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Miyao's Oxfordshire Diary 016
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2010.2.7-9

2月7日(日):Billieとの最終日?

昨日の夜がBillieと一緒に寝る最終日だった。この一ヶ月なんとなくホッとした気持で寝れたのでは、Billieのお陰だ。今日の何時ごろにFraserさんたちはここに着く予定なのだろう。Billieの様子を観察している限りでは、何となく飛行機がこの国の空港に到着したのは10時ごろではないか、、、と思うのだ。彼女が何となく聞き耳を立てて、時々何かを探って考えているような様子になる。ワンちゃん独特の勘で何かを感じているのではないかという気がする。

3時近くなってもFraserさんたちは一向に帰って来る気配がなく、Billieが余り気にしないようにするためにも、早めの散歩に出掛ける。結構長めの40分ぐらい念入りな散歩をした。4時になっても帰らないみたいだ。何時になるのだろう、、、私も気になり始める。紐やボールで私とひとしきり遊んだ後、Billieは丸ベッドで大人しく座って一休み態勢になる。

この分だと暗くなってからの帰宅になるのかな、、、。今日はBillieを渡した後買い物に行けるかな、と思っていたのだが、ちょっと無理かもしれない。まあ買い物は明日でも大丈夫なので、よしとする。

随分長いこと落ち着かない様子に見えたが、あきらめが付いたのか6時半ごろからBillieは丸ベッドで本格的に寝始める。予定通り今日ちゃんと帰って来てくれるのだろうなぁ、、、と少々不安になる。予定変更なら連絡ぐらいくれるだろうとは思うのだが。7時半前にBillieが眼を覚まして短いシッポを振って私に話しかける。「もうちょっと待とうね。もし今日帰って来なかったらもう一日オバサンと一緒に寝ればいいんだから、、」と私がBillieに言う。Billieが明らかにいつもと違うのはしょっちゅう鼻をヒクヒクさせて盛んに臭いを嗅ぐ仕草をするのだ。「ったくもう、早く帰って来いよナ」と怒鳴りたくなる。待ってる身にもなってみろ!と言いたい。

9時になってもFraserさんは帰って来ない。そろそろ私もBillieも眠くなって来た。こんなんだったらFraserさんの携帯の番号を聞いておくんだった、、、。10時になってもFraserさんたちは帰って来ない。Billieはもうすっかり諦めたのかソファの上で本格的に眠り始めた。私もそろそろ寝よう、、、。まったくこんなの無責任もいいとこだ。メールも電話もせずに予定変更なんて、、、。

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2月8日(月):よかったね、Billie!、Hunting,Shootingは是か非か、ウガンダ料理

日曜日でおしまいの筈だったBillieと一緒に2階のベッドで寝るというのが、Fraserさんたちが帰って来ないために昨夜もBillieと一緒に寝ることになる。こういう時、人間の私は「連絡もしないで帰る日に帰らないなんて、許せない」と思うのだが、ワンちゃんのBillieはこういう心は持たず、あっさり諦めるかなんかして、許すどころか帰って来たときには手放しで大喜びするのだから、素晴らしいと思う。昨夜は2階のベッドに行ってからも、Billieは時々ムクッと顔を上げて聞き耳を立てていることがあったので、その度に私も窓からFraserさんの家の電気が点いているのではないかと思い確認したのだが、相変わらず真っ暗のままだった。そのうち私もBillieも眠ってしまった。

朝7時半になり外が少し明るくなって来たので、2階の窓から隣を覗いたけれど、クルマは見当たらないので、結局彼らは昨日は帰らなかったということだ。それで思い切って、教えておいてもらったMarthaのウガンダのSisterのところに電話をしてみた。どうやら飛行機が遅れたらしく今頃は英国に着いている筈だとのこと。つまり今日中には戻って来るということはハッキリしたので、やれやれだ。

でも何時ごろにここに着くのか分からないので、今日の午前中出るつもりだった馬のDutyのクラスはSallyにメールを出して休むことにしようと思う。私としてはなるべく早くBillieを飼い主の元に返してBillieを安心させてあげたいのだ。もし彼らが昼前に帰って来たら、すぐに私は学校へ行こう。もし1時までに帰って来ない場合は、その時の私の気持次第ということにする。授業に出る方を優先したい場合は、Fraserさんの玄関にメモを貼り付けて、3時半には戻る旨を伝えておけばいいのだ。

それでもMarthaのSisterに電話をしてよかった。これでBillieにも安心するように言ってあげられる。もう一回私と朝の散歩をすることになったわけだ。まさか夕方の散歩時間になる前には彼らは戻ってくれるだろう。

8時ごろ雪がちらつき始めた。今日は気温が低いと天気予報でも言っていたので、雨は雪になる可能性が多いということだ。

11時ごろFraserさんの家を念の為に見てみると、車が止まっているのが見えたので、きっと着いたのだと思う。Billieは盛んにクンクンと臭いを嗅ぐ仕草を始め、耳もひくひくと盛んに動かす。きっと人間には分からない飼い主の臭いと音が分かるのだと思う。40分経過してもMarthaはまだ来ない、、。シャワーを浴びたり部屋を暖めたりということをやっているのかもしれないが、Billieのことを考えたら早く来てあげればいいのに、、とつい思ってしまう。

私だったらきっと何をさておいても真っ先に迎えに行くだろうと思う。まさか私が学校へ行かなければならない時間までには迎えに来るんだろうなぁ、、と少し気になり始める。12時15分頃念の為に彼らの家に行ってみようと思い外に出るとちょうどFraserさんがクルマから何かを取り出しているところだったので、今からBillieを連れて行ってもいいか、と聞くと大体荷物の片づけが済んだから大丈夫とのこと。それで早速Billieを連れて行く。ホッホッホーッとした。Billieも嬉しそうに部屋の中を嗅ぎまわっていた。よかったね、、Billie。

やれやれ、これで安心して今日は学校に行ける。まだ小雪がちらついている。

EllieのWildlifeの授業はLegislation&Ethicsについて、授業の後半に今日はHunting,Shootingは是か非かについて、ForとAgainstと中間のどの立場に立つかとEllieが生徒に聞いて、それぞれの立場でいわゆるディベイトをやった。Forの人はEllieとKyleとAmandaの3人だけ。中間は多分3人だったと思う。Againstがやはり一番多くて9人だったと思う。私も勿論Against。なかなか面白い時間だった。OhenはAgainstに入っていて、自分が食べる為に動物を殺さなければならないのなら分かるけれど、ただFunという目的のために動物を殺すのは許されるべきではない、と言っていた。

Vessyは生き物はすべて自然に死ぬというのが一番良いのだ、と言っていた。Ellieはハンティングで殺されるのもある意味Survival of the Fittestだし、害獣を殺すのは人間にとっても農家の人にとっても良いことだと言ったのに対して、Vessyはまた反論して「それはSurvival of the Fittestとは言わない、なぜなら自然に反していることだから。第一、キツネの寿命が5年と言われているのだから、わざわざ殺さなくても自然に寿命が来ていなくなるのだから」と言っていた。

中間の意見のところに座っていたJoeが(この生徒はいかにも物知りで優等生的な男の子で、Vegitarianらしい)やけに大人みたいな中間的な意見を言っていたのが印象的だった。Vessyは顔つきからしても純粋な英国人とは違う顔立ちなのだが、どうやらブルガリアの血筋らしく、ブルガリアではFoxではなくFerretが害獣なのだけれど、殺したりハンティングの対象にしてりせずにそのままにしている、と紹介していた。

授業が終ってSallyのOfficeにテストのことを聞きに行ったら居ないので、VeckyというTutorに尋ねると今日はSallyは休みだとのこと。なんだ、それじゃ今朝私がもしDutyに来れたとしても、Marvinには乗れなかったんだ、、、案外きっちりした約束とは思っていないんだ、、と思った。

今日から授業が終っても急いで飛ぶように帰るということをしなくて済むので、気がラクだった。相変わらず気温が低く寒い。

家に帰っても当然今日はBillieが待っているわけではない。何となく寂しい気がした。今頃何をしているのだろう、、、と考えた。Billieの荷物を取りに来た時に、Fraserさんが今晩夕飯を食べに来れるかと聞くので、勿論行けると言ったので、誘いに来た時に留守だとまずいから、今日はプールに行くのは止めることにした。

5時半過ぎにFraserさんが「もし良かったら一緒に夕飯を食べに来れるか、ローカルフードをウガンダから持ち帰って来たので」と誘いに来てくれたので、6時過ぎに出掛けて行く。Marthaがウガンダからのお土産だと言って紙で作ったビーズで出来た民芸品のようなネックレスとピアスをくれた。

それからウガンダのアボカドのマッシュとトマトとガーリックトーストのスターターと、MarthaのTribeが毎食必ず食べるという料理(野菜だけで作ったもの)がメインだった。お腹に優しくて美味しかった。今回がFraserさんにとっては初めてのウガンダだったのだそうだ。

MarthaのTribeはウガンダでも非常にトラディショナルでコンサバな部族なのだそうた。Marthaのお母さんは学校の先生だったようで、Martha自身はミッションスクールで教育を受けたとのこと。そのミッションスクールでは毎週一回英語以外は使ってはいけない日があったそうだ。それからウガンダではペットにイヌを飼っている人は非常に稀で、汚い痩せた野良犬が沢山道をうろついているのだそうだ。食事の後Billieが私の膝の上に乗って来たのを見て、Fraserさんが「ジャックラッセルというのは人の膝の上に乗るのが好きで、そこがとても落ち着く場所だと思う犬種なのだ」と言っていた。そうなんだ、、それは知らなかった。幸せで安心した様子のBillieを見て、私も本当に安心出来たので今晩夕飯に呼ばれて良かったと思う。

和中さんから久しぶりでメールが来た。そのうち一緒にどこかで夕飯でもどうかとのメールだったので、水曜日以外の夜ならいつでもOKだとメールを出しておいた。日高マムズが5月に英国に来る計画を進めているとも書いてあった。それは初耳だ。

今日は英国時間の夜中の12時にYuクンのリクエストで日本のジロタンと3人でSkypeのコンフランストークをやりたいとのことなので、久しぶりに夜中まで起きていることにする。Yuクンに何か話したいことがあるようで、多分お目出たかなんかじゃないかと思っていたらズバリ当たった。流石我ながら良い勘をしている。予定日は8月末と9月初めの間だとのこと。

明日はPigeonHouseでの乗馬の日だ。馬に乗ることを考えると1週間過ぎるのが本当に早い。明日はプールにも久しぶりで行きたいと思う。

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2月9日(火):ヘルスクラブのくつろぎ

夕べはiPodに入っている落語を聴きながら、1時ごろに寝て今朝は5時に起きるという、いつもの私のペースに戻る。この一ヶ月起きる時も食べる時もBillieをDisturbしないように気を付けて生活していたことが分かる。その証拠にそういうときに一瞬Billieに気付かれないようにしなきゃ、、、という思いが頭のどこかを走るのを感じるのだ。だからそれを気にしなくてもいいのだと思って行動できるのは、ある意味気ラクである。

9時半ごろにBTのBillを払いかたがた、Witneyへ行って買い物をすることにした。プールは馬の後に、その気になれば行くかもしれないというところだ。日本に送る食べ物(ベジタリアン用のハギスとかアイリッシュ・チェダーチーズ、スコーンとクロッテドクリーム、フラップジャックなど)を買い込んで来た。今週中には送れるようにしたいと思う。それにしても今日は気温がかなり低いので、Witneyの町を歩いていても手が悴んでくる。

1時35分頃にPigeonHouseへ行く為に家を出る。あられが少し降って来る。今日はHelenにWitneyで買って来たThorntonのチョコレートを持って行ってあげる。How sweet!と言ってすごく喜んでくれた。チョコレートは大好きだそうだ。Maggyに乗って今日もCanterの練習をやり、そのあと丸い円周軌道の手前をやってみるよう言われる。常に視線は行く方向の先を見る必要があるのだとのこと。それから横木が3本地面に置いてあるところを馬でまたいで横断する練習を少しした。

来週はHalfTermで休みなので、いつもよりレッスンを多く予約してもらった。火曜日、水曜日、木曜日の4時からということ。HalfTermの間は子供達も休みになるため、Helenはいつもより多く子供のクラスを教えなければならないのだそうで、4時からしか空いていないとのこと。今日のCanterは足をうまく使えたために、今まででイチバン長く続いたので、Helenに「Much Better!!」と言われた。レッスン中にあられが止み青空が広がってお日様も出て来た。気温が低いのでやっぱりプールへ行ってヘルスクラブのサウナで暖まって来ることにした。

4時ごろにヘルスクラブに着いた。この時間帯は空いている筈なのだが、今日はプールで泳いでいる人が結構いた。今は4時ごろだとまだ日が沈んでいないのでかなり明るい。明るい外を見ながらプールで泳ぐのはやっぱり気持が良い。泳いだ後スチームサウナに入り、そのあと普通のサウナにも入り、ビストロで久しぶりに大好きなコロネーションチキンをジャッケットポテト(ジャガイモを丸ごとオーブンで焼いたもの)と一緒に注文した。カプチーノと一緒に頼んで6ポンド。洒落た盛り付けだし第一味が美味しい。まだ暗くなり切らないうちに帰って来れた。家に着いたのが6時ごろだった。家に近付くとFraserさんの家に明かりが点いているのが見えて、これがなんともホッとする景色に感じる。あの家の中にはBillieも居るんだな、、、と思うと余計心が温まる。6時半になるともう外は真っ暗になる。

明日は先週の夜WitneyCampusでやったEquineのテストを、受けなかった私のためにSallyがCommonLeysでやってくれることになる。どんな内容のテストなのか、、、いずれにしても私にしてみると時間はかかるわ、単語はわからないわ、で普通の人の2倍以上の時間は軽く必要だということだけはハッキリしていると言える。

今回のレポートはここで送ります。God be with you.

