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Miyao's Oxfordshire Diary 017
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2010.3.1-3

3月1日(月):雲を掴むようなAssignment

ついに3月になった。ジロタンの合流ももうすぐだ。

今朝もクルマの内側と外側の両方のガラスが、ガリガリに凍っていて出掛ける30分前から氷を解かすためにエンジンをかける。HighStreetの9番地の道路は、朝日が建物に邪魔されて全く当たらないためだ。

久しぶりにEquineのDutyに出席して、Marvinの小屋のMuck outをやる。今日は学生のAssessmentがあるので、私が馬に乗るチャンスはないとのこと。丁度良いので午後までの空き時間を利用してWitneyに買い物に行き、そのまま一旦家に帰り荷物を置いて、買って来たサンドイッチを家で食べてからもう一度キャンパスへ行く。

今日は日中、日がサンサンと差して春めいて来た感じだったせいか、2年目の生徒が数人門のところでダベッテいた。私がクルマでそこを通り過ぎると「Hi, Miyako!」と声をかけてくれる。

Wildlifeの授業はLegislationについてだったが、これはなんだか雲を掴むような感じがして、講義を聴いていても焦点が合わないものを見ている様で、スッキリしない。しかも今日はそのLegislationがらみのAssignmentが渡された。締め切りは3月15日、、、。2週間かけて手探りでやらなければならない。Assignmentが出るたびに、そのテーマについて自分で調べてまとめる作業が求められる。時間が少しオーバーするけど、次の授業を始める代わりにこのまま続けて区切りがつくところまでやってもいいか、とEllieが生徒に了解を求め、私は次の授業は取っていないので、Ellieが私に「この後何か予定があるか」と聞くのでノーと言ったので、そのまま時間を30分延ばしてWildlifeの授業を3時半までやった。

家に帰って暫くするとドアをトントンとノックする音がするので、行ってみるとMarthaとBillieがいて、今日はFraserさんの誕生日なので食事をしに行くのだけれど、ひょっとしてBillieを預かってくれるか、とのこと。勿論二つ返事でOKと言う。二日続けてBillieと留守番だ。Billieはソファで早速寝始めた。いかにもBillieはこの家に慣れて来た感じで、自分の家に居るのと同じような気分なのではないかという気がする。

10時ちょっと過ぎにFarserさんがBillieを迎えに来て、Billieは帰って行った。


3月2日(火):Animal ManagementとはWildlife Rehabilitationのこと?、本当の春

昨日からWildlifeRehabilitationのAssignmentを書き上げる為に役に立ちそうなサイトを選んで、お気に入りに入れたり、プリントアウトして読んだりすることを始めた。これを調べて行くうちになんとなく、面白いと思い始める。日本にはこんなにサイトがあるだろうか、、、と感じるほど、英国やアメリカにはこれがらみのサイトも組織も多く、いろんな情報を提供している。中でも興味を持ったのが二つあって、一つはSuffordというところでやっているSave the Sealという組織が3ヶ月間のボランティアを世界中から募集していて、必要なAccommodationなどは整っているとのことで、サイトは実際にSealを救助しているところのビデオも見れるような充実ぶりだ。もう一つはアメリカの組織でInternational Wildlife Rehabilitaion Councilというところで、ContinuiningEducationProgrammeのコースをウェブサイトで受けられるようになっているサイトだ。これは私が帰国後に続ける分野としては有力候補であると思う。ここで勉強を始めて6ヶ月が過ぎた時点で感じるのは、私が最も興味のあるAnimalManagementの分野は実はWildlifeRehabilitationなのではないか、、、ということが少しハッキリ見えて来たような気がするのだ。2004年にTiggieWinkleだったかRSPCAだったか忘れたが、男の人が保護した小鳥にチューブを使って餌をあげていた場面が強烈だったのを、改めて思い出した。あの場面が私を動物についてもっと知りたいと思わしめたキッカケような気がするのだ。

それでAmazonUkでWildlifeRehabilitationがらみの本を2冊注文する。今回は新品ではなく、古本を買うことにした。新品で買うと結構高い本なので。

朝、このCottageに住み始めてから一回も洗濯していない、シーツと枕カバーとDuvetカバーを洗濯することにした。乾いたらもうこれは使わずに、ここを出る時に元々のようにして出ることにしようと思う。その方が他人の物を汚さないように、、、と気遣う必要がないので気楽だ。Argosでシーツと枕と枕カバーとDuvetカバーを買って来たので、今後それを使うことにする。

今日はWitneyへ行き、FKでジロタン用のカギをもらったり、Citibankでキャッシュを下ろしたりして来る。ジロタンのカギをつけるキーホルダーも買って来てつけた。


帰って来て庭のバードフィーダーを見ると、ピーナッツを入れてあるフィーダーが見当たらないので、出て行ってみるとどうやら吊るしてあった枝が折れて落っこちたようなのだが、不思議なことに蓋だけは見つかったのに、肝心の入れ物の方が見当たらない、、、。何処かにカラスが持って行ったのだろうか?とにかくあのピーナッツのフィーダーは小鳥達の大人気のものなので、早速買って来なくては。それから今日は薄紫のクロッカスも沢山咲き始めていることに気がついた。(写真を撮る)誰かが植えたクリスマスローズも蕾が出て来ていた。いよいよ本当に春がすぐそこ、という感じになってきた。

2時からはPigeonHouseでの乗馬レッスン。今日も脚をうまく使えないためになかなかキャンターにまで行かず、Helenに「次回もこんな感じだったら、Maggieじゃない馬に変えるからね。じゃないとあなたの技術をImproveしてあげられないように思うから」と言われる。Maggieがキャンターをしないのは私の脚力がMaggieに伝わっていないからであって、Maggieのせいではないのだけれど、Helenは「Maggie is naughty. She is not listening to you. It's no good」と言うのだ。私の足の付け根が硬いのと足が短いというのが、最大の問題点。何とかHelenをびっくりさせるくらいの進歩を見せてやりたいのだが、なかなか、、、、。今日はお天気も良く暖かい日差しの元で乗馬が出来たのは気持ちよかった。

帰りにGardenCentreに行ってバードフィーダーを買って早速前と同じところに吊るした。すぐに鳥がやって来てピーナッツをつついていた。

Fraserさんが今日一日でも随分壁がはかどった気がする。夕方、これまで造った壁を背景に彼の作業中の写真を撮る。


5時40分過ぎにMarthaが来てVoiceTrainingを始める。練習はしたか?と聞くので少しだけやった、と答える。練習をして何か気になったこと、質問はあるか、と聞くので、「地声(NaturalVoice)と胸声(ChestVoice)は違うのか?」と尋ねたら、基本的には同じで、胸を使って共鳴させることを意識して地声を出す練習が、このVoiceTrainingの目標なのだとのこと。話し声というのは、何処にも負担がかからない、無理の無い声の出し方なのだという理論のようだ。このトレーニングを使ってプロの歌手にレッスンをした人がSethRiggsという人だそうで、この人のホームページのURLをMarthaが教えてくれた。この人のメソッドというのが、SLSというものでSpeechLevelSingingの略であることからも、話し声と同じ発声法で歌うトレーニングということのようだ。Marthaによると、私は良い生徒で声の出し方も良くなって来ているとのこと。来週はジロタンが到着するので、午前中にレッスンをしてもらうことにする。


3月3日(水):VesselinAmanda

夜中に足と腰が痛くて目が覚めることがやっと2~3回ぐらいになり、前よりはまともに眠れるようになって来たのでありがたい。

WildlifeとExoticsのAssignmentの締め切りが3月の15日なので、Exoticsの方だけは少しずつ追い込みをかけ始める。Wildlifeの方はもう少しBrainstormingをやらないと、焦点が見えて来ないのでまとめようがない。ジロタンが着いてから少し一緒に考えたり、意見を聞いたりしながらやれば、その週末までには仕上げられるだろう。

今日は午前中は2年目の学生と一緒のNVQで、午後からは先週無事にプレゼンテーションが終ったAnimalCollection、夜はEquineが7時から。

朝いつもの教室で待っていると、例のブルガリアのおじさんがパジェロの取り説を持って入って来て、中のショックアブソーバンスのところを開いて、「ここに書いてあるSとMとHは何のことだ」と私に聞くので、中を読んだらSはソフト、Mはミディアム、Hはハードという意味で、荷物を沢山積んだりデコボコ道を走ったり、グネグネ道を走る時はレバーをHに合わせるようにと書いてあったので、それを英語で言ってあげた。おじさんは私に「日本の家はどこにあるのか」と聞くので「東京から電車で40分のところだ」と言うと「オーMetroでか?バスだったら何時間もかかるんだね」と言い、What's your name?と聞くので「Miyako、What's your name?」と聞くと「Vesselinというんだけどイギリス人はすぐに俺の名前を忘れるんだ、、、」と忌々しそうにいつものイギリス批判が始まった。Ellieたちが入って来たのでVesselinは「サンキュー」と言って教室を出て行った。このおじさんとも、なんか不思議な縁という気がする。私があの時、この人に「Thank you」と言わなかったら、きっとこの人とこんなふうに話すことも無かったのではないか、、、と思うからだ。

午前中はAmanda(前にも言ったがこの子はちょっと変わっているところがあるために、心の狭い生徒は彼女を軽視しているようなところがあるのだ。それがかえって私の人間判断の材料になるので面白いのだ。Katyなどは決して彼女を軽視するような姿勢はないのだが、ブルガリア系のVessyなどは明らかにAmandaを軽視しているところが見える。TutorのSarahにもそういうところが見えるのでちょっと、彼女の人間性には問題あり、と感じるのだが、Ellieにはそういうところが見えないので、Ellieの方がSarahよりも包容力があるというか懐が深い人間なのではないかと思う。私はAmandaはなかなか良いところがある可愛い生徒だと思う)と一緒にヨークシャテリアのTyzaというワンちゃんのヘルスチェックとGrooming,Shammpooをやり、時間が余っていた為にTomとKyleとAmandaと私の4人でブタとヤギの水と餌やり、ニワトリ小屋の掃除と水と餌やりのいわゆるDutyをやらされた。

私は他の生徒と違って、ワンちゃんのシャンプーとかGroomingには殆ど興味が無い上、これをするのにはいわゆる立ち通しになる為、終った後必ず腰が痛くなるのだ。その後の午後からのAnimalCollectionは授業ではなく、Lisaが作っているチンチラとウサギ用のEnrichment作成の続きをやらされる。新聞紙を小麦粉と水を混ぜた液体につけて張子の虎を作るような作業だ。これもタダ疲れるだけで、私には全く面白くないばかりか、授業を受けるよりも疲れがひどかった。家に帰って来ても腰は痛いは、やる気は出ないはで、今晩のEquineの授業も毎回苦痛なだけなので、木、金のことを考えると今日はこれも休んだ方が良さそうな気がする。とにかく今日は物凄く疲れた。それに昨日とは打って変わって冷たい風が吹いていて寒い。疲れたのはそのせいもあると思う。

4時半ちょっと前にMarthaがキーボードをウチに取りに来た。毎週水曜日はOxfordの友人のところに行くのに持って行くようだ。Fraserさんの向こう隣の家で飼っているニワトリが夕べ3羽、キツネにやられたそうで、Marthaは「3匹殺して1匹だけ持って行くなんて、It's a waste! ウチのニワトリがやられた時も2羽殺して1羽だけ持って行ったのよ」と言うので「多分それがキツネのNaturalBehaviourなんだと思う」と私。なんでもその隣のオバサンは鳥類が大好きな人だとのことで、物凄く哀しい悔し思いをしているんだとMarthaが私に言った。私が思うにはキツネにやられたくなかったらニワトリ小屋をもっとしっかりしたものにするとか、工夫をしてキツネが近付かないように知恵を使うしかないと思う。キツネだったお腹が空いて、家では子狐が空腹で待っているかもしれない。まさに自然界は食うか食われるかの厳しい世界なんだと、厳粛な気持になる。

Sallyにメールを出し、今晩のクラスは休むと伝えた。5時半過ぎから物凄く眠くなり、ソファに横になるとそのまま30分ほど眠ってしまう。やっぱり疲れているんだと思う。粉末の野菜スープをお湯で溶いて飲んだら少し体が温まって、疲れが取れてラクになったように感じる。作道先生に手紙を書いたので、明日Finstockの郵便局から送ろうと思う。

今回はここで送ります。ではGod be with you.

Miyako


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2010.3.4-6

3月4日(木):寄生虫の名演技?

