home backnumbers uk watch finland watch
どうでも英和辞書 むささびの鳴き声 美耶子の言い分 green alliance
Miyao's Oxfordshire Diary 023
総目次へ
8月17日 8月18日 8月19日 8月20日 8月21日
8月22日 8月23日 8月24日 8月25日 8月26日
8月27日 8月28日 8月29日 8月30日
2010.8.17-23

8月17日(火):Fraserさんの親切

今日は昨日と大違いで気温が非常に低くて寒い。朝から小ぬか雨が降っている。

Laurenからメールが来ていて、I still love to come. When is best for you?というメッセージなので、月曜日の遅めのお昼か火曜日の夕飯はどうか、と返事を出しておく。

朝アマゾンに栗原はるみの家庭料理のレシピ本を注文する。間に合えばLorraineへの誕生日プレゼントにしようと思う。お好み焼きの作り方は載っていないようだけれどいろんなタレの作り方が出ているので、何かの参考になるかもしれない。

10時半ごろFraserさんがCedar Cottageの私宛の郵便を届けに寄ってくれた。彼の親切は本当に感謝だ。明後日Marthaがウガンダに出発するので、明日お茶を一緒に飲むために自分の家に来ないか、と言ってくれたので和中さんから帰ってから夕方6時ごろに行く約束をした。Billieは今母子ともどもお腹の虫下しをVetから貰ってきて飲んでいるとのこと。シャワーの水漏れを見てもらい、自分の知ってる水道やさんに伝えておくから、と言ってくれた。

12時半ごろ臼杵さんに電話をして、BTの件について話をする。東京は38,9度だそうだ。そのあとジロタンがBTにメールで質問状を送る。返事が来てハッキリ分かったら臼杵さんにも転送しようと思い、その旨メールを送る。もち米で釜飯を焚き、お結びを作って競馬場に持って行くことにする。


3時ごろ一旦Witneyへ行き、お金を降ろしてからWorcesterの競馬見物に出かける。かなり遠いなぁ、、、という気がした。到着した時は結構お日様が出ていて暖かかったのだが、しばらくするとかなり寒くなって来た。今日のレースで気がついたのは、レースが始まるとレースコースの一回り内側を、数台のクルマが馬達の後を追いかけて走り始めるのだ。これは一体何をしているのだろう、と気になりジロタンが「ミヤタンお得意の質問で誰かに聞いてきたら?」と言うので(言われなくても絶対に聞きに行くつもりだったが)ゲートの所に立っているおじいさんに聞きに行った。そしたらあのクルマに乗っているのはドクターで、ジョッキーが落馬したり、馬が転倒したりしたときにすぐに手当てが出来るように、一緒について回っているのだとのこと。こんなの日本でもやっているのだろうか?!そしたらナント終りから3つ目のレースで、障害をジャンプした直後に実際に馬が転倒しジョッキーが落馬した。ジョッキーはまもなく立ち上がって支えられながら歩き始めたのだが、馬は自分で起き上がろうとさかんにもがいていたけれど、結局自分では立ち上がれなかったようで、そのうち大きなホローテントみたいなものが被せられて、その中で手当てをしているようでなかなか終らないので、気になった。寒いのと、暗くなってからの運転はなるべく避けたい(野生動物が道路に飛び出して来る可能性が高くなるので、運転に気を遣うので疲れるのだ)ので、最終レースの一つ前で8時ごろに帰路に着く。途中Road Closedというところがあり、適当に迂回をしてCharlburyに着いたのは9時20分ごろだった。さすがに肩が凝って首を回すとガリガリと音がする。

夜英国のインターネットで検索したお好み焼きの作り方のURL(いろいろ違うレシピがある中でこれが一番私のやり方に近いので)をLorraineにメールで送る。


8月18日(水):Warwick Castle

臼杵さんから返信メールが来ていて水漏れの状況の質問が書いてあったので、朝返事を出す。

6時半ごろジロタンはまだ寝ているので一人でヘルスクラブへ行き、泳いでジャクジィ、サウナに入って帰って来る。早朝のプールは実に気持ちがいい。

Joyからジロタンにメールが来て、木または金のどちらかの夕飯をRamsdenのRoyal Oakに招待したいとのことなので、木曜日にしたい旨ジロタンが返事を出す。


10時に家を出て和中宅に向かう。10時40分に到着。それからすぐに和中さんのクルマでレミントンスパ方面に行き、Warwick CastleとCanalを見物してから中華レストランへ行く。割とあっさりした中華で美味しかった。4人で50ポンドちょっとだった。帰りにSainsburyに寄って和中さんお勧めの紅茶のパック(Tetley)を買う。それから和中邸で少しお喋りをして4時40分頃に帰路に着く。家に着いたのが5時20分だった。BTからジロタンのenquiryに対する返事が来ていたので、臼杵さんにそれを転送する。6時5分前に今度はFraserさんの所にお茶に招待されているので出かける。

Billieは明らかに身体つきが違って来ていて、多分間違いなく子供を産むだろうと思う。予定日は9月の2日か5日だろうとFraserさんが言っていた。Fraserさんが作ったチョコレートケーキともう一つのケーキを食べて、ウガンダのコーヒーを入れてくれた。美味しかった。帰りにそれをパッケージに入れてくれたので、家に持って帰って来た。Fraserさんの畑で採れたsquashときゅうりもくれたので持って帰る。Fraserさんは昨日友達の家によばれた時にきゅうりの酢の物を作ってみたけど、私と同じようには作れなかった、、、と言っていた。


