、と言って歩き出そうとしたら、男の人が来て「僕が案内することになっているから」と言って歩き始めた。その人はここのマネージャーのGavinという50歳代の人で、私が来ることを知っていて、すべて承知しています、という雰囲気で早速私に施設の案内を始めた。

流れるように慣れた口調で見事な説明だった。何でも1982年に日本のニットー工業という沢山レジャー施設を会社でもっているところがゴルフ場を造るに当たって、アドバイザーとして東京に行ったことがある、と言っていた。「プールがある建物の温度は一年中日本の夏のように30度で湿度も高くなってます、、」とか言いながら。「もし、週に2回ぐらいは来るつもりなのだとしたら、絶対にここのクラブに入る価値はあることは保証する、、」とも言っていた。言われるまでも無く、案内してもらった施設はどれもこれも見事で、月会費はアレックスと同じくらいなのに、クオリティはここの方が断然良いことは一目瞭然だった。勿論、迷わず即入会することにして手続きをした。



もしかしてと思い前もって水着は持参して行ったので、早速泳いで(多分700メートルくらい)サウナにも入って来た。お昼ごはんを食べていなかったので、そこのカフェでサンドイッチとカフェラテを注文して、暮れて行く空を見ながら食べた。Gavinが私に「Finstockから来たんですよね、時間はどのくらい出来ましたか?」と聞くので大体20分ぐらいかなぁ、、と言ったら「歩いてきたの?」と笑いながら言い「Bird in Handは知っているか?」と聞くので(やっとここら辺の人になった気がした、何故なら私にも分かる場所が話の中に出てくるなんて、、、!)「知っています」と言うと、近道を教えてくれてこの道で来ればFinstockからなら10分で来るからとのこと。彼が書いてくれた地図が分かりにくくて、サンドイッチを食べながら見ていたら、受付をしてくれた女の子が親切にももっと丁寧な分かり易い地図を書いて私にわたしてくれた!!なんて親切なんだろう、、、と感激した。

帰りはもう薄暗くなっていたので、教えてもらった道は初めての道で迷うのは嫌だったので、次回明るい時に試してみることにして、来た時の道で帰った。泳いだ上にサウナにも入って来たのでポカポカと体が暖かくて気持ちが良い。こういう時はしみじみ幸せを感じるなぁ、、、。

Gavinに聞いたところでは朝早くの時間帯と、昼間の2時から4時くらいまでの時間帯がいちばん空いていて、ねらい目だとのこと。16歳以下の人はメンバーになれないので、子供がギャンギャン喚いたりプールで水をはねらかしたりということが全くなく、実に大人向けの静かなヘルスクラブなんです、、と自慢げに言っていた。「今は主人がまだ日本に居るのですが、もしこちらに来てメンバーになりたいという場合はどうすればいいのですか?」と聞くと「そういう場合はすぐ私に教えてくれれば、すべて問題なく手配いたしますから」と言っていた。敷地を見て「ああ、、ジロタンもここの会員になってプールで歩いたり、ひょっとしてゴルフもやれたりしたらいいだろうなぁ、、、」と思ってしまった。

今回のレポートはこの辺で。God be with you.

Miyako

2009.12.11-13

12月11日(金):教師は目の付けどころが違う!、フェレット小屋の大掃除

一時間目はEllieのAnimallHealth.免疫システムの働きを先週に続いてやる。その後グループ毎に、習った免疫の働きについて自分の言葉でFlowGram(免疫作用の流れを矢印を使って書いていく)を模造紙に書く作業をやらされた。私の組はKatieとLian?と私の3人。ここで私は、要所要所でかなり良いサジェストを書いているLianに与えたために、Ellieが見に来て「すごく分かり易いFlowGramになっているので、これをコピーして皆に配ってほしい」と言った。特に私がチョット書きこんだ短い文章(T-cell and B-cell meet here!!)というのが、すごく気に入ったと言ってくれた。KatieとLianがそれが私のアイデァであることにちゃんと気付いてくれていたかどうかは分からないが、私自身は「やっぱり教師の目の付け所は的を得ているんだよ」と自分で納得していた。

AnimalWelfareはサーカスの動物についてだった。時々このSarahの授業は、余りにも当たり前すぎて、授業をやる前から既に皆が分かっていることをやっているような時があるので、こんなことをわざわざ時間を使ってやるの?と思うことがある。

