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Miyao's Oxfordshire Diary 011
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2009.11.16-18

11月16日(月):乗馬レッスン、参考書、

今日も一時間目はEquineのDutyを手伝ってからMarvinに乗って、上級生のクラスの教育実習の生徒になっての乗馬レッスンでした。今日の学生は3人が交代で教えてくれました。一人目の人の名前は聞かなかったので分かりませんが(Katie?)、あとの二人のうちの一人は先週も教えてくれた、Bryony(ブライアニィと発音するらしく本人は自分の名前が嫌いだと言っていました)というとても謙虚だけれど教え方は上手な女の子で、もう一人はBeckyというこれまた親しみ易い感じの女の子でした。このBeckyは顔だけは何故か見分け易い(多分日本人にもよくいそうな感じだからかも)ので、知っていました。今日は本当に基本の基本を身に付けさせる内容のもので、私には丁度有難いものでした。Trotで手綱を離し、指示に従って両手を頭や腰にのせたり、両手を広げて乗る練習でした。これはよく前田さんのところでもやった練習です。Beckyに「前に比べて姿勢が数段良くなって来た」と言われました。

午後は2年目の学生と一緒のWildlifeのクラス。今日はEllieに許可を貰って授業の中身をテープに録音させてもらいました。授業が終ってからEllieが私に参考図書をごっそり教えてくれて、「結構高い本だけれど、あとでE-Bayで売れるから、、」と言うので、「売るつもりは無い。全部日本に持ち帰るつもりだ。私は本を集めるのが好きだから、、」と言うと、自分もそうで持ってる本の半分も実は読んでいない、読む時間がないのだ、、、ボーイフレンドはいつもなんでこんなに本を持つんだ、、、と文句を言うのだけれど、、、という様な事を言ってました。家に帰ってから教えてもらった6冊の本のうちの4冊はアマゾンで注文しました。あとの2冊は同じタイトルで2冊出ているので、Ellieに確認してから注文しようと思う。

この後、WitneyのCouncilOfficeに行き、Taxのディスカウントの件を尋ねると、大学から私の身分についての正式な手紙を貰って提出してくれれば、審査をしてExemptionが可能だと思うとのこと。明日Lorraineに話してみよう。郵便局で水道代約15ポンドを払うについては手数料を2ポンド半必要とのこと。クレジットカードにすると手数料は無料になるけれど、私が帰国した後もクレジットから引き落とされたりするのは嫌なので、少々手数料を取られても、郵便局でキャッシュで払う方が安心なので、そうした。日本に送る為のRoyalMailの箱を買う。そのあとAnimalCollectionの例のAssignmentのポスターをShillbrooksとか言うFleurが教えてくれた文房具やさんで、コピーをしてもらい、RobertDyasでDVD-RWを買って家に帰る。家に着くとFrazerさんがジャックラッセルのBillyを連れて散歩から帰って来たところで、こないだの停電のことを聞くと、この先の電力会社のトラブルがこの頃あるための停電のようで、風とは関係が無いと思うと言っていた。何年か前のハリケーンのときは8日間電気なしで生活をしなければならなかったとのこと。

Fleurが私のAssignmentの為に沢山調べたものをメールで送ってくれた。感謝。


11月17日(火):馬のベッド作り、税金のディスカウント

今日は9時半からEquineのお手伝いの時間。11時ぐらいまでFinnという馬の部屋のBeddingDownというのをやった。一緒にやった学生が私にやり方を説明してくれた。このBeddingには二通りあって、藁を使っている馬とおがくずを使っている馬がいるのだ。今日やったFinnという馬はMarvinと同じでおがくずの方。以前聞いたところでは、馬によって藁はホコリやなにかでアレルギーを起こすこともあるので、使い分けているのだとの事。

これが終ってからLorraineのところに行って、例の手紙の件を話すと「いつ行くつもりか?」と聞くので「いつでも」と言うと「今日行きたいか」と言うので「そんなに早くできるのか?」と聞くと「大丈夫、出来るだけ早くやるから」とのこと。Lorraine自身がそういう手紙を書ける資格があるようで、すぐに書いて渡してくれた。「中身を一応確かめてみてちょうだい、もしこれで何か言われたら、私に教えて」と言ってくれた。彼女は初めて会った時私がInternationalStudentであることに気が付かなかったのだけれど、その後は非常に協力的で実に親身になって何でもやってくれるので有難い存在だ。

お昼前に早速CouncilOfficeに行き手紙を出すと、然るべき部署に提出するので新たに別の請求書が自宅に届くまで、待つようにと言われた。丁度お昼過ぎだったので、ここの食堂でサンドイッチとカフェラテを注文して食べる。そのあとWitneyのWetNatという銀行で電気代50ポンドを払う。これは手数料はなし。何故なら請求書にこの銀行の名前が書いてあり、きっとこの銀行が電力会社の取引銀行なのだろうと思ったので。Billに銀行の名前が書いてある時は、その銀行に行けば手数料は取られないということなのかもしれない。それから昨日書いた長谷川さんへの絵葉書を郵便局で出す。

3時ごろ家に着く。


11月18日(水):2階から水漏れ、クラスメートのTom

朝、風まじりの雨が降っていて、ポタッポタッと音がするので見てみると、読書コーナーにしたところの天井から水が漏っていました。雨漏りか、、、とFKのBenにメールを出しました。でもこれは結局あとで発見したのですが、2階のバスルームのヒーターの水漏れが直っていなかったために出てきた水が床を通して一階の天井から漏れていたらしい。ここに入りたてに、この水漏れは気が付いたので、Benに言っておいたのですが、水道工事の人に連絡しておくからというので、安心していたのですが結局直さずにそのままになっていたということらしい。