Miyako

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2010.2.10-12

2月10日(水):You got Merit!、獣医さんは権威がある?、トカゲのウンチ

いつものように5時過ぎに眼を覚まし、下へ降りて来て、今日の天気と日の出、日の入りの時刻をチェックしてから、メールを開ける。

今日は10時から先週受けなかったEquineのテストを受けることになっていたので、2年目の人と一緒のNVQは遅れて参加することになる。テストはLorraineがセットしてくれて、コンピュータルームで受けた。動物を扱う仕事をする上でのRiskAssessmentに関する質問だった。コンピュータで制限時間内に答えればよいというもので、それほど難しくはなかった。いわゆるマルティプルチョイス形式のテストだ。終ってすぐに結果がコンピュータで送られて来て、Lorraineが「Well done, Miyako. You got Merit!」と言って結果がプリントされた紙を渡してくれて、一枚はSallyに渡すようにとのこと。すぐにSallyのところに行ってそれを渡し、ついでにプレゼンテーションに必要な情報をSallyに聞くことにした。

馬のボロや敷き藁などの廃棄物は、日本のように農家の人が肥料に使ったりはしないようだ。Sallyが言うには馬の廃棄物はすべてすぐ近くの野原で焼却処分するとのこと。それから馬の食料は草だけではなく、固形の馬専用のフードやサトウキビの茎を粉にして作った固形の粒々を水に24時間ふやかしてカロリー源としてあげたり、モラサスという黒蜜のようなものを醗酵させた草に混ぜて、やはりハイカロリーフードとしてあげたりするので、馬の餌は一日5回だとのこと。干草が一回、Haylageが2回、固形のフードが2回だと教えてくれた。

なんだ、なんだ、、やっぱり相当馬のFeedingRoutineには労力と費用がかかっているんだ、、。そんなわけでプレゼンテーションの原稿も写真も付け足したり書き換えたりする箇所が増えた。それから今日は偶然にもキャンパスの馬の健康診断に獣医さんが来るとのことで、丁度いいので私も見に行った。英国の馬の獣医さんは権威があるのか、Sallyを始めTutorも生徒も皆かしこまって立っていて、馬を一頭一頭獣医さんの所に引いて連れて行って、診察してもらっているのが印象的だった。獣医さんは頭の禿げたおじさんで、アシスタントを何人か連れて来ていた。

遅れて参加したNVQの時間はRodentとReptileの世話だった。特に今日はEllieが私に「BeardDragonのBathingをやったことがあるか?」と聞くので、「No...」と言ったら、「それじゃ水槽にぬるま湯を底から3~4センチくらい入れた中にShedding用の液体をティースプーンで2杯入れた中に、BeardDragonを入れてあげてくれる?多分その水の中で気持ち良くウンチをすると思うから、、」というので、早速やってみると、ナルホド入れてからしばらくするとそのトカゲは尻尾の付け根を少し持ち上げてピューッとウンチをした。シッポの付け根を上げるのはワンちゃんも同じだが、水の中に入れるとウンチをする習性の動物もあるんだ、と感心してしまった、、。

午後のLisaのCollectionの授業は自習のような感じで、このキャンパスにいる動物の為のEnrichmentをデザインしてどんな風にやるのかを考えて、24日に発表するための作業をやるようにと言われた。この間Lisaは前回のAssignmentの採点をする為に使っていた。窓の外を見ると横殴りの雪が降ってきているのには驚いた。授業が終って外に出ると物凄く寒かった。

学校の帰りにWitneyの郵便局へ行き、ジロタンへの小包(箱と封筒にいれたもの)を送った。相変わらず横殴りの雪が降ったりやんだりする変な天気だった。

今日の夜のEquineの授業でSallyに会うと思ったので、昼間会った時にSee you tonightとSallyに言うと、今日は自分の代わりにBeckyが講義をするとのこと。なんでもSallyの娘さんの進学のことで学校に行かなければならないので、今日はBeckyに代講を頼んだのだとのこと。

夕方の明るさが大分延びて今日などは5時半でも、11月の4時半より明るいくらいだ。やっぱり明るいのが長い季節がいい。

7時からのEquineのクラスに出掛ける時は車の窓が凍っていた。前半は教室で講義なのだが後半は馬小屋での実習。その時の寒さはかなりのものだった。今日は馬の足に包帯を巻く練習をした。私は例によって一人で(生徒が7人なのでペアになると必ず一人余る)Marvinの小屋へ行って練習をする。来週はHalfTermで休みになる。帰るときにクリスティーナに聞いたら彼女はミンスターローレルというジャックストローの出身地に住んでいるとのこと。Haileyの少し先にある町だったと思う。帰り道は凍っていたのでゆっくりのスピードで帰って来た。寒い時は家に着くとホッとする。


2月11日(木):Billie is back...

今日の授業は11時15分から4時半まで。11時ごろに家を出て学校へ。

DutyはグループAは動物小屋の掃除。私はKatieとJessと一緒に鳥小屋とフェレット小屋のPartCleanをする。午後からのTutorialの時間はPAH+Hの時間なのだが、Assingmentをやる為に使ってよいことになり、私は専ら一人教室でログブックに書き込む作業をやった。

最後はEllieのExoticsの授業で、哺乳類についての基礎生物学のような内容だった。専門用語が沢山出て来て慣れるまでは大変だ。草食動物はHerbivore、肉食動物はCarnivore、雑食動物はOmnivoreなどなど、、、。それから有袋動物はMarsupial、胎生動物はViviparous、卵生動物はOviparousなどだ。

朝学校へ行こうと外に出た時、丁度MarthaがBillieの散歩から戻って来て家に入ろうとしているところだったので、私にVoiceTrainingLessonをするのを忘れないでと言ったら、帰りは何時ごろだと聞くので5時前には帰ると言うと、それじゃそのころに行くようにするというので、「Billieと一緒に来て」と言って置いた。5時過ぎても来ないので、私の聞き間違いで私の方が行くということだったのかな、、と思いながら待っていた。

7時半ごろにトントンとドアをノックしてMarthaがBillieと一緒に来た。Billieは大はしゃぎで、一人で2階に上がって行ったり、カウチにまだ置いたままにしてある丸ベッドの臭いをかいだり、ラグビーボールを見つけてくわえて走ったりしている。Billieにはここがセカンドハウスのようなものだ。Marthaと話して、毎週火曜日が私の一番ヒマな曜日ということで、歌のレッスンは毎週火曜日にやることになる。初めは短めに30分ぐらいでやってみることにする。来週から早速始める予定だ。それでMarthaは「Billieを少し置いて行こうか?」と私に聞くので、しばらくここに置いて行ってくれるように頼んだ。10時すぎになったらFraserさんがBillieを迎えに来るということで、MarthaはBillieを置いて帰って行った。

Billieはしばらく私と遊んでから、丸ベッドでウトウトと眠り始めた。私はコンピュータでAssignmentをやっていた。何日か前と全く同じ夜のひとコマだが、私の心理状態は以前とは全く違って、気がラクである。

思っていた通り穴井さんから電話がかかって来て、明日はコンサートだとのこと。それで今回は私の予定がまだハッキリしていないので、スキップさせてもらうと伝えておいた。やれやれだ。金曜日の夜に出掛けるのは億劫なのだ。特に余り気の進まないコンサートなのでなお更だ。どうせ行くのならヘルスクラブへ行って泳いでサウナに入って帰って来る方を選びたい。

10時になりそろそろ眠くなり始めた。Billieは完全に丸ベッドで眠り込んでいる。どうせならこのまま泊っていってもらっても良いくらいだ。10時半ごろMarthaがBillieを迎えに来て、Billieは帰って行ったので、私も寝ることにする。


2月12日(金):動物保護法を作る

まさにTGIF!だ。今週は一週間が速かった気がする。Billieを返して気楽だったせいかもしれない。明日から一週間はHalfTermで休みだ。

9時少し前に家を出て、いつもより早めに着く様にしてFerret小屋に行って、AnimalCollectionのプレゼンテーションのパワーポイントに使う写真を撮った。

1時間目はEllieのAnimalHealthで、二人一組になってインターネットを使って調べて、与えられた寄生虫についてのレポートをパワーポイントで仕上げて、Ellieにメールで送るという作業をやった。私はJonと組んでやる。結構良いレポートになったと思う。

2時間目はAnimalWelfareの授業。今日は4人一組になって、自分達で考えて動物保護の為の法律を作るという作業をやった。私のグループはJonと双子のヘイリーとレベッカと私の4人で、イヌの飼う人の為の法律を作った。飼うにあたってどういう規制を設けたらよいか、法律を破った人にはどんな刑罰を課せばいいか、、などだ。TutorのSarahは出来るだけ現実性のある法律を考えるようにという条件を出した。グループが4つだったので、法律が出来上がった時点でそれぞれのグループの作った法律を回して読んで20点満点で評価して、それぞれのグループがつけた点数を合計して最高点(60点満点で)を取れるのはどのチームかを見ようという試みだ。

我々のグループは案外私が考えるヒントを出すことになり、それが3人の思考を刺激したようで、結構面白くて盛り上がってなかなか良い法律が出来た。その結果見事に我々のチームが44点獲得してトップになった!あとのグループは34点、33点、32点という結果で、2位のチームを10点も引き離してのトップで、私とレベッカはその発表のあとで、思わずハイタッチをした。これは面白かった。

午後からは実習が2時間だ。始めの1時間は私とレベッカとリアンの3人でヤギ小屋の掃除と水の取替えをやる。慣れている生徒と一緒にやるときは、私の出る幕は無い感じでその慣れてる生徒がリーダーシップを取って、あんたはこれをやって、私はこれをやるから、、、というように仕切るのだが、慣れていない生徒とやるときは私も慣れていないので、同じ土俵の上にいるので、こういう場合は私もリーダーシップを取ることが結構あり、そういう時は他の生徒が私が能率的に仕事をテキパキやるのを見て、少しは感心するらしく、仕事が終った後の私を見る眼が違うように感じることがある。

2時間目の実習はJonと二人でチンチラと鳥小屋の掃除をした。途中から同じ生徒のエリーが手伝いに加わったのだが、このエリーというのは以前にも一緒に掃除をやったことがあり、その時もそうだったのだが、やれ、汚いだの、臭いだのとイヤイヤ仕事をやる子で、余り感じが良くない。今日はその子が外から鳥小屋の鍵をかけたまま、どっかへ行ってしまい私は鳥小屋からしばらく出られなくて、その子の不注意にはちょっとアタマに来た。それが終ったあとにFerretの小屋のWholeCleanをやるようにSarahに言われ、Jonと私で殆どやった。

それが終って4時半に学校が終了。すぐに家に帰って来た。今日はヘルスクラブに行く気にはならなかったので、帰ってすぐに今日撮った写真をパワーポイントに入れて、3番目の動物のFerretのところを仕上げた。原稿も簡単なものを作って、これで無事に3つの動物が終りAssignmentがほぼ出来上がったことになる。発表はHalfTerm明けの水曜日の24日だ。休み中に練習しよう。

今日もかなり冷えるので、湯たんぽを入れた方がよさそうだ。

今回はここまでにします。God be with you.