8月19日(木):7歳の時から馬に乗る

今日も朝はかなり寒い。和中さんからお礼のメールが来ていたので返事を出す。

9時ちょっと前にPigeon HouseのHackingをするために出かける。今日は先週と違いHollyではなくいつものPaddyで乗るように言われる。Hollyは動きが鈍くて大変過ぎるからとHelenが言った。馬に乗って歩きながら、Helenにいつから乗馬を始めたのかと聞くと、7歳の時からで今31才だから24年間乗っていることになるとのこと。それじゃクルマの運転よりも長いこと乗っているわけだね、、、と言うとExactly!とHelenが答える。Shoちゃんよりも一つ若いとは思わなかった、、、もっと年上に見える。

今日はなんとEynsham Hallの前庭までHackingをした。PaddyはHollyよりも明らかに動きが機敏なのでWalkもTrotもラクだった。Helenの後ろからついて行くと彼女の脚の使い方などが良く分かり、特に鐙の踏み方が前田さんがよく言っていた「ゴムを踏むような感じ」というのが、どういうことなのか、どうすれば良いのか、ということがよく見えて非常に参考になり、長い距離をTrotするので練習にもなり、収穫だった。「今日は鐙の上に立つということがどういうことなのか良く分かった。いままでは鐙で立たないで膝で立っていたような気がする」とHelenに言うと、That is naughtly, Miya! Never do that!!と言っていた。帰国まであと2回HelenとのHackingがあるので、少しでも今までの復習が出来るとよいと思う。

2時からFleurのレッスン。レッスンの最中に電話が来てジロタンが出ると、水道やさんからだった。見積もり書を臼杵さんに転送する。工事は来週の水曜日だとのこと。

ロンドンのクロネコの中村さんから私の申込書が届いたと電話があり、31日に間違いなく集荷に来てくれるとのこと。ただし支払いは着払いが効かないとのことで、クレジットカードで支払うことにする。午後の2時ごろを目標に来るとのこと。

Laurenから月曜日のお昼でOKとのメールが来たので、13時ごろということでメールを出す。Fleurからここの帰りにFraserさんの所に寄ってBillieのことを話そうと思ったら、誰もいないようだったとメールが来る。

5時ごろジロタンとヘルスクラブに行きプール、ジャクジィ、サウナに入る。サウナから出てプールのそばを通ったらプールで泳いでいるLorraineに会った。

JoyとNickとのディナーの約束で、RamsdenのRoyal Oakに行く。彼らは既に来ていて中で待っていた。お喋りをしながら食事。9時半頃に帰宅。アマゾンに注文していたJenny推薦の本が3冊届いていた。


8月20日(金):Pam Jones

今日も朝から寒い。日の出も大分遅くなった。

お昼少し前にWitneyへ行く途中、Fraserさんの所に寄って、器を返しこないだ貰ったきゅうりで酢の物を作ったのでそれを持って、ネットで調べたきゅうりの酢の物のレシピをプリントアウトして、少し説明を付け足したものを持参する。早速作ってみると言っていた。Marthaは無事にウガンダに着いたとのこと。Fleurのことも伝えておいた。

JulianのパブでPamと昼食をすることになっているので、少し早めに着いて店番をしている女性(オバサン)にJulianはいないのか?と聞くと、holiday中で来週末まで帰って来ないとのこと。我々が泊まる直前に帰って来るということになるようだ。ジロタンが「ひょっとしてパブを辞めることにしたのではないか、気になる」と言う。今日Julianのところで食べたタイ料理は非常に美味しかった。タイ人のシェフらしい人が出て来て我々のテーブルに料理を持って来た。後でちょっと話をしたら、彼は我々を日本人ではなく中国人だと思ったとのこと。

Pamは非常にアタマの回転が早い感じがして、とても74歳とは思えない。どこかJudy Bergrenに似ているような気もする。是非帰国したら自分達がやっているようなことを、ジロタンに日本で始めて欲しい、と言っていた。

7時すぎにヘルスクラブへ。プール、ジャクジィ、サウナ、ゴルフをやる。


8月21日(土):Devonへ

朝7時20分にHookちゃんの別荘に向かうべくナビにポストコードを入れて出発。M5の上を走っている時間が2時間半ぐらいだったように思うが、とにかく無事10時40分ごろにDevonに到着。つまり3時間20分かかったということになる。


雨の中、ちょっとだけ散歩をしてから、軽いお昼(キーシュとハムとサラダ)を食べてから歩いて海岸沿いの道を歩く。電車が海のすぐそばを走るような線路があり、そのすぐそばを人が歩けるように堤防の道が出来ている。かなり頻繁に電車が行き来していた。Back Seaと言われている向こう側の海岸からボートみたいなのに乗り、こちら側の岸まで来る。それからパブで夕飯を食べ、歩いて家まで帰って来る。かなりの距離を歩いた。それからリビングでお喋りをして11時過ぎに寝る。


8月22日(日):Jellied Eel

朝8時に朝食をとり、HookちゃんのクルマでDevonのBrixhamという観光地に行き、お土産やさんを覗いて歩く。雨がかなり降って来る。


お昼は道沿いに出ているSea Food屋台の一つで食べる。ジロタンはJellied Eelというものを食べる。それから帰りにPaulineが思い出してくれたお店に寄って、Tea cozyとかテーブルクロスを買う。