今日は午前中9時半から12時45分まで2年目の学生と一緒の実習。エアデルテリア(ジムニーを置いていた駐車場の家のワンちゃんのような犬であれよりかなり大型犬で9ヶ月だというのにボーダーコリーぐらいの大きさだった)のHealthCheckとグルーミングを3人でやりました。この犬がまだ幼犬で落ち着きが無いせいもあり、押さえているのだけでも大変で、部屋が暖房バッチリだったので汗だくになりました。この授業が始まる前に教室に集まっている時に、2年目の学生達の写真を撮りました。皆写真を撮ってもらえることを嬉しがるのはほほえましいです。(写真を添付しますので焼き増ししてまた送ってください)

AnimalWelfareのSarahが授業に役に立つようなWebsiteと、これからの授業のスケジュールと内容について書いたプリントをくれたので、有難い。Ellieが頼んでくれたのです。

午後のクラスは例のAnimalCollectionで、今日がAssignmentの締め切り日だと思っていたのでLisaに尋ねたら、CollegeのOpenDayが途中で入ったために、一週間伸びて来週になったのだとのこと。

今日のこのクラスのタスクは面白かった。グループになって与えられた課題についてインターネットで調べてTaskSheetを作るというもの。私はTomとJoe?との3人グループでした。このTomという子がこの2年目のクラスを初めてスタートした時に、一番早く私の名前を覚えてくれて、キャンパスで出会う度に「Hi, Miyako!」と声をかけてくれる非常に感じの良い男の子なのです。Tomは一ヶ月間タンザニアにボランティアで行って来た経験があるとのことで、タンザニアの地図をコンピュータに出して、行ったところを見せてくれました。

Joeはプレゼンテーションの担当をするというので、一人で別にコンピュータで黙々と作業をしていました。私はTomと一緒にコンピュータでホームページを読みながら、タスクを仕上げて行きました。仕上がったグループは一人一人にそのタスクシートをプリントアウトして渡すことになっていて、渡されたタスクシートを見て非常に面白かったのは、それぞれやり方も見かけもシートの枚数も違うということでした。つまりタスクシートというのは、形式も見かけも自由な日本で言ういわゆるレポートに相当するものらしい、ということがハッキリしたということです。Tomがホームページを見ながらコピぺしていくのも、私がAssignmentでやっているのとそう変わらないのだということが確認できたような気がして、チョット安心も出来た気がします。

3時で授業が終った後、ガソリンを入れに行きました。前回と大体同じで4分の3入れて33ポンドぐらいでした。これまでのところ、一ヶ月に2回ガソリンを入れに行くというのがペースのようです。

夜はEquineが7時からなので、6時半に家を出てキャンパスに着くと、もう一人既に来ていた人が、「教室に鍵がかかっていて入れない」と言うので行ってみると確かにいつもと違って、Sallyもいないのです。しばらくするとクルマが来て生徒がもう一人来て、「いまさっきTextmessageが来て、今日のクラスはキャンセルになったようだ、なんでも電気関係が働かないとかで、、、It's rediculous!!」と言うのです。先に来ていた人が「Are you serious?」とその人に尋ねたのですが、これは「ホントにホントなの?」とでもいうニュアンスかな、、、。

結局私はそのまま家へ引き返しました。

今回のレポートはここまでにします。God be with you.

Miyako

2009.11.19-22
11月19日(木):美味しかった!Frazerさんの手料理

授業は11時15分からだったが、学校のコンピュータを使って講義の内容をプリントアウトしたいと思い、10時ちょっと過ぎに家を出る。行って見るとオープンスペース(ロビーみたいなところ)に置いてある10台ぐらいのコンピュータは既に満員で、全部ふさがっていた。しょうがないのでEquineの方のUnitに行ってSallyがいれば昨日の休講のことでも話してみようと思ったのだが、彼女はいなかったのでまた引き返す。Lorraineに昨日の休講のことと、今晩Frazerさんのところに持って行くブーケを何処で買えばいいかを聞くことにした。休講については4時半頃に急にキャンパス全体が停電になりから、、電話で復旧するのは6時半だということを確かめた後、殆ど皆が家に帰ったのだとのこと。彼女自身はその時点では講義は7時からだから、大丈夫だろうと思ったのだそうだが、今朝来て確かめたら結局昨日は復旧できなかったらしく今日になってやっと直ったのだということがわかったのだとのこと。今後こういう場合は出来ればEquineの教室のドアにでもメモを貼り付けて置いてもらえると有難いのだけれど、、、と言うと「I am so sorry, I will do it next time」と言っていた。ブーケについてはWaitroseの花売り場に行けば適当な花束になっているものが手ごろな値段で売っているからそこが一番だと教えてくれた。間違っても花専門のお店には行かないように、物凄く高いから、、、とのこと。

そうこうしているうちにコンピュータが空いたので座って大学のホームページを開けて、BlackBoardというところをクリックして昨日ジロタンに教わったようなところが無いか捜してみたけれどみつからない。色々クリクリ開けて探しているうちに、一枚の紙に何コマかを印刷するようなボタンが見つかったので、早速試してやってみる。上手くプリントできた!これでこれからは時々ここを開けて必要な講義の内容があったらプリントアウトできるので、有難い。

お昼を挟んで2時間実習があり、最後はExoticsのクラス。今日はAccommodationについて。どんな材料の建材とどんな材料の敷物があり、それぞれの良い点と悪い点を、例によってグループになって大きな紙に書き出すという作業をした。

この授業の後、Witneyに行きWaitroseで花束を捜したけれど、私好みのものが見つからなかったので、結局小さなシクラメンの鉢でギフト用に包装されているものを見つけたのでそれを買うことにした。それからBillie(Frazerさんが飼っているジャックラッセルテリヤ)の骨ガムを買いそれを入れるチョットおしゃれな紙袋を買って一緒に持って行くことにする。