昨夜ジロタンに言われたので、ヤフーで日本の野生動物救助活動をしている人がいるのかどうかを調べてみたら、出てきたのがIFAWという世界規模の組織の日本事務所みたいなホームページで、なんと西武線の東久留米にあるようだ。これは救助活動を援助しようと呼びかけてはいるけれど、どちらかというとAnimalWlefareの色合いが強い動物一般(WildlifeだけでなくPet動物も入っている)を視野に入れた活動をしているようで、いわゆるWildlifeRehabilitationCentre的なものではないように思う。

7時半頃にヘルスクラブへ行き、ジャクジーに入りプールで少し泳ぎ、スチームサウナと普通のサウナに入り帰って来たのが、8時半過ぎ。サウナはやっぱり気持ちが良い。それから村の郵便局へ作道先生への手紙を出しに行き、お店でMoulded Wineを3ポンド15で売っているのを見つけたので、それを買って帰って来た。

10時半ごろにヘルスクラブのギャビンに電話をしたら、留守電だったので伝言を残してまたかけようと思っていたら、10分もしないうちにGavinから電話がかかって来て、ジロタンが来てから会える時間が決まったら、同じ電話にメッセージを残しておいてくれれば、時間を空けておくからとのこと。お金は私の口座からの引き落としで大丈夫とのこと。会った時に念のためクレジットカードでも払えるのかも聞いてみようと思う。

11時15分からはTutorialで、Logbookに書き込んだ後はAssignmentのための自習となる。午後の一時間目はDutyでヤギの小屋の掃除、その後はRodentRoomの動物達のヘルスチェックで、私はRussianHamsterのTreacleという名前の小さい黒いハムスターの健康チェックを一人でする。チェックシートに書き込む言葉にもかなり慣れて来た気が自分でもする。Bodyのチェックでは御馴染みの表現「No Lumps and Bumps」も抵抗なくすっと出て来るようになった。

その後はEllieのExoticsの授業で、Reptileに属する動物について具体的な動物名をあげながら、体の特徴、仕組みなどを説明してくれる。このEllieの説明が実に表情豊かで上手くやるのには、いつも感心させられる。他のTutorには無い特殊才能と言えるかも知れない。寄生虫の講義の時には、Ellieはまるで自分が寄生虫であるかのごとく、その体の構造や動かし方を実際に顔の表情まで付けてやって見せるのだ。これが素晴らしく名演技なのだ。


3月5日(金):Animal Welfareストーリー

今日は朝から青空が見えるが、気温は低そうで庭の芝生の上には霜が降りている。クルマを出す前に10分ほどエンジンをかけて窓の氷を解かす。

一時間目はEllieのAnimalHealthで、法定伝染病(Notifiable Diseaseと英語では言う)について、説明の文章を決められた時間内に読み、その後でその内容についてのクイズ問題に答えるという作業をやる。そのあと前のAssignmentが返され、私も含めて殆どの人が勘違いをしている部分があるとのことで、書き足し、書き直しをしてもう一度出すようにと言われる。これをAmmendmentとこちらでは言うようだ。

2時間目はAnimal Welfareの授業。これはちょっと面白いやりかたをしたので紹介すると、まずRSPCAが撮った写真を各グループに一枚配り、その写真のシナリオをグループで書く。その写真はすべて動物の写真でしかも何らかの問題を抱えた動物(例えば捨てられた、虐待された、放って置かれた、など)であることが一目瞭然なので、自分達で想像してこの動物はどういう状態でRSPCAに保護されたのかを創作し、紙の裏にストーリーを書く。そのあと各グループの写真とストーリーを別のグループに回して、その状況は英国の今のどのLegislationに違反するか、それとその違反者にどのくらいのペナルティを与えればいいと思うかをメモしておき、後で発表するというもの。そして最後にSarahが実際のストーリーとペナルティを皆に紹介するというものだった。これはPracticalな授業という感じがして面白いアイデァだと思った。

午後はNVQで、どうもこの時間は一年しか居ない私には正規の授業ではないみたいで、何となく私は居場所がないような感じで、他の人たちはいわゆる実習のAssessmentをされていたのだが、私はとりあえずハムスターの水と餌の取替えをやるようにと、Sarahに言われたので、それをやった。しかし、水を取り替えるのはいいとしても、餌については、それぞれのハムスターの名前を知らないと何グラムの餌をやればいいのかが分からない。表にTreaclは8グラムとか書いてあるのだが、Treacleというハムスターがどのハムスターなのかが分からなければ、やりようがない。名前がケージの前に書いてあるものは10匹のうちの3匹しかない。それから全部終った後でそれぞれのハムスターのチェックリストにチェックマークを入れなければならないのだが、私はまず、どれがハムスターでどれがジャービルかが、そもそも区別がつかないのだから、全くお手上げ状態。ひとつひとつ誰かに聞きながらやらなければならないというのも、能率が悪いだけでなく、疲れるのだ。何故なら、誰かに聞くというのも、その人も何かの作業をしているわけだから、ある意味その人の作業の邪魔をすることになるので、気をつかってしまうのだ。先週もそうだったがこういう状態は非常に疲れる。いっそのこと私は帰っても良いということにしてくれた方が、ラクな気がするので機会があったらEliieに言ってみようかと思う。それで今日もそのお陰で、かなりガックリと疲れてしかも腰も痛くなり、くたびれて帰宅する。それでも金曜日なので有難い。

家に着いてドアを開けるとジロタンのエコノミストが届いていた。このCottageの後に住むことになる場所に引っ越したら、また住所変更手続きをしなければならないけれど、、。

Fleurからメールが来て、どうやら風邪を引いたらしいとのことで、明日のレッスンはしないことになる。このところ明るい天気の割りに気温がかなり低い日が続いたので、私も今週はいつもよりも疲れたような気がする。

今日は腰が痛くて腰掛けているのもキツイので横になりたくなって来る。夜のSkypeはしないで寝るとジロタンにメールを出して寝ることにする。


3月6日(土):水平器、Wychwood Project

夜中に何度も腰が痛くて眼を覚ます。どう考えてもベッドの右側が下がっていて、そのせいで右側の腰だけが痛むのではないか、、、という気がして来た。それでアマゾンで注文した本が入っていた段ボールを取ってあったので、それをベッドの頭側の右足の下に入れてみる。気のせいか少しマシになったような気がするが、今日GardenCentreに行って水平器を買って来て、傾き具合を調べることにする。

天気予報を見ると、今日も最低気温はマイナス5度だ。なかなか最低気温が上がってこない国だ。この辺も日本の気候とはかなり違うように思う。

不思議なことにこないだと全く同じように、庭のバードフィーダーのピーナツを入れるやつだけが、枝から落っこちて、しかもこないだと同じで地面には蓋だけしか見当たらない。身の方がどう捜してもないのだ。これは鳥とか風とかのせいではなく、何か他の動物(例えばキツネとかリスとか手のある動物)の仕業ではないか、、、としか考えられない。しかも夜が明けてみるとなくなっているというパターンも同じだ。とにかくこないだGardenCentreでピーナツ入れは二つ買って来て置いたので、もう一つの方を出して来て、ピーナツを入れて吊るしておいた。又買っておかないと、、、。今度、夜中に起きていて2階の窓から観察してみようかと思った。きっと何かが来てるのだと思う。

8時ちょっと過ぎにヘルスクラブへ泳ぎとサウナのために行く。プールには2人先客がいて、その後何人か入って来た。男の人は圧倒的にゴルフをしに来ている人の方が多いように見える。サウナは誰も入っていないので私一人でノンビリ暖まることが出来た。大体いつもそうなので、それだけでもホントにここは価値ありと思う。

帰りにGardenCentreに寄って水平器とピーナツのバードフィーダーを買って帰り、早速ベッドに水平器を当ててみた。思ったよりも相当右側が下がっていたことが分かる。今朝早く入れたボール紙の厚さは大体3センチぐらいかと思うが、それでもまだあと1センチは右が下がっているように水平器にはでる。Argosのカタログブックの古いのがあるので、あれを使って調節してみようと思う。Benにも報告しておいた方がいいかもしれない。

10時ごろにMarthaが来て、土曜、日曜の二日間忙しくないようならBillieを預かってくれないかとのこと。今日は午後2時15分にRolenのヘアカットを予約してある日なので、その時は留守番してもらうことになるけれど、それでよければ私はOKだと言う。何でも今日は境界線にヘッジローを植えることになっていて、忙しくてBillieをかまって上げられない上、夜は友達が夕飯に招待してくれているので出掛けるし、明日は教会で遅くなるとのこと。それじゃ、いっそのことBillieはウチに一泊したらどうか、と聞いてみたら、それでも良いとのことなので、私はむしろ「いつ帰ってくるのか、、、」と気にしながら待つよりもマイペースでいられるので、その方が有難いくらいだ。というわけで、Billieは一泊して行くことになる。Billieはウチに来るなり、走り回って2階だのをチェックしておおはしゃぎで、嬉しそうだ。

Skypeでジロタン、Shoちゃん、私の3人で、留守中の引継ぎをShoちゃんに伝える作業をやる。

1時半ごろBillieをバスルームに閉じ込めて、私はWitneyの美容院へ。Rolenにジロタンが来ることになったと話し、Sam君が20歳と3ヶ月生きたことを言うと、自分はこの6月で21歳になるんだけれど、殆ど自分と同じくらいの年齢のワンちゃんだったなんて信じられない、と言っていた。帰りにガソリンを入れた。41ポンド分入った。

家に帰ってすぐにBillieを散歩に連れて行き、畑に野菜を植える準備をしていたMarthaとFraserさんのそばまでBillieを連れて行き、少し話をする。ヘッジローを植える手伝いに人が沢山来ていて、家の前に「Wychwood Project」というサインがあったので、あれは何か?と聞くと、カントリーサイドがらみの仕事があって誰かに手伝って欲しいという人を手伝うボランティアグループだそうだ。このグループはそれこそヘッジローもストーンウォーリングも、その技術を残すという意味でも、積極的に活動をしているのだそうだ。Billieを連れてウチの庭の裏の方へ行ってみると、例のピーナッツのバードフィーダーの身の方が、網が真ん中で踏みつけられたような状態で落ちているのを見つけた。これは一体誰の仕業なのだろう、、、と思った。Fraserさんなら分かるかもしれない。

散歩が終り家に入って暫くBillieとかくれんぼをしたりして遊ぶ。その後Billieはコンピュータをやっている私の膝の上で丸くなって眠り始めた。ホントに可愛いワンちゃんだ。今日は久しぶりで一緒に寝れるのは嬉しい。

今日は一日中青空だった。6時ちょっと前にまた散歩に連れ出すと、まだMarthaが畑に居て
AnotherWalk?というのでYesと言うとFraserさんが「また散歩にでかけるところをみると、さてはLegislationがらみのAssignmentが難しくてはかどらないからじゃないか?」というので、「その通り!頭の中でAssignmemtがぐるぐる回っているところなんだ」と私。産みの苦しみって英語にもあるのかと辞書で調べてみるとPangs of childbirthという表現があるようだ。

この後ソファに横になると、Billieも一緒に乗っかって私の横で寝始める。丁度腰の辺りが暖かくなってきて私も気持良くなってしばらく眠ってしまう。Billieもこの家と私に慣れて来たせいか夜になってもあまり不安そうな様子をしなくなった。10時になってBillieは本格的に寝始めたので、2階のベッドに行って一緒に寝ることにする。

今回はここまでで送ります。ではGod be with you.

Miyako
2010.3.7-9

3月7日(日):霜の道を散歩

いつものように5時過ぎに起きて下に降りて来ると、Billieも気がついてすぐに降りて来て、下のカウチの丸ベッドで二番寝を始める。今日も天気は晴れのようだ。昨日吊るしたピーナツのフィーダーはまだぶら下がっていたので、やれやれだ。

7時頃、Billieと朝の散歩に出掛ける。霜が降りて地面がバリバリに凍っているが、泥んこの地面よりはましだ。

ShoちゃんのコンピュータのSkypeと繋いで話をする。Shoちゃんもウェブキャムを買ったので、テストトライだ。Shoちゃんがウィッスルで曲を吹くと、その音を聴いてBillieは不思議そうに、何処から聞こえてくるのか、という様子で盛んに首をかしげていた。そのうち、いつかShoちゃんが練習中のバンジョーを聞かせてくれるとのことなので、楽しみだ。日本の夕飯時にジロタンのウェブキャムを通して参加させてもらう。今日はShoちゃんがフレンチディップを作ったようだ。ローストビーフは出来合いのもので、マッシュポテトとオニオンスープは手作り。いつもながら美味しそうだ。

ジロタンがこちらに来てから一人でも食べられるチンするメニューの候補としては、ボンベイポテトカレーとナン、餃子、かにかまぼこ、マカレルのトーストサンドイッチ、チップス&チーズ(これはフレンチフライに溶けるチーズをかけたもの)、ベジタリアンハギス、というところか、、、、。

10時ごろからリビングルームにサンサンと日が当たり暖かくて気持が良いからだろう、Billieがその日の当たるじゅうたんの上にゴロリと横になりお昼寝を始めた。もう少しこのまま寝かせておいてあげよう。

2時半ごろまた散歩に連れて行く。大体30分ぐらい歩く。4時ごろからは結構良く寝ていたようだ。6時になり少し薄暗くなって来たが、このまま夜までじっとさせておくのは可哀想なので、もう一度散歩にでる。明るい時と違い、Billieも余りよそ見をしないで、サッサと歩いてくれる。家に戻るとまた私の膝の上で、丸くなり体が暖かくなって来て、眠り始めた。Billieは私がなにかものを食べると、自分もフードボールからドッグフードをポリポリと食べる癖があるのだが、昨日Marthaが置いていったフードはもう全部食べてしまって、Billieのボールの中は空っぽなので、私はお腹が空いて来ても私だけ一人で食べるのは、Billieに悪いような気がして空腹を我慢することにした。そのうち私も眠くなって来たので、8時ごろBillieと一緒に2階のベッドで一眠りすることにする。

10時過ぎにMarthaが迎えに来た。いつもならドアのところに誰が来ても(たとえそれがMarthaでもFraserさんでも)物凄く吠えるのだが、今日は吠えずに静かにお座りをして待っているのを見て、Marthaが驚いて「いつもは吠えるのに、、、」と言うので、吠えるたびになるべく言葉でQuietとかNo barkingとかEasyとかと言い聞かせて、訓練をしてみたつもりなのだけれど、、、と言っておいた。それからBillieはMarthaと一緒に帰って行った。


