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Miyao's Oxfordshire Diary 013
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2009.12.14-16

12月14日(月):Dislocationってなに!?

学校へ行く前に、JulianとNatashaへのクリスマスカードを郵送する為にVillageStoreの郵便局へ寄った。ここしかない為に案外人が並んでいた。いかにも小さな村のひとコマという雰囲気だ。

EquineのDutiesを手伝った後に他の二人と一緒に私もMarvinに乗って乗馬が出来る筈だった(Sallyがこないだの木曜日に私に言った)のに、結局2年目の学生達のChristmas Showの練習とかがあるとのことで、乗れなかった、、、。

午後はEllieのWildlifeのクラス。今日は先々週の復習(これをRecapと言う)の為のクイズをやった。RTA(RoadTraficAccidentの略)について習ったことをどれだけ覚えているかのチェックだ。Dislocationで多い場所を5つ言え、という問題で、私はこのDislocationという言葉の意味を復習していなかったので、全くトンチンカンな答えを書いてしまった。Location(場所)と同じ意味かと思ったのだ。やっぱり出てきた単語はちゃんと調べて覚えておかなければ、、、と痛感した。

この授業のある教室に入っていくと2年目の生徒が何人か既に居て、コンピュータをステレオ代わりにしてYouTubeでクリスマス音楽を聞いていた。一つの曲が終った後、例のKatieが私に「What's your favorite Christmas song?」と私に尋ねてくれたので、チョット古いかもしれないけれどWhiteChristmasかな、、、と言うと、Oh, that is good.I like it , too.、なるべくオリジナルに近い人が歌ってるのがいいよね、、、と言って流してくれた。この人は他の生徒よりも大人という感じがする。実によく気がつき親切な人なのでいつも感心する。

この授業の後家へ帰ってお茶を飲んでから、HealthClubへ行き500メートルぐらい泳ぎ、サウナに入って温まり、その後スタジオでやるDanceFitというエアロビのクラスを見学した。それほど難しくないステップばかりなので、来週のこのクラスの予約をして来た。明日はもう一つ見てみたいクラスのStep&Toneと言うクラスがあるので、また見学しに行こうと思う。



12月15日(火):Tonyとの再会、Pigeon House、ヘルスクラブのエアロビ・クラス

今日は馬のお手伝いも休むことにして、いろいろ溜まってる用事をすることにする。まず、ガソリンを入れに行く(31・65ポンド)。それからCitibankで現金を下ろしHSBCの口座に入れる(TuitionとHealthClubの会費用として)。それからFKのオフィスへ行き、Frazerさんの工事についてのお知らせをBenに渡し、水道料金の件について話をした(電話で既に払ってあることを伝えた方が良いとのこと)。Sainsburyの駐車場でナントTony(クルマの運転を教えてくれたおじさん)が私を見つけて、彼は出るところだったのに、私がクルマを止めたところまでわざわざ来てくれて、「バッチリ良い駐車が出来たじゃないか!Nice to see you again, Miyako」と言って「クリスマスはどうするのか?ご主人はクリスマスに来るのか?」などと話しかけてくれた。たった一回のレッスンだったのに、私の顔も名前も覚えていてくれたなんて、感心してしまう。Tonyのレッスンは今思い出しても素晴らしいものだった。この人はかなり頭の良い人なのではないかと思う。確か彼はイタリア人の移民2世だといっていたと思う。この人も間違いなく私の恩人と言える人の一人だ。

途中キャンパスに寄り、Equineの人たちのクリスマスショーの乗馬の競技をやっていることを思い出したので、見てみることにした。降りて行くとこれから始まるというところで、生徒達はそれぞれ練習をしているところだった。ただ、今までになくチョー底冷えがして寒いの何のって、どうしようもなく寒かったので、最後まで見ないで帰ることにした。

帰り道に久しぶりにGardenCentreに寄り、お昼を食べた。CornishPastyとサラダとコーヒーを注文した。

家に着くと紙のランチョンマットが入っているジロタンからの郵便物がやっと届いていた。どうもありがとう。他の二つはいつ届くのか、、、。

1時半ごろに家を出てPigeonHouseへ向かった。先週のお姉さんが私を見るなり「Hello, Miya!」と大声で渡しに声をかけてくれた。こちらの人の何かを言った後に必ずと言っていいくらい名前をつけるということが、私にはまだなかなか出来ない。この人はHelenという名前で、いつもこの人が私にこれからも教えることになってるようだ。狭山乗馬センターで教わったことをこのHelenに指摘されて、そういう乗り方は馬がリラックスしないからダメと言われた。ここは馬がサラブレッドじゃないということもあるのかもしれないが、違うことがある。今日乗った馬は先週とは違うメスのHollyという白馬だった。Helenに「先週より進歩したわよ。How do you feel?]と言われた。来週の火曜日の午後は、ヘアカットの予約がしてあるので、火曜日の午前中か水曜日の午後にレッスンの予約をしたいと言うと、火曜日の午前は子供のポニークラブを教える時間なのでチョット無理だから、水曜日の13時からでどうか、というのでOKして帰って来た。

4時半過ぎに再び家を出て、HealthClubへ向かう。今日はエアロビのクラスの一つに出てみることにして、少し早めに行って予約をした。全部で8人ぐらいの小規模なクラスでインストラクターは男の人。チョット慣れないステップがあり難しいところもあったけれど、なかなか面白かったし、汗もしっかりかいて気持ち良かった。参加した人の中の一人が終ってから着替え室で「私が初めてやった時より上手だったわよ」と私に話しかけてくれた。そのあと、クールダウンの為にもプールで10分ほど泳いで、サウナに入って帰って来た。家に着いたのが7時半すぎだった。

今日は学校が無い割にはやることが一杯あって、別の意味で忙しい一日だった。



12月16日(水):Amanda、tv licensing、クリスティーナ、またヒーターがダウン!?

