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Miyao's Oxfordshire Diary 009
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2009.10.16
Dear Jiro-tan,

少し間があきましたが、ここ2,3日のレポートをしておきます。

10月16日は午前中はクラスルームでのAnimalHealtheとAnimalWelfareの授業でした。まずEllieのAnimalHealthでは以前教わったことをどれだけ覚えているかをチェックするための簡単なテストがありました。

内容は

1)5つのFreedomとは何か
2)この5つのFreedomを採用した法律は何と呼ばれる法律ですか
3)この5つのFreedomが満たされているかを確認するには?
4)WetTailという症状は何が原因で起こるか
5)肺炎はどんな症状で分かるか
6)Laminitisとは何ですか
7)鳥のFeatherPeckingは何が原因で起こりますか
8)MBDを防ぐにはどうすればいいか?

という8項目の質問に対して、紙に答えを書いてEllieに提出するというものでした。これは午後の授業の始めにチェックされたものが返されました。私も一応very goodとなって返されました(ホッ!!)。

それからWhat is a Pathogen?というタイトルの講義があり、最後にまたまたAssignmentが出されました。このAssignmentの内容がほんとによく考えられているなぁ、、といつも感心するのですが、今回のも「新しくある動物を飼った人に、次のような注意をすることが病気を防ぐ意味においてどう助けになるのかを説明せよ」というもので、

1)good environment
2)disinfectants
3)regular cleaning
4)isolation/quarantine of new animals
5)barrier nursing 6)vaccinations and prophylactics
7)regular health checks

というものでした。非常に実用的で大事なポイントをついたタスクだと思わされます。

2時間目はSarahのAnimalWelfareの授業で、何種類かの動物の写真が載ったプリントをグループごとに渡されて、それぞれの動物がそのように改良されたお陰で抱えることになった問題点をBrainstormして発表するという授業でした。私はJohnという男の子と二人だけのテーブルだったので、その子と一緒にやりました。その子もどちらかと言うと私と同じで、余り動物についての知識が豊富ではないようだったので、私は気が楽でした。大半の生徒はこのコースに入る前から既にここの初級コースみたいなものを出た人が多いせいか、結構何についても詳しいのです。私はこの手の知識を問われるBrainstormは余りコメントが出てこないので苦手です、、、。

午後からは実習が2クラス続けてありました。一時間目はまたまたPython(ニシキヘビ)の世話でした。二時間目はRodentHouseにいる黒いウサギのケージの掃除(FullCleanと言って敷物から何からすべて新しいものに交換する)を3人で協力してやる作業でした。
2009.10.17

17日の土曜日は洗濯をした後、朝かなり長くジロタンとSkypeでAnimalWelfareのAssignmentについて話をしてアドバイスを貰ったあと、Witneyに行きミネラルウォーターやBretaを買い、食料品もSainsburyで買い帰りにお腹が空いていたのでGardenCentreに寄り、初めてFlowePotCafeというカフェテリアでホームメイドのキーシュを注文して食べました。とても美味しかったです。

雰囲気もなかなかのんびりしていていかにも田舎の食堂という感じでよかったです。食べ終わってお盆と食器を食堂のキッチンの窓口まで下げたら、そこのパートのオバサンが私の方を見て手を挙げて「ありがとう!」と笑顔で言ってくれたのが非常に印象的でした。

家に帰ってからNewYattのRDAのKayという人と電話で話をして11月7日(土9)のアポを取りました。残念ながら健常者対象の乗馬レッスンはしていないとのことでした。でも見学するのは楽しみです。前田さんなんかの役に立てることが学べるかもしれないので。
2009.10.18

10月18日(日曜日)は殆どAssignmentがらみの調べものをして、重要なところに線を 引き書き始める準備を昼過ぎまでやり、その後紙にざっと下書きをしてからコンピュータに向か い、写真なども挿入しながら3分の2ぐらいまで終え、息抜きにまたGardenCentre に行ってジロタンに送る荷物に入れるFudgeとかFlapjackを買い帰って来ました。 夜中例によっていつものようにジロタンとSkypeで話した後、結局朝の4時までかかってWelfareのAssignmentのゲラ?を仕上げました。それから6時半ぐらいまでベッドに横になり少しはウトウトしたかな、、、と思います。
2009.10.19