午後の2時間の実習はいわゆる年末の大掃除をやらされる。私はAliciaとEllie(生徒)と3人でフェレットの小屋のFullCleaningをやった。この二人が余りにも能率の悪いやり方で、しかもゴミを捨てに行ってなかなか帰ってこないなど、「たったこれだけのことをやるのに、何でそんなに時間がかかるの?」と思うような仕事振りなので、彼女達がゴミを捨てに行ってる間に、私が一人で殆どやっておいたら、かえって来たEllieが「Oh, you have done this! So impressive!」と言うので「This is not such an impressive thing」と私。特にEllieという女の子はフェレットのおしっこの染み込んだおがくず(これは英語でsaw dustともwood shavingとも言うようだ)をゴミ箱に入れる度に「うわ、くさい!」とか「いやになる」とか言うのだ。そんなこんなで1時15分から4時15分までのおよそ3時間を掃除でつぶしたというわけだ。

4時半が終了時間なのだが、Tiffという動物の世話係の女性が4時15分に「Guys, it's a little early, but you can be off」と言ったので皆帰り支度をしてバスに乗り込んでいた。たった15分早いだけなのに、随分いつもより明るい感じがした。

7時15分前に家を出て、穴井さんのところへ。今日はご主人が運転するクルマに一緒に乗せてもらって、WitneyのGreenwoodSchoolへ行く。ジプシー音楽を主に演奏する女性のバイオリニストと彼女のお兄さんのピアニストとダブルベースの男性の3人のアンサンブルだった。音はとても綺麗で良かったのだが、流石に途中でチョット眠くなり、ウトウトしてしまった。20日の日曜日にWitneyの例の教会(St.Mary)で6時からメサイヤコンサートがあるとのことで、穴井さんが「どうしますか?」と私に行かせたい口ぶり聞くので「そうですねぇ、、、」とどっちとも付かない返事で即答せずにごまかしておいた。気が向けば行くかもしれないけれど、始めから約束してしまうのは、チョット億劫なので勘弁してもらいたいというところだ。イアンというご主人は穴井さんと話すときは殆ど日本語。この人はどういうバックグランドの人なのだろう。日本で生まれ育ったとかいうのかもと思うほど、日本語が上手だ。穴井さんが私に「毎日何をしているんですか?退屈しませんか?」と聞くので「全く退屈はしませんね、、、、」と答えておいた。実際、ここへ来て退屈は今までしたことがないのだ。


12月12日(土):Bird in HandX-Factorのファイナル、

Fleurのレッスンが12時ごろに終った後、思い切ってBird in Handに行ってお昼を食べてみることにする。流石にかなり大きな敷地の中に、B&Bとパブが別棟で建っていてB&Bには全部で16部屋あると書いてあった。パブの方もかなり立派で綺麗で静か(Julianのところとはチョット違う)で、大きな暖炉に薪が燃えていた。私はサンドイッチを注文。食後にライスプディングとカフェラテを注文した。このパブでチョットがっかりしたのは、他のパブと違ってここの食事は日本並みの量、特にデザートのライスプディングは「えっ?これだけ?」という少なさだったこと。サンドイッチのパンも普通のお店と違い薄いパンで、上品と言えば上品かもしれないけれどしっかりした美味しいイパンを食べたいと思っている私には期待はずれと言える。これならWitneyLakesResortのヘルスクラブのカフェのサンドイッチの方が安いし美味しいと思った。

そのあとWitneyへ行き、インフォーメーションセンターでBristolZooへパブリックトランスポーテンションで行く方法を尋ねた。ネットで調べてプリントアウトしてくれたのだけれど、イマイチ良く分からない。Fleurに寄ると、Charburyから電車でOxfordまで行き、OxfordからDidcotへ行き、そこで乗り換えてBristolまで行くのが、時間的にもいちばんラクだと思うとのこと。いずれにしてもハッキリわからない行き方で、手探り状態で行かざるを得ないように思う。やっぱりチョット億劫かな、、、。