家に着いてからスコーンとお茶を出してくれたので、ちょっと休憩をしてから2時47分にCharlburyのポストコードをナビに入れて出発。Motor Wayに乗る前に途中でガソリンを入れたかったのだが、ガソリンスタンドがないままM5に入ってしまった。まあ多分M5を出るぐらいまでのガソリンはあるだろうと思ったので、途中のサービスエリアでも入れずにそのまま走り続ける。M5を出た所あたりで、ガソリンの針が殆どゼロのところであることが分かり、ずーっとスタンドを捜し続けたが全く無い。もうそろそろ本当にゼロになるか、、、というところでSell石油のスタンドが左手に見えたので、ホッとする。ガソリンを入れてからおよそ30分ほどでCharlburyに到着(5時47分)。かかった時間は丁度3時間だった。これでクルマでの遠出は最終ということになり、一応何となくホッとする。

アマゾンから注文していた料理の本が届いていた。

臼杵さんからメールが来ていて、シャワーの交換の料金が高いのでちょっとビックリしたとのことだが、パッキンを替えるのにも80ポンドだったのを考えるとそのくらいはショウガナイ金額かもしれないと思うとのことで、我々がいる間に工事を頼むことになる。

Yuクンからもなんだか言いがかりのような我々に対する不満のような内容のメールが来ていた。我々が彼らのお産について何の興味も示さないように思えて、納得できないというか面白くないというか、そういう内容だった。どうしてもっと淡々としていられないのだろうか、、、、と思う私の方がおそらく変わり者なんだろうとは思うけれど、もう少し自己客体化が出来てもいいのではないだろうかという気がする。私は自分が子供を産んだ時は親に喜んでもらいたいという意識は余り無かったし、ハッキリ言って子供が生まれること自体、あくまでも私とジロタンにとっての出来事であって、親達には直接関係がないことだという理解の仕方をしていたように思う。


8月23日(月):Laurenとランチ

9時15分ごろにOverdaleの乗馬レッスンの為に家を出る。今日はKarinが居ないのでDorothyが教えてくれる。彼女も非常に理論的で、親切な教え方をするのでありがたい。

サドルの上の正しい位置に坐骨を乗せるコツを教えてくれた。今までの私の座り方だとちょっと後ろ過ぎたようだ。今日教わった位置だと、自分の坐骨の動きが鞍の皮を通してハッキリと意識できることが大きな違いだ。Knee cupは馬のShoulder Boneを的になるようにし、太ももは一旦手で持ち上げて上から鞍に被せるように沿わせると、この膝の位置がしっかりと決まるのだと教えてくれる。それからDiagonal pairの易しい見極め方は、馬の外側の肩が前に出た時に乗り手は立ち上がり、外側の肩が地面に着いた時に乗り手も馬の背中に座る、というのを目印にするとわかりやすいとのこと。確かに分かり易いと思った。これは馬の動きを楽にしてあげるための乗り手の工夫の一つであるとのこと。それから今日はFour Circular Serpentineというドレッサージュの一つを教えてもらう。馬を決まったコースを行くように操縦する第一歩だ。前に一回どろthyに教わったことがあるのだが、彼女が言うには、その時の私の乗り方より今回の方が随分上達し、姿勢がよりfirmになって来たのが良く分かるとのこと。途中でMaryが例によって自分の馬を連れて馬場に入って来た。私の方を見たので会釈をして挨拶をすると、ニッコリと微笑み返してくれた。どうやら私のことは覚えてくれたようだ。

Dorothyが私に「日本に帰る予定と聞いたけれど、permanentlyに日本に帰るということなの?」と聞いたので「多分また来るとは思うけれど、今回のように長い間居るというのではないと思う」と答えておいた。Mervの鞍とトウラクを外して、Groomingをしてから帰って来る。来週でこのOverdaleともお別れだ。

帰って来てから早速Laurenのランチの準備を始める。13時10分前ぐらいに電話がかかってきてあと10分ぐらいで着くと思うとのこと。私が生協まで行って待っていた。グレーのRover Miniの屋根が開くタイプのクルマに乗って来た。彼女はなかなか趣味が良いと思う。

スターターに冷奴ときゅうりの酢の物と焼き鳥、メインはお好み焼き2種類(ベーコンのとイカのと)。Laurenはprawnとかshell fishは苦手だが、イカは好きだとのことなのでSea Foodからイカだけ取り出して作った。ワインはグラス一杯のんでも酔っ払ってしまうので、クルマを運転する今日は飲み物は水でよいというので、水を出す。

一応出したものは美味しいと言って食べてくれた。彼女の飼ってるワンちゃんを連れて来ればよかった、、、うっかりしていた、と言って携帯に入れてある写真を見せてくれる。弟さんと一緒の写真も見せてくれたのだが、彼はOSAKAと胸にプリントされたTシャツを着ていたのできくと、Super Dryというブランドで格好英国の若者の間で流行っているのだと教えてくれる。Witneyにはセミプロのサッカーチームもあり、ヘススクラブの近くにそのサッカー場もあると教えてくれる。カーステッカーはWitneyのMotor Centreとかいうお店で売っているかもしれないという情報もくれた。美容師の仕事を始めて5年になるとのこと。お母さんも美容師だったのでそれを子供のころから見てみて育ったので自然に美容師になったような気がすると言っていた。75%はレギュラーのお客さんでいつも彼女を指定するお客さんだとのこと。

お土産に風呂敷をあげる。bright colourが好きなので丁度好きな色だと言ってくれた。16時ごとまでリビングでお喋りをして、それからI must head offと言って帰って行った。これで私のprivateのタスクは全部やり終えたことになりホッとする。