Miyako
2010.2.13

2月13日(土):God be with Sam

昨日の夜もかなり寒かったので湯たんぽを入れて寝た。朝の天気は曇りでいかにも寒そうだ。裏庭の芝生には雪がある。夜中にまた少し降ったようで、気温が低くて解けないのだ。Shinoさんからメールが来ていて、5月の7日から17日までYokoさん以外のマムズが英国ツアーを組んでやって来ることに決めたとのこと。和中さんのご主人が出張でその間いないために、きぬこさんからお誘いの打診がありトントンと決まったのだそうだ。私はその間も授業があるので、和中さんがいろいろやってくれるのは有難い。

今日はFleurにプレゼンテーションの画面を見せながら、作った原稿を読んで聞いてもらおうと思っていたが、雑談が長くなり時間がなくなってしまった。それからCollegeのパートタイムコースのTuitionのことと、パートタイムの英語コースを取る価値が果たしてあるかどうかの意見を彼女に聞いてみる。英語コースについては受ける意味は殆ど無いと思うとのこと。これから大学に入ろうとする人のためのケンブリッジサティフィケイトに受かる為のコースだから退屈するだけだし、私の求めているようなものとは違うと思うとのこと。私が「自分のSpeakingが進歩しているとはとても思えない」と言うと、「外国に来て最もキツイ期間が最初の6ヶ月と言われていて、それが過ぎると自分でもいつこんな表現が身についたのかと思うようなことが言えるようになっていたりするものだ。言葉というのはLinearではなくSpiralな過程を経て進歩して行くと言われているのだから」と言っていた。

午後1時からテレビでウェールズとスコットランドのラグビーの実況中継があり、ラグビーの好きな友人と一緒にそれをみることになっているとのことで、12時少し過ぎに帰って行った。私の顔つきがいつもとちょっと違うように見えるとのことで、食べるもので栄養が十分取れていないのではないか、ひょっとするとビタミンBが足りていないのではないか、、、WitneyのBeanbagというハーブ薬品専門店(生活の木のようなお店)でFloradixという総合ビタミン剤を売っているから是非それを飲むといい、と言って帰った。そう言えば最近指先が乾燥してゴワゴワになってアカギレが出来ている。動物の世話の始めと終わりに必ず手を洗わなければならないので、手が荒れているのはそのせいかと思っていたのだが、ビタミン不足のせいもあるのかもしれない。

先月Billieを預かり始めた頃にAmazonから届いたカーナビ(TomTomという会社のもの)を、ゆっくり試してみる時間が無かった為にそのままになっていたので、今日は2時ごろにそれを初めてクルマのシガレット用の電源に繋いで、試してみた。行き先をインプットするのには住所が分からないとだめなので、CedarCottageの住所をHomeのフォルダに書き込み、丁度いいのでWitneyまで行って帰りにナビを使って家まで帰って来るという方法で、これを試してみることにした。

Witneyに行く前にガソリンスタンドに寄ってガゾリンを入れた。27ポンド50入った。そのガソリンスタンドのコンビニでサンドイッチを買った。それからBeanbagに行ってFleurの言っていたビタミン剤を買った。帰りにNavigation to ...という画面をタッチしてHomeのボタンを押して、クルマを駐車場から出した。なかなか分かり易い英語の説明が流れ、これなら少し遠くにも行ってみれるかもしれないと思った。まず手始めにCotswoldのWildlife ParkあたりにこのHalfTermの間に行ってみようか、、、。それともとにかくメチャクチャ何処かに行ってみて、家に帰る時にカーナビをつけて無事に帰ってこれるかを試してみるのも面白いかもしれない、、、、。

今日は毎週楽しみに見ている「So you think yu can dance」というBBC oneの番組のファイナルの放送がある。それ以外の番組で毎週必ず見るというものはない。クイズ番組かトークショーのどちらかをいつもどっかのチャンネルでやっているみたいで、英国のテレビも明らかにネタ切れなのではないかと感じる。

昨日の夜はどういうわけかSamくんのことが気になって、良く眠れず、夢の中にSamくんがずっと出ていたような気がしたまま眼が覚めた感じだった。そのせいか10時を過ぎて眠くて起きていられそうもなくSkypeを念の為に開けてみたけれど、まだオンになっていないようなので、メールを出して、眠いので明日の朝Skypeする旨書いて、寝た。眠ってからしばらくたった頃、「サムくんが逝きました」とジロタンからの電話がかかってきた。時計を見ると11時半だった。日本時間では14日(日)の朝ということになる。眠るように、静かに、苦しまずに,、、逝ったとのこと。Samくん本当にありがとう、、、と言いたい。20歳と2ヶ月と19日だった、、、。ホントに長いことよく付き合ってくれてありがとう。Samくんがハンナちゃんのお腹から一番先に出て来た時のことを今でもハッキリ覚えている。始めからずっと明るい性格のワンちゃんだった、、、。最後は私の寝ていたところにいてくれたのだ、、。

ジロタンもご苦労様でした。ありがとう。God be with you,Sam...

さすがに全く眠れず、一人で静かにSamくんのことを考えていた。日本時間は2月14日、バレンタインデイに旅立つというのも、いかにもダンディなSamくんらしい、、、と思った。

今回は一日だけのリポートでそちらに送ります。

God be with you.

Miyako

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2010.2.14-16

2月14日(日):BlueCross

結局電話を切った後もずーっと眠れないまま朝になった。眠くないのにベッドに居るというのが私は苦手なので、ずっと起きてコンピュータの前に座っていた。

6時ごろにSkypeでジロタンと話をする。武蔵野ペット霊園へは明日の朝Shoちゃんも一緒に行ってくれるようでよかった。ジロタンがSamくんの体を拭いてあげて、写真をプリントしてフレームも買って来て入れてくれたとのこと。

いつ頃ジロタンがこちらへ来れるかということについても少し話した。いろいろ準備をしたり、来る前に会っておきたい人もいるとのことで、遅くても3月中旬、つまりあと一ヶ月後ぐらいをメドにと考えるというセンか、ということだ。まずはAbingdonのDawnにジロタンがメールを出して、フォーマルレターを書いてもらいたい旨伝えた。着いた時に空港のイミグレーションでドギマギしないためだ。それからやることはHISに電話をして、片道切符を予約すること。これが決まれば、すべてはその日に向けて片付けて行けばいいことになるので、見通しがつき易くなる。


12時過ぎに私は思い切って、カーナビを頼りにBurfordのBlueCrossに出掛けて見ることにした。Burfordに着くまでは割とすんなりだったのだが、ハウスナンバーが分からないので、そこからBlueCrossの建物を捜すまでがちょっと大変だった。諦めて帰ろうと、ナビを家へとセットしてからも、もしかしたら見つかるかも、、、と思いながらキョロキョロと捜しながら走った。そしたら見つけた。広い敷地で、キチンと整頓されていて、そういうところはいかにもCommonLeysCampusのようなところで、いつもいつも口をすっぱくして注意されて来たような人たちが働いているところらしい似た雰囲気を感じた。掃除をしてコザッパリさせるということが、動物の施設では徹底させることが大切なのだと考えていることがよく分かる良い例だ。

写真を撮り、EquineのReceptionへ行きボランティアをやりたいのだけれど、と言うと名前と住所と電話番号を書いて行ってくれれば、明日担当の人が出てきた時に電話をして話をしてあげられるからとのこと。それからShopのある建物に行き、小物を買った。その中のいくつかは値段が付いていないので聞くと、それはドネーションで、買う人がいくらにでも決めていいのだとのこと。4ポンド何がしの買い物だったので、10ポンド出してお釣りはドネーションにと言ってショップを出た。帰りのカーナビも非常に分かり易かった。アナウンスのタイミングがピッタリで、迷いようが無いのが素晴らしい。この点は日本のカーナビより優れているような気がした。大体そこからウチまで20分弱で帰って来た。このくらいの時間で行けるのなら、ボランティアもやり易いと思った。受付の人に「馬を扱った経験はあるのか?」と聞かれたので、乗馬をやるのと今現在WitneyCollegeでAnimalManagementとHorseCareのコースを取っている学生だと答えると、「Oh, that's nice!」と言っていた。敷地全体がし~んとしていて、馬が牧場に放牧されている様子もなかったし、馬小屋独特の臭いもして来ないし、どこかから寂しがっているようなワンちゃんの声が聞こえてくる程度で、随分静かなところという印象だった。

今日は気温は低めだが、日差しがあるので陰気に感じないだけマシな日だ。3時になってもFraserさんのクルマは帰って来ないので、Billieは一人でお留守番をしているのだろうか、、、と少し気になる。彼らは毎週Oxfordまで礼拝に行く熱心なクリスチャンなのだ。MarthaはともかくFraserさんは一見そうは見えないのだが、案外Fraserさんの方がファナティッククリスチャンのようなところがありそうな気がする。そういえば彼らがウガンダから帰って来た日にFraserさんは私にまず「How is your dog?」と聞いたことを思い出し、見かけによらず優しくて繊細なところもある人なのだと思う。その時私は「He is weaker and weaker and losing the appetite. It is not very easy to accept」と言うと「It is not...it is not...」と言っていたっけ。

夕べは殆ど眠らなかったので眠いのだけれど、泳いで体を伸ばして暖かいサウナに入ったら少しは元気が出るかな、、とも思うので、思い切ってヘルスクラブに行ってみることにする。なるべく明るいうちに帰って来たいので、4時半ごろに家を出る。40分頃に着き10分ぐらい泳いだ。プールは私ともう一人だけで空いていた。泳いでいても、ついSamくんのことが頭に浮かんで来る。Samくんは泳ぐのが好きだったよなぁ、、、。川で気持よさそうに泳いでいる顔が眼に浮かぶ。サウナに入っても暖かい中に居るとやっぱりSamくんのことを考えてしまう。あのストーブの前で毛を熱くしてハーハー言いながらよく寝てたよなぁ、、、という具合だ。5時半頃に家に帰って来れたのでホッとした。

Fraserさんたちのクルマがまたなくなっていて、家の電気も暗くバスルームの電気だけが明々とついているのが見える。彼らはまた出掛けてBillieだけがお留守番なのだ、きっと、、、と思い、夕方一度帰って来たときに、出掛けるんだったら私が預かるからと言えばよかった、、、と思った。今度Marthaと会ったら、水曜以外の夜は私は絶対に家にいるから、夜の外出の時はBillieを私に預けて出掛けるように、と言っておこう。


2月15日(月):西部邁と田中康夫

朝5時にいつもどおり起きた。ジロタンから報告のメールが来ていたので、いつものSkype時間よりは早かったのだけれど、Skypeをして話をした。すべてを終らせて一応ホッとしたところだとのこと。まさにそういう感覚だということが私にも実感として解る。SkypeのあいだにHISの山口さんから電話がかかって来てその話を一部始終私も聞けた。ジロタンとしては一応渡英の時期は3月の4日から9日の間のいつか、ということで心が決まったとのことで、HISに電話をしたようだ。私の滞英日数がそろそろ6ヵ月半という頃に、ジロタンがJoinするというのは考えてみると、なんと理想的なタイミングだろうと思う。私も外国での一人暮らしがどんなものかを十分体験できたし、その間始めの頃に比べるとかなりいろんなことが分かりだして来たので、ジロタンが来てからまごつくことも少なくて済むと言える。ジロタンに私がこの間見慣れて来たこのあたりの景色、雰囲気、色合いなどを見てもらえるのは、やっぱりとても嬉しい。コンピュータの前に座ったときにいつも私が見ている、窓から見えるこの裏庭の芝生や木々、バードフィーダーに集まって来て盛んに餌を食べる鳥たちの様子。これがジロタンにもまもなく「見慣れた景色」になるのだと思うと感慨無量という気がする。TreeHouseの見えるあのFootpathにも案内してあげよう。

1時からコンピュータでTBSのラジオ番組バトルトークを聞く。西部邁と田中康夫が出て、なかなか面白く結局2時間全部しっかり聞いてしまった。西部のすっとぼけた北海道訛りの余談が可笑しくて思わず何度も笑ってしまった。

今日は昨日メモを残して来たBlueCrossのボランティアセクションの人から電話が来るかと思い、一歩も外に出ないで家にいた。4時ごろまで待っても来ないのでBlueCrossに電話をかけてみた。電話に出た人が「今その係りのFloraという人は誰かをInterviewしているので、それが終ったら電話をするように伝えるから、電話番号と名前を教えてくれ」と言うので、また名前と電話番号を教えて電話を切って待っていたのだが、結局5時過ぎても電話は来なかった。