3月8日(月):"The future is not ours to see"、Orphaned Animals

今日は朝4時に目が覚めたので、そのまま起きて下に降りて来た。というのもWildlife Rehabilitation の例のAssignmentのPersonal Opinionの項目に書くべき考えが少しまとまって出て来始めたので、忘れないうちにそれをメモしておこう、と思ったからだ。私が言おうと思うポイントは「どこがDeffenseとOffenseの境界線なのか」「PestAnimalを殺すことは果たしてDeffenseに当たるのか」「Ecosystemを守ると言うけれど、Ecosystemそのものがそもそもこれまでも変化して来たものであり、PestAnimalを殺すこと自体が新たな出来つつあるEcosystemを破壊する行為に繋がっているのではないか」「人間の頭で考える『あるべき未来』というものの限界を自覚すべきなのではないか」「WildlifeRehabilitationという行為またはアイディアそのものが、人間の知恵に対する挑戦という気がする」というようなことだ。まさかここで、「アメリカがサダムフセインはこれ以上生きていると、人民の為に良くないから死刑にした(つまり殺す=丁度PestAnimalを殺すような感覚で)ことと似ているような気がする」などと書いたらマズイだろうか、、、と考えたりした。私の好きな歌ケ・セラ・セラの歌詞「The future is not ours to see」というのを思い出し、これをAssignmentのどこかで使いたいと思った。

9時ちょっと前にクルマの窓についている氷をDefrostしてから、学校へ出掛ける。今日はEquineDutyの手伝いで、まず始めにSallyと一緒に放牧場まで馬を連れに行く。私はSalasenを連れて来て、小屋に戻した。その後はMarvinの小屋のBeddingを作る作業をする。それからSallyに、今日はMarvinに乗れるのかどうか聞いたら、Sally自身は10時から用事があるとかで出来ないけれどKirstyという別のTutorが馬の学生をこれから教えるので、その時に一緒に乗れるかどうか彼女に頼んでみてあげると言ってくれて、その授業の中で乗れるかもしれない(かもしれない、というのはその馬の状態が良ければの話ということ)ので、一緒に馬場に行って待つようにと言われたので、寒い中じーっと待っていた。今日の馬はMarvinではなく、Salasenということだ。しかし待った挙句、結局Salasenはちょっと今の常態で乗ると危険だからとそのKirstyというTutorに言われて、私は乗れずに終った。それにしてもずっと立って待っている間の寒かったこと!

時計を見ると11時半なので、1時半の授業までには時間がありすぎるので、授業の後に行こうと思っていた買い物をするためにこの時間を利用してWitneyに行くことにした。ジロタンが来てからの食料品が主な買い物だ。Waitroseで私の昼食のラップサンドイッチも買って、一旦家に帰ることにした。家でそのサンドイッチを食べてから、再び学校へ向かう。

授業はEllieのWildlifeだ。今日はOrphaned Animalについての講義だった。Orphan(孤児)になる動物のケースとその代表的な動物は何か、それからその動物を保護する際に気をつけなければならないことは何か、などで生徒の中から活発な質問や意見が出てなかなか面白かった。この授業はいつも面白い。授業が終った後、Ellieに水曜日の午前中は先週と同じように、2年目の学生の実習Assignmentをやるのか、と聞いたら「そうだ」とのことなので、「それなら私は休んでもいいか。主人が日本から来て合流するので」と言うと「Assignmentをやってる間はDutyを手伝うだけだから、来なくてもOK」とのことなので、休むことにした。これで少しジロタンとのんびり話が出来るし、お昼はGardenCentreのFlowerPotCafeに連れて行ってあげられるので、よかった。

こちら時間の夜7時にジロタンに電話をすることになっているのだが、その時刻がだんだん近付いて来た。私の予想では明日Witneyに着くのは6時半ごろではないかと思うので、24時間後にはこのCottageに着いているだろう。電話をしたらジロタンはもう3時半ごろには起きていたそうで、これからお風呂に入って出掛けるとのこと。無事に着くようにと祈る。


3月9日(火):バードフィーダーがなくなる

昨夜は夜中の2時過ぎに眼を覚まし、「なんだ、まだジロタンは成田を出発していない時刻だ、、」と考えて、落語のCDを聴きながらまた眠る。それから4時半ごろにまた目が覚めたので、もう起きようと思い下に降りて来た。まだ出発してから3時間しか経っていないから、きっとジロタンは飛行機の中で「まだ9時間もあるんだ、、、」と溜息をついているだろうと思った。6時半過ぎにヘルスクラブへ行く準備をして、着いたのが6時45分頃。驚いたことにプールではもう5人も泳いでいる。ちょっとしたラッシュアワーという感じだ。いかにも出勤前のエクササイズという感じだ。余りおばあさんは居ない。泳いでも向こうから来る人とぶつかるので、私はジャクジィに10分入り、それからスチームサウナにも10分ぐらい、ドライサウナに5分ぐらいいて、2階からプールを覗いたら(ここのプールは吹き抜けになっているので、2階からプールが見下ろせるのだ)2人だけ泳いでいたので、いつもと逆の順序になるが、それから泳ぐことにした。時計を見ると7時40分。このくらいの時刻の方が、むしろ空いているということなのだ、、、。

家に帰って時計を見ると、8時25分。ジロタンはやっと半分のところまで来たということだ。あと更に6時間乗ってなければならないのは、長いなぁ、、、。飛行機の中で少しは眠れてるといいのだが、、、。ワールドプラスという座席はどんな感じだったのか、聞くのが楽しみだ。

それから例のピーナツのバードフィーダーがまた無くなっている。これで3度目だ。今回は蓋も見当たらない。一体誰の仕業なのだろう。もう一つ買って置いたので、今度は少し高めの枝に吊るしてみることにする。キツネだとしたら飛び上がるのにはちょっと無理という感じの位置だ。しかし人間だったら絶対に取れる場所。これで、人間なのか、動物なのかの判断の基準にはなるのではないか、と考えたのだが、、、。実はもう少し高いところがいいのだけれど、踏み台が無いと私には無理なので、この位置でまた様子を見ようと思う。

今朝はクルマの窓は凍っていなかった。薄曇りの天気だ。庭のスノードロップもまだ十分残っているので、ジロタンも見られるのでよかった。

11時ちょっと過ぎにBlueCrossの人から電話が来て、今のところ週末のEquineのボランティアには空きが無いとのことで、Small Animal(例えばワンちゃんのWalkingとかと言っていた)のボランティアならあるので、私のアプリケーションをそこへ回しておくので、HealthQuestionaireの用紙をメールで送るからそれをプリントアウトして記入して担当の人に送ってくれれば良いとのこと。とにかく返事をくれたので、Fleurが言うほどBlueCrossはArrogantではないのでは?と思う。

Marthaには今日のVoiceTrainingのレッスンは午前中と言ってあるのだが、11時過ぎても来ない。

12時過ぎにやっとMarthaが来て、レッスンが始まる。私の飲み込みが早く、習得するのがすごく速いと驚いていた。来週から実際の歌を歌いながら発声練習をすることと、ビブラートの練習をして行くとのこと。Marthaがジロタンの時差ぼけが取れたら、一緒に夕飯を食べたいのだけれど、大体3~4日後ぐらいだろうか、、、と言うので、I'll let you knowと言っておいた。それから来週からのレッスンは今までどおりここでやっても大丈夫なのか、と聞くのでNo problem!と言っておいた。

1時半過ぎにPigeonHouseへ向かう。鞭を持ってMaggieに乗った。Helenによると、私は脚の力が弱いのでそれを補う為にも鞭を使った方が効果的でラクなのだ、とのこと。今日は結構長いことキャンターをやれたので、Helenにも「Well done. Much better today!」と褒められた。まだ手綱を持つ手の位置を動かさないように安定させて乗ることと、どうしても肩に力が入り、カチンカチンになっているので、肩をリラックスさせて下げて乗るようにと言われる。珍しくHelenが私にどこのカレッジで何を勉強しているのか、と質問をしたので、Abingdon & Witney CollegeでAnimal Managementを勉強していると言っておいた。来週も火曜日の同じ時間で予約をして帰って来た。時計を見ると2時40分だった。もうジロタンはHeathrowに着いているだろうと思い、BAのウェブサイトでArrivalのチェックをしようと思っているところに電話がかかって来て、ジロタンからだった。無事にImmigrationも通過して、荷物を待っているところだとのこと。案外すんなり時間もかからずに済んだようでよかった。

あとはOxfordからどう来るかを決めたら、また電話をするとのことなので、私はここでゆっくり待てばいいだけだ。神様に感謝。これから6ヶ月、私にとってまた別の意味で新しい経験が始まるのは楽しみである。英国で、一人暮らしと二人暮しの両方の経験が出来るなんて、なんと恵まれているのだろうとただただ感謝するのみ。

ShoちゃんとYuクンに無事到着のメールを出しておいた。

待っている間にBlueCrossのHealthQuestionaireの記入を済ませて、封筒に入れ明日郵便局から送るばかりにして準備をした。

5時ちょっと過ぎにジロタンから電話でOxfordに着いたとのこと。それでバスでWitneyまで来ることにしたとのことなので、大体6時ごろにはHighStreetのメソジスト教会の前に到着するのではないかと思う。私は早速Witneyに向かうことにする。し残した買い物もあるので、早めに行っておこうと思う。

と思ってWaitroseで買い物をしていたら、携帯がなってジロタンからのようだったのだが、切れてしまったので、こちらからかけたら、まだOxfordにいてバスが来ないので、結局タクシーで来るとのこと。お陰で1時間は遅くなってしまい、夕暮れのRamsden, Finstockを見て欲しかったのだが、暗くなってしまいダメだった。明日の午前中に見てもらおう。

家についてお風呂に入り、少し休んでからFraserさんの所へヨックモックを持って挨拶に行く。帰って来てから、さっき買ったピザと昨日買って置いたポテトにチーズをかけてチンして、モルドワインで』夕飯にする。コンピュータが無線ランに繋がることを確認してから、ジロタンは眠くなってきたので、2階でベッドに横になる。私はYuクンとSkypeで少し話して、Shoちゃんからのメールに返事を出してから、寝る。

今回のレポートはここまで。ではGod be with you.

Miyako

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2010.3.10-13

3月10日(水):森永キャラメル

今日は3時半頃に目が覚めてしまい、もう眠れそうも無いので起きて下に降りて来て、ジロタンが持って来た食料品を箱に入れて整理をしたので、大分スッキリ片付いた。

朝7時過ぎにヘルスクラブに泳ぎに行き、帰って来てから9時にジロタンと一緒にVillage Storeの郵便局にBlue Crossの書類を出しに行く。Gavinから電話が来て、いつヘルスクラブに来れるか、というので明日の木曜日の5時半にジロタンを連れて行くことにした。それから11時ごろGarden Cenrtreにジロタンを連れて行き、長靴やフリースのジャケットを買い、Flower Pot CafeでJacket Potato with vegitarian Curryとカプチーノを注文してお昼ご飯にする。思ったとおり、これはジロタンにも美味しいと感じたようでよかった。1時ちょっと前に学校へ。しかし、今日のAnimal Collectionも授業は無く、先週の続きで紙粘土のEnrichment作成をやらされる。こんなことなら来なくてもよかったのに、、、と思った。授業の前に2年目の学生に森永キャラメルの抹茶と黒糖を出して勧める。どちらかというと黒糖を選ぶ人の方が多かった。Lisaにも選んで食べてもらったのだが、彼女は抹茶の方を選んだ。OhenとSheldonとAliciaも抹茶の方を選んだ。JoeとVessyは両方食べた。

この時間が終り、家に帰ってからジロタンとスバルのBagleyさんを訪ねて、ヨックモックをあげて、19日の金曜日にクルマの点検をしてもらうように頼んで来た。そのあとWitneyの町へ出て、ATMの使い方を教える。それからCostaでお茶を飲んで帰って来た。

夜はご飯を炊いて、塩こぶと味噌汁と餃子でジロタンの夕食にする。

夜7時からのEquineへ行く。Sallyにもヨックモックをあげると喜んでくれた。今日は馬の包帯の仕方とTPR(Temperature/Pulse/Resparatory)のやり方を実際にSallyに見せてもらい、実習もやる。今日は例のちょっと感じの悪い女性に、何となく話す気になったので「先週休んだんだけれど、何をしたのか」と尋ねると、案外丁寧に教えてくれて、大したことはしなかったので大丈夫、今日やることの方が大事みたいだから、you did not miss muchと言うので、見かけほどツンとしてる人じゃないのかもしれないと思った。彼女は生まれたのはアブダビでその後ギリシャのアメリカンスクールに入ったので、アメリカ人じゃないのだけれど自分の英語はアメリカンなのだと、Christinaに説明していた。Sallyが私にこないだの月曜日にMarvinに乗ってもらおうと捜したのだけれど、いなかったので、どうしたのか、、、と思っていたのだと言ったので、来週の月曜日には乗せてもらいたい、と言っておいた。

9時半ごろ家に帰り、日記を書く。明日はCruftsを見に、学生皆でバスでBirminghamへのTripだ。余り寒くないといいのだけれど、、、。


3月11日(木):Crufts見学

今日は朝8時に家を出て、Witneyの12時間まで無料で駐車できるCarPark(この国ではParking Lotと言う人はいないようだ)に行く。Cruftsを見学にAnimalCare関係の学生は貸切バスでBirminghamに遠足なのだ。バスはなんと2台だった。最近明らかになったことだが、私は2年目の学生と一緒の方が1年目の学生と一緒にいるより居心地が良いと感じ始めたので、バスの中では2年目の学生の近くに座った。約1時間半でBirminghamに到着。降りてから一人ずつ入場券を渡され、帰りは3時出発なので2時45分までにこの場所に戻って来るように、と言われ三々五々会場へ入る。私はAmandaとFrancheskaとAliciaと一緒に回った。最初の方で他の2年目の生徒と一緒にSumsunのブースの中で、「記念写真を撮りましょうか?」と言われて皆で撮ってもらい、途中でその写真を受け取りに行き、Aliciaがそれをコピーして皆に配ってくれることになる。