雨が降ったり止んだり嵐みたいになったりと不安定な天気が続き、4時半頃からやっと少し安定して来て、青空が出て来るがまだ雨雲のようなグレーの雲が空にある。

7時半ごろヘルスクラブへ行く。途中、Witney United FCというサッカー場に寄って見る。こんなにヘルスクラブから近いところにセミプロのサッカー場があるとは知らなかった。30日3時から試合があり、その次の試合は我々が帰国した後になるため、これが我々には最後のチャンスなので、Fleurに言ってレッスンの時間を変更してもらおうと思う。この時刻にはもう天気がかなり安定して来て、青空で夕日が綺麗だった。久しぶりにビストロで夕飯を食べることにする。メニューが代わっていて以前ジロタンが注文していたトマト味のパスタは無くなっていた。9時過ぎにヘルスクラブを出たころにはまん丸の月が煌々と出ていた。

back to top

2010.8.24-30

8月24日(火):Oh, you remember my birthday!

朝Charlburyの郵便局にLorraineにあげる本を包む紙とバースデイカードを買いに行く。ついでに見つけた野生動物のスケッチのカードも買って来る。

9時ごろにまずクロネコに電話をして、昨日届いた書き込まなければならない書類について質問をする。そのあとHISにも電話をして(今日は珍しく日本人が電話に出た)ルフトハンザの機内持ち込み手荷物の個数を確認する。来た時のBAと同じでよいようだ。

9時半ごろLorraineへのプレゼントを持ってキャンパスへ行く。キャンパスでは障害者が沢山居てHorticultureのactivities(授業?)をやっているようで、夏休みのわりには人が居て賑やかな感じだった。Lorraineも忙しそうだった。Happy Birthday!と言ってLorraineにプレゼントを渡すとOh, you remember my birthday!と嬉しそうだった。そしてLorraine手作りのコーニッシュパスティを私にくれた。昨日作ってまだ食べてみていないので、上手く出来ているかどうか自信がないけど、上手く出来上がるように念じて作ったことだけは確かだから、、、と言っていた。それから大分前に撮ってくれた写真をCD Romに入れたものも渡してくれた。「なんだかもう一つ頼まれているような気がするのだけれど、思い出せないのよ、、、」と言うので「多分Japanese maple treeのことじゃないかな?」と言うと、「そうだ、そうだ、ちょっと待ってて」と言って職員室に行き、Horticultureのtutorの一人のNickを連れて来た。話をすると勿論喜んでキャンパスに植えさせてもらうと言い、キャンパスのランドデザインはAlanが担当で今holidayなので、メールを出しておくので、場所などを決めてもらえると思うとのこと。モミジは多分少し酸性の土を好むので、しばらくそれに適した土を植木鉢に入れて植えた方が良いと思うとも言っていた。そして彼はなんと仏教徒だとのことで、いつか絶対に日本に行きたいと思っているとのこと。Lorraineに言うと「あら、知らなかったわ」と言って驚いていた。彼は弓もやっていてクロイドンの寺院までmeditationに行っているのだとのこと。それで私は名刺を渡して、来るチャンスがあったら是非連絡してほしい、と言っておく。植樹式をやってプラークを立てようとNickが言ってくれた。

帰りにFraserさんの家に寄り、Billieの様子を見に来たのだけれど、、、と言うと、あがれと言うので少し中に入ってお喋りをしてきた。Marthaが居ないと話し相手が居ないので、気のせいか私を相手に良く喋った。Billieは相変わらず元気で私に飛びつこうとする。

帰って来てからMoreton in MarchのFalconryへまた行って見ようか、ということになり、早速出かける。受付のところでレジをやっていた男性はイチバン始めにデモンストレーションをやった人で、腕に漢字の刺青をしているので「これは何か」と聞くと、自分の名前はスタンレーというのでこの字をおしえてもらったので、彫ってもらったのだとのこと。肩の方には娘の名前も彫ってあるのだそうだ。それからジロタンが彼に、この仕事は何年やっているのか?と聞いたら、Eleven years but still learning!!と言ったので、私がOh, I like that word, "Still Learning"と言うと、嬉しそうに笑っていた。

このデモンストレーションはいつ見ても全く退屈しないから不思議だ。動物園などに行くのとは全然違い、なんだかBirds of preyの面々にentertainしてもらっているような気になり、心が元気になる。

Falconryのショップでジロタンは鳥達の絵が描いてあるカードを買い、私は雑誌を何冊か買う。そのあとGarden Centreに寄り、キャンパスに植えてもらうJapanese mapleを33ポンド99で買う。

帰りにBurfordのBay Tree Hotelのアフタヌーンティーをするために立ち寄り、そのあと目抜き通りのお土産やさんで、コースターやティータオル、ティーコージーなどを見つけたので買って帰る。

夕飯はLorraine手作りのCornish Pastyを食べる。それぞれにイニシャルのMとJが付いているもので、このあたりのアイディアは私と非常に共通しているように思う。味もとても美味しかった。


8月25日(水):英国、ちょうど一年

丁度一年前の今日から私の英国生活が始まったのだ。考えてみると随分いろいろなことを、しかも初めてのことをいろいろやり、いろいろな人と巡り逢ったものだ、、、と今更ながら感心してしまう。

朝起きた時は青空だったのに、すぐに曇り空になる。朝の内に少しだけ荷造りの仕上げをやる。それから8時ごろにヘルスクラブへジロタンと行く。今日はジャクジィに蓋がしてあったので、ちょっと手を入れてみていたら、泳いでいた女の人が"Chemical is too high today, so you can't use it"と私に言ったので、入らずにサウナへ行く。