この次のFleurのレッスンの時にやるための教材を本から写して、前もってFleurに読んでおいて貰おうと思い準備した。中に出て来る単語で意味が分からない言葉、発音が曖昧な言葉を全部チェックした。文法的によく分からないフレーズに線を引いておく。明日にでもFleurにメールで送ろうと思う。

今日は一日中曇りだった。玄関の鍵も開けていないので気温がどのくらいなのかはわからなかったが、日中家のなかは寒かったので、外はきっと寒かったのだろうと思う。暖房が月曜日は朝の9時前に切れることになっているので、余計寒く感じた。それで今日はちょっとだけ薪をストーブで燃やした。パキパキと独特の音がする。

こないだWaitroseで買ったベジタリアン用のハンバーガーパティをチンして薄いトーストに挟んで食べた。

夜にBBC twoをつけたら、スキーをやっていた。どうやら冬季オリンピックの番組のようだ。そうか、、、もう冬のオリンピックが始まったのか。そういえば2012年は英国でオリンピックがあることから考えれば、その2年前の今年は冬のオリンピックの年なのだ。カナダのバンクーバーが開催地のようだ。アイススケートで日本人のパーフォーマンスは見たいような気がする。寝る前に志ん朝のDVDの品川心中を聞いた。落語を聞くのは実にいい気分転換になる。


2月16日(火):ガス料金ひと月100ポンド、"let her obey you"、Voice training

今日は4時45分に眼が覚めてそのまま起きて下に降りて来た。ジロタンに持ち物の追加についてメールを出す。返事が来て飛行機を決めたとのこと。3月9日(火)ヒースロー着14:25のBA006便。ちなみに3月9日はハンナちゃんの命日だ。仏教的に言うと13回忌にあたる。あれから13年たったのだ、、、。火曜日は私の授業がない日だし、あったとしてもWitneyに着くのは夕方か夜なので、時間的には全然問題なしだ。目標が決まりよかった。楽しみに待とう。

今日はMarthaのボイストレーニングの初日の筈で、何時ごろに始めるのかを聞こうと思い外に出て隣を見ると、彼らのクルマがない。またバスルームの電気だけが点いている。つまりBillieはお留守番ということだ。何処かに出掛けたのだと思うが、忘れているんじゃないだろうな、、。まあ私がPigeonHouseに出掛けるのは3時半過ぎだから、それまでは居ようと思えば家に居れるけれど、時間が分かった方が時間を有効に使えるので有難いことは有難い。それはそれで気楽でいいとは思うけれど案外時間には呑気な人たちなんだと思う。

BritishGasの10月9日から2月10日までの4ヶ月分のガス代の請求書が来たので、それをクレジットカードで支払うことにして、電話で手続きをした。411ポンド87だから一ヶ月100ポンドちょっとということだ。給湯と暖房がガスだからそれを考えるとそれほど高くないと思う。電気代がどのくらいだったか忘れたので、次回の請求書が来たらハッキリ覚えておこう。そうすればジロタンが来てからとの違いを比較する参考になる。

お昼ごろ本当に久しぶりにGardenCentreに行き、FlowerPotCafeでお昼を食べた。JacketPotato with Vegetable curryというのを頼んでみたら、これがまた美味しかった。これなら多分ジロタンも美味しいと言うこと請け合いだ。ベジタブルカレーの味がなんとも優しくて良いし、ジャケットポテトというジャガイモの丸ごと焼いたものの上にカレーがかかっているのだから、ジロタンも絶対好きな筈だ。

Marthaが持って来てくれたAnimals in Heaven?というVHSのビデオは、わるいけれどアメリカ人のファナティッククリスチャンの説教師が出て来て、やれ創世記の何章には動物のことがこんなふうに書いてあるとか、ノアの箱舟の解説だとか、そんなことをこれでもかこれでもかとばかりに「ね、だから神様はあなたが飼っていたペットのこともちゃんと天国に連れて行って、あなたと再会させてくれるんだよ。素晴らしいじゃありませんか!」というようなことを延々喋りまくるビデオで、とても見る気にならず、途中で止めて巻き戻してしまった。押し付けがましく、しかもわざとらしいあの喋り方はちょっとうんざり、、、。その隣で進行役を務めている女の人が、また眼だけギラギラして他のことは何も見えてないような血の気の無い顔をした人で、イタダケナイ。

PigeonHouseでウォーク、トロットを暫くやったあと、キャンターの練習をする。今回は前回よりは長い時間をキャンターに費やしたが、まだ私の足の力が足りない為にMaggieがキャンターをHelenが言うようには長く続けてくれない。Helenは「Maggie! You are naughty!」「I am really cross、言うこと聞かないと後悔することになるよ!」とMaggieを叱りつけに来ようとするので、私が「Maggieのせいではなく、私の合図が正しくないからMaggiegがキャンターを続けないんだから、怒らないでもう少しPatientになってくれない?」と言っても、「Miya, you should use your legs. You need to be more strickt and let her obey you 、otherwise she will learn to be disobedient, and it is dangerous!」と言う。ナルホド、、、従わせることが、乗り手にとっても馬にとってもレッスンなのだ!と納得した。レッスンが始まる前にHelenに頼んで写真を撮ってもらった。(写真添付)

帰って来てしばらくするとMarthaがキーボードを持ってやって来た。30分ぐらいの予定が夢中になって1時間ぐらいはやったのではないかと思う。なかなか面白いレッスンだった。自分の喉に触ってみて声を出すと動くところをVoice boxと言うそうで、歌っている間にこのVoiceBoxが上下になるべく動かないように安定させて歌うことが大事なのだそうだ。こないだ打ち合わせの為に来た時に、Tuitionを払うから考えておいてと言っておいたのだが、Certificateが取れてからならもらえるけれど今はもらえないからお金のことはちょっと考えないでおいて、と言うのでとにかく今はそうすることにした。いつごろCertificateが取れる予定なのかと尋ねると多分4月ごろだと思うとのこと。そのあと、Marthaが貸してくれたさっきのビデオを見たいかと聞いたら、見たいと言うので一緒に結局最後まで見た。

Marthaはメモをしながら見ていてすごく面白いビデオだったと言っていた。ビデオを見ている時、日本茶と濡れせんべいを出してあげた。ビデオを見終わった後、少し聖書と信仰について話をした。Marthaは22歳の頃急に「死」が怖くてどうしようもなくなったのだそうだ。というのはウガンダでは若くてもエイズで死ぬ人が当時とても多かったとのこと。それまで彼女はただの良い子で、教会学校にも「皆が見てるから行かなきゃ」みたいな感じで行っていたのだそうだ。である晩、怖くて眠れなくなった時に、そばにあったギデオン聖書(これは世界中に無量で配布されてる聖書として有名で、私も持っている)をパッと開いた箇所が、ヨハネの黙示録7章だった。そこに書いてあることを読んだ瞬間、いわゆる眼からウロコが取れた気がしたとのこと。私の場合はそれまでクリスチャンにも拘らずチョーPesimistだったのが、ジロタンと出会い、結婚してから「目からウロコ」状態になったのだとMarthaに話した。8時ごろに「きっとFraserが夕飯を作って待っているだろう、、、」と言って帰って行った。今週は私がHalfTermで休みなので、もう一回金曜日にレッスンをしてくれるそうだ。明日はコワイヤーの練習で夜出掛けるので、Billieを私に預けて行くかも知れないとのこと。

声を出すとお腹が空く。薄切りパンをトーストして買っておいたベジタリアン用ハンバーグをチンして食べ、カップ入りのチーズケーキをデザートに食べた。

今日はGardenCentreの昼食、PigeonHouseでの乗馬、それからMarthaのヴォイストレーニングと充実した一日だった。

今回はここで出します。God be with you.

Miyako

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2010.2.17-19

2月17日(水):"I really miss you, Miya"Maggieとの一体感

今日も4時半ごろに眼を覚ましたのでそのまま起きて下に降りて来た。今日はYuクンの36回目の誕生日なので、メールで「おめでとう」を送った。

今日は朝から小ぬか雨。バードフィーダーの餌がまた少なくなっていたので、庭に出て新しい餌を入れてあげた。芝生の所々にスノーホワイトが咲き乱れている。これがジロタンが来るまで咲いていてもらいたいなぁ、、、と思った。小鳥達は餌を新しくたっぷりにしてあげると、たちまち何処からかやって来て、すがり付いて夢中で食べている。四角のお弁当箱のようなバードフィーダーのSuetはどうもキツツキのお気に入りのようで、そのバードフィーダーにだけキツツキが来る。今もアカゲラが枝に縦にとまって上半身全体を使った独特のつつき方で、それを食べている。面白い、、、。

FKのBenにメールを出し、ジロタンのためのCottageの鍵の件と、リビングルームの電灯が4つのうち3つが点かない旨伝えて、修理の人を来させて欲しいと頼んでおいた。

お昼近くなって雨が止んで青空になり始めた。ホントに天気にはついてると思う。乗馬をやる日は午前中天気が悪くても、乗る時間が近付くと天気が回復してくるから不思議だ。洗濯を終えてから、これまた久しぶりにJulianのパブへお昼を食べに行くことにする。その前にこないだGardenCentreで見つけた馬の本とお菓子を前田さんに郵便局から小包で送った。Julianのところには12時半ごろに着いた。Natashaが居て「Oh--Miya!何処かに行っちゃったのかと思ってたのよー」と言って迎えてくれた。Julianは休憩中らしく2階にいるとのことだった。コロネーションチキンサンドイッチをNatashaが特別に作ってくれて、相変わらずとても美味しかった。大きなお皿にサンドイッチとサラダとチップスがのっている。そして真面目な顔をして「I really miss you, Miya..」と言ったので私は「サンキュー」と言った。ジロタンが3月に来ることになったと言ったら、会うのが楽しみだと言っていた。そのあとFKのオフィスに寄って、Benと話が出来ればと思ったのだが、あいにく外出中でColletteとJeanieと会って、鍵のことは話しておいた。帰ろうと思いオフィスを出たところでBenが帰って来るところに出くわしたので、メールを送っておいたから読んでくれるようにと言っておいた。

3時半ごろ家を出てPigeonHouseへ行く。Helenが「今日は鞭を持って乗ってもらうからね。足を使うか鞭を使うか、どっちがいいか考えて決めて頂戴よ」と言ったので、「Ah...you are so smart...」と言うと「I am not stupid, Miya...」と言うやりとりが続くという調子だ。この鞭の効き目が大当たりで、私も鞭をなるべく使いたくないから脚を一生懸命に使おうとするし、Maggieは私が鞭を持っていることを知っていて、それを使われたくない、、、と思うので、良く動いてくれるというわけだ。「この鞭はMaggieにではなくて私に効いたね、、、」と言うと「Exactly! 鞭の使い方にもAgressiveな使い方とPositiveな使い方があって、今日のようなのがPositiveな鞭の使い方って言うのよ、、」とHelenが言った。お陰で今日はHelenに大賛辞をもらった!「Very Good! Miya! That was what I wanted to see yesterday. Now, do you understand what I mean ?」と、心なしかHelenも嬉しそうでインストラクターとしても満足そうだった。キャンターがこんなに長く続いたのは初めてで、Maggieとの一体感をまさに実感できた気がする。「明日は右回りのキャンターも同じようにやってもらうからね」とHelenに言われて帰って来る。今日が丁度PigeonHouseで乗馬を始めて10回目のレッスンだった。明日で回数券がなくなるので、また新たに回数券を買おうと思う。

MarthaがChoirの練習で出掛けると言っていたのだけれど、夜になっても電気が点いているのできっと出掛けるのをやめたのだと思う。というわけでBillieがウチに来るかも、、、と思っていたのだがそれは無いようだ。かと言って今からヘルスクラブに行くのも億劫なので、結局家に居ることにした。3時ちょっと過ぎにBBCTwoをつけたら、男子フィギュアスケートが終ったばかりで、高橋大輔が3位に付けていて明日また別のパフォーマンスをやる予定と言っていたので、明日3時ごろBBCTwoをつければ彼の演技が見られるかもしれない。忘れなければ見たいと思う。