一時間目と二時間目は2年目の生徒と一緒の実習で、今日は彼らの実習のAssessmentに混じって、手伝いをした。例のKatieと同じグループで4人チームで仕事をした。Katieはリーダーシップもあるし、何といってもフェアな態度とバランスの取れた判断力がありホントに信頼できる生徒という気がする。同じグループだったAmandaはチョット変わったしかもトロイところがあり、他の女子からやや軽蔑されているような気配を私は感じるのだけれど、彼女もちゃんと付き合えばなかなか良いところ、可愛いところがあり、授業中にお喋りをしてうるさい他の女子よりずっと真面目で良い生徒だと思う。

お昼休みにLorrainに紙のランチョンマットを選んでもらってあげた。思ったとおりやっぱりFleurと同じ桜の枝が一本スーッと伸びて描かれているやつを選んだ。あれがいちばん女性好みのデザインだからだろう。

午後のクラスも2年目の生徒と一緒のAnimalCollectionの授業。今日はLisaがクリスマス特別企画として、3グループの分けてのクイズ合戦をやって生徒サービスをしてくれた。動物に因んだ問題が10問、クリスマスに絡んだ問題が10問、雑学問題が10問の全部で30問のクイズで、Lisaが問題を考えて来たものらしい。

これが3時に終り、私はそのまま家に帰る。Fleurからのクリスマスカードが今日は届いていた。それと一緒にtv licensingというところから、WarningLetterが届いていて、Your property is now under investigationというもので、ライセンス料を納めないでテレビを見ていることが判明した場合、1000ポンドの罰金になるから、テレビを見ているのなら今すぐライセンス代を納めるように、という督促状みたいなものだ。Benにメールを出して、この手紙もFaxで送って、これは家主さんが納めるべきものじゃないのですか、と書いた。その時ドアをノックする人が居るので出て見るとBenが立っていて、例のInspectionに来たところだった。丁度いいのでそこで話をして、テレビの受像機がこの家に付いていて家具つきの家として私は借りたのだから、ライセンスはここのオーナーが払うべきなんじゃないの?と聞いたのですが、この代金はテナント(借り手)のResponsibilityなのだとのこと。年間で142.50ポンド。それで私は10ヶ月しか借りないのだから、12ヶ月分払う必要は無いんじゃないの?と更に聞くと、10ヶ月でいいのだとのこと。ただしそのことをこのtv licensingに電話をして、金額の訂正をして貰って払うのだとのこと。これがまた面倒くさいことで、果たしてうまく10か月分で当局が納得してくれるかどうか疑問だ。ダメモトで明日にでも電話をしてみようと思う。やれやれいろいろ出費が絡むものだ、、、。

BenがInspectionを終えて帰ってから、何となく部屋の温度が低い気がしたのでガスのところを見ると、いつも点いているオーブンの方の種火が消えている。ここのガスレンジが例のチョー古風なタイプのやつで、ボタンもごっつくてどれがどれの為のボタンなのか分からない。多分これだろうと思うものを勘でやってみると、ボッと大きな炎が出てびっくりしたけれど点いてくれた。と思ったら今度はお湯の方の種火が消えてしまった。これは勘でいろいろやったのだけれど、全くウンともスンとも言わない。このままだと今晩は寒い部屋で寝なければならなくなる、、、とまたまたウンザリ。時計を見るともう6時。Benはもうオフィスに居ない時間だ。頭に来たけれど、仕方が無いのでそのままにして、夜の馬のコースに出かけた。今日で今年最後の授業で、実習のAssessmentをやるとSallyが言っていたので、休むわけには行かないと思った。

今日はいつも来ている人が休みで、全部で6人だったせいで、私は一人でやらずにクリスティーナというこのクラスのなかではいちばん若い女の人とペアになり、MarvinのBox(小屋のこと)のMuck out、Bedding Down、Water、Hayledgeをやり、その後でMarvinにSaddle(鞍)を載せ、Bridle(とうらく)を付け、Sallyにチェックをしてもらい、また全部はずしてMarvinをBoxに戻す、という一連の作業をやった。

その間Sallyはそれぞれのペアのところを任意に回って観察して点数をつける、というやり方だ。このペアのクリスティーナとは初めて口をきいたのだが、なかなか面白い女性(多分20代半ばか後半位の年齢かと思う)で、特に印象的だったのはこの人の口癖。何か言った終わりに必ずDarling!という言葉を付けるのだ。After you, darling.とかIt's up to you, darling.とかThank you , darlingとか。これが何ともいい感じなのだ!これいいなー、私も真似してみようかな、、、と思ったほどだ。彼女と私のペアが一番先に終ったので、教室に戻って少し時間があったので、かなりお喋りをする時間があり、面白かった。彼女が言ったことで面白かったのはイギリスの馬をやる特に女性の中に、物凄くArrogantでRudeな人がいるのだと言って、自分の経験した感じの悪い女性の話をしてくれた。いろいろ話した後になって、彼女が私に質問した。「イギリスは階級社会で、Working Class,MiddleClass,Upper Classと3つに分けられるのだけれど、日本もやっぱり階級社会なのか?」という質問だった。この人とは気が合いそうだと感じた。

家に帰って見ると案の定、ヒーターは冷え切っていた。やれやれ、、、また問題発生か、、、、と溜息が出る。再度チャレンジしてやれるだけのことは試してみたけれど、種火は相変わらず点かない。ガスレンジの扉の所に書いてある説明文を読んで、何度もやってみた。もうだめか、、、今日は厚いジャケットを着込んで寝るしかしょうがないか、、、と思い、諦めかけながらももう一度トライ、、、。するとボッといって点いてくれたではないか!!やっぱり根気だなぁ、、、。諦めずに何度もやってみることだ。

というわけで、厚着をして寝なくても済むことになった。よかったぁ!

今回のレポートはここまでにします。ではまた。God be with you.

Miyako
2009.12.17-18

12月17日(木):寒くて眠れず、級友のクリスマスカード

一旦直ったヒーターが一時間もしないうちに「バン!」といって消えてしまい、その後何度つけようとしても種火はつかず、Benに緊急メールを出してから、結局洋服を着てタイツをはいたままベッドに横になる。流石に寒くてなかなか眠れず、途中何度も寒さで目が覚めて、余り寝た気がしないうちに朝になった。ここに入りたてのころもボイラーがつかず、その時は夏の終わりだったから、ヒーターは無くても良かったのだが、シャワーが一週間近く浴びられず「やれやれ、、、でも英国ってこんなものかなのかも、、、」とナイーブにも我慢したのを思い出した。

9時になってBenに電話をして、メールを読んだかどうか確認する。10時ごろにBenからの電話で、Alan(前にもここにボイラーの故障とヒーターの水漏れを直しに来た元FKの人で専任の修理やさん?)が午後にここに見に来てくれるし、自分も夕方までには行ってみるとのこと。Alanが見てすぐに直らないようなら部品の交換が必要かもしれないが、その場合は直すのは明日になるというので、その場合はまた今日も寒い中で過ごすと言うこと?と尋ねると、電気ストーブを持って行くからそれを使ってもらうしかしょうがない、とのこと。とりあえずそういうことで、私は学校へ出かける。

始めの授業はDutiesで今日はTomとPaulと私の3人一組で、アクアティックの部屋の動物(カメ、サカナ)の世話と掃除をする。次の時間はいつものなんだか分からない時間で、今日はコンピュータを確保してあるからそこで自習をして良いということで、何となく時間をつぶす。2年目のKatieが私のところに来て、クリスマスカードをくれた。さすがは大人という感じ。このKatieなんかはきっとここを出た後、いわゆる大学のFoundationCourseへ進学するのではないか、、、と思う。