Fleurにメールを出し、サッカーの試合を見る最後のチャンスなので、30日のレッスンの時間の変更が可能かという打診をすると、すぐに返事が来て31日の10時ではどうか、と言って来たのでOKの返事を出す。会社の方のレッスンを木曜日に替えてもらうからとのこと。Fleurの勘違いで、9月にも一回私がレッスンをして欲しいと思ったらしく、4日の11時にJulianのパブでやるということでどうか、と言って来た。でもすぐあとでもう一度私のメールを読み直したらしく、「てっきり出発は9月5日だと思っていたのだけれど、4日に出発と書いてあることに気が付き、出発の当日にレッスンはいくらなんでもするつもりじゃないわよね、、、」というメールが来た。それで、出発はFleurの記憶どおり5日なのだけれど、道路事情を考えて、前日の4日にWitneyを出てBirminghamへ行きそこで一泊して、出発に備えるつもりだと返事を出す。いずれにしても、Fleurはなんとか時間をみつけてみるからまかせて、、、と言うメールをよこした。

水道やさんが工事をお昼頃にすることになっていたのだが、ベルがなりジロタンが下に降りてみると、注文したシャワーがまだ届かないので、今日は工事が出来ないとのこと。シャワーが来たら連絡をくれるということで、今日の工事は中止ということになる。我々がここに住んでいる間に工事が出来るかどうか、微妙になって来た。

予定が無くなったのでお昼頃にWitneyへ行き、HSBCで住所変更手続きをしたあと、Motor StoreでDog on boardと書かれたカーステッカーを買う。Huffkinsでお菓子を買い、それからちょっと通りがかりにWaterstoneに寄り、GCSEとKS3と11+という英国人の子供のための英語のレベルテスト教材をみつけたので、それぞれ1冊ずつ購入する。1時40分すぎになったので、買い物は次回にまわすことにして、Burford近くのWindmill Carveryにお昼を食べに行くことにする。


老人達が沢山居てまるでU3Aのランチミーティングのように見えた。時間がギリギリだったけれど、食べられるとのことなので、席に座りワインを注文してからCarveryで料理を盛ってもらって、席に戻って食べる。ビーフも柔らかくて、味もかなかな美味しい。私はデザートにレモンメレンゲを食べ、ジロタンは私の為にチョコレートチーズケーキを選んで席に持って来る。このケーキがリッチ過ぎて、どうにも全部たべられないのでホイルに包んでもらい持ち帰る。ここも美味しいレストランの一つに入る所だと思う。

随分雨が激しく降り始める。少し蒸し暑い感じもする。


8月26日(木):Pigeon HouseのHacking

今日も朝から雨で、気温も低い。9時ごろ家を出てPigeon HouseのHackingに行く。今日もPaddyに乗って一時間森の中をHelenと乗馬をする。途中で2回ほどキャンターをするように言われ、随分スムーズにPaddyでキャンターをすることが出来た。帰る時、来週で最後だとHelenに言うと、Oh, it's a shame...と言っていた。

お昼頃にモミジを持って行きたいと思い、Lorraineに電話をすると、Ellieが電話に出て、モミジのことは聞いているらしく、Nickと話をしたら?と言うので電話を代わって貰い話をする。今日でも大丈夫だとのことなので、すぐにモミジを車に積んでキャンパスに向かう。職員室の窓からNickが見ていたので合図をしたら出て来て、「これはポリトンネル(温室)で預かっておいた方がよいと思う」と言って、一緒に持って行く。前もってジロタンが書いたFinstock Newsの記事をコピーして行ったので、興味があれば読んでみてください、と言って渡す。それからNickのメールアドレスも教えてもらう。9月の1日~3日の間に、植樹式をやれると思うので連絡するとのこと。多分Animal Care Unitの建物の近くに植えられると思うとのこと。

帰りにGrden Centre Cafeに寄ってお昼を食べる。Jacket Potato with vegitarian curryを食べる。

2時からFleurのレッスン。今日はどういうわけかテキストはやらずにずっとお喋りで2時間が過ぎてしまう。次回は31日(火)の10時からと、9月の2日(木)の2時からの2回のレッスンをすることに決める。日本人が国際会議の場で意見を発表しないのは語学力の問題だけではなく、日本語だとしても意見を言わない傾向があり、それは教育のせいだと思うと私が言うと、それは面白いと言って興味深そうに聞いていた。4時半頃にFleurは帰って行った。

7時ごろヘルスクラブへ行く。ジャクジィにはなんと8人ぐらい入っていて、プールにも4人は泳いでいたので、私はすぐに2階のスチームサウナへ行く。そのあとドライサウナへ行き、帰りにプールのそばを通ったらイチバン右のレーンが空いていたので、そこで5往復したあと、ジャクジィに入りあがった。受付で9月で退会(Withdrawal from membership)しなければならないのだけれど、どうすればよいのかと聞くと、その旨の手紙を書いてここに提出すればよいとのこと。どんなファーマットでもOKだとのこと。


帰って来てからLorraine手作りのもう一つのCornish Pasty(Mの方)をジロタンとシェアして食べる。

今日も殆ど一日中雨が降っていた。


8月27日(金):ヘルスクラブへ退会届

朝はかなり雲っていたが少しずつ晴れて来る。荷物の箱に番号を付けて、クロネコの用紙に箱の中身を記入して、No12までは完璧に終了させた。あと半分ほど残っている。Bagleyさんにメールを出し、9月1日の件について、時間をいつにするかを連絡して欲しいと伝える。HISに電話をしてBirmingham空港には何時間前に行けばよいか、飛行機の座席60のHとJはどちらかが通路に面しているのか、ルフトハンザにはプレミアムエコノミーというのがあるのか、などを聞く。