明日は早朝プールに行こうかと思う。6時半からやっているので7時頃家を出ればもう明るくなっている時刻の筈だ。


2月18日(木):朝のプール

朝ジロタンとSkypeで少し話してから、7時過ぎにヘルスクラブに泳ぎに行く。プールは女の人が2人既に泳いでいた。20分ぐらい泳いでいるうちに少しずつ人が増えてきた。サウナから戻ってプールのそばを通ると、さっきより大分増えていた。やっぱり8時過ぎると来る人が多くなるようだ。明日の午前9時半からのStep&Toneというエアロビのクラスの予約をして帰って来た。家に着いたのが8時半少し過ぎだった。朝のプールは気持ちが良い。

日本の夕食時のジロタンが食べる時も、Shoちゃんが食べる時も顔を出させてもらう。今晩は鍋焼きうどんだった。この夏Shoちゃんが参加するアイルランドのSligoでのワークショップの話になり、アイルランドにも行って見れるといいねーという話になる。こちらは雨がみぞれになり、やがてそれが雪になって降り出している。暖房が止まっている時間なので、今日も薪を燃やすことにする。燃えてる間は確かに暖かいのだが、すぐに燃えてしまうので、効率は良くない。もう少し薪は残っているが、あと少しFraserさんに貰っておいた方がいいかもしれない。

しのさんにBird in Handの紹介をしてサイトのアドレスをメールで送ることにした。余り余計な首を突っ込みたくないので迷っていたのだが、今朝ヘルスクラブに行く途中にもよくよく見てみたのだが、やっぱり案外お勧めのスポットだと思ったのと、いわゆるツーリスト向けのパンフレットを見ただけではどれを選んだらいいか迷うのが普通だと思ったので、実際に私が行ってみて良いと感じたのは事実なので、それは教えてあげた方が親切かもしれないと判断した。

お昼ごろに薄い食パンをトーストして、ベジタリアン用のパティをチンしてサンドイッチにして食べた。ビーフのパティよりもこちらの方が私にはずっと抵抗なく食べられる。肉独特の臭みもないし、硬くないからだ。

1時ごろにBBCTwoを付けてみた。まだオリンピック放送はやっていなかったが、見逃したくないので、そのまま暫く付けて、ネットで番組表を調べてみるとどうやら男子ショートプログラムは今日の深夜1時からのようだ。実況放送されるのかどうか分からないが、起きていられれば見てみよう。

昼過ぎになると雪が止み始めた。曇り空は相変わらずだが、雪が止んでくれたのは有難い。

このところ毎日最低1回はプレゼンテーションの練習をパワーポイントの画面を見ながらやっている。どうしても20分かかっていたものが、多少とばした所はあるものの、今日はやっと15分でやれるようになって来た。これから更に練習すればこれが10分に縮まってくれるのだろうか、、、。

2時ごろからBBCTwoではオリンピックの結果の録画放送を始めた。日本の国母選手は英国のコメンテーターも「注目選手だ」と言っていたので、スノーボードでは結構な実力を持っている選手として捕らえられえているようだ。

3時半過ぎにPigeonHouseへ向かう。今日はMaggieではなく、ここで最初に乗ったHollyという白い馬だった。どうやら私の後に4時半からレッスンを受ける人がMaggieに乗るようだ。HelenによるとHollyはMaggieよりLazyだからしっかり脚を使い鞭も使わないと動かないからとのこと。それでも左右両方の手前ともキャンターをやってくれて、違う馬でもちゃんとキャンターがやれるというのは、乗り手の技術が上がっているという証拠だから、良い事だとHelenに言われる。4時半からのレッスンを受ける人が私が終る頃に馬場に入って来てすぐに続いて仕事なので、来週の予約は電話をかけてくれるかとHelenに言われたので、家に帰ってから5時過ぎに電話するとHelenはまだレッスン中だとのことで、男の人が出たので、またあとでかけるということで一旦電話を切る。5時半過ぎにもう一度電話をすると今度は留守電になっている。もう仕事が終ってクローズしたということかもしれない。また明日の朝にでも電話してみよう。

8時からBBCTwoでSimonKingという動物フォトジャーナリストのシェットランドリポートの番組があるので、Fleurに進められて先週から見ているのだが、眠くてどうしようもなくなりソファに横になりながら見ていたらいつの間にか眠ってしまった。今日は出来れば夜中の1時から高橋大輔のスケートを見たいと思ったのだが、実際に出る順番をみたら終わりの方なので、それだときっと夜中の3時ぐらいになってしまう。諦めて寝ることにする。


2月19日(金):エアロビ・クラスは超満員、Voice Training

朝起きて外を見ると雪が薄っすらと積もっていた。夜中に降ったのだろう。ただし空は青空でお日様も出て、穏やかな天気のようだ。クルマは氷でガリガリだったので、スクレイパーで削り落とした。

今日は9時半からのエアロビを予約してあるので、9時に家を出てヘルスクラブは向かう。途中Burfordへ行く道の右折の交差点で、左から来て右折して私が来た道へ入ろうとしているクルマを運転している人を見たら、なんとバグリーさん(スバルの)だった!向こうも私に気がついたようで、こちらを見て手を挙げていた。なんか、いかにもここで生活している感じがして、こういう瞬間はいい。

エアロビのクラスはチョー満員だった。インストラクターも女の人で、前に出た同じタイトルのプログラムは夕方のクラスだったせいか、男の人だったので、違うインストラクターを雇っているのかもしれない。そのあとプールへ行くと、誰もいない。水面がしーんとして綺麗だ。私が泳ぎ始めて2,3分すると白髪の老女が一人入って来てゆっくり泳ぎ始めた。私は大体20分ぐらい泳いでから、スチームサウナに行き、それから普通のサウナに入り、帰って来たのは11時半ごろ。クルマを止めた時に、右から来たトラックを運転している人が私の方を見て笑っている、、。Fraserさんだった。こういう普通の瞬間が、私を何とも嬉しい気持にしてくれる。

帰って来てすぐにPigeonHouseのHelenに電話をして、火曜日2時からのレッスンを予約した。

電話がかかってきたので、また録音の電話かと思って出てみるとKevinからだった。以前台所の天井の電気が落ちて来たのを直してくれた人で、FKでもと働いていた電気修理のおじさんだ。月曜か火曜に行けるけれどどちらが都合がいいかというので、火曜の午前中なら家に居ると言うと、それじゃ8時45分頃に着くように行くから、とのこと。リビングルームのブラケットの電気を直すように、Benが手配してくれたのだ。早く連絡してくれてありがたい。

例によって薄切り食パンをトーストして、ベジタリアンハギスをチンしてパンに挟んで昼食に。その後はしばらくプレゼンテーションの練習をしてから、ExoticsのAssignmentのために必要な資料をネットで調べてお気に入りに入れて、それを元に少しやり始めた時に、MarthaがVoiceTrainingの為にやって来た。5時ごろだった。それから7時近くまでトレーニングをして、帰って行った。トレーニングをしたあとの私の声の出方の変化を、自分の耳で確認する訓練が出来るので、私とのこの機会はMarthaにも良いExperienceになるので有難いのだとのこと。今日のトレーニングは全部私のラジカセに録音したので、次回までにそれを聞きながら何回か練習をしてみてほしいと言っていたので、時間のある時にやってみようと思う。Marthaの問題の聖書の箇所が実際にどんなことが書いてあるところなのか知りたかったので、聞くと聖書を今持っているとのことで、ヨハネ黙示録の20章をあけて「この箇所は忘れられない」と言って私に聖書を見せてくれた。キーボードはまたここにおいて置くことにして、必要な時に取りに来るか、またはここに練習しに来るかもしれないけど、いいか、と聞くので勿論構わないからいつでも来て頂戴と言っておいた。

明日はFleurの前で、プレゼンを披露することになっているのでもう少し練習をしておく必要がある。

9時半ごろにYuクンから昨日の続きのメールが来たのでそれを読んだ後に、SkypeをオンにしてみたらYuクンの方もオンになっていたので、丁度いいので少しSkypeで話をした。なんとかファミリービジネスがらみで毎年日本に来れるような企画が実現できるといいと思う。

今回のレポートはここまでにします。

ではGod be with you.

Miyako

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2010.2.20-22

2月20日(土):プレゼンの練習、初めての洗車


5時過ぎに起きて下に降りて来てコンピュータをオンにしてから、プレゼンの練習をした。ヤッパリどう端折っても15分になるし、この程度の短い時間内で言えることは限られているので、本当にLisaが求めているような内容のことを10分で言えるのか、、、と少々疑問になって来たと同時に、私が作ったこれが果たして的を得たものなのかどうか自信がなくなって来た。いずれにしてもFleurに聞いてもらって感想を聞くしかないだろう。

Skypeでジロタンと話しているときに、丁度ShoちゃんがSamくんの骨壷の箱を包む布を買って来てくれたようで、黒地に白のウサギ模様の何となくSamくんにピッタリの布で、よかった。

Fleurのレッスンでプレゼンをして見てもらった。おおむね「良い」とのことで、注意点はアイコンタクトが大事だから、実際に教室でやる時はアイコンタクトを忘れないように、、、とのこと。それから声の調子を時々変えて、聞いてる人に一本調子の印象を与えないように気を配ることも大切なので覚えて置くようにと言われる。ジロタンがこちらへ来てから何かやりたいことがあるのか、と聞くので本来はBrookesUnisversityのHistoryのコースを取る事を考えていたのだが、もう募集時期が過ぎてしまったので、何処かお勧めのそういう場所はないか、と聞いたら教えてくれた。一つはCharlburyLibraryの掲示板にかなりクオリティの良い短期のレクチャーが貼り出されている筈だから、チェックしてみるとよいとのこと。もう一つはWorkersEducationAssociationという組織でこれも中身のあるいろんなコースを持っているとのこと。あとはOxfordのContinuing Educationのプログラムだとのこと。

ジロタンが来てすぐの土曜日はゆっくり寝かせてあげる為に、自分のところでレッスンをしてもいいわよ、とFleurが言ってくれたが、彼もジョインしたいかもしれないのでここで大丈夫だと思うと言っておいた。12時半頃にFleurは帰って行った。

薄切り食パンをトーストしてベジタリアンのパティをチンしてお昼ご飯にした。今日も青い空と白い雲で、良いお天気だ。

電気代の請求書が届いた。11月11日から2月12日までの3ヶ月分で122ポンド23.つまり1ヶ月当たり40ポンド強というところだ。ガス代とあわせると1ヶ月150ポンドだから、まあまあというところだと思う。これでジロタンと二人の生活になってどれほどの違いが出るのか興味のあるところだ。

1時ごろにガソリンを入れにいつものガソリンスタンドに行きガソリンを入れる。33ポンドちょっと入った。それから思い切って店員さんに洗車の仕方を聞いて、自動洗車機で洗車をした。このクルマを買って初めての洗車だからおよそ5ヶ月の間の汚れを落としたことになる。一番安い洗いっぱなしというプログラムで3ポンドだから日本に比べても安いくらいだし、今日やってみてこれは価値が十分あると思った。日本の洗車機とはかなり違い、手順がなんとなく古い機械のように感じたが、私の他にも洗車をする為に並んでいる車が他に3台いた。

その後Waitroseで買い物をしていつも使う郵貯銀行のクレジットカードを出したら、Declinedと出て受け付けられないと言われ、もう一つのクレジットカードで支払った。多分月々20万までという枠をなんかの理由で今月は超えたのだと思う。だから日本を出る前に郵便局のVisaCardの限度額を上げたかったのに、あの時何故か郵貯銀行が書面でRefuseの手紙を送って来て、20万までしか使えないままでこちらに来たので、こういう不便なことになるのだ。まったく、自分のお金なんだから限度額についてまで郵便局にとやかく言われる筋合いは無い筈なのに、、、。それで当分はこの郵貯のVisaCardは使わないで暮らさなければならない。多分3月になって月が替われば大丈夫かな、、、と思うのだが。

それで家に帰ってクルマを降りてみると、なんと洗車したばかりのクルマの左後ろの屋根と窓の一部にベッタリと鳥の糞がくっついている!いつ何処でついたのか分からないが、今まで汚いままでいたときには全然なかったのに、洗ったトタンにこうだもんなぁ、、と呆れてしまったが、物置小屋からジョーロを出して水を入れて、その水をかけながら雑巾で糞を擦り取ってきれいにした。