7時過ぎにFrazerさんのところに行く。こじんまりとした丁度ウチの都幾川のログハウスのような大きさの建物がFrazerさんの現在の家。一階がパブリックスペースという感じのキッチン兼リビング兼食堂という感じの部屋だけで、しばらくそこで話をしてから食事という時点で、キッチンの方においてあった小さなテーブルをMarthaとFrazerさんが運んで来て、食事が始まった。メニューはすべてFrazerさんの手作りで、白いニンジンのスープとパン、シェパーズパイと温野菜(メキャベツとほうれん草、これはどちらも自分の庭で栽培したもの)、デザートはこれまた自分の庭で取ったりんごを使った焼きりんご。全部非常に美味しかった。(写真を撮ったので添付します)


11月20日(金):印象に残らない授業、ウサギとGuineaPigの体重測定

今日は4時間びっしりの日。午前中2時間はEllieのAnimalHealthとSarahのWelfare。Ellieの方は免疫システムについてが主な内容だった為に、いろいろTerminologyが出てそれを調べる宿題が出て、インターネットで調べる方法も教えてくれたのだが、これが案外難しい。EllieのDefinitionとネットに出ているDefinitionがピッタリ同じではないために微妙で、どれがどれなのか判断するのが難しい。Welfareの方は印象が薄かったのと、興味がイマイチだったためか、今思い出そうとしてもノートを見ないと思い出せないくらいだ。チェックしてみたら、動物のillegal tradeについてやったことを思い出した。こんなふうに印象に残らない授業というのもあることはあるのだ。トピックスにもよるのかもしれないが、大体こういう場合、ただひたすらパワーポイントの文章を写していたケースが多いような気がする。つまりグループになってBrainstormingをやったりするものだと、私にも印象に残るものになる。頭を使うからと言うことではないかと思う。黒板を写す授業というのが、如何にダメかという実証かもしれない。

昼休みに今週の水曜日が強風で中止になったEllieのジャンピングがEquineの馬場(因みにこの馬場のことをここではSchoolという言葉を使うことをこないだ知った)で行われた。チャリティの為のイベントで私も一つ跳ぶにつけて1ポンドを賭けた。結局8つ飛んだらしいので私は8ポンド出すことになった。(写真添付)

午後はEllieがワンちゃんのFreeExerciseのやり方のコツを皆にやって見せてくれた。まずExerciseをする場所の安全確認から始めること、囲いは閉まっているか、危険なものは落ちていないか、など。

その後は2年間のコースを取っている生徒だけは実習のAssignmentをやるということで、私は2年生のOhenのウサギとGuineaPigの体重測定のお手伝いをするようにEllieに言われたので、それをやる。そのあとは何もすることが無いので、ロビー部分に置いてあるコンピュータでしばらく免疫システムの宿題を調べていたのだけれど、なかなか難しくて頭がボーっとして来たので、10分ほど早かったのだけれど、4時20分ごろに終わりにして帰って来た。今日は何故かヒジョーに疲れを感じた日だった。免疫がらみのTerminologyのせいもあるかもしれないのだが、もう一つ最近ヒジョーに疲れを感じるのが、生徒の授業中のお喋り。集中している私の脳にとって、邪魔以外のなにものでもない。これが最近気になり始め、疲れの原因のような気がする。ハッキリ言ってうるさい!のだ。Tutorがいくら注意してもすぐにまたうるさくなるのだ。


11月21日(土):人並みな就寝時間

昨日の夜中から結局いろいろAssignmentやら宿題やらをやっていて、寝ないでいるうちに朝になってしまった。10時からFleurのレッスン。その前からSkypeを繋いであって切れる様子も無いので、ジロタンとSkypeで話してもらおうと思う。出来ればShoちゃんのケルト音楽もやってくれると有難いと思い、頼んでみた。OKということになりよかった。Fleurもジロタンとのお喋りもケルト音楽も楽しんでくれたようでよかった。13時ごろまでAssignmentの文章の書き直しなどをやってもらった。クルマを代えたとかでPloughInnに止めてあるダークブルーのクルマを見かたがたそこまで彼女を送って行った。12月1日(火)の朝、HearingDogの訓練施設に拘っているHelenという彼女の友達?がGardenCentreに来てチャリティをやるので、時間が許せば行って欲しいとのことなので、その日は丁度WitneyCampusにTuitionを払いに行く日なので、休みにするつもりだったので行けそうだと伝えておいた。

14時頃、和中さんがチワプーと一緒に来た。4時ごろまで持って来てくれた文明堂の「ふみまき」をお茶菓子にお喋りをした。朝から何も食べていなかったので、このお菓子が昼ごはんのようなもの。彼女が帰った後セロリと半分残っていたパイナップルを夕飯?に食べた。

Fleurが直してくれたAssignmentのWelfareの文章を書き直して、仕上げた。

今日は久しぶりに人並みな就寝時間となり、夜12時半ごろにベッドに入り朝6時半ごろまで寝ることが出来た。


11月22日(日)

今日は朝は晴れていたのに昼前から雨が降り出し、今(13時)少し前からまた急に晴れ間が覗き始めている。庭にぶら下げたバードフィーダーには盛んに小鳥が来て餌をつついている。

今回のレポートはここまでにします。God be with you.