Cruftsというのはワンちゃん関係の国際見本市のようなもののようで、いろいろな犬種の紹介ブースがあったり、ワンちゃんグッズのお店があったり、募金のブースがあったりで、その中にPDTIの訓練のデモンストレーションをして見せている場所もあった。お昼は自分で持参したサンドイッチをちょっと広い通路のようなところで、4人で腰掛けて食べる。Amandaだけはお店でサンドイッチバーガーみたいなものと飲み物をを買って食べた。

そのあと、Arenaへ行くと丁度アジリティ競技が始まるところで、4人で並んで座席に座り、それを見る。そのあとでFlyballという競技が続いてあり、これも見た。これはワンちゃんが数匹でハードルを飛びながらボールをくわえて帰って来てリレーする競技のようで、Amandaが結構気合いを入れて大声で応援したのを、他の二人は多少恥ずかしい思いをしながらもAmandaの写真やビデオを撮ったりして、楽しんだようだ。きっとテレビのニュースでCruftsをやったらそこに映るんじゃない?とか言って、帰りのバスのところに戻って来た時に他の生徒達に見せたりして楽しんでいるようだった。Francheskaとは以前にも一緒にタスクをやったりしたこともあるので、感じていたことだが彼女は丁度Equineの2年目のBryonyと同じで化粧っけが全く無いという、このCollegeでは珍しい存在で、なんとなく日本人の古風な育ちの良い女の子という感じ。そういえばAmandaも化粧っけが無い。Amandaは結構Raffleをやったり買い物をしたりして、楽しんでいるようだった。

2時45分に全員が戻らなかったこともあり、帰りの出発は15分遅れ、しかも途中道路が混んでいたせいか、引き返して別のルートで帰ることにしたせいもあり、4時半解散の予定が大幅に遅れて、Witneyの駐車場で解散したのは5時15分ぐらいになってしまった。行きよりも30分多くかかったことになるということだ。Gavinと5時半にアポの予定だったが間に合いそうも無いので、途中バスの中からジロタンに電話をした。遅れてもよいから今日来るようにとの事のようだったので、家に着いてすぐにヘルスクラブに出掛ける。代わりにChrisという男の人が説明をしてくれて、会費もクレジットカードでOKとのことだったので、私の口座から降ろさずに済むみたいなので手間がかからないのでよかった。会費もTwinになるので、一人一月59ポンドを50ポンドにしてくれるサービスがあるようだ。手続きを済ませてから、ビストロでJacketPotatoとコロネーションチキンとカプチーノをジロタンと注文して11ポンド強だから安いと思う。食べ終わってソファで一休みしていたら、なんとLorraineが現れたのでジロタンを紹介する。彼女もよく泳ぎに来て暖まって帰るとのこと。

教会の安藤さんから手紙が来ていたので、返事のカードを書いて、少しだけAssignmentをやる。疲れたせいか9時半ごろには眠くなってしまったので、早めに床に着く。


3月12日(金):ニワトリの体重計測

1ヶ月後の今日はFinland旅行に出発の日だ。時間がドンドン過ぎるという感じがする。

今日は朝の9時半から夕方の4時半までの授業。Animal HealthではFirst Aidについて習う。これはWildlifeの授業と少しダブっているので、やったことがある感じがする。Welfareの授業は、Status Dogsについてのビデオを見せられる。

午後の一時間目はニワトリのヘルスチェックをKatirとJessと私の3人でやる。ニワトリは案外可愛いのと、体が暖かいという印象だった。ニワトリの体重の量り方が特に面白かった。足を紐で縛り、頭からさかさまにして、足につけた紐を計りに引っ掛けて計るのだ。午後の2時間目はTutuorialで、ログブックに書き込む作業と、Assignmentをやるための自習時間。Assignment2つの締め切りが今度の月曜日なので、この週末には絶対に仕上げなければならないので、本当に終らせられるのかちょっと心配になって来る。

今日もかなり疲れたので、眠くなって来て9時半ごろに横になると、すぐに眠ってしまったようだ。


3月13日(土):カップ味噌ラーメン

今日は朝8時ごろにジロタンとヘルスクラブへ行き、プールで泳いでジャクジィ、サウナに入り、ビストロでコーヒーを飲んで帰って来る。そのあと12時ごろにクルマでWitneyへ行き、Julianのパブでプラウマンズランチを注文して食べる。NatashaとJulianにジロタンを紹介する。Julianはジロタンの英語を聞き、「アー、American English,,,」と私に言ったのと同じことを言っていた。

そのあと、Marks&Spencerの食品店を見て、少し買い物をしてから家へ帰って来る。

プラウマンズランチのチーズがお腹にまだ残っていてお腹が空かない。ジロタンはMarks&Spencerで買ったカップ味噌ラーメンを食べる。そのあとジロタンと英国のCollegeの教育と、日本の大学教育の違いについて暫く話をする。如何に日本の大学が受身であるか、如何に英国では学生の自発的な勉強姿勢が伸びるか、、、など。

それから私はひたすらAssignmentをやり続け、Enclosureの絵を描きあげて10時ごろにやっとExoticsの方を終らせた。続けて今度はWildlifeのAssignmentをやり始める。これはLegislationがらみのものなので、今までのとはちょっと違い自分で一からエッセイ形式で書くスタイル。なかなかはかどらないのと、アイディアが浮かばないのとで、これ以上起きていても無理そうなので、止めて寝ることにした。2時ちょっと前だった。

今回のレポートはここまで。God be with you.

Miyako
2010.3.14-16

3月14日(日):バードフィーダーがなくなる

朝庭を見ると、今度は四角のバードフィーダーがなくなっていた。外に出て捜してみたのだが見当たらない。結構高いところに吊るしておいたのだが、一体誰が持って行くのだろう。

ジロタンにOxford大学からOKの返事が来る。希望通りのコースと講義が取れるようなので、よかった。これがジロタンの今回の英国滞在の大きな目玉行事の一つになると思うので、本当によかった。

朝からWildlifeのAssignmentに取り掛かるが、どうしてもお手上げ状態なので、ジロタンとBrainstorminigをして、何とかジロタンがやってみてくれることになり、早速取り掛かってくれた。9時ちょっと前にMarthaが来て、忙しくなかったらBillieを預かってくれというので、預かる。Billieはジロタンもいていつもより人間が多いことが分かるようで、2階に行ったり走り回ったり大はしゃぎをしていた。お昼過ぎにジロタンがAssignmentの一つ(GreySquuirrelの方)を半分までやっと終らせたと言うので、Witneyのマクドナルドに行ってお昼を食べることにして、Billieをバスルームに入れて出掛ける。

残念ながらマクドナルドはつぶれたのか、改修工事なのか分からないが、工事中でやっていなかった。Sainsburyまで戻り、フードコートでJacketPotatoとチリビーンズを食べ、ジロタンの下着等を買って帰って来る。今日は非常に暖かく、冬を過ぎてから初めてくらいの春らしい気温だった。

帰宅後またすぐジロタンは私のAssignmentに取り掛かってくれた。ジロタンでさえも相当難しいと感じるようだ。夕飯にマカレルのトーストサンドイッチを作ってあげ、食べ終わってまたAssignmentを続けるという調子だ。10時ちょっと前に「これでダメならもうお手上げだ、、」とジロタンが言い、一応完成させてくれた。感謝感謝。さすがにコンパクトにまとまっていて、筋が通って読みやすいものが出来上がっていた。私にはそもそも日本語で書けとと言われても、難しいかもしれないと思うが、やっぱり英語力の乏しさも大きいように思う。早速プリントアウトして、提出するばかりにしておいた。

10時過ぎにFraserさんがBillieを迎えに来る。

私はもう一つのLegislationがらみのAssignmetntのWelfareの方のにとりかかる。これはLegislationの説明を書くだけなので今日のWildlifeのよりはやりやすそうな気がする。締め切りが31日なので、少し余裕がある。25日締め切りのAnimalHealthのAssignmentの方は資料を集めてあるので、今週はそれを仕上げる仕事をしなければならない。


3月15日(月):乗馬の生徒役

今日も晴れの天気。ジロタンのお昼用にお米を洗って水に付けてから私は馬のDutyに出る為に9時ごろ出る。

今日はいつもと違うOnionBarnという厩舎のDrifle?とかいう名前の馬の小屋のMuckOutをやる。Marvinと違い藁がBeddingの小屋だ。他の生徒は何人かで協力して掃除をしていたのだが、私は一人でやった。でも前よりかなり要領が分かって来てボロと濡れた敷き藁を一輪車に積んで捨て、綺麗にBankも作って、フカフカのBeddingに仕上げることが出来た。

そのあとSallyが「Kirstyが11時半からの2年目の生徒のクラスでMarvinのちょうばさく(Langing?スペルが分からないけどランジングという発音)をするので、その時に乗れると思うが、もしそれが出来ないようだったら、I'll do something for you」と私に言ったので、とにかく11時半にEquineUnitに戻って来た。それで今日は希望していたとおり、久しぶりでMarvinに乗ることが出来た。今日はBeckyとBethan?(べーサンとかビーサンという発音だったような気がする)とKatyの3人が先生役で、真ん中でMarvinをちょうばさくで回しながら交替で私に教えてくれた。これがとても上手で、弱いところを矯正するための練習方法をうまく使って、やってくれたのでなんとなく少しコツがつかめたような気がする。Helenよりも丁寧に理論的に教えてくれるので、分かり易い。肩を後ろに少し引くように、お尻でしっかりと馬の鞍に座るように、足はかかとを下げてそこから体重が抜けていくような気持で、膝には力を入れずに、、という具合に細かく指導してくれた。バランスが崩れやすいのは、鞍にお尻でしっかりと座っていない為と足から体重が抜けて行っていない為と、それから姿勢(肩)を後ろにのけぞるような感じで乗っていないからだとのこと。足の付け根を柔らかくする為のExerciseの仕方をKatyが教えてくれる。来週はRDAの実習があるとかで出来ないが、その後は毎週月曜日のこの時間は、私のような生徒役の人が必要になるので、再来週もやれるからとKirstyに言われる。これは有難いし勉強になるので嬉しい。

午後からはEllieのWildlifeの授業。Assignmentを二つ提出する。

Amandaが泣いていて、Ellieがそばに来て「私はノーと言ってるんじゃないのよ、少し時間をくれればあなたの要望を話してあげるから、と言ってるんだから、もう泣かないで」と言っていた。Amandaは洗面所かなんかで顔を洗って来たらしく、そのあとすっきりした顔で戻って来て、皆と一緒に笑っていて「今泣いたカラスが、、、」状態になったので、私もほっとする。彼女は本当に気持の可愛いところがあって、いい子だと私は思う。

授業ではFlowDiagramというのを作る準備をさせられた。WildlifeのRehabilitationに関係のあるYes-No形式のクエスチョンを作って、最終的にはその野生動物をリハビリさせるに付いての注意事項をチェックする為に使えるチャートのようなもの。矢印付きのすごろくスタイルの表を作ろうというものだ。来週までに読んでおくと役に立つと思うからと言って、Ellieがインターネットの一部をブリントアウトして私にくれた。読んでおくだけでよいとのこと。宿題ではないとのこと。

3時20分ごろに家に着き、すぐにジロタンと一緒にヘルスクラブへ行く。この時間にしては案外混んでいたが、泳いでサウナに入って、レストランで夕食を食べようとおもったのだが、まだ開いていないようなので帰り道にBird in Handに寄って夕飯を食べて帰って来た。

明日は学校に行かなくてよい日なので、自由時間がたっぷりあって嬉しい。


3月16日(火):夕食はPlough Innで

5時半ごろに起きて下に降りて来る。薄明るくなって庭を見ると、昨日買ってきて吊るしたばかりの四角のバードフィーダーがもうなくなっていた。水の入れ物が少しはなれたところに動かされた形跡があり、水がカラッポになっている。???一体誰の仕業なのか、是非知りたいし、現場を見たいものだ。

アサイチで洗濯をする。庭にはスノードロップに混ざってクロッカスの薄紫が既に沢山咲いているところに、濃い紫と黄色のクロッカスが遅れて咲き始めている。水入れの水が凍っていたので、夜中の気温はマイナスになっているということだと思う。

プールに行く代わりにFinstock村一回りの散歩をジロタンとする。その時に私の好きなFinstockの風景を写真に撮る。(写真添付)この景色はいつも学校から帰るときにWitney RoadからHigh Streetに右折すると見える景色で、いかにも「あー、自分の場所に帰って来たなぁ、、」というホッとした気持にさせてくれるので好きなのだ。


お昼ごろにGarden CentreのFlower Pot Cafeにお昼を食べに出掛ける。ジロタンはSoup of the Day、私はChicken & Leek Pieを食べる。なかなかこれも美味しかった。変な話だがお腹にピッタリのものをゆっくり食べると、必ずお通じがあるので、これが本当に私にとって美味しかったかどうかの一つのバロメータになるのだ。バードフィダーとSwetと馬のWeathervaneを買ってから、Witneyのいつものガソリンスタンドでガソリンを入れる。42ポンド分入る。