物置にジョーロをしまいに行ったら、隣の庭でFraserさんがStoneWallを作る作業をしていて、暫く話をした。ジロタンが来ることになったそうだけどいつまで居るのか、と聞くので私の学校が終るまでだと答える。どんな人か、と聞くので「私とは全く違うところがある人だ」と言うと、お互い足りないところを補い合えて良いのではないか、、と言っていた。私達はこのCottageにいつまでいられるのか、と聞くので7月の17日までだから、そのあと2ヶ月ぐらい住めるところを捜さなければならないのだけど、出来ればFinstockとかRamsdenあたりにこのまま住みたいと思う、と言うと、2ヶ月間だけ貸してくれる家を見つけるのは大変だと思うけど、心当たりを当たってみてあげるから、と言ってくれた。

このCottageのオーナーから最近メールがFraserさんのところに来て、この家の屋根を茅葺にしたいのだとのこと。アメリカ人だから余計より英国的なコテッジに憧れるのだろう、物凄くお金がかかるのに、、、とFraserさんは言っていた。それからこの一連のCottageの裏には元々電線が横切っていたのを、自分達でお金を出して地中に電線を埋める工事をしたので、断然景色が良くなったのだそうで、かなりお金がかかったと話してくれた。そういえばFraserさんの敷地の右側から向こうと、ここの敷地の左側から向こうには、相変わらず電線が電柱から延びているのが見える。電線を地中に埋めることはジロタンがいつも言っているのだとFraserさんに伝えておいた。元々ここには20メートルぐらいのコニファーが並んで植わっていて、とても暗かったので殆ど全部伐採したのだとも言っていた。なんだか聞いていると我々のPropertyに対する思い入れと似ているところがあるような気がする。それから野鳥のことを話していたら、このFinstock村は元々キツツキの多い村なので、朝早く起きて外に出て耳を澄ますと、キツツキのドラミングが聴けることがあると言っていた。

リポートを書いたりしているうちにいつの間にか、暗くなり夜になってしまう。一日が過ぎるのが早い。眠くなってしまったので、夜のSkypeはせずに寝ることにした。



2月21日(日):また雪

Yuクンからファミリービジネスの長い企画書がメールで来ていた。これを読む限りなかなか面白いものが出来るのではないか、という気がする。読んでいるうちに、これならヤッパリ私は5月からのStoneWallingのパートタイムコースを取って置いた方が良いのではないか、という気がして来た。石積みの作業もさぞかしYuクンのいうところのMindfulnessが必要なのではないかと思うので、キャンプ中の余暇を兼ねて私が紹介できれば、面白いのでは?と思ったのだ。

薄明るくなって来て外を見ると、なんと雪が降っていた。大きな粒の雪が落ちてきている。降っては止み降っては止みと断続的に降るようだ。

8時半ごろMarthaが来て、今日は教会に行きそれからちょっと遅くなるのでBilieを預かってくれるか、と聞くので勿論二つ返事で了解した。それから9時ちょっとすぎにBillieが来て、まだ置いたままになっているカウチの丸ベッドで落ち着き始めた。その後すぐに電話がなり、出て見るとABCの前田さんからだった。いつもの調子で、自分ばかり喋っている。たまに私に対する質問に答えようと、私が一言話し始めるとすぐに遮って自分の話を始める、、、。何の為に電話してきたのだろう、、、と少々ウンザリしてくる。それでかれこれ1時間ぐらい費やしてしまう。

外を見るとすっかり晴れて来て、雪も解けて来た。素晴らしい青空になった。

ジロタンが取れそうなアダルトコースのウェブサイトを調べたりして、メールでジロタンにURLを送る。いろいろ調べて結局Oxford UniversityのSummerCourseの中にジロタンに興味のあるコースを見つけたようで、メールでそのインフォーメーションを私に送って来たので、なるべく早めにApplicationを出すようにとメールを出す。

お昼はいつもの薄切り食パンのトーストにチーズを挟んで食べる。そのあとBillieと一緒にMt.Skippetの方まで散歩に出掛ける。帰って来てからこないだホームページで見つけたBlueCrossのボランティア用のApplicationFormをプリントしたものに、必要事項を書き込んだ。これは郵送するようにと書いてあるので、明日郵便局から出そうと思う。

Billieは緊張しているのか、シッポを少し内側に入れている。散歩の時とか宝探しをしている時はシッポが上がっていつものような元気な様子になる。繊細な神経の持ち主なのだと思う。

5時ごろBillieと一緒に懐かしいTreeHouseの散歩コースを散歩した。それからは殆ど丸ベッドで眠っていた。暗くなってからはソファに来て私のそばでゴロゴロしていたが9時ごろになると、Billieは一人で2階に上がって行ってベッドに飛び乗っているようだった。また下に降りて来たけれど、暫くするとまた上がって行くということを何回かするので、もう2階のベッドで本格的に寝たいのかと思い、私も一緒に行って横になると、納得したようにBillieも横になった。10時半近くになってFraserさんがBillieを迎えに来た。

玄関でBillieのことを話していたら、Billieは自分のことを話しているんだな、、、というような顔でFraserさんと私を交互に見上げてじっと聞いている。ほんとに賢いワンちゃんだ。Fraserさんが言うのには、何でも今日はMarthaの忘れ物のお陰で、帰るときFinstockとOxfordの間を2往復したのだとのこと。帰りのクルマを運転中に教会の人から携帯に、Marthaのハンドバッグを預かっているからと電話が来て、そのまま帰って来てもよかったのだけれど、バッグの中に家の鍵が入っていたので、家に入れないことがわかりまたOxfordに戻り、バッグを受け取って再度戻って来た。それでこんなに遅くなったとのこと。

和中さんからCharlburyのアパートを借りる気があるようなら、先方に話をするけれどどうかというメールが来たので、お願いします、とメールを出しておいた。

日本時間は22日の朝になったので、Shoちゃんに誕生日おめでとうのメールを出してから寝る。


2月22日(月):Lovely weather again!!

今日はShoちゃんの32歳(!)の誕生日だ。えーっ、あれから32年も経ったの?という感じだ。

いつものように5時ごろに眼を覚ます。下に降りて来てRoutine(コンピュータをオン、前の晩に残しておいたお茶を飲み、お湯を沸かして日本茶を入れ、天気予報と日の出・日の入り時刻のチェック、メールチェック、前日のMiyako's Diaryに書き足すところがあれば書き足し、アサイチのDiaryを少し書くなど)を済ませた。プレゼンテーションの為のメモをもう一度チェックして、練習している時につい言うのを忘れがちなところを、メモ帳に書き写す。

7時ちょっと前になり外が薄明るくなって窓から外を見ると、また雪が薄っすらと積もっている。夜中に降ったのだろう。夕べFraserさんがBillieを迎えに来た10時半ごろは降っていなかったので、降ったのはその後だろう。昨日はBillieと留守番で泳ぎに行けなかったので、今日はアサイチでヘルスクラブへ行って泳ごうか、と思っていたのだけれど、この雪で道路は大丈夫だろうかと気になるので、諦めることにした。しかも細かい雪ながらドンドン降って来る。この分だと今日のEquineのMarvinも無理だろう。8時半ごろクルマの雪を掃おうと道に出ると、相当な雪である。これだと途中のRamsdenはもっと積もっていることが想像できる。滑ったりしたくないので、今日の9時半からのEquineDutyは行かずに、午後のEllieの授業の時間になるまで家で様子を見ることにする。ひょっとするとこれも無理かもしれない、、、。

9時半過ぎに、村の郵便局まで歩いてBlueCrossに出すボランティアのApplicationを出しに行ったら、途中でこの雪の中をイヌの散歩をしているおばさん二人とすれ違い、一人が私に「Lovely weather again!!」と声をかけて笑って行った。それで郵便局で出し終って帰る途中、今度は杖をついて歩いてくるおじさんが反対側の歩道を歩いてくるのを見たので、すれ違う時に今度は私が「Nice weather!」と声をかけると「Yes!」と答えてくれた。こういう英国人のある種のユーモアと日常的な「普通さ」を味わえることが、私には何よりも最高の体験という気がする。

お昼すぎごろからやっと雪が止み始め少し空が明るくなって来たようだ。これなら午後のWildlifeのクラスにも行けるだろう。出来れば帰りにWitneyまで行ってから帰りたい。

と思いながら学校に着くとJilが「Ellie is poor today、、、」と言うので「は?」と言うと言い直して「She is ill, not well」と言い、今日は来ないので課題をやるようになっているから学校のコンピュータを使ってやっても良いし、家でやっても良いし、どちらでも好きなようにとのことなので、家でやることにして、そのままWitneyに行って電気代をNatwestで払い込んで、Oxfordのセミナーに申し込むかもしれないのでSainsburyでパスポート用の写真をフォトミーで撮って(4枚で4ポンドだった)、買い物をして帰って来た。課題は動物がらみの法律いろいろについて調べて、表に書き込む作業だ。

家に着いたのが4時ちょっと前だったので、すぐにヘルスクラブに行って泳ぐことにする。明日の午前中はKevinが来て電気の修理をしてくれることになっているし、2時からはPigeonHouseでの馬のレッスンとMarthaのヴォイストレーニングがあるので、プールには行けないと思うので、今日は行っておきたいと思ったのだ。

プールはオバサンたちが結構いて空いては居なかったが、プール、サウナ、カプチーノを楽しんだ。帰りに受付でギャビンはまだここで働いているのかと聞いたら、まだいるとのことだったので、どうすれば彼とアポを取れるかと聞くと、名刺をくれて電話でもいいし、メールでもOKだから連絡したらできるとのことだった。3月になったら彼に連絡してみようと思う。

6時近くになってもまだ明るさが少し残っているこのごろ、なんかホッとする。

今日Witneyからの帰りにRamsdenを通り過ぎている時に、FKの看板が立っている家が左側にあるのに気がついた。さっと通り過ぎてしまったので、どんな家でどんな大きさかなどを良く見なかったので、この次に前をゆっくり通って見てみようと思う。今年の6月ごろまでこの看板が出ていたらFKに言って、2ヶ月だけ貸してもらえるように、交渉することも出来るのではないかと思った。CedarCottageの契約が10ヶ月という中途半端な期間であることと、10か月分の家賃を前払いしたということも考慮してもらってもいいのではないか、、、という気がするのだが。そう考えてみると、和中さんの知り合いの人が貸してくれるというのがイチバン理想的と言えるかもしれない。

今回はここまでにして送ります。God be with you.

Miyako

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2010.2.23-25

2月23日(火):もう少しで火事に!?

約束どおりKevinが8時45分頃にやって来た。でも結局何処も悪くなく、つかなかった3つとも全部点いた。ただ電球のワット数が本来40ワットを使うべきなのに前の借主が60ワットを使っていたと見えて、ランプシェードの内側が黒く焦げているような跡が付いていることをKevinが見つけて、これは40ワットを使わないと危ないから40ワット電球を買うようにとのこと。故障ではなかったけれど、見に来てよかった、じゃないと火事になる可能性もあった、、、と言って帰って行った。

9時半ごろ電球を買うためにWitneyへ出掛ける。Sainsburyの駐車場でOxford-Witney間往復のS1というバスの停留所がある筈だと思って捜したのだけれど、見つからないのでショッピングカートの整理をしていたおじいさんに聞いてみた。すると、前はここまで来ていたんだけれど「 Gas work....」と言って、今はHighStreetのバス停がWitneyの中の最終ストップなのだとのこと。聞いておいてよかった、、、ジロタンが着いてからではまごつくところだった。

帰り道にRamsdenのFKの貸家の前を通り、よく見るとこのコテッジよりも小さい棟続きの一つで、BuildersCottageという名前が付いていた。家具付かどうかは窓にスクリーンが下りていて分からなかった。回りの雰囲気はひっそりしていてしかも可愛い感じである。

帰りにGadenCentreに寄り、鳥の餌を買って帰って来た。FlowerPotCafeで何か食べようかと思ったのだが、何となく億劫になったので、家で例によってトーストを食べてお昼ご飯にした。

買って来た電球を4つ早速つけた。60ワットよりも弱い光だけれど、4つとも全部点いてくれたのでまあ明るい感じになってよかった。1時ちょっと前から小雪がちらつき始める。