食堂でチキンバーガーを食べていると、今度はやはり2年目のVessyが来て、私にクリスマスカードをくれた。彼女は考えてみると何処かPDTIで一緒だったVelmaに雰囲気が似ている。3時からはEllieのExotics。今日はReptileのVivarium(これは新しい語彙で飼育場と言う意味)には何が必要で、それをどう配置すればいいかをA3の紙を渡されて、絵を描いていくというやり方で、生徒にゆっくりと飲み込ませていくという授業だった。これはかなりなるほどと思わせられる方法で、生徒に考えさせながら説明をしていくので、確かに記憶に残り易い。

こないだ提出したAssignmentが返され、私のは無事Passだったようだ。他の生徒のを覗くと大体の人はMeritもDistinctionも取っているようだった。そりゃ、調べるのも書くのも自国語でやれるんだからさほど苦労無く出来るよね、、、。私ももう少し言葉が彼ら並みだったら、きっとやれるだろうと思う。このコースの終わりごろまでには少しはラクにMeritやDistinctionをやれるようになっているんだろうか、、、、。もうそろそろ4ヶ月になるところなのに、相変わらず言葉の力は伸びていないような気がする。結局のところ、「知ってる言葉で言えることだけ言う」という限界を超えられていない状態のようだ。自分の進歩を実感出来る時が果たして来るのか、、、来るとしたらいつごろなのか、、、。全く予測不可能というか、期待しないでいた方がいいかもしれないという気さえする。

4時半に終り、家に直行。ジロタンからのお稲荷さんの皮の入った封筒が届いていた。サンキュー。家の中はまだ寒いままだったが、電気ストーブが二つ置いてある。Benが持って来ておいたもののようだ。結局直らなかったのか、、、と思い、その電気ストーブをつけた。何とも頼りない暖房だけれど、無いよりはマシ。しばらくしてドンドンとドアをノックするので行くとオジサンが立っている。Alanだった。今初めて来たようで、「すぐに直るといいんだが、、、」と言いながら何回か私がやったのと同じ事をやってやはり点かないみたい。「TOOLS!」と言いながら道具を取りにクルマに行き、再びさっきとおなじことをゆっくりやり始める。ボッといってガスがついた!この次同じことになったときのために、やり方を教えてもらう。どうやら部品の要るような類の故障ではなかったようで、ホッとする。やれやれ、これで今日は寒い中で寝なくても済む。

昨日の夜は寒さで余り良く眠れなかったために、久しぶりでカウチで8時ごろから2時間ほどうたた寝をした。明日で今年の授業は終わりだ。


12月18日(金):二兎追うものは一兎をも得ず?、雪、ナイーブの意味、JulianとNatashaが結婚!

今日はテッキリいつものように午前、午後一杯の授業なのだと思っていたら、午前中しかもいつもより一時間も早い11時45分で終わりだった。これはどこかでEllieが言ったのに私が聞き逃したのかもしれないけれど、ひょっとするといわゆる暗黙の了解の一つなのかもしれないとも思う。こういうことはもう少し念の為に前日とかにも言ってもらいたい、と思う。やっぱりこれもインターナショナルスチューデントを受け入れることに慣れていない学校の持つ弱点だろう。と言うことは別の角度から言うと、こういう慣れていない学校に入る外国人学生こそ言葉(英語)がネイティブ並みに完璧である必要があるかもしれないな、、と思う。もっと私が英語が完璧であれば、もっともっと授業の内容を消化出来るのに、、、と痛感するところでもある。留学生はまず英語力を完璧にしてから外国の大学には入学するべきなのかもしれない。まあ、私の場合は英語力も興味のある分野の知識も、両方込みで身に付けたいという欲張り企画なので、どちらも言ってみれば穴だらけ、二兎追うものは一兎をも得ずという危険性はあるのではないか、、と思う。このことも含めてすべて私の実験だと思えば、気楽だけれど、、、。


15時すぎから本格的な雪が降り出した。大粒の雪が舞い始めた。明日の朝はかなり積もっていることになるかもしれない。ヘルスクラブには行きたいので余り積もって欲しくないのだが、、、。

今このレポートを書きながら、日本のTBSのアクセスをインターネットで聞いている。鳩山政権についてのトークである。知らなかったけれど、この政権は国民新党と社民党との連立政権なのだということを初めて知った。今、面白いことを言うと思ったのは「鳩山さんはお金持ちだけれどナイーブななかなか良いところがあるんですよ、、、」と出演している記者が言ったのだ。こないだジロタンは英国人がいちばん嫌うのが「ナイーブ」ということだと言ったのを思い出した。この辺の感覚が英国人と日本人の価値観の大きな違いで、これが動物に対しての態度の違いにも現れているような気がする。

今の時点で予想するだけだけれど、学校が終り日本に帰る時点になっても多分私は「もう少しここに居たい」とは思わないだろう、ということ。英国の良さが一杯あることは認めるけれど、自分の居る場所という気にはどういうわけかなりそうもない。ジロタンが一緒でないということが大きな理由であることは間違いないと思うが、そろそろ4ヶ月が過ぎようとしている今の感覚としては、何処に居ても「私の中にある基本的な何か」は変わらないことが見えて来たような気がするのだ。自然の景色を見ても、庭に来る鳥達や、通りを飼い主と一緒に散歩している犬達を見ても、ここに暮らしている人達と接しても、学校の授業で講義を聴いていても、何となく「同じだなぁ、、、」という印象なのだ。

4時ごろWitneyの郵便局へ小林さん宛のクリスマスカードを出しに行き、Waitroseで買い物をしてから久しぶりにJulianのパブへ行く。私からもジロタンからもクリスマスカードが来たのを喜んでいた。そして、We've got married in Scotland!と言うので、Congratulations!と言っておいた。勿論ナターシャとだ。いつ知り合ったのか?と聞いたら今年の一月だとのこと。つまり結婚を決意するまでにおよそ1年かかったといことね?と聞くと、「そうだ」とのこと。結婚式と言っても二人だけの式でそこに居た知らないカップルにWitnessになってもらったのだと言って、写真を見せてもらった。

CocoとHebe二匹のワンちゃんも一緒に写っているとてもいい写真だった。そのうちの一枚をコピーして私にくれると言っていた。忘れずにくれるかどうか、、、何せ彼らはチョー忙しいので。ナターシャが私にクリスマスに何処も行く予定がないのなら、ウチのパブでクリスマスディナーをやるからジョインしなさいよ、と言うのでそうすることにした。私の分の料理をBookしておくとのこと。FraserさんのBillyのドッグシッターをいつ頼まれるのかが気になるところだけれど、もし頼まれたとしてもディナーの時ぐらいは一緒に居なくても大丈夫じゃないかと思うし、もしどうしても無理な場合は、ナターシャに電話して料理だけでもTake outしてウチで食べればいいや、、、と思うので、何とかなるだろう。それにしてもFraserさんたちはいつから旅行にいくのだろう。教会に一緒に行く時に聞いてみよう。