家に帰って10分ほど休み、1時35分にPigeonHouseへ向かう。ジロタンも一緒に来る。Helenにジロタンを紹介してから、Maggieに乗ってレッスンが始まる。今日は今まで習ったことの総復習のようなことをやる。左右両方の手前のWalk、Trot、それから20メートルのサークルをWalkとTrotでやり、それからキャンターを左右両方回りでやる。HelenにはMuch Better,Well Doneと褒められたし、自分でも今までで一番足の使い方、姿勢、バランスなどがまあまあ上手く出来たような気がする。多分に昨日のEquineの学生に貰ったヒントのお陰という気がする。お天気も良かったこともあり、今日の乗馬はとても気持が良かった。また来週の予約をして来た。帰りにまっすぐWitneyに行き、BTと水道代のお金を銀行で払い、家に帰って来た。

Fraserさんが石積みをしていたので、バードフィーダーは誰の仕業か検討が付くか?と聞いたら、多分リスだろうと思うとのこと。つぶれたバードフィーダーを見つけておいたと言って、渡してくれた。Assignmentのはかどりはどうか?と聞かれたので、一つは提出したけれどもう一つLegislationがらみのものが残っているのだと言うと、「Did your husband help?」と聞くので「He helped me a lot」と私。

今晩の夕食はPlough Innでしてみようということになり、予約をしに行った。その帰りにMarthaと会い今まで人が来ていてやっと帰ったところなので、今日のVoiceTrainingは別の日に延期できるか?と聞くので、木曜日の5時以降ということにする。


7時半にPlough Innに夕飯を食べに出掛ける。近くて実にラクだ。ワインを注文して、ジロタンはスターターにホタテのナントカいうもの、私はスープ、メインはジロタンはステーキ、私はベジタリアンスペシャルというものを食べる。ベジタリアンの方は味がちょっと塩辛かったが、なかなか美味しかった。全部で50ポンド40。コインがなかったのでチップは奮発して10ポンド置いて来た。

家に帰ってからジロタンと英語の身に付き方、思考力と言語能力のスピードが違うと感じる私の英語力の問題点について話をする。珍しく夜の10時半まで起きていたためにジロタンはここに来て初めてBBC TwoのJeremy PaxmanのNews Nightを少し見て寝た。

今回はここまで。God be with you.

Miyako

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2010.3.17-19

3月17日(水):婚約者はアフガニスタンに、生徒が教師になる

今日は朝4時15分に起きて下に降りて来る。メールをチェックしたら、Yuクンから「赤ちゃんの写真」とやらが送られて来ていた。ちゃんと人間らしい形が写っているもので、こんな写真を今から見せられていると、いかにも自分の子供という気がして来るだろうなぁ、、、と思った。

昨日吊るしたばかりの四角いバードフィーダーが開いていて、中のSuetが丸ごとすっかりなくなっていた。今度は簡単に外れないように吊るしたので、バードフィーダーそのものは残っていたが、中身だけ取って行ったようだ。一体どの動物がどうやってやるのか見たいものだ。

7時半ごろにジロタンとヘルスクラブは行き、プールへ行くと随分混んでいたが、ジャクジィが空いていたのでまずそれに入る。そのあと私は少しだけ泳いで、サウナに入った。ジロタンはジャクジィだけで十分気持が良いと言って、そのあとビストロのソファで本を読んで私が出るのを待っていた。

8時半過ぎに家に戻って、私は9時ごろに学校へ。午前中は2年目の学生のNVQに参加する時間。TutorのSarahが生徒達に自分が婚約したことを言うと「Congratulations!」と拍手。「でも今彼はアフガニスタンに行ってるから、、」とSarahが言うと、Kyleが「So he is a soldier?」と聞く。そうだとのこと。その彼がアフガニスタンに行くというので、泣いて泣いて「私はどうすればいいの?」とSarahが言ったらプロポーズされたのだ、ということのようだ。そばでEllieが「My boyfriend's family is very slow.もう10年も付き合っているのに、、、」と嘘かホントか知らないけれどそんなことを言っていた。

今日は2年目の学生がSuperviserになってFirstDiplomaの学生が動物の世話をするのを監督するという授業で、どうやら2年目の学生にとっては単位を取るための試験を兼ねているようだ。このやり方は前にもヤギの世話でやったことがあるが、本当に面白いと思う。FDの生徒にはTutorに質問するよりも聞き易いし、2年目の生徒にとっては、自分のやってきたことの復習、確認になるので、一挙両得だ。私がこないだ受けたEquineのクラスも、生徒が同じように実践的なやり方で実習授業をTutorに見てもらうというものだ。この方法を私の英語の授業の中でも活かすことが出来るのではないか、と思った。先に解った人が、まだ解らない人に教えることで得られる両者にとってのメリットというわけだ。

後半はEllieに頼まれて、サカナの水槽の掃除とガラス磨きをWhiteVinegarを使ってやった。随分キレイになった!とEllieを始め皆が感心していたが、大したことではないのに、、、と思う。

午後のLisaの授業は今日も紙粘土で作ったEnrichmentの仕事で、今日は仕上げにポスターカラーで色を塗る仕事。これで終り。もう1ヶ月もCollectionのまともな授業はしていない。

家に帰って来ると、Blue CrossのEmmaからメールが届いていて、犬、猫、ウサギのいずれかの仕事ならばボランティアの空きがあるので、今度の土曜日の10時またはMiddayに面接?をするので、都合がよければメールで連絡するように、とのことなので早速メールを出して、土曜日は午後の1時以降ならば行けると伝えると、すぐに返事が返って来て、20日の13時は都合が悪いので30日の火曜日の11時15分にBlue CrossのSmall Animal Adoption Centreの受付に来るようにというメールが来た。4月になるとすぐにイースターホリデイで我々はフィンランドに行ったりするし、7月で学校は終ってしまうしで、実際には余り手伝う時間はないかもしれないが、少しでも経験が出来ればそれはそれで何かの役には立つのではないかと思う。

夕方ジロタンの食料品を買いにWaitroseまで行く。帰って来てから夜のEquineCourseへ行く。今日は馬の食事について習ったのだが、眠くて眠くてどうしようもなかった。今日の食事はキャンパスで食べたChips with cheeseだけだったので、家に帰って少し食べてから寝た。

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3月18日(木):I go back to Japan, not China、ニワトリが殺された!

今日は朝8時過ぎにジロタンとヘルスクラブへ行く。着いた時はプールも人が3人ほど泳いでいたけれど、おばあさん達だったので、ジロタンも気兼ねなく水中ウォーキングをすることが出来たようだし、またジャクジィも入りやすかった。私はプールを16往復した。一往復が34メートルだから、544メートル泳いだことになる。このくらい泳ぐと泳いだ気がするので、次回もこれを目指そうと思う。どうやら9時半頃になると大分プールも空くようだ。ビストロでジロタンはアイスコーヒー、私はカプチーノを頼んで飲む。帰って来てから殆どすぐ、私は学校へ。

最初の授業はReptileの水と餌やりだった。一緒にやったのは体の大きいJessとその友達の例のKatieともう一人のJessとArexの合計5人。体の大きいJessが私に、You go back to China after this course?と言うので、I go back to Japan, not China. I am not Chinese.と言うと、Oh, I am sorryと言って笑っていた。そしたら今度はArexがWhere do you live?と聞くので、In Japanと言うと、No, in this countryと言うので、Finstock. Do you know Finstock?と聞くと、知っているとのこと。今日はそんなこんなで結構仕事をしながら、珍しく、というよりここに来て初めて?1年目の生徒と話が弾んだという経験だったせいか、いつものような疲れは感じないで気持ちよく仕事が出来た気がする。

Reptileの仕事が早く終ったので、犬を連れ出して囲いの中で遊ばせてから、12時半になったのでもう終わりということで、ランチタイムだと思い皆でカフェテリアに行って並んでいたら、Ellieが来て「あんた達、なにやってんの?授業は12時45分までの筈よ、まだランチタイムじゃないわよ。Unitにすぐに戻って」と大きな声で言ったので、Arexも二人のJessも「頭にきた!もうやることは終ったから何もやることは無いのに、あんなに大声で怒鳴らなくてもいいのに!」と言いながらUnitに戻った。私も当然一緒に戻った。皆でキッチン中で時間が来るのをひたすら待って立っていた。40分になったので一人のJessとArexは、「私はもう行くよ」と言って、出て行った。もう一人のJessとKatieと私は45分きっかりになるまで、意地でもキッチンに居ることにして、45分きっかりにそこを出た。

チップス&チーズを注文して待っている間に、2年目のTomが私に話しかけて来て、フランチェスカと3人で少し話をした。何の科目が一番面白いか、と私が聞くと、二人ともBiologyだとの答えだった。

午後の始めの時間は、またReptileの今度はヘルスチェックだった。今度は私はJessがログブックに書き込むために、一緒にそれを手伝った。私はもうその書き込みは終っているので。そのあと今度は皆でヤギのヘルスチェックと体重測定と予防注射をする作業。私はArexとLisie?と一緒に、子ヤギのチェックをした。そのあとヤギの放牧場にガラスの破片が落ちているのが見つかり、私とJessがそれを拾って捨てる仕事をした。

最後はExoticsのクラスで、これはグループに分かれて、次のAssignmentのための情報を集めて、模造紙に書いて、それを別のグループと回覧しあって、情報交換をすることでAssignmentの負担を軽くする作業をやるようにEllieに言われる。私はHaileyとJonとさっきのJessとまた別のJessの5人で作業をする。この3人目のJessもとても素朴で親切な人だ。このグループは感じの悪い人が居なかったので、なかなか良かった。

帰りの時刻には雨が少し降り始めていた。家に帰りジロタンに今日のU3Aの様子を聞いて、しばらくするとMarthaが、レッスンは何時からにすればいいかと聞きに来た。いつでもいいのであと10分で始めようと言うと、休まなくてもいいのか、と聞くので、私は休むというのが何にせよ余り必要な人間ではないので、大丈夫だと言って、しばらくしてFraserさんがキーボードを運んで来た。夕べ自分の所のニワトリが9匹殺されて、そのうちの2匹だけ持って行かれた、と悔しそうに言った。

MarthaのVoice Trainingをやってから、こないだ買っておいたラビオリをトマトソースを絡ませて、ポテトをチンしてチーズを乗せて夕飯にした。大した料理とは全然言えないものなのだが、不思議と家で作って食べる方がお腹に優しいという感じがして、しかも美味しいように思う。

小林公巳子さんからメールが来ていたので、返事を書いて出す。そのあジロタンがFinlandでのプレゼンの原稿が出来上がったというので、パワーポイントを見ながら予行演習の第一回を聞かせてもらう。

今日もAssignmentを今からするにはちょっと眠すぎるので、明日の朝早くおきてやることにする。
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3月19日(金):水槽の掃除

今日はスバルにクルマを持って行き、一日点検をやってもらう予定なので、朝8時半に家を出る。女の人(名前を聞くのを忘れたが前から居たオバサン事務員)のデスクで、今日やる点検の内容について説明をしてもらってから、Bagleyさんが二人乗りの小さいクルマでキャンパスまで送ってくれた。オバサン事務員の人に「クッキーありがとう」と言われたのはある種の驚きだった。というのは、こちらの人は何かをあげても、次に会った時「こないだはXXXを有難う、、」と言うのを聞いたことが今まで一度も無いので、そういう習慣は全く無いのだ、と思っていたからだ。今日の点検はいわゆる定期点検のようなもので見積もりでは約198ポンドだとのことで、クレジットカードで払えるのかと聞いたら、マスターカード以外なら大丈夫とのこと。帰りはお天気が良かったら一人で歩いて来るからと言うと、雨が降ったら電話をくれれば迎えに行くからと言われる。

一時間目はAnimal Healthで、First AidのRecapをやってから、化膿性の傷(Abscesses)についてとEye Traumaについて、それから患者を運ぶ際の注意点について、Ellieが講義をする。これは面白かったので、全く疲れを感じない。二時間目のSarahのWelfareの授業は、グループになって、Animal Welfare Act 2006についての印刷物を読んで、Sarahの出した質問に答える作業をやらされたが、途中でSarahが居なくなり(これが何故なのかイマイチ理由が解らなかった)代わりにPeterが入って来て、superiseをしたのだが、Sarahの時とは全く違って、全然静かにしていなくて教室中私語だらけで、物凄くうるさくなり、これが私には非常に疲れた。それが終って残りの30分はAssignment Timeだとかで、生徒は殆どコンピュータの教室へ出て行った。私は教室に残っていた。

午後はNVQで、何がなんだかわからない授業。Peterに聞くと自分にも解らないから、Ellieに聞くようにとのことなので、聞きに行くと私は一年だけの生徒なのでNVQは必修科目ではないので、どうやら元々最初から実習だけは参加するという設定だったようで、こないだやったニワトリのヘルスチェックをもう一度やるか、それともOhenの手伝いで水槽の掃除をやるか、と聞かれたので、1年目の生徒とやるよりもOhenを手伝った方がラクなので、そっちの方をすることにする。水槽の砂利を洗って水槽にもどしたりした。次の時間もNVQなので、結局私はEllieに言われて、水槽の掃除の手伝いを続けることになる。一番大きな水槽をスポンジで、苔やこびりついた石灰を落とす作業は、今日は特に背中を寝違えたせいで痛かったためにとてもキツかった。それが終り水槽をきれいに拭いて、元の位置に戻し水を入れる段階になり、驚いたのは生徒が4~5人でバケツに水を汲んできて一回一回運んで入れるということを、なんの抵抗もなくやっていることだ。何でこういう時にせめてホースを使って蛇口から直接入れるということを考えないのだろう、と不思議に思った。そもそもそういう場合のことを考えて、ホースぐらい備えておくべきだと思うのだが、水槽が沢山並んでいるこの部屋にホースという道具を置いていないというのは、私には考えられないことだ。能率が悪いことに「鈍感」というより「寛大」と言うべきかもしれない。バスの切符を買うのにも、一人一人バスに乗り込んでから並んで運転手さんから買うのを、何のじれったさも感じないで後ろの人たちはのんびりと根気強く待っているというのは、日本などでは無理なのではないか、、、と思う。