10月19日(月曜日)はEquineのDutiesとMarvinに乗ってのSallyによるRidingTimeでした。今日は他にいる二人の生徒(男女一人ずつ)も一緒に、Trot(速足)で手前を変える練習と地面に倒した木をまたいで乗る練習をしました。他の二人はその後Canter(駆け足)とジャンプの練習もしましたが、Sallyが私に「無理にやらなくてもいいからね」と言ってくれたので私はその二人の練習をMarvinの背中に乗ったまま見学していました。見学だけでも私には非常に参考になるの有難いのです。

午後からは二年目の学生と一緒のEllieのWildlife&Rehabilitationの授業でした。このクラスもいつも大抵面白いのであっという間に時間が過ぎます。このクラスが始まる前にBessyという女の子が一人離れて座っていた私に「こっちに来て同じグループにならない?」と誘ってくれた後、日本語でBessyって書いて見せてくれない?と言ったので、漢字(当て字で別四と書いたのだけれど今考えるとせめて別紫ぐらい思いつけばよかったなあ、と思う)とひらがなとカタカナで紙に書いて見せました。物凄く珍しそうにしかも嬉しそうにCool!!と言って、How do you write 'Laugh'?と言うので「笑」という字を書いてあげたら「カッコいいからこれをTatooにしたいな、、、」と言ってました。他の生徒の名前もいくつか紙に書いてあげました。こんなことで喜んでくれるのは嬉しいことです。

さて授業は架空のCommon Leys Wildlife Trustの職員になったつもりで、野生動物が怪我をしているという電話がかかってきたとしたら、何を聞いてどういう対応をすればいいかをグループでBrainStormして紙に書き出しなさいというタスクを与えられました。それからまたAssignmentが与えられました。この内容も非常に面白いものでした。「identify common animal cajualty species, relating each to its habitat」というテーマでA3の紙にSpider-Diagramの形で書いて提出しろというものです。なるほどねぇ、、、面白い分かり易い出し方をするもんだなぁ、、、と思いました。

この授業のあとWitneyのCouncilOfficeに行き、用意していったBusPass用のアプリケーションとパスポートのコピーを出して、60歳以上の人用のバスのフリーパスをもらえないか聞いたところ、私の学生ビザを見て、public fundの学生じゃないのでバスパスは出せないことになっているとのこと。残念ながら貰えませんでした。それから郵便局で作道先生への絵葉書を出して小包用の箱を買って帰りました。6時からはFleurのレッスンがあり、これも非常に価値のある時間で「よくこの人と出会えたものだなぁ、、、、」と今更ながら「出会う人」にツイテいる自分の運の良さに感謝しました。
2009.10.20

Witneyの郵便局は、結局小包の重さが2キロ少しオーバーしていて、郵便局の人に言わせると、このままだと郵便扱いではなく、クロネコみたいな運送専門会社に委託することになり、高くなるし税金も受け取る人が払わされる可能性もあるので、もし出来るのなら二つに分けてそれぞれを2キロ以内で押さえて郵便小包として送った方が安い、とのこと。それで小さめの箱を買い元の箱を一旦開けて、パッキングを郵便局のテーブルでし直して、送りました。つまり箱が二つそちらに届くということです。

郵便局の向かい側から道路を渡ろうとした時、バスが前を通り過ぎてその運転手さんを見たらあの時(迷子になった)乗せてくれたおじいさんの運転手さんで、私を見つけて手を挙げて挨拶をしてくれたのには、感激しました。あの年寄りの割には随分しっかりしている人なんだな、、、と思いました。勿論私も手を挙げて応えました。こういう何気ないことで、自分がここの住人になり始めていることを確認することが出来るものです。人間の持つ素晴らしさの一つだと感じます。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.10.22
Dear Jiro-tan,

昨日21日(水)のレポートです。

午前中は2時間かけてワンちゃんのグルーミングをやりました。二つの班に分かれたので、もう一つのグループはRodentHouseが終わった後はヤギの世話をしたようです。

二人一組でやるのですが、Kyleという男の子と組んでDotという名前のメスのラブラドールのヘルスチェックとブラッシングとシャンプーをやりました。ラブラドールは短毛なのでシャンプーも楽な方なのですが、それでも体重が重いのと、乾かすのにドライヤーを使ってかなり長い時間かかるので、大仕事でした。ワンちゃん自身は慣れていると見えて、まあまあ大人しくしているのですが、ドライヤーは苦手のようでした。隣のテーブルでやっていた二人の女の子は毛の長いタイプのしかもお尻の毛にウンチがこびりついていたり、毛も玉になっていてブラシをかけ難いワンちゃんだったために、結局一時間目に終わった我々二人も、このワンちゃんのグルーミングを手伝うことになりました。終わった時には私は毛だらけ、水だらけになっていました。