家に帰ってからBBC2でOne man and his dogというシープドッグのコンペ番組を放送していたので、それを見た。ボーダーコリーはほんとに賢そうだ。指笛がカッコいいので私も練習してみたら、音を出すコツが少し分かってきた気がする。もう少しいつでも出せるように練習を続けてみようと思う。


今回のレポートはここでストップして、そちらへ送ります。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.12.19-20

12月19日(土):薪のプレゼント


ヘルスクラブに行こうと思っているところに、サニーマムズの3人からのプレゼント(スリッパと3人からのクリスマスカード)が届いた。なんだかいつも気を(お金も)遣っていただいて恐縮する。

お昼過ぎに家を出ると、Fraseさんと会った。明日のクリスマス礼拝は何時からなのかと聞くと、まだ友達に連絡をしているところだから、分かり次第知らせるからとのこと。それから薪が要るんじゃないか?と言ってくれて、あとで玄関の前に置いてくれるそうだ。お金を出して買います、と言ったら、「要らない要らない、Billyのドッグシッターの代金代わりだと思ってくれていいから」とのこと。彼の話によると、暖炉で燃やす薪の熱は90%は煙突から出て行ってしまうので、物凄く効率が悪いのだとのこと。それに比べていわゆる薪ストーブは燃やす薪の85%は熱として部屋を暖めることが出来るのだとのこと。Fraserさんの家はいわゆるストーブなので、ちょっと燃やすだけで物凄く暖まるのだそうだ。この人はなかなか物知りと見た。

ヘルスクラブに着いたのが1時ごろで、トレッドミルで2キロほど走ってから500メートルくらい泳ぎ、スチームサウナと普通のサウナに入って十分暖まってから、ビストロでコロネーションチキンのラップサンドイッチとカプチーノを注文。これで5ポンド50だから安い食事だ(一日一食だから)。少しだけ持って行ったテキストを読んだけれどやっぱり落ち着かないので、帰ることにして家に着いたのが3時ごろ。大体2時間居たことになる。このくらいの時間ゆっくり誰に気兼ねもせずにいられる場所があるのは、本当に有難いと思う。

玄関の前に薪がドッサリ置いてあった。何かお礼をしなければ。

マムズの3人にメールで早速お礼を書いて出した。この3人には月曜日に郵便局であの可愛い箱を買って、お礼のお菓子を詰めて火曜日には郵送しようと思っている。喜んでくれるといいのだけれど。

Fraserさんに貰った薪を早速暖炉で燃やした。気のせいかガソリンスタンドで買った薪よりも火力が強くて暖かいような気がした。Marthaが明日の教会への出発は9時半だと言いに来てくれた。

Assignmentをやり始めたら寝るのが遅くなり、結局寝たのは深夜の3時だった。


12月20日(日):Oxford Bible Church

9時半にFraserさんのクルマに乗ってOxfordの彼らの教会へ向かう。まずこの場所というのがそもそも教会の建物ではなく、学校(CheneySchool)の体育館を借りて毎週礼拝をしている教会のようだ。つまり、毎回礼拝のために飾りつけとか、楽器とか、マイクなどのセットアップを教会員が準備しなければならないのだ。それからもう一つ、来ているメンバーの80%が黒人(アフリカ系イギリス人)ということ。牧師夫妻は白人(牧師本人はどうもいわゆる純粋なイギリス人ではなく、何処か別のヨーロッパ系の血が混じっている感じ)。残りの10%が白人系の混血の人たちで、あとの10%が白人でもない黒人でもない人種の人たち、という感じだった。今日はクリスマス礼拝だったので、子供達が聖書を基にしたイエスキリスト誕生の場面の劇(日本の教会でもよくやるのだが)をやったのだけれど、当然子供達は殆どが黒人、中に一人だけアジア系の顔をした子供がいた。この牧師は本も書いている人らしく、自分の新しい本が出版された、と紹介していたし、どうやらホームページもあるようだ。

礼拝の雰囲気はかなりファナティックで、アメリカの黒人の教会のような雰囲気。ドラム、キーボード、ギターなどの演奏がかなり大きな音で流れるし、途中で手をあげたり、ハレルヤ!とかアーメン!とか言う人がいるし、クリスマスなのに聖餐式なんかもしないし、三崎町教会のような静かで荘厳という雰囲気とは全く反対。悪い人たちじゃないことはハッキリしているし黒人の子供達なんかは、白人の生意気な顔した子供よりずーっと可愛いし、牧師さんのお説教も実に聖書の言葉を忠実に伝えるものなのだけれど、中には「現実を忘れるための熱狂を求めて来てるのかも、、、」と思えるような人もいた。一人男の人でSimonという小柄な白人(多分?)をMarthaに紹介されたのだが、この人が日本で勉強したことのある人で、「ハジメマシテ」と日本語で挨拶をしてくれた。それから元々この教会にいたブラジル人で最近日本で教会をオープンした人がいる、と言って「たしか、Sendaiというところだ」と言った。またまたなんという偶然か!

讃美歌の歌詞も聖書の言葉もパワーポイントの大きな画面に映し出され、礼拝というより集会という感じ。クリスマス特別礼拝なので、趣向を凝らしたプログラムになっているようだ。なんとMarthaが独唱をして礼拝奉仕をした。アフリカ音楽が混ざったような讃美歌で、上手で素晴らしかった!11時から始まった礼拝が終ったのが多分1時半ごろ、その後ミンスパイとお茶を適当に飲んで、他の人達と雑談をして家に着いたのが3時だった。このお茶の時に話をした女性がOxfordのミッションスクールの教師をしているJoという人で、この人は非常に感じの良い人だった。彼女は4歳の時にポーランドから来たのだそうで、国籍はまだポーランドのままなので選挙権はないのだけれど、急いで国籍を英国にする気はないのだと言っていた。ご主人はまた別の国の人のようだった。

このミッションスクールの教育カリキュラムを少し話してくれたのだが、これはなんとなく自由学園のようなチョット変わっているけれどとても健全なものという気がした。Fraserさんによると、英国にはこういう良いミッションスクールが非常に少ないのだ、とのこと。Fraserさんは英国国教会にはかなり批判的だし、途中通った新しく建設中のモスク(私が「あ、これはモスクですね」と言うと)を見て、That is bad!と言うなど、平均的英国人とは何処か少し違うようだ。

家に帰って買っておいたキーシュを食べてAssignmentでもするか、と思ったら物凄く眠くなって来た(夕べ寝たのが3時だったから)ので、カウチで横になりテレビをつけたら、案の定うたた寝をしてしまった。

今回のレポートはここまでにして送ります。ではGod be with you.

Miyako

2009.12.21-23

12月21日(月):very slippy!