Miyako
2009.11.23-26

11月23日(月):サラブレッドに足を踏まれる・英国の虹

今日は朝から風が強く雨も横なぐりだったので、学校へ行く前に少し不安になり、本とかノートとかファイルとかコンピュータなど、万が一の洪水の時でも一応ダメにしたくないものだけは2階に上げてから出かけた。学校に着いてしばらくすると青空がのぞき落ち着いて来たので「何だ、、、これで雨は終わりか」と思っていたら、1時間目のEquineのDutiesが終る頃にはまたまた大雨が振り出す始末。本当に変わりやすい天気だ。今日、Paddockから馬を連れてくる仕事をしていて、私はDizzyという馬を連れてくることになり、綱をつけて歩かせていたら、このDizzyはMarvinなんかとは違うサラブレッドであることもあるのか、少し神経質というか落ち着きがない馬だったために、歩いている最中右足の指を思いっきり踏まれてしまい、チョー重いので物凄く痛かった。幸い折れたりはしなかったけれど、時間が経つにつれてだんだん痛さがひどくなって来て、授業が終る頃にはチョット歩くのも踏まれた方の足は引きずる感じになっていた。ちなみにこのDizzyは香港で走っていた競走馬だったとSallyが教えてくれた。

この時間が終わりSallyに「このままの天気だったら今日は乗馬はなしですね」と聞くと、「そうだねぇ、、、もし晴れてくればやるから11時半近くの天気次第だわね」とのこと。その時間になると雨は小降りになりありそうな気配だったので、EquineUnitの方へ行くと、別のTutorが来て私に「今日、馬に乗るつもり?」と聞くので「ええ、もしできるのなら」と言うと、「それじゃ、Marvinに鞍をつけて乗る準備をして」と言われる。そしたらまもなく強風が吹き始め、結局この強風では無理ということになり、その時間は2年目の生徒と一緒に「馬のExerciseのさせかた(これは狭山乗馬センターで見たことがあるのだけれど馬を運動させながら訓練をするもの)」の講義を外の馬場でやるので一緒に出席して行くようにと言われ、馬場のそばの小屋みたいなところに入って、皆で実際にその訓練をする様子を見学した。この小屋のことを生徒はBox(箱)と言っていた。

午後は2年目の生徒と一緒のWildlifeのクラス。今日は犬を「怪我をした野生のキツネ」に見立てて足に包帯をする実習をやった。犬達は片足を包帯でぐるぐる巻きにされて、歩きにくそうにしていたけれど、半ば諦め顔で協力してくれた。この授業が始まる前に教室から窓の外を見ていたVessyが「Look!」というのでみると、きれいな虹が出ていた。思わず写真を撮ったほど綺麗だった。

この後家に帰る前にWitneyに行きFleurのTuitionとキャンパスの昼ごはん代に少しキャッシュが必要なので、100ポンド降ろして来た。ついでに15%ディスカウントのバウチャーをこないだ貰ったのでRobertDyasに行き、バードフィーダーを買って帰る。

今日学校のコンピュータを使って調べた時に、EllieのAssignmentのMeritの方を書くのに使えそうな、良くまとまったサイトを見つけたので、今回は自力でこれに挑戦してみようか、、、と珍しくやる気になった。家に帰ってから早速とりかかった。6時半頃からやり始めて、終ったのが11時半ぐらいだった。今回はFleurにイチイチ点検してもらわずに、このまま出してみようか、、、と思う。これをやって感じたのは、いい資料(つまり自分に必要な情報がすべて手に入ること)さえ手元にあれば、思ったよりも書きやすいものだ、ということ。これは、Assignmentに少しは慣れて来たということを意味するのかどうか分からないが、気分としては悪くないな、と感じた。


11月24日(火):英国にもミカンがある!

今日は馬の学生と一緒にDutiesに出る予定の日だったが、寒そうで雨も降っているので休むことにした。昨日踏まれた足は、膏薬を貼って寝たせいか有難いことに殆ど気にならないくらいに回復していた。有難いことだ、、、。

朝6時半ごろから昨日の続きでWildlifeのAssignmentを少しやり直す。直すと言っても、デザインと写真の大きさを変えるだけなのでラクだ。

トイレットペーパーとコピー用紙を買いに出かけようかと思っていたのだが、余りにも暗くて寒そうで風も強いので、結局今日は一歩も家から出ずに過ごした。昨日Waitroseで買ったIrishPotatoFarlsという、ジャガイモと小麦粉で焼いたというパンのようなものが美味しかったので、今日もお昼はそれにバターを塗って食べた。Satsumaという名前のみかんも買って来た。小さいけれど味は立派にみかんだ。夕方にやはり昨日買ったマカレルを食べる。肉よりは魚の方が絶対にお腹に優しいし落ち着く。イギリスの肉料理はチョット塩辛いのと硬いのと味がしつこい感じがする。もっとも私が食べるお昼は、学校のカフェテリアで売っているものかGardenCentreのメニューぐらいがせいぜいなので、ちゃんとしたところに行けば美味しい肉料理もあるのだろうけれど。

夕方の5時15分からBBCで毎日やっているThe weakest Linkというクイズ番組を見る。これだけは殆ど毎日私も見ている。早口でポンポン次々とクイズの問題を出していくのだが、たまに私にも分かる問題も出たりするので、妙に退屈しない。司会のAnneRobinsonという毒舌のオバサンが出演者にズバズバ質問するというのが、いわば売り物になっているようなのだ。

カンブリア地方とスコットランドはまだ雨に用心が必要な状態だとテレビのニュースで言っている。

夜になって今朝直したWildlifeのAssignmentのSpidergramを糊付けして仕上げた。これで今まで出された6つのAssignment全部を終らせたことになる!!ただしこれからまた2度目のAssignmentの波が押し寄せてくることになっているので、ノンビリできるという訳ではない。


11月25日(水):英国生活3か月

今日で英国に来て丁度3ヶ月が過ぎたことになる。日常生活でも学生生活でも、相変わらずピンと来ないことがまだまだ多くて、スッキリしないことだらけだ。私の語学力も進歩している気が全くしない。1年ぐらい住んでも語学力は伸びるものではないのかもしれない、とやや悲観的な気持ちになって来る。