午後からの一時間目はAnimalCollection、二時間目はBreeding&Geniticsでした。AnimalCollection自体に私は余り興味が無いのだけれど、もう一つのGeneticsの方は余りにも専門用語が多すぎて、理解困難なことが多く、Ellieにこの二つのどちらかを正式に取る科目として選べばいいと言われているのですが、結局興味は余り無いけれど分かり易いCollectionの授業の方を選ぶことにしようと思います。こんなにちんぷんかんぷんなのではAssignmentなんかとても無理だと思います。

この後、Rollainのところに行って「いつからハーフタームが始まるのか」と聞いたら明日からの二日間はCollegDevelopementDayで学生は休みなので、結局明日21日から事実上ハーフタームになるのだとのこと。この辺の説明がInternationalStudentに対して十分ではないので、もう少し親切でもいいのではないか、、、と感じます。ということで11月1日までの11日間の休みになるわけです。

家に帰ってから気になっているAssignmentを少しでも片付けたいと思ったので、早速コンピュータに向かって始めました。それで夜中の12時ごろにExoticsのAssignmentを終わらせることが出来たので、少し肩の荷が軽くなりました。この休みにはAssignmentをなるべく片付けるということを目標にしようと思っています。

夜メールをチェックしたら和中さんからメールが来ていて、25日の日曜日にビスターのお宅にお邪魔することになりました。行きはここまで迎えに来てくれるとのことで、帰りはバスでOxford乗り継ぎでWitneyまで自分で帰って来るというセンで行こうということになりました。和中さん夫妻がメンバーになっているゴルフクラブにはプールもサウナもジャクジーもあるので、水着を持参するのを忘れないように、との事でした。以前彼女がここに来た時にゴルフの話が出て、私はゴルフはしたことが無いと言うと、ジャクジーがあるので水着だけでも持ってくればいいと言うのでプールはないのかと聞くと、プールもあるとのこと。「それじゃ、和中さんたちがゴルフをしている間私は泳いでいますから」と言うと「あ、それはいいかもね」ということになったのです。

22日(木)、今日は朝から何となくAnimalCollectionのAssignmentの下調べで終わりました。これはかなり時間がかかりそうなAssignmentです。Zoo, Wildlife Park, Farm Park, Aviaries, Bird Sanctuaries, Aquariumの6項目の英国内での具体的な名前をそれぞれ一つあげて、それぞれの果たしている役割について、in term of education, entertainment, rehabilitation, conservation, and rare breed preservationに焦点をあててPosterを作れ、というAssignmentなのです。やれやれ、、、溜息が出ます。そんなに簡単じゃないよなぁ、、、と思います。何しろ情報がそれぞれのホームページにはワンサカ出ているので、それを読んでから取捨選択をしなければならないのですから。苦手だなあ、、、こういうの。

今午後1時です。昨日の夕方から一歩も外に出ていないので、少し外の空気を吸うために隣のパブ(PloughInn)に行くか、いつものGardenCentreに行くかしてこようか、、、と思います。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.10.25
Dear Jiro-tan,

今、和中さん宅にいます。今日は3時半過ぎにご主人と二人でCedarCottageに迎えに来てくれて、「主人にもこのCottageを見せたいから」とのことで、少しゆっくり休んで話をしてからビスターに来ました。Cottageできぬこさんが「来年の7月以降の借家は見つけておいたわよ」と言うので聞いてみると、何でも日本人でChippingNorton(例のバプテスト教会のあるFinstockの隣町)にアパートを買った人がいて、それがご主人の先輩にあたる人だとかで、その家を売ろうかどうしようか迷っていたところに経済不況が来て、いい値段で売れなくなってしまったために、持ち続けていて一年に2~3回様子を見に英国に来るという人がいて、勿体無いから誰かに貸せば?とその人に言った時に私のことを思い出したので、奥さんがその人に話をしてくれたのだそうです。そのChippingNortonのアパートに寄ってから(今は誰も住んでいないので外から見ただけですが)ビスターに来ました。CedarCottageとは全く違う感じの3階建てのアパートですが、その人の家はその2階にあり、2ベッドルームで2バスルームでキチンとリビングとパーキングスペースがあり、勿論家具は使ってよいとのことで、素晴らしい環境でした。奥さんの話では「今のこのCottageよりは安く借りられるわよ」とのことでした。