昨日から降り出した雪が前日の氷の上に積もり、歩くのもクルマを運転するのもゆっくり注意してやらないと、滑りそうだ。

お昼ごろ、Witneyの郵便局に関口さんたちに送る郵送用の箱を買いに出かける。そのあと、Sainsburyで送る中身をいろいろ買って、ここの小さいフードコートでイギリスに来て初めてFish&Chipsを注文して食べる。タラのから揚げは熱々で衣もパリッとしていているのだが、ハッキリ言ってまた食べたいとは思わなかった。その足で帰りにGardenCentreに寄り、3人の英語名のキーホルダーを買い、小鳥達の餌を買って帰る。

早速マムズたちの箱に買ってきたいろんなものを詰めて、小包をつくり住所も書き、明日送るばかりにして、玄関のところにおいておく。

雪が本格的に降り始めたのでちょっと考えたのだけれど、ダンスエアロビの予約もしてあるし、ゆっくり運転すれば大丈夫かもしれないし、もし途中で無理と思ったら引き返せばいいやと思い、思い切ってヘルスクラブへ向かった。アエロビは6時35分からなので、余裕を見て6時に家を出た。もう真っ暗で雪の中なので、本当にゆっくりと行く。さすがの英国人もいつもよりは明らかにゆっくり運転しているように見受けた。

こないだ見学したダンスエアロビには12,3人いたが、今日は雪のせいか出席者は私を入れて4人。このダンスはどちらかと言うと、インストラクターの好みなのだろうと思うのだけれど、何となくブレイクダンスのような振り付けが多いので、私にはちょっと向かないかもしれないと思った。それでもそこそこ汗をかいたので、気持ちよかった。その後いつものようにプールで泳いでからスチームサウナとドライサウナに入り、暖まってから再び雪の中を帰って来た。帰りしなに例の地図を描いてくれた受付の女の子が「Please be careful, it is very slippy」と言ってくれた。

今日は人並みに11時半ごろベッドに行き落語を聴きながらいつの間にか眠ってしまう。


12月22日(火):リスが来た!、everyone watches the same thing

昨日の雪が更に積もっていて、ジロタンに頼まれて雪景色の写真を何枚か撮る。外に出ると思ったより寒くない。昨日の夜もヘルスクラブから帰るときに感じたのだけれど、雪が降ってる時の方が降る前よりも寒くないもののようだ。

今日はナント、ここの庭のチョット先に立っている木の枝から枝へと飛び移るリスの姿を、家の中から偶然しかもハッキリ見ることが出来、感激。それとバードフィーダーにアカゲラ(中型の啄木鳥で都幾川でもまれに見れる)が来ていた。啄木鳥は他の鳥と違い、枝を縦に移動するのですぐに分かる。

Witneyへの途中、RamsdenからNewYattを通り抜ける道は、雪と氷でテカテカ状態で対向車が来て、一回だけタイヤが滑って、ハンドルが効かなくなりかけたところがあり、ヒヤッとしたが向こうもゆっくり運転だったので、大丈夫だった。

今日は2ヶ月ぶりに散髪。先月の予約は和中さんがウチに来ることになったのと、まだ余り髪が伸びていない感じだったのでキャンセルしたのだ。予約は13時15分となっているので、その前に小包を郵便局から出す。今年中に日本に届くだろうか、、、。まあ年が明けてからのお楽しみというのもいいかもしれない。

小包3個分の郵送料が56ポンド80だった。郵便局のあとPhilosophyという美容院のLaurenという女の子の美容師に、ヘアカットをしてもらう。昨日のブレイクダンスの話をしたら大うけで、とても可笑しそうにお腹を抱えて笑っていた。年末のテレビで特別番組みたいなのはあるのか、と聞いたら、特に無いけれど、コロネーションストリートとかEastEndersみたいな連ドラでは必ずクリスマスには登場人物の誰かが死ぬことになってるのだとのこと。

それからFleurが言っていた、英国民の80%はX-Factorのファイナルを見ているというのは本当か?と聞いたら、「Yes, it's true and sad...」と言うので、Why sad?と聞いたら、Because everyone watches the same thing.と言ったのは意外だったし、なかなかこのLaurenという子もありきたりじゃなく変わっていて面白い女の子なんだ、、、と思った。今日はどんな風にカットするの?と聞くので、前回はちょっとばかり短くし過ぎたので、今回は後ろは短く、その他はほんの少し整えるくらいのセンで、、、とお願いした。彼女の美容師としての腕も大したものだと思う。とてもカッコいいシルエットに仕上げてくれるのだ。それで31ポンド50。前回同様チップに5ポンドあげる。次回の予約を1月30日(土)午後2時15分で取ってくれた。

帰りは同じ道ながら、かなり氷が解けている部分があり、来る時よりは神経を使わずに済んだ。GardenCentreに寄り、バードフィーダーに縋ることが難しい大き目の鳥(ハトとか)の為に、地面に蒔くようにと売っている餌を買って帰り、早速蒔いた。

4時まで結局何も食べていない状態だったので、家に着いてから買っておいたポテトをチンしてパンをかじって、残っていたキーシュを食べチョコレートを少々食べる。その後、途中までやってあったAnimalHealthのAssignmentの続きをやり、夜8時過ぎにやっとこさ終らせる。これで1月半ば締め切りのAssignment3つの内の一つをクリアしたことになる。あと二つも残っているので、なるべく今年中に終らせてしまいたいのだが、、、。


12月23日(水):道路がバリバリ

新たに雪は積もっていなかったが、道路がバリバリに凍りついていて昨日より滑り易そうだ。一週間ぶりで乗馬が出来ると思って楽しみにしていたのに、10時過ぎにPigeonHouseのHelenから電話がかかって来て、今日のレッスンはキャンセルだとのこと。彼女はその理由も言ったのだと思うが、速すぎたのとよく聞き取れなかったのとで、理由はイマイチはっきりしないけれど、どうせこの雪と氷のせいで馬場が使えないということなのではないか、と想像して「キャンセル」という言葉だけはハッキリ聞こえたので「キャンセルですね」と確認してから、次のレッスンの時間はどうなるのかと聞いたら、明日明後日は時間の都合がつかないので、今年中ならば30日の水曜日15:00、そうでなければ新年になってからになる、というので「30日にお願いします」と言っておいた。

ここの騎乗権を10回分既に支払ってあるのだけれど、狭山のような立派な騎乗券を出したりするところではない(いわゆるファミリービジネスっぽいところ)ので、こないだもHelenは、私が10回分のお金を払ったことをうっかり忘れたらしく、「ハイ、今日は29です」と言うので、(ポンドという単位をつけずに言うから)私は一瞬何のこと?日にちの事を言ってるのかな?と思い「29?」と繰り返すと「あ、そうだ、そのお金は貰ってるんだった、、Sorry it's my mistake」という調子なので、チョット頼りないところがあるのだ。それで、私は早速コンピュータで私の騎乗券を10枚分作ってプリントアウトしたので、次回これを持って行って見せて、日付とサインを彼女にして貰う、という方法を提案しようと思う。そうすればお互い、あと何回分残っているか、いつといつにレッスンをやったかがハッキリ分かるというものだ。