Fleurが私にクリスマスカードを送ったらしく「まだ着いていないの?」と言っていた。そのカードに元日に私を自宅に招待したい旨書いたとの事。それからFleurのレッスンも今日が今年の最後で、次回は来年の1月9日(土)からということだ。今日はITVのX-Factorのファイナルの放送で毎年国民の3分の1は見ると言っていた。日本の紅白みたいなもののようだ。男性2人女性1人の3人がファイナルに残っているのだけれど、国民の投票で決まるチャンピオンはきっと、その女性になると思うとFleurは言っていた。どうして?と尋ねたら、彼女はシングルマザーで一生懸命子供を育てているので、同情票が沢山集まると思うとの事。2年前に同じような同情票でチャンピオンになった男性がいるらしく、その人はセミファイナルの時にみんなの前で大泣きして、自分はシングルマザーに育てられお金も無くてとても苦しい、チャンピオンになって母親孝行をしたいので是非自分に投票してくれと、懇願したためにホントにチャンピオンになったという実例もあるのだそうだ。そういうのをsympathy voteと言うのだそうである。

この歌のX-Factorは今日と明日の二日にわたって放送される。今日は残った3人がそれぞれ2曲ずつ歌うパフォーマンスで、その後に投票が一日かけて行われ、明日の夜再び結果の発表の放送があるというもの。BBC oneではダンス版のX-Factorのセミファイナルが時間を少しずらして放送されるので、私はこちらをずっと見て来たこともあり今日は両方とも見ようと思う。これは私がコミットしている数少ない番組の一つと言えるかもしれない。

今日はジロタンのむささび通信が届いた。依然としていなり寿司の皮とか筆、墨などは届かない、、、。

昼、Bird in Handに出かける時にMarthaと会い、クリスマスには予定はあるのか、と聞くので、別に無いし、多分宿題をやってるんじゃないかと思うと言うと、「もしかしてお願いしてもいいかしら、、、クリスマスに2日ほど出かけるんだけれど、Billyのドッグシッターをやってくれるか」とのこと。勿論世話の仕方を教えてもらえば出来ると思うからと言っておいた。それからもし特に予定がないのなら、クリスマスディナーをウチで一緒に食べないか、と誘ってくれた、自分の所で飼っているニワトリを絞めて食べるからとのこと。店で売ってる鶏とは全然違って物凄く美味しいわよ、と言う。「ニワトリに気の毒、、、」と私が言うとFrazerさんが「Well, it is his destiny」と言っていた。ついでにこないだ彼らが言っていた彼らの教会のクリスマス礼拝にジョインしたいのだけれど、、、というと「それじゃ、自分達のクルマで一緒に行こう」と言ってくれた。、、、というわけで今年のクリスマス礼拝はややファナティックな宗派?のEvanjelicanChurchの人達と一緒に、ということになる。穴井さんとWitneyのSt.MaryChurchのメサイヤに行くよりはましな気がする。

Fleurの予想に反してX-Factorは結局女の子が、今日の投票結果で明日のチャンスまで残れないことになったらしい。というのは眠くなって私は途中で寝てしまい結果の一部始終を見逃してしまったからだ。


12月13日(日):この家は腰が冷える

今日は晴れていたけれど寒そうな一日だった。結局私は一歩も外へ出ずに、昨日の夜にかけた玄関の鍵も開けることなく、一日中家の中で過ごした。何をするでもなく、時々テレビをつけてみたり、16日にFKのInspectionがあるので少し片付けをしたりしているうちに、4時になり薄暗くなって来た。ここの家の床が石のせいか、腰が冷えてどうしようもない。この頃はズキズキと痛みを感じるくらい冷えて来るので、家の中にいるときはフリースの毛布を腰に巻いていないと、辛いほどだ。毛布を巻いてしばらくするとやっと腰の痛みが取れて、ホッとする。こちらでは日本で売っているような中綿の入ったズボンを売っているお店が見つからないので、何とか見つけたいのだが、、、。ハッキリ言ってこれはここの冬の必需品という気がする。

今日は夜の7時半から昨日のITVのX-Factorの続きで、結果発表がある。私も見ていたのだけれど、案外これが長い時間かけて放送していくので、なかなか最終結果の発表にならず、ついにやっぱり途中で眠くなってしまい、肝心な発表の瞬間を見逃してしまったようで、結果発表はまだなのか、、、と終わりまで番組をみていたのだけれど、去年2位になったSusanBoyleというオバサンが出て来て歌ったりして、なかなか発表にならない。おかしいな、、、と思いYahooUKを見てみたら18歳の北イングランド出身の男の子の方が優勝したと書いてあった。とにかくこの番組の中で、ゲストとしてポールマッカトニーが出て歌ったりしたのだから、すごい番組なのだ。これで優勝すると100万ポンドのレコード契約が約束されるとのことで、ホントにあっという間に100万長者になれるとのこと。

というわけで今日一日が終った。

ではまた。God be with you.

Miyako

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