午前中の授業は2人目の人たちとの実習の筈なのだけれど、今日は実習のAssignmentのグループと記録を書き込むグループに分かれてやるものだったので、私は全くお呼びじゃない立場。Sarahが「アニマルユニットに行って、何か手伝えることが無いか捜してみるように、、」と言うので、一応行ってみたのだが、水を替えたり、餌を取り替えたり、、、という様な事を一年目の人たちはやっていて、そこへ「何か私に出来ることありますか?」などと尋ねることすら邪魔になるのではないか、、、と気持ち的に億劫になったので、ロビーに戻ってコンピュータでレクチャーノートの検索をして必要なものをプリントするという作業をすることにした。それで結局午前中は時間をつぶした。

この2年目の人たちのAssignmentの前に、今まで見たことが無い女の人がEllieと教室に入って来て、「今日はチョット皆さんに一緒に考えてもらいたいことがあるので、少し時間をもらいます」と言って「考えてもらいたいことというのはRespectということについてです」とコンピュータを使って話を始めました。この人はいつもはWitneyCampusにいるのだとのこと。言ってみればこれはCollegeStudent対象の道徳教育の時間?という感じのもののようで、以前にも違う人が来て一回あった。ビデオでポーという名前のパンダがキャラクターの動画漫画?の一部をみせてから、Respectというものについて考えさせるきっかけを与えることが、どうやら目的なのかもしれない、、、と私には思えた。なかなか面白い試みだと思った。

午後からの授業はAnimalCollection。動物園のDesignについて、Visitorにとって、Keeperにとって、それからAnimalにとって、それぞれどういうDesignが必要かを生徒に考えさせ、具体的な動物園の写真を見せながら、この動物の檻ののどういうところが、だれにとってDisadvantageなのか、Advantageなのかと言わせるというやり方だった。こういう授業の進め方が、案外生徒の記憶に残ってひいてはそれを考える必要性が出てきた時に、ちゃんと考えられる頭を作るのに非常に効果的なような気がする。

来週はDesign of the ZooというAssignmentのプリントを渡すから、、、とLisaが言っていた。一回目のAssignmentの締め切り日がそろそろ全部過ぎる今頃から、二度目のAssignmentがまたまたドッと来始めるようだ。

授業の後、ジロタンに送るチーズとお菓子を買いに、Sainsburyへ行ってついでにArgosで小鳥を観察する為の安い(9ポンド99)の双眼鏡を買い、それからここへ来たばかりの時に買ってずっと使ってきた学校用のバッグのスペアを買おうと、バッグ屋さんへ行き一番安い15ポンドのバッグを買って、歩き出したとたん、その今まで使ってきたバッグの肩からかけてる紐の縫い目が切れて、アウトになった。何と言うタイミングの良さ!!

家に着いて少しやすんでから6時にGardenCentreの10%引き、モルドワインとミンスパイのサービス付きのやつに行ってみる。こういう場合、ワンサカ人が来ているのか、と思って行ってみると、それほどではないがどことなく賑わっていて人も皆、夜のショッピングを楽しんでいるように見えた。SuetCakeという鳥の餌などを飼い、その足で夜のEquineの授業へ。

Sallyの英語は何故かかなり分かりにくいことが多い。出席している人の中のSarahというオバサンが既に馬にはかなり詳しい人で、今日は私にいろいろアドバイスをしてくれたのは有難かった。



11月26日(木):Sam君の20歳の誕生日・大蛇のヘルスチェック・天井のライトが落ちてきた!

今日はSam君の20歳の誕生日だ。

今朝、ここの庭にマグパイを始め、沢山の小鳥?だけでなく、雉が来たので写真に撮った。

今朝9時過ぎにVillageStoreのポストオフィスに行き、ジロタンに送る荷物の重さを量ってもらった。4つのうち3つは2キロ未満だったのでそこでそのまま送る手配をした。残りの一つは家に持ち帰って包装しなおして二つの荷物に分けて、学校の帰りにWitneyのポストオフィスに行って郵送した。と言うわけでそちらには全部で5つの小包(封筒に入れて送った2つを入れて)が届きます。同じ日にFinstockとWitneyという別の郵便局から送ったので、どちらが速く着くか興味が湧きます。

午前中は例のTutorialなので関係者以外は自習。私はまたコンピュータのところで午後からの授業の予習をする。

午後の一時間目は実習で私はTomとHailey(双子の一人)と3人で、またまた御馴染みのニシキヘビのヘルスチェックと体重測定の作業。ニシキヘビは2匹ともメスで一つはLuise,もう一つはThelmaという名前。Tomはこの大きなヘビは触るのが初めてだとかで、かなり怖そうだった。私がヘビの口を開けるのに頭を右手の指3本で持って左手の親指と人差し指でヘビののどを挟んで、引っ張って口を開けて見せたら(これは以前Ellieがやり方を教えてくれたので)TomはEllieに" Miyako is very brave!"と報告していた。

次のクラスはExoticsのクラス。AnimalAccommodationに必要なものをグループごとに書き出して発表するという作業と、割り当てられた動物の実際のAccommodationに行きサイズを測るという作業をやって終わり。

Witneyの郵便局から帰って家に入ると、床の上、テーブルの上にパンくずみたいなものが落ちて散らかっているので、私が朝何かをこぼしたのか、、、と思ってそのくずを手にとって見ると、どうもパンくずではないみたい。ふっと天井を見るとナント!天井についているシーリングライトが笠ごと落ちて来ていたのだ!! ったくもう、、、。こんなに不備が多い家を結構高いお金で人に貸すなあ、、と流石に少し呆れる。写真を撮り早速Benにすぐに直してもらいたいと言うメッセージと一緒に添付して送った。(写真添付)

今日、Sam君はどんな誕生日を送ったのだろうか、、、。

今回のレポートここまで。God be with you.