この水槽の掃除のSuperviserはKirstyというAnimal Unitの管理人?の一人で、もう一人この管理人がTiffという人(以前Billieを預かるかどうかの時に話した人)。Kirstyは月曜日の馬のdutyの時間にこの頃来るようになり、こないだも一緒だったのと、非常にのんびりした人なので、私には話しやすい人。それで問題のNVQについて尋ねてみたら、National Awardの生徒(一年間のコース)の人は、この科目は必修ではないとのこと。多分Ellieが特別に私が実習経験が出来るように計らってくれたのだろう。つまりこのクラスについては、実習以外の時には、私は何をすればいいかを聞いて行動すれば良いということのようだ。それが分かったので少しは気が楽になったのでよかった。

そんなこんなで今日は非常に疲れた。雨が降っていたこともあるが、こんなに疲れた状態で歩いてスバルの事務所まで行ったら、調子が悪くなってしまう予感がしたので、キャンパスから電話をかけて、クルマで迎えに来てもらうことにした。20分ぐらい雨の中で立って待っていた。若い男の人が迎えにきてくれて、スバルの事務所に帰り点検の説明をしてもらって、Visaカードで支払いをする。タイヤの溝が減っているのが二つあるので、換えた方が良いとのことなので、注文する。火曜日の午前中にまたスバルに行って替えてもらうことになる。

家に着いた時は疲労困憊状態だった。夕飯をどうしようかということになり、ヘルスクラブのレストランにしようかと思い、ジロタンが電話をかけると留守電。調べると6時半からのようだ。それで今日はもち米で釜飯を炊いて食べることにする。お米を水に付けている間、私はベッドで横になっていたら、少し眠ったようだ。これで大分ラクになった。釜飯を炊いたら予想以上に美味しく出来た。普通のお米よりももち米の方がこの炊飯器には合っているようだ。

和中さんからメールでCharlburyの家主さんが3月の29日から4月の5日までの間、英国に居るのでそのうちのいつか都合の良い日を指定してくれれば、会う手筈をするからとのことなので、4月3日の土曜日の午後というセンでお願いのメールを出した。

眠いし疲れがまだあるので、今日は10時ちょっとすぎに私も寝ることにした。

今回のレポートはここまでで、出します。

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2010.3.20-22

3月20日(土):BurfordのGarden Centre

10時からFleurのレッスンが3週間ぶりにある。既に提出したLegislationがらみのAssignmentについていろいろ質問をしてから、Fleurが持って来た英語教材(ゲームタイプのもの)を紹介してもらい、デモンストレーションをして教えてもらう。応用すればマムズの授業で使えるかもしれない。

12時ちょっと前に終り、そのあとジロタンとBurfordのGardenCentreに行った。RamsdenのGardenCentreとは違いかなり規模の大きいものだった。ガスコンロがあるかと思って行ったのだが売っていなかった。そこのCafeでお昼を食べた。ビュッフェスタイルだった。私はキーシュとベジタリアン・シェパーズパイを食べたが、結構美味しかった。ここで食堂のイス用のクッションを二つと、私の捜していたビニール製のバッグと折りたためるChoppoingBoardを買った。そのあとすぐBlueCrossへ寄り、そのままWitneyへ行き、ガスコンロを捜したがやはり無くて、Waitroseへ行き買い物をして帰って来た。ビール煮を作るための材料を買ったので、帰って来て早速準備をした。

そのあと私はは専らAnimalHealthのAssignmentをやる。ジロタンはフィンランドでやるプレゼンの準備をしていた。

初めて以前買った圧力鍋を使ってビール煮を作ったのだが、まあまあの出来だと思う。ジロタンは美味しいと言って食べた。


3月21日(日):Church Greenのサンドイッチ

朝ジロタンとBillieの散歩コースのひとつを散歩した。Davidの家の向かいから右に上がって学校の裏に出るコースだ。

今日は思い切ってクルマで少し遠くまで行って見ようかと調べていたのだが、またMarthaがBillieを預かって欲しいと言うかもしれないので、それを優先しようと思っていたら、やっぱりBillieを預かることになった。

11時ごろにBillieにワンちゃん用のハーネス付きのシートベルトを付けて、WitneyのChurchGreenのあの芝生でサンドイッチでも食べたら気持いいかもしれない、ということで出掛ける。途中クルマの中でBillieはクンクンと鼻をならしていた。サンドイッチを買おうと思っていたお店が皆閉まっていて、結局HighStreetのパンやさんまでサンドイッチ買いに行った。しかしそれがとても美味しくて、正解だった。ジロタンはBLT,私はSweetChiliChichenのバッケットサンドイッチ。あの教会のすぐ前のベンチで食べた。気温も暖かくて気持ちよかった。そのあと、またクルマで帰って来た。今度はBillieもさほどクンクン言わなかった。

帰って来てから3時半ごろにBillieと二人で散歩をした。あとは殆どAssignmentをやり、夜にやっと仕上げることが出来て、ホッとする。Billieは退屈になると時々、Rayちゃんがやったように、そばに来て「ねぇ、、ねぇ、、」と前足で我々のところに来て話しかける。

ジロタンは昨日のレフトオーバーのビール煮と一昨日の釜飯で夜ご飯。

10時過ぎにMarthaが迎えに来て、Billieは帰って行った。


3月22日(月):乗馬が上達?

9時半からEquineのDutyを手伝う。Elizabethと二人でDriftの小屋とその隣の出産をした馬の小屋の二つをMuckoutする。いつも一緒に馬に乗る二人の生徒に、今日は馬に乗れるのかしら、と聞くと分からないとのこと。それでSallyがいるかと思いオフィスに行ったが居ないので、名前は知らないけれどBeckyでもKirstyでもないもう一人のEquineのTutorの人に聞くとSallyは今日は休みで来るとしても午後からだろうというので、それって今日は私は馬に乗るチャンスはないということですよね、と尋ねるとYes, you can.多分2年目の生徒の授業が11時15分からあるからその時に乗ってもらうつもりでTutorは考えていると思うとのこと。早速そのことをさっきの二人に伝えて、Marvinの小屋のところで待っているとBeckyというTutor(以前Sallyの代講をやったTutor)が「少し休んで11時15分までにここに来て」と私に言ったので、やっとハッキリ乗れるということが確認できた。というのは今日はRDAに何人かが行くことになっていて、先週KirstyというTutorが言ったのは22日はそれがあるので乗れないけれど、毎週月曜日は生徒の生徒役で私と他の二人が当分必要だから、と言ったのでどうなるのかなぁと半信半疑だったのだ。

今日の生徒はリンという子とネオミという子だった。ネオミという名前は日本人のナオミみたいで変わっていると思った。今日も馬はMarvinだ。リンという子が手綱を離して鞍の前のところを持って乗ってみるようにと私に言った。これをすることで自分の正しいバランスの位置を体で知ることが出来るのだ、とのこと。ナルホドこれは初めてやったのだけれど、非常に楽な感覚で乗れてなかなか良い。この方法でTrotを鐙を踏んで立ち上がった状態で「立ち乗り」を続けてみるように、と私に言った。そして最後に私の乗り方が上達したと思うと言ってくれた。

午後からはWildlifeの授業。今日も先週に続きFlowDiagramを作る作業をやる。Amandaと私だけではちょっと頼りないとEllieが思ったのか、Ohenに加わるように言って3人でやることになる。Ohenのお陰でかなりやることがハッキリ見えて来て、私も少しは意見やアイディアを出すことが出来た。

帰りにWitneyに行き買い物をしてから帰る。雨が降って気温も結構寒かったので、ちょっと疲れた気がした。帰ってすぐにヘルスクラブへ行くつもりだったのだが、すぐに出掛けるにはちょっと疲れが抜けていないせいか、ムカムカするような感じだったので行くかどうかは様子を見て決めることにした。

ジロタンはOxfordのサマーコースの支払い(1040ポンド)をインターネットでやり、受け取りのメールが来てこれで一安心ということでやれやれだ。

結局ヘルスクラブへは行かずに、夜ご飯は買っておいたナンとインド野菜カレーをジロタンは食べた。夜の9時過ぎにHookちゃんから電話がかかって来た。

今回のレポートはここまでにします。


2010.3.23-25

3月23日(火):Maggie and Jim

今日は授業が無い火曜日なので、ジロタンと8時半過ぎにヘルスクラブへ向かう。9時ごろから大分空いて来ることが分かっていたので、その時間を狙って行ったのだ。こないだ居た二人連れのお婆さんがまたプールで泳いでいた。一人は泳ぐ時もメガネをかけているので、すぐに此間の人だと分かった。私は此間と同じに16往復泳いだ。ジロタンはまずジャクジィに入り、そのあと少しプールの中でウオーキングをやってスチームサウナに入ってから先に上がって行った。私は泳いだあと少しジャクジィに入り、いつものようにスチームサウナ、ドライサウナに入ってから上がる。すごく気持ちよかった。ビストロでコーヒーを飲んでからカギを返しにフロントに行くと、丁度Gavinが前を通り過ぎたので、Are you Gavin?と話しかけると、私のことが分からないような様子だったので、Miyakoと言うとやっと分かったようだったので、ジロタンを紹介した。

そのあと前もってアポを取ってあったので、スバルによってタイヤを二個新しい物に換えてもらう。待っている間ChapelLaneを歩いてPoplyEndをあるいてEquestrinCentreの横にFootpathを見つけたので、行ってみると石の塀があって羊がいて行き止まりのようなので、戻ってくると老夫婦が犬(エアデルテリア)を連れて道を入って来るので、「It’s dead end!」と言うとNo,No、You can passと言いCome with usと言うので付いて行くとなるほど塀をまたいで行けるようで、彼らはいつもここを犬と一緒に来るので御馴染みの道なのだとのこと。途中いろいろ話をしながら歩く。奥さんはMargaretと言って今は引退したけれどそれまではCommonLeysでAnimalFoodを教えていた教師だったとのこと。ご主人はJimと言って、やはり教師でEngineeringを教えていたとのこと。何年か前はケニヤに教えに行ったことがあるとか、息子?の一人が日本人女性(のぶ子とかくに子とか言っていた)と結婚してその息子の名前はアキラというのだとか話し始めた。それからもう一人はフィンランド人女性と結婚してヘルシンキに住んでいるとか、、、でまたまた随分偶然にも何となく共通点のある夫婦に出会ったものだと驚いた。こっちへ行くとHaileyに出るからと教えてくれ、そこで別れる。

そのあとスバルに戻ると、新しいタイヤは前輪に着け古い方の二つは後輪に着けたからと言われる。二つで130ポンドだった。

そのあとWitneyに行き、EatingCompanyとかいうファストフードに行ってみた。なんとなく朝食専門のようなお店だったので、大した食べ物ではなかった。足りないと思い、前から気になっていたサンドイッチやさんに入りコロネーションチキンとSweetChiliBBQビーフのバケットサンドイッチを買って帰る。ちなみにこのサンドイッチやさんは中国人がやっているようだった。二つで5ポンドちょっとだったがやたらにボリュームがあり味はまあまあ。日曜日に食べたサンドイッチやさんの方が美味しくてソフィスティケイトされていて質は良いと思った。

1時40分ごろに私だけPigeonHouseに向かう。今日は円軌道の乗り方がやけに上手くやれて、Helenに褒められたが、キャンターの方はつい無意識に手綱を引いてしまうのでMaggieが走るのか止まるのか迷ってしまうから、絶対に手は前に出し引っ張らないように、それを忘れないように、としつこく注意された。来週も同じ時間の予約をして帰って来る。

汚れた乗馬ズボンを洗濯しているとMarthaが来て、今日のレッスンはこないだ木曜日にやったばかりで練習時間も余り取れなかったのではないかと思うので、今週も少しあとにずらしてやった方が良いのではないか、と聞きに来た。それで「その方が私ももう少し練習できるのでありがたい」と言って次のレッスンはMarthaの都合のつく曜日と時間をあとで教えてもらってやるということになる。

これで少しのんびり出来ると思って、昨日買って来た強力粉を使って手打ちうどんを作ってみることにした。冷蔵庫に残っていたLeekと干し梅干を具にしてうどんを作った。ヒガシマルのうどんスープと醤油を加えてスープを作る。なかなか美味しく出来上がり、ジロタンは美味しいと言って食べた。