10時ごろヘルスクラブへ行く。昨日ジロタンに書いてもらった退会届を出してから、プール、ジャクジィ、サウナに今日は人が居なかったのでゆっくり入ることが出来た。青空が見えるプールで泳ぐのはやっぱり気持ちが良いものだ。特にここのプールの雰囲気は素晴らしい。受付にいる青年が私を見て「退会届、確かに見たので了解しました」と言った。それからゴルフをして、Witneyへ出て、Sainsbury近くのWitney lakeに初めて行き、湖の周りを一周する。半分ぐらい行った所でなんと!ドーベルマンの子犬を連れた二人組みに遭遇。4ヶ月の子犬のドーベルマンだった。私が「ドーベルマンは飼うのが難しいか?」と聞くと、食いしん坊で、食べ物さえ与えておけば大人しいのだと言っていた。それから町でガムテープと紐を買い、Huffkinsでお昼を食べる。デザートのBanana Split Sundaeというのがやたら大きかったのには驚く。余りにもすごいので写真を撮る。レジのところで「今度お店が日本に行くことになってるよね」とジロタンがウエイトレスの女の子に聞くと、「彼女が行くのよ」とウエイトレスもやっているパティシエの女性を紹介してくれた。

店を出てから、Merlinsに寄り、それからCorn Streetのペットショップに行くと、なんと!またドーベルマンが店の中にいるではないか!!このドーベルマンは誰のですか?と私が聞くと、男の子が店の女将らしき人を指差して教えてくれた。女将に聞くと、このドーベルマンは今12歳で、レスキュードッグで1歳の時から飼っているのだそうだ。この人が言うのには、ドーベルマンは人間と一緒に居るのが好きで、愛情をたっぷり示してあげることが大事だとのこと。いつも店に連れて来て、誰かと一緒に居るという状況を続けてきたので、非常に大人しくて飼いやすい犬種だと思うと言っていた。ドーベルマンのブリーダーは英国にも余り多くないんですね、、、と私が言うと、Doberman Rescueとインターネットに入れると、見つかると思うと言ってくれた。このペットショップで買おうと思って行った肝心のTreat入れが無かったので、何も買わずに店を出てSainsburyへ行くと、駐車場でまたまたMatに会う。彼とはよく会うなぁ、、、と思った。お土産用の紅茶やクッキーを買い、Finstock経由で帰ることにした。Fraserさんの所に寄ってみる。Billieは相変わらずのようで、それほどお腹が目立っている感じではなかった。Fraserさんは今朝?アマゾンから本が届いた、と言っていた。I hope you can find something good in itと言うと、ちょっと拾い読みをしたら、面白いことが書いてあるところを幾つか見つけた、と言ってお礼を言われた。

郵便受けにメモが入っていて、どうやら留守中に水道やさんがシャワーを直しに来たらしい。誰もいないので帰ることにするが電話をしてくれ、というメモだった。Bagleyさんから返事が来ていて、1日は我々の時間の都合の良いときに電話をするように、とのこと。私はまた荷造りをして、No 15まで終了した。

今日は憧れのドーベルマンに2回も会え、ペットショップのドーベルマンは随分長い時間頭を撫でることも出来て、最高だった。

今日はこのところにしては珍しく一日中青空で晴れの天気だった。


8月28日(土):Circular Walk

朝起きてメールをチェックすると、Yuクンから返信メールが来ていた。私の日記が誰にでも見ることの出来るシステムにしてあると思っていたようなので、そうではないことを手短にメールで説明して出す。水道やさんからのメールも来ていて、バンクホリディの3連休中はダメだけれど、火曜日(31日)には工事に行けるからという内容だった。我々がここに居る最後の日だけれど、一応ここに居る間にシャワーの交換が出来て、工事の様子を見たり新しいシャワーの使い方を聞いておければ、日本に帰ってから臼杵さんに報告してあげられるので、有難いと思う。

今日も昨日に続き青空で朝は雲ひとつ無い好天で一日が始まった。サッカー見物の日も天気が良いといいのだけれど、、、。

ジロタンの散髪をする。

FKからFeedbackのお願いのメールが来て、たったの1分で終るので是非、、、という文面だったので、早速送ってあげる。特に良いと思ったスタッフの名前を挙げられるか、という項目があったのでColletとJeanieとBenの名前を挙げておいた。

11時過ぎにCircular Walk(Witneyのインフォーメーションセンターで10Pで売っていた地図)のCrawley~Minster Lovellのコースを歩いてみようということで、ハンバーガーを作って出かけた。まずMinster LovellのOld Swanというパブからスタートすることにして、ナビにポストコードを入れて出発。大体予想していた場所(大分前に私がBlue Crossからの帰りに通った静かで綺麗な村)にパブがあった。そのちょっと前にwalker用の駐車スペースがあり、運良くスペースが一つ空いていたので、そこにクルマを止めて歩き始める。

Minster Lovellという村そのものが典型的なCotswoldの自然と建物がひっそりと並んでいる所で、途中のFootpathには牛やヒツジが放牧されている。どこが地図に出ているFootpathなのか、イマイチはっきりしないところが実に英国的で、適当に検討を付けて歩いて行くという感じだ。Crawleyに出るちょっと手前で、向こうから来る男の人の姿とシャツを見て、とっさにすぐ穴井さんのご主人のIanだと言うことがわかり、"Oh, Ian"と言うと向こうも分かったようで、後ろから来た穴井さんと娘さん夫婦と思われる人たち3人が来て、ちょっと話をする。ナント偶然だろう、、、と思う。帰る前には一度挨拶に行こうか、と思っていたので、丁度よかった。何でも先月1ヶ月ほど日本に帰っていたのだそうで、暑くてどうしようもなかった、、、とご主人のIanが流暢な日本語で「メチャメチャ暑かったですよ、、、」と言っていた。