13時すぎても霧は晴れて来ず、とてもこれから氷が解ける気配はなさそうなので、残っていたポテトをチンしてパンをかじって、キーシュの余りを食べてお昼ご飯にした。台所の水道のそばにちょっとした物を置ける台がありそこにポットが置いてあるので、大抵そこに立って食事らしきものをするのだけれど、そこに窓があってバードフィーダーがよく見えるのだ。その鳥達を眺めながら食べていると、私も彼らと一緒に生きてる動物のような気分になり、これがなかなか良い。

二つ目のAssignmentであるAnimalWelfareの資料集めにとりかかり、同時にどんな感じにまとめればいいかを頭のどこかで考えながら過ごすこの段階が、いちばん時間がかかるし、ある意味いやな時間という気がする。いつもこの段階で思うことなのだけれど、Assignmentの説明がもっともっと具体的に、例えばこんな感じで、と言う見本みたいなものを実際に見せてくれたら大分ラクなのに、、、と思う。いざ取り掛かる段階になるといつも、イマイチTutorの求めているものの形が見えて来ないのだ。何とかならないものか、、、と思う。

今回のレポートはここまでにして送信します。

ではまた。God be with you.

Miyako
2009.12.24-25
12月24日(木):こんどは洗濯機!、クリスマスディナー

昨日の夕方ゴミを出しに外に出た時、意外にも雪ではなく雨が降っていた。夜中に雪に変わるかな、、と思っていたのだが、どうやら雨のままだったらしく、今朝は新しい雪も無いし気温が高かったせいか、もともとの雪もかなり解けていた。一日違うだけでこんなに気温が変わるというのも、冬に限らず英国の気候の特色のようだ。

午前中、洗濯をしてから出かけようと思い、洗濯機に洗濯物を放り込んで家に入る(洗濯機は外の物置小屋にあるので)。しばらくたってもうそろそろ終っている頃だろうと行って見ると、今度は洗濯機がう~んと音を出したまま止まっている!こないだは乾燥機がおかしくなったばかりなのに、、、といろいろボタンを押してみるが直らない。水が溜まったままで、脱水がされていないのだ。ふたを開けようとしても、開かない。スイッチを切っても開かない。キッチンの引き出しに入っている「取り説」を読んでみることにする。スイッチを切って3分待てばふたが開く、と書いてある。物置に戻ってやってみる。カチンと音がしてランプが消えたので、ふたを開ける。水に遣ったままなので、取り出して手で絞り、乾燥機に放り込む。でも洗濯機をこのままにしておくわけにはいかない、と思ったので、再び「取り説」の「故障かな、、と思ったら」というような項目を読んでみると、排水がどこかで詰まっていると、ぶ~んと音がして、水が流れて行かずふたも開かない、と書いてある。それを直す為には排水ホースを掃除する必要がある、と書いてあるのでその通りやってからスイッチをオンにしてトライしてみたけれど、直らない。どこかが詰まっている筈だ、と思い、洗濯機を動かして機械の裏を見た。前に使っていた人の洗濯物がホコリだらけで後ろに落ちている。排水ホースを調べてみる。変なやり方の多分これだろう、と思う配管を外してみる。どうもここのU字パイプが詰まっているのではないか、、、と思い水を入れてみると、案の定水が流れて行かない。更につなぎ目をもう一つ外して短くしてみると、なんと水が凍って氷になっていてそれが排水を妨げていたことが判明。台所に行きお湯をパイプに通して、氷を解かす。それから物置に戻り、元どうりセット。これで、直ったのかどうか、試しに洗濯機に水を入れてから排水スイッチを入れてみる。前よりは流れるようだけれど、完璧に直ったのかどうかはよく分からない。明日暖かければまたチェックしてみようと思い、今日はここで止める。そもそも洗濯機が外にあるということ自体、洗濯機という文明の利器にそぐわない設置の仕方なのだ。それから洗濯機自体も日本製のものとは比較にならないほど、原始的でしかも使いにくい。洗濯の後にイチイチ詰まったごみを取るとか乾燥機の水を捨てるとか、人手で機械の不備を補わなければならないような幼稚なシロモノなのだ、、、。よくこんなものを機械として売ってると思うし、買う人もハイテクを期待していないという状況は、日本人からすると信じがたい。なんでこんなとこまで来て洗濯機の修理を、この私がしなければならないのか、、、、、。私が機械嫌いじゃないからこんなことまでやるけれど、普通だったらギブアップだろうと思う。

午後からWitneyへ出かけた。明日、Fraserさん宅にクリスマスディナーによばれた時と、元日にFleurの家に行く時に持参する手土産に、Hallmarkで売っているThorntonのチョコレートを持って行こうと思ったからだ。小さめの箱に入ったGinger入りのブラックチョコを見つけたので、それを3つ買う。2つはラッピングをそれぞれ1ポンド払ってしてもらう。なかなかセンスの良い色合いの(エンジ色の無地の紙にチョコレート色のリボンをつけた)包装で、このあたりは流石に英国のセンスという気がする。もう一つは自分で味見をする為に買った。自分が知らない味のものを人にあげるのは嫌なので。帰ってから食べてみたら美味しかったので、安心してあげられる。

Waitroseで少し自分の食料を買い込む。またいつ雪が降って、路面が凍って出かけられなくなるか分からないから。作らないかもしれないけれど、ためしにお好み焼きの材料(小麦粉、油、キャベツ、ネギ、ウスターソース、タマゴ)も買った。

時刻が午後3時で、例によって今日はまだ何も食べていなかったので、いつも通り過ぎるWaitroseの駐車場に近い角にある、パブ(?)のようなスナックのようなところに思い切って入ってみる。結構混んでいたけれど、プロウンサンドイッチとチャイラテを注文して、席が空いてなかったのでカウンターに座って食べて帰って来た。やはり、気温が2、3日前よりかなり高い。明日はクリスマス・デイでお店は殆ど休みのようだ。店によっては翌日のBoxingDayも休むようだ。ヘルスクラブも明日明後日は連休なので、私も行くところが無いということになる。この際Assignmentをやるしかしょうがないか。

5時過ぎにJulianから電話で明日のクリスマスランチ(ディナーじゃなかったのかな?)は14:30からだからとのこと。

8時過ぎにガタンと音がして郵便受けから何かが入れられた音がしたので行って見ると、小さなカードがドアのところに落ちていた。FraserさんとMarthaからのカードで「明日13時ごろに来てください」と書かれてあった、、、。どうやらこの国のクリスマスディナーというのはお昼に食べるというのが常識らしいことが判明する。ところ変われば、、、というやつだ。「暗黙の了解」というのが外国人にはイチバン戸惑うことなんだ、、ということが納得できた気がした。