Miyako

2009.11.27-29

11月27日(金):動物園の存在理由・向いの老人


今日の一時間目はEllieのAnimalHealthの時間。先週やったこと(二人一組になってそれぞれに与えられた器官または細胞についての特徴と役割をパワーポイントにまとめて発表できるように準備する)をみんなの前で発表するいわゆるプレゼンをした。私はHannahという人と組んでインターネットを見て、先週文章を作った。プレゼンの最後に皆に二つの問題を出すというのも課題のひとつ。Hannahは自分から進んで一番目にやる、とEllieに言って「ごめん、相談もしないで一番目にやるって決めてしまって、、」と私に言うので「ノープロブレム」と言っておいた。発表した二人のプレゼンに対して、何か必ずポジティブ・フィードバックを紙に書いて出すようにとEllieに言われる。読み上げる説明文の中に、聞いたこともない言葉が入っていたので、辞書で調べて一応発音できるようにチェックしたので、まずまず上手くやれたと思う。

2時間目はWelfareの授業。今日は動物園とその動物についてやる。動物園の目的は何か、、、という質問を生徒にして、Sarahは99%の動物園はmake moneyが最大の目的だ、、と言って、そのために起こる弊害に気付かせようとしているようだった。Sarah自身は動物園は好きじゃないとのこと。でも中にはちゃんと動物のことを考えてやっている動物園もあると言うと、生徒の中から「何処の動物園が英国で一番良い動物園か?」という質問が出た。Sarahの答えは「チェスター動物園だ」というものだった。

午後からはNVQという一年目の学生のための実習なのだけれど、二つのグループに分かれてAグループ(私もこのグループ)はSarahの監督の元で、実習のときに必要ないわゆる知識を整理して一人一人のプリントに書き込むという作業をする。実習の時に必要な注意点、例えば亀にあげるりんごカットしたあと、ナイフを手に持ったまま歩き回ったりしないこと、、とか、私にしてみれば余りにも当たり前のことを文章で書かせるので、かえってどう書いたらいいのか迷ったくらいだった。

午後の二時間目は実際に動物の(今回はFerretの)小屋へ行き、部分的な掃除とヘルスチェックと体重測定をやり、来週やるというObsevation(いわゆる実習をやる生徒の行動・手際をTutorがチェックしてテストするもの)について、KatieとJessと私の3人がSarahから説明を受ける。その前にKatieが私に「誰と組んでやるの?」と聞くので「わからない」と言うと、Oh,Come with usと言ってくれたので、一緒にやることになったのだ。KatieもJessもここでの授業は初めての学生のようで、2年目の学生は説明されなくても全部分かっているので、アンフェアだ、、、という様な事を言っていた。Jessは「Steveなんか全部の動物の扱い方を既に去年やっているので、そういう生徒と比較されるのは不公平だ、、、」と真顔で言っていた。

4時半に今日の授業が全部終り、家に帰ってみると職人さんがウチのヒーターを直している所だった。まもなく「Done!」と言ってその人が帰って行った。しばらくするとドアをドンドンと叩く音がするので言ってみると知らないおばあさんとおじいさんが立っていて、「隣のCottageに住んでいる老人の弟夫婦なんだけれど、日中来てみるとドアも開かないし、いつもならカーテンが開いている時間なのに、閉まったままなので、どうしたのか、、、と思っているのだけれど、何か気付いたことはないですか?」と私に聞くので、そういえば昨日の夜中の12時半ごろには隣の(というかこのCottageのすぐ前に建っている)家の1階の窓に明かりが点いていたのは覚えています」と言うと「いつも彼は2階に寝ていて、トイレは一階にしかないのでトイレに起きて来たのかもしれないわね、、、でもその後どうしちゃったのか、、、」と言うので「鍵は持っていないのですか_」と聞くと、持っていないとのこと。ドアをぶち壊して中に入る訳にも行かないし、どうしたものかねぇ、、、」と困った様子。「とにかく、どうなっちゃったのか分かったら知らせるわ、なにか変わったことがあるかどうか、チョット気をつけて見ていてくれる?」と私に言って帰ろうとするので「気がついたことがあったら連絡しましょうか?電話番号でもおしえてくれれば電話しますけど」と言うと「あ、お願いします」と言って電話番号と名前を言って帰って行った。隣の老人は相当な老人だったから、突然息を引き取ったということも可能性無くは無い気がする。毎日決まって朝かなり早くその家のドアが開いて、このCottageに隣接する物置に行って何かをする人で、何をしているのかイチイチ見ていないので分からないのだが、、、。家の中で死んでしまっていたりするのかなぁ、、、と考えると余りいい気持ちがしない。警察が来たりするのだろうか、、、。

ヒーターはやっぱりおかしかったようで、やっとまともな温度になってくれたようだ。でも例の天井のライトはそのままで、今日は誰も直しに来なかった。あしたBenに電話をしてみようと思う。とにかく何かと故障、問題の多いこの家だけれど、この場所とFinstockという村は非常に好きだ。

それにしても隣の老人は気になる、、、。



11月28日(土):明かりが点いた!・乾燥機の修理

夜中の12時半、隣の老人の家にいつものように明かりが点いた。つまり生きているという事だけはハッキリしたので、少しホッとした。この時点で昨日のオバサンに電話をするほうがいいかどうか考えたのだけれど、もう少ししっかり確認してからの方がいいし、第一死んでいないことは分かったのだから、朝になってからでもいいか、、と思って私も1時過ぎに2階へ行って寝た。5時に起きた時に隣を見ると明かりは消えていた。お茶を飲むためにお湯を沸かしたりして5時半になった時、また明かりが点いた。これでよりいっそうハッキリした。いつものように生活しているということだ。7時過ぎに例のオバサンに電話をして、様子を伝えてあげた。

8時ごろから洗濯を始める。脱水の仕上げがイマイチ完璧ではなく、水分がかなり残っているのだが、それ以上脱水のしようがないので、乾燥機に移して感想を始める。Fleurのレッスンの時間までには終らないので、終ってから見に来ることにして、スイッチを入れて家に入った。