Crawleyに出ると、いつもヘルスクラブの行き帰りに通っている御馴染みのところに出る。Lambというパブのすぐ手前だった。そこから今度はMinster Lovellへ引き返すルートを通って元の場所へ戻ることになる。途中かなりの水量の川が流れていて、泳いでいた女の人がいた。ワンちゃんにも何匹か会った。Minster Lovellのruinを通り抜けて、教会の所に出る。歩いた時間は2時間半ぐらいかなと思うのだが、地図には5.6キロのコースと書いてある。

それから村にある素晴らしいB&BのMill & Old Swanというパブでお菓子とお茶を注文して、外のテーブルで休憩してから家に戻って来た。お菓子はお洒落な感じだったので写真に撮る。今日のwalkingは天気も良かったし、非常に気持のよいもので、期待以上の収穫だったと思う。

臼杵さんからメールが来ていて、水道やさんにメールで請求書を日本の臼杵さん宛に送ってもらうようにするとのこと。夜ご飯はお餅をチンして白味噌を溶いた味噌スープに入れて、味噌雑煮もどきを作って食べてもらう。

明日はBlue Crossでの最後のボランティアだ。


8月29日(日):Blue CrossのBrigit

7時45分ごろに家を出る。Blue Crossに行くときにガソリンを入れて行こうと思い早めに出たのだが、あのガソリンスタンドはまだ開いていなかった。しょうがないのでそのままBlue Crossへ。8時15分頃に到着。

今日はまずRafaというワンちゃんのwalkingから始めることになる。彼は他のワンちゃんをみると吠えるので、最初にしかも余り他のワンちゃんが来ない所に連れて行って歩かせるようにと言われる。なんという種類か良く分からないがBlue Crossのホームページを見るとLurcher Crossと書いてある。インターネットで調べてみるとLurcherというのはCross Breedという意味の英語のようだ。Greyhoundと何かのMixのような見かけで、とても気立ての良いワンちゃんだった。

それが済んでからいつもの慣れたケンネルの掃除をする。中に一人どうしても外に出たがらないワンちゃんがいて、Brigitが随分粘って説得していたが、それでも丸ベッドから出ようとしない。でもヤット出る気になったようで、散歩に出かけた。彼は昨日はベッドにうずくまって丸くなって顔も上げようとしなったそうだが、今日はベッドの中で座ってご飯はまだかなぁ、、と言うような顔をするようにまでになり、散歩から帰って来てからの彼の様子を見たら、なんと小屋のドアの所にまで出て来て堂々と座っていた!すごいと思った。彼なりに納得をし、自信をつけたのだと思うが、たったの30分足らずでこんなにワンちゃんの気持が変わるものなのだ、、、と感心してしまう。

お茶の時間になり、Brigitからカードを貰う。今日が私の最終ボランティアということで、用意して来てくれたようだ。それからBrigitと私、Lianと私の写真を撮ってもらう。

そのあとはPepperという黒いラブラドールのワンちゃんとRubyというIrish Setterを散歩させる。Rubyと一緒にいつも散歩させる同じIrish Setterのワンちゃんがいるのだが、そのワンちゃんを散歩させたのが、男の人でこの人はFinstockに住んでいるらしく、私がFinstockに住んでいたことを知っていた。きっと何処かで私を見たのだろう。その上子の人は9月からCommon Leys CampusのNational Diploma Courseをとる予定で、Ellieのことも知っていた。この人の名前はKieran?(キーランと発音?)という。二匹のIrish SetterをPaddockに放して遊ばせた。こういう場所でワンちゃんを離して遊ばせたのは今回が初めてだった。BrigitがClicker Trainingを実際に見たかったら水曜日か金曜日のランチタイムに来てくれれば、やって見せてあげられるから、連絡して、と言ってくれる。

そのあとBrigitに、もし時間が許すようなら、もう一回Rafaを散歩させてあげてと言われたので、もう一度彼を散歩させ、写真も撮った。

帰って来てからHuffkinsでケーキを買ってから、Julianのところにジロタンと行って見ることにした。ジロタンの疑念は見事に外れて、JuianもNatashaもちゃんと店にいた。トルコに2週間半ホリディで行って来たのだそうだ。それとNatashaの家族は音楽一家でNatasha自身もクラシックピアノを習っていて、Nocternぐらいは弾けるのだとのこと。ビールとサイダーを飲みながら少し話をしてから、明後日から泊まりに来るから、と言って店を出る。

Fleece Hotelに行く途中、Nextが開いていたのでちょっと覗いたら、Shoちゃんに似合いそうなバッグを売っていたので、思わず買ってしまう。それからFleeceへ行き、パエリアを注文してChurch Greenのベンチで食べる。一つ5ポンドは高かった。