ということで、とりあえず13時にFraser宅に行き、少し早めに失礼して(と言っても多分最低2時間は居る事になるだろう)遅れ気味にJulianのところに行くというセンで当たって砕けてみようと思う。Julianの方は、プライベートなFraserさんのところのとは違うような(これもNatashaが私の分をBookしておくと言っていたことからの、あくまでも想像にすぎないのだが)ので、時間きっちりに行かなくても大丈夫なのではないか、、と思うのだ。一応少し遅れると電話で言っておいた方がいいだろうか、、、。二股かけてると思われるのも嫌なので、なるべくなら何も言わずに居たいのだけれど、、、。私はどういうわけか昔からこういうことがよくあるのだ、、。



12月25日(金):英国滞在4か月、お好み焼き、「もみじ」の一人合唱

今日で英国滞在4ヶ月が経過したことになる。

午前中、昨日直した洗濯機が本当に直っているかどうか確認しに、物置小屋へ行きつけてみる。どうやら直っているようなので、一安心。

Fraser宅で、なにかやれることは無いか考えた末、テープに「もみじ」のソプラノのパートを自分の声で吹き込み、現場で自分がそれに合わせてアルトで歌い、デュエットをするというのはどうか、と思いつき早速テープに吹き込んで、それをかけながらアルトを歌って練習してみた。まあ歌が日本の歌だし、珍しいだけでも彼らは楽しんでくれるかもしれないと思ったので、やってみることにする。12時ごろになって、急にやってみたくなりお好み焼きを一つ作ってアペタイザーとして持参するのもいいかも、、、と思い、昨日買っておいた材料で急きょ挑戦することにした。具はキャベツとネギ。パプリカを細かく切ったものを彩りに加えて、ソースはHPのソースとケチャップとお醤油を混ぜたものと、マヨネーズにミルクを加えて薄くしたものでやってみた。味見をしてみるとそこそこイケルので、出かける直前までオーブンの中にお皿ごと入れて冷えないようにしておいて、1時ちょっとすぎにそれを持ってFraser宅へ行く。

Frazerさんがキッチンで料理を作っているところだった。チョコレートとお好み焼きを渡して、Marthaとお喋りをしている中で、Marthaの音楽レッスンとかなんとか、、とFraserさんが言ったので、何のことか尋ねてみるとMarthaは歌を教えているとのこと。おお、これは良いチャンスと思い「ひょっとして私にボイストレーニングのレッスンをしてくれないかしら?」と頼んでみた。実はこないだネットで、チェロかボイストレーニングを個人レッスンしてくれる人はいないものか捜したばかりなのだ。日本ではなかなかこのどちらも簡単に個人教授を見つけることは難しいと思ったので、どうせならここに居る間にレッスンを受けられないものかと、考えたのだ。Charburyに一人、Singingを教える男の人がいたのと、Oxfordには1時間10ポンドでチェロを教えてくれるという女の人がのっていたのだけれど、すぐに電話をする気にまではならなかった。Marthaによく聞いてみると彼女はかなり本格的な理論に基づいてトレーニングをしているようなので、I would like to take your voice training lesson. I am serious と頼んでおいた。Marthaは2003年にただ旅行目的で英国に来たのがきっかけでここに住み始めたのだそうだ。住み始めてまだ6年しか経っていないということだ。

Marthaが私の持って行ったお好み焼きを食べながら料理が出来るのを待とう、と言って食べ初めて「おいしい!スターターに丁度良い」と言ってくれたので、嬉しかった。Fraserさんの料理は前回同様本当にすべて美味しかった。メニューは玉ねぎのタター(パイ皮の中に玉ねぎを入れてバターとお酢とお砂糖少々をかけてオーブンで焼いてひっくり返しcaramelized onionにしたもの(このひっくり返す方法で作るパイをフランス語でタターと言うのだそうだ)、昨日絞め殺したというFraserさんの所のローストチキンと付け合せの野菜、ベーコン、ポテト、それからデザートはクリスマスプディングだった。デザートを食べ終わってから、準備してきた「もみじ」の一人合唱をご披露した。

ここの家はウチのログハウスと同じで、吹き抜けになっているので、反響が良くなかなか良い声に聞こえた。特にFraserさんが喜んでくれたようなので、やった甲斐はあったのでは、、と思った。それから思いがけずに彼らが私にプレゼントをくれた。本を2冊。一つは野鳥と昆虫の図鑑。もう一つは英国料理の本だった。すごく綺麗な良く出来た本で、早速頼んで二人にサインをしてもらった。これは思いがけずに嬉しいプレゼントだった。Fraserさんが子供の頃のクリスマスの思い出を話してくれた中に、25日の午後1時にいつもクリスマスディナーを家族で食べ始めて、3時になると必ず女王のクリスマススピーチがあるので、それが終るまで靴下の中に入ったプレゼントを開ける事が許されなかったので、いつも子供達は女王のスピーチが早く終らないか、、、と思いながら聞いたものだそうだ。家族の様子が目に浮かぶような話だと思った。3時半ごろに帰ろうと思ったら、まだ帰らなくてもいいのに、、好きなだけ居ていいんだから、、、と言うので、断るのもチョット悪いかな、と思いそのまま話を続けて、結局4時ごろに帰って来た。

今からではJulianのところは遅すぎるし、、、電話を今からするのもしにくいし、、、とグズグズしているうちに、ますますしそびれてしまった。申し訳ない気持ち。

夜中ジロタンとSlypeで話した後、Assignmentをやり始めたら結局朝の5時になってしまっていることに気付き、一応メドも付いた所でやめて寝ることにする。これでまた明日仕上げをすれば、AnimalWelfareのAssignmentはDogVersionとHorseVersionの両方を一応終らせることが出来そうだ。ふう~!!

今回のレポートはここまでにして、送ります。ではまた。God be with you.

Miyako
2009.12.26-28

12月26日(土):Why did you know it is Me?