今日は水泳と乗馬両方をやりたっぷり体を動かしたので、非常に気持ちの良い一日だった。

結局アマゾンUKで例のガス台とガスボンベと着火マンを注文した。それが届けばジロタンも何か作れるので、もっと家で何か作って食べることが出来るようになると思う。

夜5時15分からのThe Weakest Link(BBC one)と6時からのEggHead(BBC two)を見る。どちらもクイズ番組で結構面白いのだ。


3月24日(水):恐怖の(?)おんどり

午前中は2年目の生徒と一緒の授業。授業が始まる前にAliciaがこないだCrufts行った時に皆で取ってもらった写真をコピーしたものを私にくれた。これは良い記念写真なので嬉しい。それから授業が始まってすぐにEllieが今週はいろいろな動物福祉団体(Hearing Dogは金曜日に来るようだ)がキャンパスに来て説明会をする為にFundRaisingでRaffleをやっているから、一枚50Pで皆も協力して欲しいと言って、券を売ったので、私は5ポンド出して10枚買った。

今日はEllieに「ボイラースーツを着てやるように」と言われ、TomとDelilaと3人でブタとヤギとニワトリに餌をやり、水を取り替える作業をした。ボイラースーツというのは日本式に言うと繋ぎの作業着のこと。ニワトリの中に皆(生徒達)に嫌われて、というか怖がられているおんどりが一羽いる。何故嫌われているかというと、人間に向かって攻撃して来て、襲われた生徒もかなり居るらしいし、Ellieもやられたことがあると授業の時に言って、気をつけるように、と注意していたのだ。それで大抵の生徒はそのおんどりを警戒しながら掃除をしたり、水の取替えをしたりするのだ。Tomもそのおんどりに話しかけて、「来るなら来て見ろ、蹴っ飛ばすからな、、、」とか言いながら水の入れ物を持って片足を上げて立っている。私は「Don't stimulate him」と言ってるのだが、相変わらずTomは警戒している。Delilaは囲いの外で「そんなことして立ってないで、サッサと動いた方がやられずに済むのに」とか言っている。それが終って今度は私とDelilaが鳥小屋の中の掃除をすることになる。Tomはこのとき居なかった。私が小屋の中の敷き藁を交換していると、Delilaが大声で叫んだので何事か、と思い小屋から出て見ると、さっきのおんどりが襲いかかろうとしてDelilaに近付いて来そうなところだった。私は「OK,OK、、、」と言いながら両手を広げてそのおんどりを静かに後ろの方へ誘導した。おんどりは案外すんなりと私の誘導に従ってゆっくりと後ろへ下がって離れて行った。Delilaが「Thank you, Miyako」とお礼を言っていた。

そのあと、こないだから皆で作っていたチンチラのEnrichmentをチンチラのEnclosureに運んでセットするようにEliieに言われ、それを3人で運びセットした。これが重いのとサイズが少し大きかったので、中に入れるのにかなり苦労して入れたので、結構疲れた。

午後はLisaのAnimalCollectionの授業。久しぶりに教室でいつもの授業をやった。今日は動物園の中で働く人たちの仕事とその役職名についてと、動物が逃げた時の対処の仕方について。どうやらLisaは以前CotswoldWildlifeParkで働いていたことがあるらしく、経験談も話してくれた。動物が逃げ出した場合は、絶対にお客にそれを言わないこと、逃げ道に誘導しながら「タダの訓練です」とにこやかに笑顔で話しかけること。ある時実際にLisaも旗を持たされて立っていたことがあるのだそうで、その時もお客がいろいろSillyQuestionをしてくるのに対して、「非難訓練のためです」と嘘の説明をしたことがある、と笑いながら話してくれ、生徒達はこういう具体的な話を非常に面白がっていろいろ聞きたがるようだ。時給はいくらだったの?とか休みは何日もらえるの?とかいろいろ聞いていて、Lisaはそれにちゃんと答えていたのには感心した。

その後、Delilaが午前中のおんどりのことを話して「Miyako helped me. She did very well to the rooster.Tomは扱い方が間違っている」と皆の前で報告した。あのおんどりの様子を見て思ったのだが、皆が「こいつは悪いやつだ、こいつは絶対に飛び掛ってくる」と言えば言うほど、本人(おんどり)も興奮してきて、ついに「ああ、そうだよ!俺は悪いヤツさ!」と返って開き直って本当に悪いヤツになってしまうのではないか、、、という気がした。

今日もかなりくたびれて帰宅。少し休んでからジロタンのスパゲッティナポリタンを作る。料理は気分転換になり、時には疲れも取ってくれる。ここのガスレンジも少しずつ使い方が分かって来た気がする。

食事の後The weakest linkとEggheadを見てから、私は6時半過ぎに夜のEquineCourseに出掛ける。外はまだ少し明るさが残っている。Fraserさんがまだ外で木を植える作業をやっていたので、ちょっと立ち話をしてからクルマでキャンパスへ。今日は馬の餌と水やりについての授業で、後半はこないだ生まれたばかりの3頭の子馬をSallyが皆に見せてくれ、それから実際に厩舎へ行き、水を取り替えて干草をやる作業をすこしやる。それからまた教室へ戻り以前渡されている印刷物の中のQuizをやった。どうやらこれがこのコースのAssignmentに相当するらしく、何ページから何ページまでを提出するようにとSallyに言われたのだが、私はどうもそれがいつ言われたのか分からなかったので、白紙のままだった。あとでも良いとSallyが言ったので家に帰ってから読んでみたのだが良く意味の分からない文章があるので、Equineの生徒に明日学校で聞いてみようと思う。どうもこのクラスの細かいことで分からないことが相変わらず多い。


3月25日(木):英国生活7ヶ月

今日で英国生活7ヶ月が経過したことになる。そんなに経ったの?という感じだ。それにしては分からないことが相変わらず多いからだ。

今日の授業は11時15分からなので、朝の空いている時間帯にジロタンとヘルスクラブへ行く。8時45分ぐらいにヘルスクラブに着く。いつもの二人連れのおばあさんともう一人ぐらいがプールで泳いでいるぐらいだった。私は16往復してジャクジィに入ってからスチームサウナとドライサウナに入って出る。10時ごろに家に帰って来た。天気予報では雨の筈なのが、青空で日が差して来て暖かい。

今日の最初の授業はAB二組に分かれてやるシステムで、GroupーAはEllieが担当でNVQのログブックに書き込む作業だったが、私はないのでEllieのAnimalHealthのAssignmentを提出した。そのついでにEllieがTutorialといってそれぞれの科目について学生と一対一で話をして、記録用のページに書き込むところがあり、私の取っている科目についていろいろ質問をしながら書き込んだ。WelfareのAssignmentのLegislationについてのものが難しいと言ったら、そのAssignmentのペーパーがあれば出して見せてくれれば説明をするから、と言うのでそれを出して説明をしてもらった。他の生徒達も実はそれほど分かっていないことが多いのに質問をしないでやってしまう為に、Amendmentが多いのだとのこと。遠慮せずに分からないところは質問するようにと言われる。ついでにジロタンがキャンパスに来て見て回ったり、Ellieと話をしたいと言ってることを伝えると来週の水曜日の11時からなら空いているので大丈夫だとのこと。それから私はいつまで英国にいるのかと聞くので、8月末までいるつもりだが、授業はたしか7月上旬までだと理解しているのだけれど、と言うと授業は実際には5月までで、その後は2年コースに行く人たちはWorkExperienceが始まるのだとのこと。それでもし私にその気があるのなら、WildlifeParkでヘビとかトカゲの世話をする仕事をするチャンスがあるかもしれないから、話をしてみてもいいかと聞かれたので、勿論やれればやってみたいので、話してみてくれるように頼んでおいた。

午後は動物のSexDetermination(オスメスの見分け方)の講義をした後、ヘビ、トカゲ、ハムスター、モルモット、ウサギを教室に持って来て、グループに分かれてそれぞれの動物のオスとメスの見分け方の実習をする。その後動物を返してから、今度は繁殖についての講義を少しして、続きはイースターのあとで、ということで終りになる。

夕飯はJulianのパブに食べに行く。ジロタンはシチューを私はポークパイを食べる。


3月26日(金):ケンネルの消毒作業

ジロタンがバスでWitneyからOxfordへ行くと言うので、クルマでWitneyまで送った帰りにガソリンを入れてから学校へ行く。ガソリンは47ポンド分入った。

一時間目はAnimalHealthで内容は以前Wildlifeでやったことの復習のような感じになったのだが、Dislocation(脱臼)とFracture(骨折)についてと夜のEquineコースの復習のような感じの内容のWound(傷)についての講義。同じ内容の講義を2回聞くというのは、私には非常に入り易いというか有難いと感じた。それで、もし同じ講義を続けてもう一年聞いたらおそらくかなり解るようになるだろうと実感した。

2時間目はHearingDogの人が来て、自分達の活動について詳しく説明をして、ビデオを見せてくれた。余った時間はSarahのTutorialで私とJonの番だった。AssignmentについてはEllieと同じようなことをSarahも言っていた。つまり、詳しく良く書かれたAssignmentでもBulletPointをすべてカバーしていないとOKを与えるわけには行かないのに、短くて必要なことだけしか書いていなくてもOKを与えないわけには行かない、こういう状況がTutorとしては非常にやりにくいし、フェアじゃないと感じてしまうジレンマがあるのだとのこと。こと私に関してはAssignmentは非常に良く書けていると思うとのことだった。まだ締切日ではなかったけれど、ジロタンがやってくれたLegislationのAssignmentを提出した。

午後からはNVQの時間。これは私は正式な生徒ではなく実習中心に受けさせてもらっているような立場であることが最近やっと判明した授業だ。今日はJonとKatieとHaley-AnnとLinzyと私の5人でケンネルの消毒作業をやった。なんでも預かっていたPheeBeeというワンちゃんが病気になり伝染病かもしれないとのことで、徹底消毒をすることになったのだとのこと。ボイラースーツを着て、マスクをかけてゴーグルをつけてナントカ言う消毒薬をブラシに付けてケンネルの壁を消毒した。3時半にBreakということになり、Ellieが私に、随分働いたから今日はもう帰ってもよいと言ったので、早めに帰ることが出来た。ジロタンは30分前ぐらいにOxfordから帰って来たとかで、野菜スープを昨日届いた簡易ガスレンジで煮ているところで、ドアを開けるとやさしいスープのにおいが漂っていた。

大体スープが出来たところで、ヘルスクラブへ行った。かなり混んでいたので、私は専らサウナに入りプールは2往復だけ泳いで帰って来た。帰って来てからジロタンの作ったスープで夕飯。あっさりしていてお腹に負担にならない食事はありがたい。

今回はここまでにします。

2010.3.27-31

3月27日(土):Your dog is nice!

今日のFleurのレッスンは午後2時からなので、8時半過ぎにジロタンとヘルスクラブへ行くことにした。土日は8時半に開くのでいつもよりはこの時間でもまだ空いていたので、私はプール16往復してからジャクジィ、スチームサウナ、ドライサウナに入った。帰りにWitneyに寄りCitibankでキャッシュを出してから帰って来た。アマゾンUKで英語テキスト(Advance用、つまり私自身で使うため))とAnimal Behaviourの本を注文する。

10時半過ぎにMarthaが来て、教会でレイディズランチがあるので出来ればBillieを預かって欲しいと言うので、預かることになる。それで外食を止めてお昼はサンドイッチを作って食べることにする。

2時からFleurが来てレッスン。大体2時間ぐらいやったと思う。次回はいつも通りの10時からということに。

5時半過ぎにBillieと散歩に散歩に出掛ける。風があり少し気温が低い。帰りにPlough Innの前で、坂の方から降りて来た車に「Leafieldはどっちへ行けばいいのか?」と道を尋ねられたので、このまままっすぐ行って広い通りを突っ切ってまっすぐだ、と教えてあげる。こういう時は地元の人間になった気がする。その二人連れの男の人が「Your dog is nice!」と言って離れて行った。

8時半ごろMarthaが来て、明日も教会に行って帰りも遅くなるので、このままBillieを置いて一泊させてもよいか、と言ったのだけれど、BillieはもうMarthaと一緒に帰る気になっている様子なので、今日は一応このまま帰ってまた明日改めて来たらどうか、とジロタンが言ったのでそのままBillieを連れて帰った。ということで、また明日もBillieを預かることになる。このところ殆ど毎週預かっている気がする。今日はやたらに眠くなったのでいつもよりも早めの9時半過ぎに布団に入って寝ることにする。明日から夏時間になるのを忘れないようにとMarthaから電話がかかってきた。


3月28日(日):サマータイム、Sunday Brunch

朝起きてイチバンに時計の針を一時間早めた。起きたのは5時20分だったので、6時20分にしたのだ。


8時半ごろにBillieが来た。1時ごろにBillieを家に置いてジロタンとJulianのパブにSunday Brunchを食べに行く。行った時はそれほどでもなかったが、まもなく大入り満員状態になった。デザートも美味しかった。約30ポンドだった。

その後Waitroseで豚丼の材料を買って帰って来る。すぐにBillieを連れて散歩に出る。ご飯を焚き豚丼を作って食べる。豚肉のバラというのを売っていないので、薄切りが出来ない為に厚切りの豚肉になるが、味は上手く出来て美味しかった。ご飯が炊き上がった時に、そばでBillieが唾を盛んに飲み込んで鼻をピクピクさせていたので、ご飯を5~6粒あげたら美味しそうに食べて、何度も電気がまのところに行ってもっと食べたそうにしているので、更にもう少しあげた。ウチのワンちゃんたちもご飯が好きだったので、きっとワンちゃんの好きな臭いと味なのだろうと思う。カウチに座るとBillieが膝の上で眠り始め、私も一緒にウトウトした。9時45分ごろMarthaが迎えに来てBillieは帰って行った。