和中さんの家は随分広い家で、新しい住宅地にあります。18年前ぐらいに作られた新興住宅地で、和中さん達は3年前にこの家を購入したとのことで、アメリカのResidentialAreaのような雰囲気のところです。

私の泊まっている部屋は丁度3年前にこの家を買ったばかりのときに、Yokoさんが日本から来て泊まった部屋だそうです。部屋にトイレとシャワーがついている部屋です。

Cottageを出る時に「ゆっくり泊まって行って貰いたいから勉強道具もコンピュータも持って来て」と言われたので、「いえいえ、初めて伺うお宅に長く泊めてもらうなんてできないので、一日だけ、、」と遠慮したのですが、「一日なんて返って落ち着かないし、プールにも行けないわよ」と言われ、余り断りにくかったので「それじゃ二日だけは泊めていただきます」と応えてコンピュータを持って来て、ここの無線ランでメールを出しているというわけです。火曜日は美容院の予約を2時15分からしてあるので、火曜日のお昼前にはバスに乗って帰ろうと思っています。奥さんは美容院の予約なんかキャンセルすればいいわよ、と言うのですが、ちょっとそれはしたくないので帰ろうと思っています。

ご主人は英国大使館とも付き合いがあったようで、GomasalとかDevidWrightとかフライさんとかとは面識もあるようでした。トヨタ、ホンダ、日産の3社協同で日本のクルマ産業をノウハウを英国人に教えに来て欲しいという英国政府の要請でその仲立ちの仕事をしている人のようです。

ビスターは完全に郊外の大住宅地という感じのところで、Finstockと違い町並みが今風で新しい住宅地です。町の中のお店の数も相当多そうですが、家の周りは実に静かです。明日はご主人はバーミンガムにある会社に出勤だそうで、クルマで行くそうです。

チーズ削り器とかの家庭用品を見るのは奥さんも好きだそうで、明日そういうものを売っているお店に連れて行ってくれるそうです。

夕飯は鶏肉の酒蒸しとお豆腐をゴマで焼いたものと、茄子と玉ねぎの味噌いためと白菜キムチと白いご飯でした。とても美味しかったです。

少し眠くなってきたので今から一眠りしようと思います。

ではまた。God be with you.


Miyako
2009.10.26
Dear Jiro-tan,

和中さんの奥さんと今朝話をして、ここに泊めていただく日をもう一日延ばして、結局3泊させてもらうことになりました。Ailesbury(ここからそんなに遠くないらしい)にWaddesdonManorというAviaryがあり、前に奥さんも行った事があるところなので、私のAnimalCollectionのAssignmentの為には何かしら役に立つのではないかと思うから、この際だからそこに行ってみたらどうか、、、と提案してくれたのです。それで、そのためには「火曜日に帰るというのではチョット無理よ」と言われたわけです。まあ、余り度々あるチャンスでもないだろうと思うので、その提案に従うことにしました。

それで、明日行く筈で予約をしていたこないだ行った美容院に、キャンセルの電話を今日かけ木曜日に変えてもらいました。

今日はビスターの隣町?のThame(テイムと読むらしい)という町へ奥さんに連れて行ってもらい、家庭用品屋さんとガーデンセンターの入ったモール(ここにはローラアシュレイも入っていたけれど、奥さんに付き合ってもらっているので、入りませんでした)行き、クリスマスローズの小さな鉢を一つ(6ポンド99)買って帰りました。

というわけでFinstockに帰るのは水曜日の午後になるのではと思います。私が泊めて貰っている部屋では、このお宅のBTの無線ルーターでインターネットが出来るので、メールはいつでも読めます。Skypeのカメラも持ってきたのですが、流石に自宅にいる時のようにのんびりとは話が出来ないので、メールだけにしておこうと思っています。ご主人に何か聞いておいて欲しいことでもあれば、メールしてください。話の種にできることであれば(私としても話題が増えるのは有難いので)お願いしたいくらいです。長年英国で英国人と仕事をしてきたご主人ならではの、ジロタンの知りたい情報が得られるのではないか、、、とも思うので、お願いします。

ではまた書きます。God be with you.