今日は珍しく雪がちらつく中での乗馬レッスンとなる。今日はMaggieだった。Helenにキャンター!!と言われてから暫く時間を置いてMaggieが走り出すのは、私が脚を十分使っていないからだ、とHelenに指摘される。確かに脚よりも、手綱を持っている手とか鐙に乗ってる足とか、はたまた無意識に緊張するせいか肩に力が入ってしまい、バランスの方に気が行ってしまって脚がおろそかになっているのは、分かるのだが、、、。もう一回、もう一回、とHelenからWell doneが出るまでキャンターをやらされたので、今日は十分乗った気がした。「You don't use your legs, Miya. If you use your legs, it's much easier!」と言われる。分かっているんだけれど体が言うことを聞かないのだ、と言うと「そうじゃない、脚を使うことにConcentrateしてないからだ」と言われる。なかなか手厳しいが当たっている。10回の騎乗券をまた買う。これはサービスで9回分の値段で10回乗れるのだとのこと。来週も火曜日の同じ時間で予約をして来た。来週はもう3月だ。

3時半ごろMarthaが来てVoiceTrainingを始める。私のテープレコーダが接触不良?か、時々録音中に止まってしまうので、今日のレッスンは録音しないでやる。次回はAmazingGraceの曲を歌って声の出し方の練習をすることになる。今日はなんでもFraserさんのところに友達が夕飯を食べに来るとのことで、Marthaが私にBillieを預かってくれるか、と聞くので勿論OKと答えて、すぐにBillieを連れて来る。Billieは勝手知ったる他人の家とばかりに、ドンドンCedarCottageの玄関まで来て、中に入ると元気にはしゃぎまわっていた。そのあと少しだけ散歩に連れ出して、帰って来てからは丸ベッドで眠り始めた。

どうやらBillieは2階のベッドが気に入ってるようで、時々一人で2階に上がって行ってはベッドに乗っかってからまた一人で降りて来る。そして私に「あそぼ、あそぼ」と言うように話しかけてくる。そして遊んであげると、嬉しそうに「あ、分かってくれたんだ、、」と言うみたいに納得した顔をする。Martha達にとってもBillieにとってもここがセカンドハウスのような雰囲気になってきたみたいだ。

10時少し前にFraserさんがBillieを迎えに来る。

明日は問題のパワーポイントでのプレゼンテーションのAssignmentの日だ。一人10分としても相当時間がかかるので、どういう順番でするのか、全員が終るのか、などよく分からないので、一応準備だけはしてCDも忘れないようにバッグに入れた。


2月24日(水):ブルガリアはいい国、She is like a real teacher!

今朝Skypeでジロタンに頼んで、Yuクンのクレジットカードの暗証番号送付依頼手続きを、電話でやってもらう。ついでにジロタン自身の番号も確認しておいた方が良いと思うので、それもやってもらう。私の家族カードも申し込むことは申し込むけれど、郵送されてくるのはジロタンがこちらへ着いてからになるかもしれないので、その時の為にもYuクンの暗証番号は知っておいた方が便利だと思ったのだ。

4月のフィンランドの日程が大体決まり、12日の月曜日に英国を出て、17日の土曜日に帰って来るということにする。あとはフィンランドの担当の人が私の航空券も手配してくれれば随分ラクになる。メールで泊まるホテルのURLが送られてきたのを見ると、随分良さそうなので、楽しみだ。

ジロタンが今日、中鹿野の柴犬のブリーダーのところに行ってみたとのこと。私達が帰国した後にまた訪問するということで、話をして来たそうだ。これも楽しみ、、、。

朝2年目の学生達と一緒のNVQの教室に一人でいたら、掃除のおじさんがゴミ箱のゴミを集めに来たので、「Thank you」と言うと、むっつりしてニコリともしないで行ってしまった。日本人なんか嫌いな人なのかもしれないと思っていたら、2、3分後にまた入って来て「何処から来たのか」とかなり鉛のある英語で私にいきなり話しかけて来たので、「From Japan、、」と答えると「俺はオーストラリアと日本のことは詳しいんだ」と言う。「Where are you from?」と私が聞くと「From Brugaria」と答えた。そして私にこの国で生まれたのか?と聞くので、いいや、そうじゃない、今はここに動物の勉強に1年だけ来ているんだ、と言うと、じゃ、終ったら日本に帰るのか?何故動物の勉強をするのにこの国なんだ?とか次々と聞いて来る。そんなこんなで、この人第一印象と大違いで、どうやら話し好きのようで、ブルガリアはいい国だよ、動物の勉強ならブルガリアだよ、動物を大切にするし、気候も日本と良く似ているし、英国の教育は専門バカを育てるだけで、広い視野とか、専門以外の分野の勉強も教育に含まれているブルガリアの教育の方が断然すぐれているんだよ、、、と延々と話し始めた。そうこうしているうちに2年目の学生のOhenとかKyleが教室に入って来て、私が笑って話しているのを見て「Miyako, why are you laughing?」と聞くので、このおじさんがブルガリアの教育の方が英国の教育よりも勝っているっていうから、笑っていたのだ、、と言うと、その後に入って来たVessy(この人は前にも書いたけれどブルガリア系のイギリス人のよう)に、ブルガリアの教育の方がいい教育なんだってさ、、、などと言っている。おじさんはそのあと「Good to talk with you」と私に言ってドアを閉めて出て行った。

午前中のNVQは半分に分かれて実習。私はジェシンサという控えめな自信なさげな痩せた女の生徒とペアで、なんとRubyという名前のジャックラッセルテリアのヘルスチェックとGroomingとシャンプーをやった。1歳になったばかりのワンちゃんで、落ち着かないことおびただしく、最初から最後までキョトキョト、ハーハー張り切りっぱなしでGroomingはやりにくかったが、終わった時はずいぶん綺麗になっていた。

午後からは、いよいよプレゼンテーションの発表だ。聞かれたくない人もいるだろうから、クラスを半分に分けて、半分の生徒は聞いてもよいことにして、それでも他の人に聞かれたくない場合はLisaに言えばLisaと1対1のところでやるオプションもありということになった。半分の人は教室を出るようにと言われたので私も出ようとすると、Lisaが私に「You can stay here if you want」というので、私は残って聞くことにした。プレゼンテーションが始まり気が付くのは、みんなのパワーポイントのスライドの中には文字がギッシリ書いてあり、発表する人は其処に書いてある文章をただ早口で読むだけ、という人が多かったということ。MattとKatyのプレゼンはその中では出色の出来に思えた。Katyはさすがに落ち着いているし、余裕がある。半分が終ってLisaが私に、「休みを挟んでやるかそれとも休みの前にやるか」と聞くので、どちらでも良い、と言うと「それじゃ、休みを入れる前にしよう」ということになり、私の番になった。持って行ったCDをコンピュータに入れて、「10分では終らないと思うけど、もし長くなったらGive me a shout.」というと「Never mind, Kyle will do it」とLisaが言う。

大体練習の時と同じような調子とテンポで、自分としては特別良くもなく悪くもなくという出来だったように思う。Well doneとLisaも他の生徒も言ってくれた。Vessyは「She is like a real teacher!」と言っていた。私の時は、何故か半分の生徒ではなく全員の生徒が結局聞いていた。パワーポイントのプリントアウトを明日Lisaに渡す約束をして帰って来た。とりあえずPassはもらえたと思う。

家に着いてみると郵便でなにやらCertificateみたいなものが配達されていた。開けてみるとどうやらこないだ受けたコンピュータベースのテストの結果の賞状のようだ。なんにしてもCertificateは持っていて損は無いのだから、大切に保存しておこう。

Marthaがドアをノックしてここにおいていたキーボードを取りに来た。これからOxfordに行き使うのだとのこと。私が今晩はEquineのコースで夜は出掛けるのを知っているので、Billieは一人で留守番をさせて出掛けるとのこと。家の方を見ると例によってバスルームの電気だけがついている。帰りは何時ごろ?と聞いたら、遅くなるとのこと。でもせいぜい4時間ぐらいだから、一人でもBillieは大丈夫だと思う。

メールを開けてみたら前田さんから来ていて、私が送った本とお菓子が届いたのとのこと。ジロタンからもメールで小包が届いたとのこと。10日も早く送った小包が遅く送った小包と同じ日に届くなんて、どうなってるんだ、、、という感じ。でも両方とも無事に届いてよかった。

7時からの夜のEquineCourseに行く。相変わらずこのクラスのSallyの言ってることは分かり難い。何のことについて言っているのかは分かるのだけれど、細かいところになると全くアウト。だから実際にはこのコースは取っていないのと同じだと思った方が良い。実習の部分になると眼で見て分かることが多いので、かろうじて何をやったかの印象が残る。今日は馬の怪我のチェックポイントをやったようなのだが、殆ど分からずに終った。ここの馬の中に2頭、お産を控えているのがいて、1頭は24時間以内に出産することが予想されているので、馬の学生が泊り込みで監視をすることになっていると、Sallyが説明してくれた。それからMarvinがクリスマス以降ずっと具合が悪くて、かなり強い薬を飲んで治療をしていたのだとのこと。知らなかった。SallyにBlueCrossのボランティアの申し込み書のRefferenceの箇所にSallyの名前を書いたのでそのうちに問い合わせの電話があるかもしれないから、その時はよろしくと伝えておいた。Samくんのことを伝えて、ジロタンが来月来ることになったことを伝えたら、「また犬は飼う積りか」と聞くので「犬のいない生活は考えられない」と言うと「分かる分かる、私もそうだ。今ウチに17歳のリトリバがいるのだが、あちこち問題は出てきているのだがまだすごくアクティブで元気なのだ」と話してくれた。9時に終る筈のクラスが今日は9時半に終ったので、帰って来るのもいつもより遅くなった。

4月の12日から17日までジロタンとフィンランドに行くことが決まった。飛行機の切符は私の分はあとで払えば良いということで一緒に買って貰えることになったし、ホテルも予約してくれたようなので、あとは前日泊まるHeathrowのホテルを捜して予約するだけでOKということ。

Skypeでジロタンと話してから寝る。


2月25日(木):英国滞在6ヶ月

今日で私の英国滞在が6ヶ月経過したことになる。今日、明日過ぎればまた土曜日で休みになるのはやっぱり嬉しい。

朝、庭の鳥用の水入れでBlackbirdが水浴びをして行った。

11時ごろに家を出て学校に着いてバッグの中を見ると、テッキリ入っていると思っていた今日の科目のファイルとLisaに渡すことになっているプリントが入っていないことに気がつき、Ellieにちょっと戻って取って来てもいいかと聞くと、昼休みに行った方が急がずに戻れるのではないかと言われ、そうすることにする。午前中はRodentRoomの水の取替えとかをなんとなくやって、終わり。急いでCottageに戻ってファイルを入れて、戻ってからでは時間がなくなるので、ついでにトーストを食べてから、学校へ戻った。

午後の1時間目はReptileRoomで、Vikkiという人と組になって、RoyalPython(ヘビ)とLeopardGecko(トカゲの一種)のヘルスチェックをして体重を計って、チェックシートに書き込むという作業をした。それからタランチュラという毒蜘蛛をゴム手袋をして手の上に乗せる練習をEllieの指導の下で皆でやる。Tomは蜘蛛が大の苦手らしく、最後まで「あ、止めてくれ、出来ない、無理だ、、、」とか言っていたが、Ellieに励まされて?やっとのことで手の上に乗せた。手が震えているのが見えたほどなので、本当に嫌いなのだろう。次の時間はEllieのExoticsの授業。鳥類についての生物学的な基礎知識の講義で、Assignmentが出された。Passの為のタスクは与えられた動物について表に必要なものを書き込むというもので、インターネットで調べれば、必要な情報は出ていると思うのでだいじょうぶだろう。締め切りは4月の休み明けの19日だ。今現在出ているAssignmentは二つで、両方ともEllieのExoticsのものだ。Passレベルについてはエッセイではなく、調べて書き込むというタイプのAssignmentなので、少しは気がラクだ。

今日はいつもよりかなり疲れた気がしたのと、ちょっと寒気がしたので、嫌だなぁ、、と思っていたが、少し暖かくしていたら大分気分は良くなって来た。一昨日あたりからちょっと腰が痛いので、余計疲れたのかもしれない。

今回はここで送ることにします。ではGod be with you.

Miyako
2010.2.26-28

2月26日(金):腰が痛い、DiseaseとDisorderの違い


夕べは一晩中腰が痛くて途切れ途切れの睡眠だったが、iPodに入れて来た行進曲、リンダローンスタッドのカントリーウエスタン、落語をシャッフルしてあるので、寝ながらずっとそれを聴いていた。それでつくづく、行進曲もリンダの歌も飽きないので、これを入れて来て良かったと思った。

朝、ジロタンとSkypeで話す。大体の荷物は出来てるとのこと。アレックスのプールは今日が渡英前の最終日だったとのこと。

今日は朝から夕方まで授業があり、一週間で一番キツイ曜日だが、TGIF!