Fleurのレッスン中に郵便やさんがドアをノックしたので、ドアを開けるとジロタンからの封筒を渡してくれた。今日はFleurが蜂蜜のことを話しているときに、面白い表現を使った。近くで無農薬の蜂蜜を生産している人がいて、そこの蜂蜜を注文する時に、オーストラリアの何処何処の蜂蜜がなんてったって一番美味しい、、、とその人に言ってしまってから、まずいことを言ったと気がつく自分を「I am not diplomaticなのよ、、、」と言ったのだ。diplomaticってそういうふうに使うんだ。

Fleurは例によって13時ごろに帰って行った。そのあと物置に行って、乾燥機を見ると生渇き状態だったので、もう一回オンにして完全に乾かそうと思ってボタンを押しても動かない。スイッチが入らないのだ。、、、、また故障か、、、と溜息が出る。仕方が無いので家の中のヒーターの前にかけて乾かすことにした。


ジロタンからの封筒を開けてみると、綺麗な紙のランチョンマットと落語のDVDが焼き増しした写真と一緒に入っていた。DVDはCDではかからないようなので、コンピュータに入れて聞いてみた。志ん朝さんの「大山詣り」、面白かった。ジロタンありがとう。

写真の中にFrazerさん夫妻のもあったので、届け方々乾燥機のことを聞いてみた。そしたら温度が上がりすぎると自動的に切れるので、多分衣類から出る綿ホコリで、目詰まりを起こしているのだとおもうから、フィルターからゴミを取り除けばまた動くと思うとのこと。帰って早速やってみたが、やっぱり動かない、、、。しょうがないのでまたBenにメールを出して、天井の電気を直す時に一緒に見てもらいたいと言っておく。リセットボタンみたいなものが見つかれば何とかなるのではないか、と思い乾燥機を動かして裏側を捜してみたのだけれど見つからない。台所の引き出しに、ここにある機械類の取り扱い説明書が確か入っていたことを思い出し、捜してみたら見つかった。読んでみると、動かなくなる理由というのがいくつか書いてあった。その中で思い当たるものをチェックして行くと、目詰まりだけでなく、洗濯物から出る水が乾燥機の下のポリタンクに溜まるような仕組みになっているらしく、それに水が一杯になるとスイッチが入らなくなるので、水を捨てるようにと書いてあった。すぐに物置に戻ってそれをやってみたが、相変わらず動かない、、、。やれやれ、、と思いもう一度取り説を読み返してみると、それをやってから20秒待ってスイッチボタンを押すように、と書いてある。また物置に戻ってやってみると、今度は目出度く動いてくれた!!!直せて良かった!と自分の根気強さに感謝した。

夕方、隣の老人が自分の所のドアから中へ入って行く後姿が見えた。動ける状態であることもこれでハッキリしたので、もう一安心だ。

結局今日は何処にも出かけず、食事はりんごとみかんとライブレッド。甘いものにミンスパイにブランデーバターを載せてを食べた。土曜日の夜に大体見ているX-Factorのダンス版をBBCで見た。これが案外退屈しないのだ。有名人がプロのダンサーと組んで社交ダンスを踊り、審査員に点数を付けて貰い、最終的には視聴者からの電話での点数を加算して、来週に残れるペアを決めていく、、という番組。これの歌バージョンがITVでやって皆が見ているといういわゆるX-Factorということらしい。私はどうもダンスバージョンの方が面白いと思う。


11月29日(日):Oxfordへ

今日はWitneyのWaitroseの駐車場にクルマを止めて、バスでOxfordまで行く。バス代はReturnで5ポンド50.雨が降って時々風も吹く天気だった。着いてから何となくウロウロしていると、ChristChurchから少し坂をあがったあたりの一番人の多い四つ角に出て、やっぱりあのスコットランドのものを売っている角のお店につい入ってしまう。バーゲンをやっていたので、Witneyなんかではどういうわけか見かけない、ごく普通のシンプルな品のいい色のコーデルロイのモスグリーンのズボンと綿の紺色のTシャツ、それからShoちゃんにケルティックノットのペンダントとThysleのキルトピンも買う。そのあとHighStreetにあるやや伊東屋みたいな文房具やさんで、来年のカレンダー(冷蔵庫のそばにかけるためのもの)、ジロタンが好きそうなカード用紙と封筒(白とブルーの2種類)などを買う。

そのあと角のWaterstoneに行って、ジロタンが欲しいというMoneyという本があるかどうか聞いたら、クリスマス前には入ると思うが、今は無いとの事。それで今度はもっと大きなBlackwellに行き尋ねる。調べてくれてPhilosophyの本のところにあるからと言われる。えー、、これって経済の本じゃないんですか?と聞くと、調べてくれた人はゆっくりと頷いていた。地下の売り場は知っているか、と聞くので知らないと言うと、階段のところへ案内してくれた。えぇっ、7年前はこれは無かったような気がするのだが、まるで図書館のようなフロアが広がっていて、本が沢山並べてある。Philosophyのところへ行き、本の名前を言うと、これはGeneral Philosophyだと思うから、、、と言って、見つけ出してくれた。やっぱり本屋さんの充実ぶりはOxfordはスゴイと改めて思った。Fleurが貸してくれているAnimal Rightという本で、簡単にまとめて書いてあるシリーズの書棚をたまたま見つけたので、捜すと見つかった。Fleurに返さなくてはならないので、自分でも買っておこうと思い見ると3 for 2というシールが貼ってある。スーパーだとこういう場合3つ買えば2ポンドという意味なので、お店の人に聞くと、ノー!それは2冊の値段で3冊買えるという意味だとの事。薄いし手ごろなIntroductionの本のようなので、読むかどうか分からないけれど、もしかすると何かジロタンの参考資料になるかもしれないし、目次をみるとそこそこジロタンの興味のありそうなテーマが出ているようなので、買う事にする。