Miyako
2009.10.27
Dear Jiro-tan,

今日は朝は雨上がりで曇っていたのですが、昼近くになって晴れてきて良いお天気になってくれました。10時ごろご夫妻と3人でゴルフクラブへ行き、お二人がゴルフをしている間私はジムとプールへ行っていました。奥さんは60才になった時にゴルフを始めたそうで、ここへ越して来て会員になったゴルフクラブにはプールもサウナもジャクジーだけでなく、何とホテル設備も付いているというところでした。私はまず一時間ほどジムでトレッドミル(歩くマシン)で走ってから、プールで約一キロ泳ぎました。それからゴルフが済んだお二人と一緒にジャクジーに入り、サウナにも入って帰って来ました。それが2時ごろだったと思います。それから家で奥さんの手作りのサンドイッチを食べてから、奥さんと一緒にテスコに行ったのですが、テスコには野田のベルクと同じようなセルフのレジがありました。聞いたらSainsburyにもWaitroseにもこれは無いそうです。

昨日の夜ご飯の時にご主人にジロタンの質問をいくつかぶつけてみました。まずホンダは他のソニーなどが英国を撤退した後も、撤退しなかったのでそうですが、それはそもそも進出する時点で、儲からなくなったら撤退するという哲学をホンダという企業は持っていないのだそうで、もし儲からなくなったら、どうすれば儲かるようになるのか、儲からないのは現地でやってるお前達の何かがマズイのだから、それを改善すればいいではないか、、、というのがホンダのPhilosophyなのだそうです。

それから英国人の良さでもあり弱点でもあるのは、仲良しグループを作って和気あいあいと仕事をすることなのだそうで、もっと効率よく仕事を進めるには何らかの犠牲なり努力なりが必要だとなっても、なかなかその仲良しグループを止めてまで、、、という気に英国人はならないのだそうです。それから英国人はアメリカ人と違って白黒をハッキリさせることにこだわらないだけでなく、アメリカ人のように会議の途中で怒って、机をバンと叩いて、その場を去るなどということは絶対にしない、むしろ爆発しそうになる前に、その爆発の原因を示唆するような内容のジョークを言って決裂を防ごうとするのだそうです。そういうところが日本人の英国好きが多い理由なのではないか、、、。それは日本人に限ったことではなく、どの国からも、インド人でさえも英国のことを悪く言う人は非常に少ないのだそうです。「つまり英国人は優しいというか、上手いというか、フェアで自分の悪いところは英国人自身が I apologize...と言って素直に謝るところがあるので、誰からも憎まれないのではないかなl、、、」と言っていました。

むささびジャーナルのことも宣伝しておきました。宣伝ついでにメールアドレスを聞いておきましたので、お知らせします。ジロタンが直接むささびジャーナルを送ってあげてください。それから来月英国の自動車産業の研修生を連れて「英国は日本企業に学ぼう、、、そして改善しよう、、、」というテーマで日本で2週間の研修旅行をすることになっているとのことで、私は思わず「その間日本で暇が出来るようなら、是非主人に会ってみてください」と言っておきました。武蔵台の自宅を点検に行くつもりなので、土曜になるか日曜になるかは今の時点では分からないけれど、そのくらいの暇は出来ると思う」と言ってました。和中さんのメールアドレスはkoji.wanaka@btinternet.com だそうですので、早速むささびジャーナルを送ってあげてください。

それからChippingNortonにおうちのある宇津木さんとかいう人と、CedarCottageの後に借りる件について、なるべく早めに話し合っておく方がいいのではないか、、、と言ってました。

明日は前にも言ったと思うのですが、AilesburyにあるAviaryに連れて行ってくれてから、CedarCottageまで送ってくれるそうです。和中さんにはいろいろお世話にもなりとても楽しかった4日間ではありましたが、明日は家に帰れると思うとやっぱりホッとします。

明日は久しぶりでジロタンとSkypeでおしゃべりもできます。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.10.28
Dear Jiro-tan,

メールありがとう。

今日は私が和中さん宅に滞在中に、配達されたけれど留守なので持ち帰ったアマゾンの本が届くことになっているので、それまでは家にいなければ、と思っています。動物に関する本です。

Fluerがメールで言って来た「Assignmentのフォーマットを文章形式に書き換える」という作業を夕べやりました。添付しますので見てみてください。単語で一つ違いが分からないのがpreventとavoidのどちらを使うべきなのかという点です。以前Wildlifeの授業の中で「何故リハビリテーションが必要なのか」というBrainstormをした時に、私がTo avoid extictionと言ったら、一人の生徒がYes, to prevent extinctionと何気なく言い換えたのを覚えているのですが、、、。