3月29日(月):イースター前、最後の授業

いつものように5時ごろに起きても、実はまだ一昨日までの4時であるため、外は真っ暗。時計が6時を過ぎてもまだ真っ暗。一昨日ならもう明るくなっている時刻なのに、、、。夏時間制度というものは仕事が終った後の遊ぶ時間を長くする為だけのような気がするので、無理にやらなくても良いのではないかと思う。何事も人為的よりも自然の方が絶対に良いと思う。

今日はEquineの生徒のDutyの手伝いだったのだが、いつもと違って9時半からKirstieというTutorのLunging(引き馬?ちょうばさく?)の授業で生徒の生徒役で早速Marvinに乗ることになる。今日の先生役はKatieとBethanだった。Katieには「随分安定したバランスで乗れるようになって来ている」と褒められた。Sitting Trotでお尻が跳ね上がるのは腰の力と膝の力が抜けていないからだとBethanが教えてくれた。この技術が身に付くのは相当馬に乗ってからで、何度も乗っていると自分でも気付かないうちにいつの間にか力を抜いて乗れるようになってるものなのだ、とBethanは自分の経験談を話してくれた。このBethanはとても感じが良く可愛い顔をした、教え方の上手な生徒だ。

これが終ったのが11時15分ぐらいだった。午後の授業まで2時間以上も時間があるので、Witneyへ行って買い物をしてくることにした。キャンパスに戻ってきたのが12時半ごろだったので、それから食堂でチップス&チーズを注文してお昼にした。

午後からのEllieのWildlifeの授業はOhenとペアでコンピュータで先週やりかけていたOrphaned Hedgeogの手当てに関するFlow Diagramを清書する作業だった。その作業に使ったソフトがInspirationというソフトで「これはいろんなことが出来る教育用のソフトであると物凄く便利なのよ」とEllieが教えてくれた。後でアマゾンで調べてみると69ポンドぐらいで売っているようだった。今日やった作業は次のAssignmentの半分をカバーするものになるから、大いにヘルプになると思うとEllieが言っていた。EllieはAssignmentの出し方も上手で、なるべく生徒の負担を軽くしてあげようという配慮が見える。

ジロタンとEllieのアポは結局6月まで待つということになる。2年目の学生の方の授業は6月の終わりまで続くということなので、月金は6月までは私も授業が受けられることが分かった。Distance Learningの学校で何処か良いところを知らないかとEllieに聞いたら、The Animal Care College か又はThe Open Collegeいうのがあると教えてくれた。水曜日は授業は一切なく、2年目の学生もどこかにField Tripなのだとのことで、結局イースター前の授業は今日でおしまいということだった。私は1年目の学生と一緒に水曜日はWitneyのSanke Zooの見学をすることになる。9時にこないだの駐車場に集合とのこと。

家に帰ってからジロタンとヘルスクラブへ行く。3時半過ぎだったせいか、プールは2人しか泳いでいなかったので、よかった。16往復泳いでいつものようにサウナに入り帰って来た。

夕方和中さんから電話があり、土曜日の午前中ではダメかというので、Fleurにメールで聞いてみると金曜日の朝でも時間は空いているとのことなので、レッスン時間を変更してもらい、和中さんたちとは土曜の朝に会うことになる。

Waitrosetで買って来たスパゲティとトマトソースで夕飯を作るが、味はどうもイマイチだった。そのあとBBC Oneでパノラマをジロタンと一緒に見る。

今回はここまでで送信します。God be with you.



3月30日(火):Blue Cross

今日は休みの火曜日。8時半過ぎにジロタンとヘルスクラブへ。プールの水は全く鏡のように静かだったので、誰も入っていないのかと思ったら、いつものおばあさん二人組みがプールの向こう側で話をしていて、水の中に居ることは居るのだけれど泳いでいないので波立っていなかったのだ。私は早速16往復とサウナといういつものメニュー。次回からは20往復に増やしてみようか、、と思う。

このままBlueCrossのアポにジロタンと一緒に行こうかと思っていたのだが、時間がたっぷりあるので、結局一旦家に帰りジロタンをおいて私一人でBlueCrossのインタビューに行くことにした。

Emmaという人のオフィスで、まず自分で向いていると思う動物をイヌ、ネコ、ウサギの中から選ぶように言われたので私はイヌを選んだ。それからいろいろボランティアの内容についての説明を聞いて、次にBlueCrossというチャリティ組織の歴史を簡単に説明してくれた。始めはロンドンのビクトリア駅のところで、十分に世話をされていない馬を対象に小規模のものとして始まったのだそうで、今でもこの場所にはオフィスがあるとのこと。いつか訪ねて見れたらいいな、と思った。第一次大戦の後、クルマが馬車に代わって使われるようになると同時に、馬が不要になって来たために捨てられたり面倒を見てもらえなくなる馬が増えたことで、BlueCrossの仕事がますます忙しくなったのだと説明してくれた。この説明はかなりのスピードの英語でポンポンとされた割には、かなり良く私には聞き取れたし内容も良く分かった気がしたのは、単なる思い込みではないような気がしたのだが、。

私の希望の曜日と時間を聞かれ、土曜日も日曜日も午前中の仕事というので、一応日曜日の午前中の方を選んだ。8時半から12時半までの4時間で一週おきのしごとになると説明される。ウチのワンちゃんたちのことも聞かれたので、Sam君が20歳と3ヶ月まで生きたことなどを説明して、いつも持っているうちのワンちゃん達の写真を見せてあげた。これからEmmaがやる作業として、まず私がApplicationに書き込んだReference(身元保証をする人)の二人であるEllieとSallyにメールで問い合わせをするので、二人のメールアドレスを家に帰ったらEmmaに送って欲しいと言われた。それが済むと今度はEmmaの同僚?上司?のナントカ言う人にバトンタッチされ、OKということになると、4月10日(土)の午前中に再度BlueCrossに呼ばれてInductの権利を持つその人が正式に私をBlueCrossのボランティアとして任命することになり、スケジュールが決まり仕事を始めることになるのだとのこと。一週おきということだから8月までの4ヶ月間で8回だけということになるが、5月以降は授業が少なくなるので、日曜日以外も出来ると思うと言うと、その時はEmmaに前もって言えば出来るようになるだろうとのことだった。また8月に日本に帰る日程が決まったらなるべく早めに知らせてもらうと、私の後を引き継ぐ人を決めることが出来るので有難いとのことだった。このあと、実際にRabbiery(ウサギを始めとする小動物の建物)とCattery(ネコの建物)とKennelを案内されて、終ったのはEmmaが予告したとおり丁度アポの時間から1時間経過した12時15分だった。

家についてすぐにEmmaにEllieとSallyのメールアドレスを送ったり、EllieにEmmaから問い合わせのメールが行くかもしれないというメールを送ったりしていたら、もうPigeonHouseに行く時間になってきたので、結局お昼は家でサンドイッチを作って食べることになる。

PigeonHouseの今日のレッスンは、キャンターの時に私は無意識でどうしても手綱を引っ張ってしまう為に、Helenに怒鳴られっぱなしだった。手綱を引っ張るのは馬にとっては「止まれ」の合図で、脚でお腹を蹴るのは「走れ」の合図。両方同時にやるのは馬にとっては、どっちの命令を聞いたら良いのか分からなくなるので、絶対にやっちゃダメなんだ!としつこく言われる。私としては頭ではそれは解っているのだが、自分の体のバランスが不安定になるためにどうしても手綱に頼ってしまい、引っ張ってしまうので、Maggieが「?????」という感じになるのだ。Maggieに申し訳ない気になり何度もMaggieに謝った。「次回も手綱を引っ張るようだったら、手綱は取り上げて乗ってもらうからね!」とHelenにきつく言われる。来週はイースターで子供たちのPonnyClubがあるとかで、いつものように火曜日の2時には無理なので、水曜日の朝10時という予約をして来る。私も休みなのと、その次の週はフィンランドに行っていて来れないので、金曜日の10時の予約もして貰って、帰って来た。

今日の天気は降ったり止んだり、お日様が出たりという実に不安定な天気だった。

Emmaからメールが来て、早速EllieとSallyにメールで照会を頼んだので、彼らから返事が来たら私に知らせてくれるとのこと。

火曜日なのでMarthaのVoiceTrainingの日のはずなのだが、忘れていたのか結局今日は来なかった。夕飯は昨日買ったピザを食べた。

夜、ネットで調べておいた日本食の通販ショップ(JapanCentreという名前のロンドンにあるお店)でお米を含む10品目を注文した。今週末には届くのではないかと思う。


3月31日(水):Witney Snake Zoo??

今日は一年目の学生がWitneyの駐車場に集合してSnakeZoo見学だとテッキリ思っていたら、それは全くの間違いで、2年目の学生とFoundationDegreeの学生だけが、WhipsnadeZooというBedfordshireの動物園に貸し切りバスで行くというものであった。EllieがWhipsnadeZooと言ったのを、WhitneySnakeZooと私が聞き間違えたのだ。

1時間半ほどバスで行ったあと、動物園で降りた。とにかく今日は物凄い寒さで、とても動物が外に居るような気温ではない。人間も寒くて動物をゆっくり見る気にならないような寒さと風だった。私はKatyとこないだお産が済んで戻って来たばかりのAmyと3人で回った。動物園内を周遊する無料のバスに乗って移動することにしたので、少しは寒さをしのぐことが出来たので助かった。ここに居る動物はオオカミ、ライオン、トラ、サイ、カバ、ラクダ、ゾウ、クマ、ワラビー、キリン、シマウマ、フラミンゴなど数え切れないほどで、Cotswold Wildlife Parkと同じで、すべての動物が広~い囲いの中で放し飼いにされていて、自由に走り回ったりするのを見ることが出来る。この動物園はかなり古そうだった。Katyが自分が子供の頃に始めてきた動物園がここだった、と言っていた。小学生の団体が先生に引率されてかなり沢山来ていたので、おそらくこのあたりに住んでいる小学生のお決まりの遠足コースなのだろう。バスに乗って来た小学生の一人が、フラミンゴの群れを見て「They look like statues!」と言っていたのを聞いて、まさにその通りなので「なるほど、そう言うんだ、、、」と妙に面白いと思った。こういうのが「生きた英語を体験する」ということなのだと実感した。

バスで一周したあと、もう一度回りキリンのところで降りて、キリン小屋を見学。そのあと、オオカミとクマを見てからまたバスで移動してゾウのところを見てトラのところのそばのカフェに入って昼ごはんを食べた。私はWitneyで買って行ったラップサンドとそこでチップスを買って食べた。KatyもAmyもチップスを買っていたので、やっぱり英国人は何かというとチップスなのだ。いわば何処に行っても当たり外れの少ない安心して食べられるメニューという感じなのかもしれないとも思った。

その後寒いのでもう一度バスで動物園を一周して、メインゲートで止まった時に時計を見ると2時半だったので、「ここで降りた方がいいんじゃない?もう2時半だから」と私が言うと、二人とも「ああ、言ってくれた」という顔をして急いでバスを降りて、すぐそばのお土産やに入って待つことにした。帰りの集合時間2時45分ピッタリにバスが出発して、Witneyに着いたのが予定通り4時半だった。

家に帰るとBlue CrossのEmmaからメールが来ていて、Referenceの一人(どうやらSallyの方だったようだ)から返事があったので、私を正式にボランティアとして認めることを決めたので、多分ブリッジットという人から連絡があると思うけれど、4月10日(土)の11時から2時間半ぐらいInductionをやるという連絡で、私の日程表まで送られて来た。4月の11日から始めても良いようだったが、その日はフィンランドに行く前の日で、ロンドンで一泊する予定があり無理なので、次回の4月25日が私のBlue Crossでのボランティアスタート日ということになる。

日高マムズの順子さんからもメールが来ていて、少し予定が決まって来てここに来る日を5月9日(日)に設定したけれど大丈夫か、ということだった。丁度その日はBlue Crossでのボランティアの日なので、午後からならば大丈夫だし夜も遅くまで明るいので十分時間があるから、と返事を出した。9日の夜の宿泊場所をどうするのか書いていなかったので、我々のところには4人も泊まるスペースはないのでBird in Handに泊まる積りがあるのかを尋ねてみることにした。

あっという間に6時半になり、もうEquineの夜のコースの時間になり私は再び学校へ。夏時間になったせいもあり、まだかなり外は明るい。今日は馬のExerciseとLunging(ランジングと発音する)についての講義で、後半は実際にEquipmentをつける練習をした。私はChristinaと二人でToshで練習した。次の講義は5月の21日なので、外はまだまだ明るいからとのことでまず実際にLungingの実習をするから、とSallyが予告をした。Sallyに6月以降に馬の世話などをヘルプするチャンスがあればやらせてもらいたいということと、馬の生徒が着ているジャケットを買いたいのだけれど、と聞いたら自分は決定権がないので両方ともPamに聞くようにと言われた。

今日は寒いし忙しいしで、目まぐるしい一日だった。明日から18日間、イースター休暇だ!計画もいろいろあるし楽しみ。何よりも今までの長い休み(ハーフタームなど)は私一人だったが、今度はジロタンも一緒なのが大きい。やっぱりジロタンがいる方が私もいろいろなところに行く気がするのだ。

ざっとの計画は和中さんの知り合いの臼杵さんと会うこと、その後和中宅を私のクルマでジロタンと一緒にお邪魔すること、日曜日はFraserさんたちとイースター礼拝へ、その後クルマで始めての長距離旅行でフックちゃん宅へ行き近くのホテルで一泊すること、PigeonHouseでの乗馬は来週は2回あること、Blue CrossのInductionもあり、そして最後にいよいよ憧れのフィンランド旅行へということになる。

今回はここまでにします。God be with you.


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