それからhole in the wallでお金を降ろしてから、Charlburyに戻る。

ジロタンがアマゾンUKにNatashaにあげるCDを注文する。一つは我々が彼らの所に滞在している間に届くようだ。

生協に夕飯のおかずを買いに行く。7時半頃だったが、空が非常に綺麗だった。生協のすぐそばの若者が集う酒場?からは賑やかな声が聞こえて来る。買った食べ物を食べたあと、夕空が素晴らしかったのでジロタンと夜の散歩に出かける。Wcychwook Paddockの方へ歩いてみる。行き止まりのせいか静かで、しかもしっかりした家が並んでいる。夜の空気はとても8月下旬とは思えないくらいひんやりとして晩秋のようで、人恋しさを感じるくらいだ。


8月30日(月):Karinと最後のレッスン


今日はBank Hokiday。朝9時15分頃にOverdaleのレッスンの為に家を出る。今日がKarinの最後のレッスンである。サンキューカードとHuffkinsのファッジケーキと風呂敷を袋に入れて持って行く。到着するとまず、Maryが厩に来て、私に「日本に帰るそうだけどいつ?」と聞くので、この日曜日です、とか答える。それで私が「本によるとあなたも大学で物理を専攻したそうですが、実は私も専攻は物理だったんです」というとOh, here is another crazy oerson!と可笑しそうに、でも嬉しそうに言って、自分は量子力学に興味があって勉強したんだけれど、あの計算が苦手で結構キツイ学生時代だったけど、楽しんだのも事実で、もうずうーっと昔のことだわ、、、」と言っていた。そこにKarinが来て「今日が最後のレッスンよね、、、It's totally your choice, but which would you like to have, ordinary lesson in the arena or the hacking in the nature?」と言うので、Hackingを選ぶことにする。私はいつものようにMervに乗り、KarinはChino(こないだ私がGroomingをしてあげたPony)に乗って、早速出かける。

Karinが「Hackingの良さはね、今までやったいろんな技術を一つ一つ全部自分でチェックできることなのよ」と言う。さすがだ、と思う。私は全く同じことを、最初にHelenとHackingに出かけた時に感じたのだ。Pigeon Houseの周りともMinster Lovellの辺りとも違う雰囲気だけれど、やっぱりチョー静かで広い人っ子一人居ない野原を、時々お喋りをしながら、walkやtrotをしてから、ちょっとだけキャンターをやったりした。私がKarinに是非日本に来てください、と言うと「乗馬をやっている人たちを何人か集めてClinic sessionの機会をMiyakoが作ってくれれば、いつでも行くわよ」と笑って言っていた。またイギリスに来るつもりはあるの?と聞かれたので勿論と答える。途中、KarinがMaryと一緒に住んでいる家の前を通ってThis is the house I live with Maryと言って教えてくれた家は、そこそこ大きな見晴らしの良さそうな家で、Karinのbedroomからは素晴らしい景色がいつでも見えるのだ、、とのこと。同じ馬の仕事をしているのに、随分前田さんなんかとは違うなぁ、、、とつい考えてしまった。

Karinにお金を払い、プレゼントを渡してから、アルバイトをしている女の子に、Karinと私とMerv一緒の写真を撮ってもらう。(写真添付)帰って来てから馬の道具(ヘルメット、ブーツ、チャップス)をスーツケースに入れてみる。問題なくあけておいた部分に入ってくれたのでやれやれだ。

12時半ごろヘルスクラブへ行く。帰りにWitney Unitedのゲームがヘルスクラブの隣のサッカー場で3時キックオフだとホームページにもサッカー場にも出ていたので、そのつもりでゆっくりお昼をヘルスクラブで食べてから行ってみると、門が半分閉まっていて誰もいない。もう2時半を過ぎているので中止にでもなったのか、、、と思い張り紙が無いか捜してみたのだが、何処にも無い。ガッカリして家に帰って来てジロタンがネットで調べてみると、以前30日と書いて会ったはずのスケジュール表がなくなっていて、31日(火)夜7時45分からあると、書いてあるではないか、、、。全くこの辺がいかにも英国という感じで、信じられないくらいいい加減なので、呆れてしまう。わざわざFleurのレッスンを代えてもらったのに、何にもならなかった。明日の夜は今の所予定が無いので、引越しの後始末、掃除が片付けばちょっと行って見ようかと思う。

帰って来て結局荷造りとスーツケースのパッキングを殆ど終らせる。あとは明日の朝、寝具を箱に詰めてガムテープを張れば目出度く終了ということになる。あとは2時ごろに来る予定のクロネコの人を待つのみだ。スーツケースはジロタンのが28キロ、私のが26キロ(Robert Dyasで買った荷物の重さを量るつるしスケールはやはりいい加減で、計る度に重さが違うので、結局臼杵さんの体重計を使って計る)なので、あと6キロ分くらいはもう一つの99Pショップで買った袋に入れる衣類で丁度か少しオーバーという所だろうと思われる。少しオーバーしてもお金を払えば積んでもらえるので、そのセンで行こうと思う。

天気が良いので6時半ごろCornbury Parkの中を通って歩いてFinstockのVillage Storeまで行く。大体一時間かかる。Village Storeの前にあるベンチで10分ほど休んでから、またCornbury Parkの同じ道を通って帰って来る。帰りは40分で来た。行きも帰りも途中シカの群れを沢山見ることが出来た。静かに平和に暮らしている感じが伝わって来た。オスの立派な角が生えたシカが一頭、アタマをあげてじっとこちらを見る様子が、神秘的で素晴らしかった。また帰りに見たシカの群れは皆でじーっとこちらを見つめていて、まるで挨拶をしてくれているような気がした。

生協によってリークとイチゴを買って帰る。夜はリークのチンしたものにポン酢と鰹節をかけたものと、味噌雑煮を作って食べてもらう。

明日がこのWychwood Houseの最終日だ。 
←previous page