先週の水曜日にMarthaが私に言ったのだけれど、私達が日本に帰る時に、今私が乗っているスバルをFraserさんが買いたいと言っているとのこと。それでもし本当にそうなったら、HaileyのスバルオフィスのBagleyさんを紹介してあげるから、と言っておいた。このクルマにずっと拘ってきた人とつながりが出来れば、安心感も違うのではないかと思う。本当にFraserさんが買ってくれるのなら、私としても実に有難いことだ。

1時間目が始まる少し前に、例のブルガリア人の掃除のおじさんが、教室に入って来てまっすぐ私のところに近づいて来て「自分は三菱パジェロに乗っているんだが、その説明書が日本語で書いてあり出来れば何て書いてあるのか知りたいのだけれど、暇なときに読んで教えてくれるか?」というので、「クラスは9時半から始まるので、少し時間があるから今から行きましょうか?」と言うと、「いや、後でいいから、この次で、、、」と言って出て行った。そのおじさんが私に近付いて話しかけ始めた瞬間、教室の中でダベッテいた他の生徒達が一瞬、し~んとなって聞き耳を立てているのが手に取るように分かり、彼らの心の状態が読めたような気がして可笑しかった。

1時間目はEllieのAnimalHealthでDiseaseとDisorderの違いについて整理をした後、Disorderの具体的な例を症状、治療法、獣医による治療法などを表にまとめるために二人一組になってコンピュータを使って調べたものを、発表するという作業をやる。私はGeorgieという女の子と組になる。この生徒も余り感じの良い方ではない生徒の一人。裏表のある人のように感じるのだ。大分前にTomたちと一緒の写真を撮ってあげて、プリントしたものをあげたりしたときはヤケに媚びたように「Thank you,Miyako」とか言うのだが、それはほんの一瞬で何となくつーんとしていて、いつも決まった人と固まっているのだ。

2時間目はWelfareの授業で、Wildlifeの授業とオーバーラップする内容で今日はLegislationについてやる。英国の法律について始める前にSarahが私に「日本の動物に関する法律はどうか」と聞いたので、かなりお寒い状況だけど、最近は少しずつ考えられるようになって来ていると答えておいた。それから英国に入ることが禁止されている犬の種類の1つに土佐犬があるのだが、その時にTomが私に「日本では土佐犬を買うことは違法ではないのか」と聞くので「違法ではないと思うが、この犬種は男らしさとか、財産家のステイタスみたいな感じなので、普通の人は余り飼わない犬種だと説明しておいた。

午後からのNVQはEllieの指導の下に、DogGroomingをやる。このDogGroomingは本来2年目の人がやる科目だとのことで、今日はその初歩の初歩からの説明をEllieがした。私は2年目の学生と一緒に時々やっているので、少しは経験があったので余裕で説明を聞いていられた。TomとLoraと私が3人組になり、チョコレート色のラブラドールのMaisyという1歳の若いワンちゃんのブラッシングをやった。Ellieは自分のワンちゃんEchoを使って、シャンプーのデモンストレーションをやって見せてくれた。

実習のスケジュール表が掲示板に貼ってあるのだが、その中に一日CruftTripと書かれているので、Loraに聞いたら、この日は学生皆で集合してバスに乗ってBirminghamで行われるCruftShowを見学にいくというスケジュールなのだとのこと。私とLoraがその話をしているのを聞きつけてEliieが私に「あ、そのこと話していなかったっけ?」聞くので、「いや、聞いていない」というと「ごめんごめん、この日は一日全部を使ってFieldTripとしてCruftsを見に行くのよ、後でWitneyの集合場所とかクルマを止めておくところの地図を描いて上げるから」と言う。日程は3月11日(木)ということだ。

NVQの後半は2年丸まるここで学ぶ学生の為の、実習のAssignmentを書き込む時間なので、私はあくまでも参考までに同じプリントを貰った。中身は私が習った覚えの無いことに付いての質問が表になっていて、私はあくまでも想像で書き込むしかない類のものだった。こういうところがInternationalStudent及び1年だけのEnroll学生の対応がイマイチ徹底していないところという気がする。

今日当たりは天気も良かったせいか、授業が終った4時半でもまだまだ明るくて、気持も明るくなる。普通ならプールに行くところなのだが、まだ腰が痛いので、無理して泳いで余計痛くなると嫌なので、今日は行かずに家に居ることにする。こういう時もテレビ番組で面白いものが少ない気がする。


2月27日(土):Blue Crossはarrogant?、FraserのStone Walling

今日は朝8時過ぎにヘルスクラブへ行き、泳いでからちょっとの間だけジャクジに入り、その後でいつものようにスチームサウナと普通のサウナに入った。ジャクジィに入って腰を暖めると少しラクになった気がした。

10時からFleurのレッスンがあり、ジロタンのためのAdultLearningの場所をメモして持って来てくれた。それで今OxfordのContinuingEducationの中の一つのコースを申し込んだところで、返事を待っているところだと伝えておいた。ついでに私も例のセミナーに出てみようか、、、という気持が動いてると話すと、「前に自分も絡んでいたものなので、言いにくいのだけれど、2週間あれに出席しても大した収穫はないというのが正直な私の意見で、You need not to take it。それよりもその時間を別のことに使った方が絶対に良いと思う」とのこと。それを聞いて私も迷いが消えて、その時間とお金を別のことに使おうと心が決まった。

FleurにBlueCrossにボランティアのアプリケーションを出したことを言うと、彼らはちょっとArrogantのところがあるから、すぐに仕事のチャンスをくれるかどうかわからないので、Don't put many eggs in one basketと言ったので、どういう意味か聞くと、一つのところだけに大きな期待をかけることはしないほうがいい、という意味だとのこと。他に小さいながら良い活動をしているところがあるし、個人的に時間が無くてワンちゃんの散歩をして上げられないという人もいるので、そういうチャンスも考えてみたらよい、とアドバイスをしてくれた。

次回のレッスンは私が帰国した後に再開するであろうMumsの英語クラスの進め方やアイディアを紹介してくれることになる。Fleurは今日もWalesのラグビーの試合があるのだと言って、12時半ごろに帰って行った。

3時ごろに外を見るとFraserさんが庭でStoneWallingをやっているのが見えたので、玄関から出て外を回って傍まで行って暫く作業するのを見せてもらった。このやり方は本物ではなく、飾りのStoneWallだから、両側が石積みではなく見える側だけを石積みにする方法なのだとのこと。ブロックで一旦壁を作り、それに沿って石を積み上げて行くというものなので、ラクなのだそうで、本物だともっともっと時間も労力もかかって、人に頼んだりしたら物凄く高いお金をチャージされると、Fraserさんが説明してくれた。

作業の間中お喋りをしたのだが、Fraserさんのお父さんの仕事というのが、いわゆる植木屋さん(植木を育てて売る仕事と言っていたので)なので、GardeningとかGardenDesignなどが子供の頃から身近なものだったのと、それを考えたりすることが昔から好きだったとのこと。大学ではまずビジネスを3年間学び、そのあとLawでもDegreeを取ったとのこと。ちなみにMarthaもLawのDegreeを持っているので、我々二人ともLawyerなのだ、と言っていた。それから5月になるとRamsdenなどの個人の庭を一般公開することが始まるのだそうで、特にRamsdenという村は元社長とか元軍人とかという裕福な人が定年退職後に住んでいる村なのだそうで、お金も時間もある人たちであるために、わざわざ専門の庭師を雇ってまででも、自分の庭を綺麗にする人たちなので、非常に綺麗な庭になるのだそうで、ジロタンが来たら案内するつもりだと言っていた。

右側の腰と膝が相変わらず痛い。膝の方はいかにも血液の循環が滞っているような感覚で、皮膚の表面をマッサージすると痛きもちいい。何かが原因でこうなったのだと思うが、ちょっと思い当たらない。少しずつ治ってくるかもしれないので、もう暫く我慢して様子を観察してみよう。


2月28日(日):Billieを預かる

夜中に何度も腰と膝が痛くて眼を覚ます。落語のCDを聴きながら眠ったり眼を覚ましたりしながら朝になった。私は痛みには強いので、何とか付き合っていけるとは思う。

ジロタンがこちらへ来る前に出す最終のむささびジャーナルを読む。今回のは内容が余り難しくないものだったので、読みやすかった。キャメロンの研究はもう11回目なのだ。これを何処かの出版社が本にしたりしてくれないものか、、、と思った。

朝Skypeでジロタンと話す。UCカードの暗証番号のお知らせが届いたとのこと。思っていたものと違う番号だったので、カード自体がおかしくなってしまったわけではないことが分かり、安心した。ジロタンの番号も考えていたものとは違うものだったので、ヤッパリ調べておいて正解だった。これで安心してこちらでも使えるということだ。

9時ちょっと前にMarthaが来て、今日は何か予定があるか、と聞くので「ない」と言うと、教会へ行くのでBillieを預かってくれるか、とのこと。勿論大歓迎だ。Billieはここへ来るなり大はしゃぎで駆け回り、階段を駆け上がって2階をチェックして下へ戻って来て、また駆け回ったりしている。少しすると例の丸ベッドで丸くなる。ちょっと鼻を鳴らしたりしていたが、諦めてお昼寝を始める。

今日は久しぶりに日本の夕飯どきに合わせて、もう一度Skypeをする。今日はShoちゃんがダンス教室がないらしく、豆腐ハンバーグを作ってくれたとのこと。食事のときに、Shoちゃんのアイルランドでのワークショップの時期が決まったという話が出て、7月の10日から18日までにしたとのこと。丁度ジロタンのOxfordUniversityでのコースとかち合うので、土日を利用すれば我々もアイルランドのShoちゃんを訪ねることも可能である。出来れば行って見たいと思う。Shoちゃんの話では、「丁度いいからお母さんも一緒に歌のワークショップに参加したらいいのでは、、、と最初思ったのだけど、、」とのこと。学校の授業はもうこの頃は終っているのだけれど、ジロタンがコースに通う期間は出来れば私は家に居るほうが良いだろうと思うので、結局は土日を使ってアイルランド訪問という程度になるだろう。

Fraserさんたちが今日は何時ごろに帰って来るのか分からないので、Billieを留守番させて午前中に買い物にWitneyに行くべきかどうか迷うところだ。もし彼らが3時か4時に帰ってくるのだとしたら、それからでも買い物は間に合う。とにかく彼らが帰ってくるまで出掛けずに家に居ることにした。

Wildlifeのクラスで勉強する英国の動物に関する法律(Legislation)について、ネットでいろいろ検索してみた。実にいろいろなホームページがあるので感心する。こういうことは実際に英国でこのコースを取り勉強しているからこそだと思うので、まさに今回のAdvantageという感じがする。それで見つけたホームページはじゃんじゃんお気に入りに入れて帰ろうと思っている。

和中さんからCharlburyの家についてのメールが来たので、早速返事を書いて出した。何でも家主さんが3月~4月にこちらに来るとかで、その時に直接話が出来るように紹介してくれるとのこと。上手く話がまとまれば有難いと思う。

Fraserさんたちは結局6時半過ぎても帰って来ないので、私の買い物は明日か明後日することにする。Billieを一人で残して行くよりも私に預けて行く方が、安心して遅くなれるのだろう。7時半ごろからBillieがソファに座っている私の傍に来て丸くなり始めたので、Amazing Graceの練習を始めたら、歌を聴きながらBillieは気持良さそうにウトウトし始めた。

和中さんに出したメールが送信できないという例のメッセージが来て、5日間はホールドして送信を試みるというのだけれど、本当に送信されたかどうかは確認できないみたいなので、電話をすることにした。留守電だったので伝言を入れたら、9時ごろに電話が来た。家主さんに我々の日程のことを伝えてもらうように頼んでおいた。

9時半を過ぎてもFraserさんたちは帰って来ない。Billieも私もそろそろ本格的に眠くなって来る。私の今日の食事は、ベジタリアンのハギス一切れだけでやや空腹気味だが、お腹が軽くて快適。10時ごろMarthaがBillieを迎えに来た。カギの入ったバッグを忘れるという先週と同じミスをMarthaがして、今日も途中でOxfordに戻ったのだとのこと。私がBillieと留守番してくれていなかったら、13時間もBillieを一人にしておかなければならなかったので、すごく助かった、、、と言っていた。

今回はここで終わります。ではGod be with you.

Miyako

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