とにかくいつになったら「思考」が「言葉」を後追いしなくなるのか、、、、、溜息が出て来ます。まだまだ人体実験は始まったばかりとはいうものの、「私のような中途半端な英語力の老人」には反って身に付きにくいのかもしれない、、、とこの頃思ったりします。いいかげん前方に微かでも「希望の光」が見えて来ても良さそうなものなのに、、、。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.10.29
Dear Jiro-tan,

今ジロタンとSkypeで話をし終わったところ(夜中の1時半)ですが、余り眠くないので忘れないうちに今日の出来事をメモしておこうと思いメールを書き始めました。

今日は午前中ずーっとアマゾンの本が配達されるかと思って待っていたのですが、結局は午後の1時半頃にややインド人的な風貌の男の人が本を届けに来ました。 「どこかへホリディに行っていたのですか?」とその人が言ったらしいのですが、よく聞き取れなかったので「Pardon?]と私が言うと、「2,3日前にこれを届けに来て、この玄関の前において行ったのだけど、次の日にこの前を通った時に、まだ本が置いたままになっているので、実は持ち帰ったんですよ」と説明してくれました。こういうところは非常に丁寧というか、決して「どうせこの東洋人のおばあさんには何を言っても通じないだろうから」というような先入観で決め付けたりしないところが、この国で生活している人の良いところだと感じることがよくあります。実に普通に話しかける人が多い気がします。日本だと多分「何処から来たのか」という質問がまず先に出るだろうと思う。

届いた本をざっと眺めて、予想以上に読みやすくしかも詳しい本なので、買ってよかったと思いました。Assignmentにもかなり役に立つのではないかと思います。

それからWineyへクルマで行くために外に出たら、後ろの方から白い馬に乗った人が来るので、あ、Davidだな、、、と思ったので馬が近付くのを待って、挨拶をして馬の名前を聞くとPと言う名前だとのこと。非常に慣れた馬で、私が鼻をなでると大人しくして、私も心が和みました。Witneyへの途中、久しぶりでHaileyのスバルのショールームのBagleyさんを訪ねました。というのはサマータイムが終わりクルマの時計を冬時間に直したかったのですが、やり方がわからなかったので。Bagleyさんは以前と変わらず気軽に、助手席に座って時刻の変え方を教えてくれ、「クルマの調子はどうか、クルマの運転には慣れて来たか」とか話かけてくれました。JulianやNatashaもそうですが、普通の生活の中でなんてこと無い話が出来る知り合いがいるというのは、ホッとするものです。

Witneyではこれまた久しぶりにArgosに行き、加湿器を買いました。このCottageのセントラルヒーティングはやはり空気がかなり乾燥するので、湿度が無さ過ぎて風邪を引きやすくなりそうな気がしていたので、これは必需品だと思っていたのですが、以前来たときには在庫が無い状態だったので、今回は事前にArgosのホームページでチェックして来ました。それからその隣の私の好きなお店(RobertDyasという家庭用品店)で野鳥にあげる餌を買いました。Cottageの庭に餌の入れ物があるのは知っていたのですが、今朝何気なく庭を見ていたら小鳥が来て木の枝にとまっているのに、餌が入っていないのでつまらなそうにしていたので、入れてあげようと思ったのです。

それから新しく出来たショッピングモールをさっと見てから帰って来ました。

和中さんが「10月の30日はハロウィーンだから近所の子供達がお菓子を貰いに来るかもしれないから、ちょっとしたお菓子を買っておいた方がいいかも」と言ったのでビスターで一緒に買っておいたのですが、結局この辺は来ませんでした。和中さんの住宅地は新興住宅地で、知らない子供達が結構来て、去年はお菓子を買っておかなかったので、小銭をあげた、、と言ってたのです。きっと地域によっても違うのでしょう。

コンピュータで見れるようにしておいたBBC2のAutomnwatchを8時半から見ました。これは非常に面白かった!普通のテレビで見れると良いのに、、、と思いました。BBC2は昼間も料理番組をやっていたり、夜はJeremyPacksmanのNewsNightをやったりと、BBC1に比べると娯楽というよりやや教養番組のようなものが多いみたいです。

明日の土曜日は特に予定がないのですが、そろそろガソリンが少なくなって来ているので土、日のどちらかに入れに行こうと思っています。日曜日の朝10:30からはFluerのレッスンがあります。

では今回はこのへんで。God be with you.

Miyako
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