雨の中歩いて今度は今日のお目当ての例の食材屋に向かう。大体思っていた通りの場所にあった。でも中に入ってみたけれど、これという欲しいものは余り見つからなかった。カップラーメン(出前一丁)なんか2ポンドくらいだったし、レトルトカレーはいつもヤオコーでは98円で売ってる銘柄のものが、2ポンド50もする。馬鹿らしいので当然買わなかった。第一たいしてラーメンも食べたいとは思わない。袋が大きくて少し重いけれど、そうそう来れるところではないので「もち米」だけ買う事にした。2.3kg入って6ポンド95だった。クレジットカードで払おうとすると、中国人のレジの人が「10ポンド以下の買い物にはクレジットはダメ」と言うので、現金で払った。イギリス人のお店ではそんなことは言わないような気がする。中国人は何処に行っても自分の我を通すような強引なところがあるような気がする。

午後1時半過ぎだったのだが、ファストフードやカフェは何処も人が一杯。これなら慣れているWitneyに帰ってから何処かで食べた方がいいや、、、と思いバスで帰ることにする。Witneyに着いてどこか食べるところは無いか、、、と歩いているうちにいっそ買い物をしてから家へ帰って食べた方が落ち着くと思い、Waitroseで食料品を買って家に帰る。シーザーサラダのラップサンドイッチを買ったので家でそれを食べた。十分美味しかった。

明日か明後日、ジロタンの本とShoちゃんのペンダントとIrishFarlsをそれぞれ別々の宛名で送るつもり。

では今回のレポートはこの辺で。God be with you.

Miyako


11月30日(月):サラセンのベッド作り、クリスマスイルミネーション

今日はEquineのDutiesから始まった。珍しく今日は私一人でサラセンという馬の部屋のBedding Downと飲み水の用意をした後、一晩中Paddockで過ごした馬たちを皆で連れに行く。当然私はサラセンを連れに行く。サラセンは茶色の割と小柄な馬で、なかなか可愛い。BeddingDownをした後、Sallyに敷き藁の広げ方は床の半分まででいいのか、それとももっと床一杯に広げた方がいいのか聞くと、今はDaytimeのBeddingだから半分まででOKとのこと。そうなんだ、、、知らなかった。昼用と夜用では敷き藁の敷き方も違うなんて。それから全部の馬にHayledgeをあげるようにと掲示板に書いてあったので、生徒に聞くと「これよ」と言って教えてくれた。干草をくるくる巻きにしてあるもの(以前ジロタンも見たことあると思う)で、非常に良い香りがするものだ。Sallyに聞くと、純粋に草だけで農薬も使っていないので、自然の香りが付いて、ある種の発酵状態になるのだとのこと。馬でなくても実に美味しそうなにおいなのだ。

二時間目は本来Marvinに乗る筈なのだけれど、今日も結局先週に引き続き乗れなかった。Sallyが2年目の学生に馬のチョウバサク(馬に長い綱をつけて大きな円周上を走らせて運動させるもの)のやり方のレッスンをしていたためだ。その代わりに、私ともう一人いつも一緒にレッスンを受ける男の子は、ベッキーというTutorに手綱の掃除の仕方を教わった。

お昼を食べる為に食堂へ行って、PotatoSkin & Saladと紅茶を注文していざテーブルに行こうと思って見ると、ほぼ満員状態。仕方が無いので、外のテーブルで食べるしかない、、と思い、かなり寒かったのだけれど外のテーブルに座っていると、2年目の学生のKatieが来て、「中で食べたら?一つ席が空いてるし外は寒いから、、、」と言いに来てくれた。ナント親切な!と感激。そこで食べていると馬の生徒で、こないだのインストラクター役をやってくれたBryony(自分の名前が嫌いだと言った、感じの良い女の子が同じテーブルで食べていて、私の方に手を振ってくれたので、私が食べ終わって席を立つ時に、「今日はあなたの指導が受けられなくて残念だった」とメモを書いて渡すと、すごく嬉しそうに笑ってくれた。この子は他の子と違ってお化粧もしていないし、物静かでホントに感じが良い。他の女の子はどの子も大抵結構ドギツイお化粧をしているのだ。

午後の時間は2年目の学生と一緒のWildlifeの授業。Ellieと生徒達にこないだ撮った写真(ジロタンが焼き増しして送ってくれたもの)をあげた。皆、特に生徒(Sheldren, Owen, Tom)はすごく喜んでくれて、何度もお礼を言っていた。クラスが終わって私が教室を出る時にも、また「Thank you, Miyako!」とお礼を言われた。全般的に皆良い子達だと思う。


この授業の後、Witneyに出て、郵便局からジロタンの本やShoちゃんのペンダントとIrishFarlsを送った。それからWitneyCampusへ行き、4回目のTuition(878ポンド)を払う。あと一回(1月始め)で払い終わることになる。Fleurが教えてくれたShillbrookという文房具店で、昨日Oxfordで買ったようなカード用紙が無いかどうか入ってみると、あったあった!それでカードは真っ白のを22枚、封筒はいろんな色のを22枚買った。Sam君の写真が入るので、本文は白地の方が良いだろうと思ったのだ。封筒は流石に100円ショップとは違い、楽しい色が沢山あるので決めた。町の中にクリスマスのイルミネーションが点灯していたので写真を撮った。(写真添付)WaitroseのそばのCostaというカフェ(スターバックスみたいな店)の前を通ると、いつもは人が一杯で座るところも無いのだけれど、今日は時間のせいもあるのか、中の席がガラガラだったので思い切って入ってカフェラテを注文して飲んでから家に帰る。

まだ天井の電気は直っていなかった。Benは手配してくれているのだろうか、、、。

今日は一日分のレポートと写真になります。
では、God be with you.

Miyako

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