昨日寝たのが朝の5時だったせいもあり、今朝は7時半ごろに起きてまた早速昨日の続きでAssignmentをやり始めて、9時半ごろ下書きはすべて終らせることが出来た。

昨日のFraserさんとの会話の中で面白いと思ったものを書いておこうと思う。一つは私が前々日の雪と氷でツルツルのうちの玄関前に、茶色のツブツブが蒔いてあるのに気付き、「あ、これは氷を解かすための塩で、きっとFraserさんが私の為に蒔いておいてくれたのだ、、」と思ったので、御礼を言うと、Why did you know it is Me?と彼が私に問い返したことだ。こういう会話は実に自然なので何処の国の人も同じだなぁ、、、と思わせられるので面白い。もう一つは、プレゼントに頂いた本を綺麗に包み直していたら、「そんなに綺麗に包み直して、誰かにあげるつもりか?」と言ったのだ。ナルホド、そういう見方もあるか、、、と思わせられたので面白いと思ったのだ。それともう一つ、こないだ洗濯機の排水パイプが凍って機能しなかったことを言ったら、昔の家は皆外に電気製品を置いたもので、Fraserさんの子供の頃自宅の冷蔵庫が寒すぎて動かなくなり、「冷蔵庫を温める」為に家の中に入れなければならくなったこともあった、、、と笑い話のようなことを話してくれた。

今日は一歩も外に出ず、玄関ドアの鍵も開けないまま一日が過ぎた。夕方にはAssignmentの仕上げをして、これでAnimalWelfareのAssignmentも終了したことになる。やれやれだ、、、。あと一つ、AnimalCollectionのが残っているので、これも今年中には終らせておきたいと思っている。

今日は12時ごろにベッドに行き、落語を聴きながら眠ってしまう。


12月27日(日):日が長くなっている

朝、お気に入りに入れてあるOxford地方の天気予報のサイトで、日の出、日の入りの時刻を見ると、私の観察通りやっぱり少しずつ日が長くなって来ていることが分かった。昨日の時刻より日の出は1分早くなり、日の入りは1分遅くなっている!これは春が近付いて来ているという何よりの証なので、嬉しい。

朝はチョット雨が降ったけれど、昼前から青空が広がり、風はあるけれど明るい日曜日と思っていると、みるみる薄暗くなり部屋の電気も点けなければならないような暗さになる。こういう変わりやすい天気が非常に多い。安定した天気が少ない国だ。町のお店は今日から半額セールなどで賑わっているのかもしれないのだけれど、余り行く気にはならないので、ヘルスクラブにでも行ってみようかと思ったのだけれど、今日は午後の4時で終りという営業時間なので、慌しいのもイヤなのでその代わりこのあたりのFootpathを歩いてみようと思い家を出る。VillageStoreの少し手前にあるWard’sLaneという路地を右へ曲がり、住宅が続く道を50メートルぐらい行くと急に住宅がなくなり、一面のっぱらになりなだらかな丘が続いている。その路地に並ぶ住宅も非常に庶民的で、外から中の様子が少し見えるのだが、一つの家には小さめのピアノ?(オルガンかも)が置いてあり、蓋が開いていて楽譜が置いてあるのが見えた。こういう風景は生活の匂いがしてなかなか面白い。

その住宅地の突き当りを右に曲がるようにFootpathが続いている。そこをゆっくり降りて行くと、向こうの丘の広いところを2台のバイクがいかにもスラロームを楽しんでいるように遊んでいるのが見えた。それから思いがけず、すぐそばに馬が3頭放牧されていたので、近付いて行って挨拶した。白い馬は全然私に興味を示さなかったのだが、茶色の馬と黒い馬が私のところに近づいて来て、鼻を撫でさせてくれた。こういう馬たちに勝手にニンジンなんかを上げちゃまずいのか、今度Fraserさんに聞いてみようと思う。もし構わないのであれば、彼らにニンジンをあげに時々遊びに来たいと思う。

家に帰って来てから、買ってあった冷凍のフレンチフライをチンしてケチャップをつけて少し食べる。これは案外美味しいのだ。

2時過ぎになると、また明るく青空になる。風もなくなる。


12月28日(月):コロネーションチキンサンド

朝、また向こうの木をリスが2匹、飛び移ってどこかへ行くのを目撃する。リスの餌も置いてみようかしら、、という気になる。

昼前までにAnimalCollectionの課題で、HighlandWildlifeParkのWolfTerritoryの方のまとめが一応終り、もう少し吟味をしてから仕上げをする段階までにしたので、少しホッとする。昼過ぎにヘルスクラブへ出かける。今日はトレッドミルはなしにして泳ぐだけにする。30分ぐらい泳いでから2種類のサウナに入り、ビストロでいつものコロネーションチキンのラップサンドイッチとカプチーノを注文して食べる。お天気が良く、ここから見える中庭の景色が素晴らしいので写真に撮る。ロビーにあるトイレに入ったらこれがまた綺麗でモダンで洒落ているので、これも写真に撮る。ここは本当にメンバーになる価値のあるヘルスクラブだ。帰りに駐車場を見ると、少なくとも5、60台のクルマが止まっていたから、そこそこ流行っているんじゃないか、と思う。



3時チョット前に帰宅する。庭にぶら下げてある4種類のバードフィーダー全部にそれぞれ誰かがすがって餌を食べている。レストラン大繁盛というところだ。このFinstock村もCedarCottageも、いつも静かでホッとする。

夜からまたAnimalCollectionのもう一つの動物園BristolZooParkのSeal and Penguin Coastの方に取りかかったのだが、どうも頭が回転せず良いアイデァがイマイチ浮かばない。コンピュータで志ん朝さんの落語3つ(愛宕山、酢豆腐、三方一両損)を全部聞いた。面白かった。そのあとまたAssignmentに向かったが、やっぱり頭がスタックしている感じ。

ジロタンとSkypeで話をしてから、今日はもう勉強はしないで寝ることにする。


12月29日(火):良心的ハンバーガー?

Charburyから電車でロンドンまで行ってみるのもいいかな、、と思いネットで調べたりしてみたのだが、やっぱり知らないところに出かけるのは疲れるのと、どうしてもお金を使うことになるので、結局行かないことにした。

お昼過ぎにヘルスクラブに泳ぎに行こうと準備していたら、ガタンと音がして、郵便が届いた。鈴木さんの娘さんと狭山乗馬センターの鼬川さんからのクリスマスカードだった。鼬川さんの手紙には、私も以前乗ったことのある狭山のプーアール(白馬)のことが書かれてあり、老人になったので浅沼さんのところに預かってもらっていたのだけれど、ついさっき浅沼さんから彼が眠るように亡くなったと連絡があったとのこと。出会いは嬉しいのだけれど別れはいつも辛いと書いてあった。

ヘルスクラブには1時ごろに着き、3時ごろまでいた。今日はハンバーガーを注文して食べた。これが意外だったのは、冷凍のハンバーガーではなく生の肉を焼いたハンバーガーだったこと。ここのビストロは本当に良心的だ。帰りに例の受付の女の子が居たので、名前を聞いたらCathyとのこと。

家に帰る前に、ガソリンを入れておこうと思い、いつものガスリンスタンドに寄ってから帰る。(32ポンド)

朝からずっと降っている雨が夕方から雪っぽくなり始めた。おいおい、、明日は先週キャンセルになったPigeonHouseの乗馬レッスンの日なんだから、、、またキャンセルなんかにならないでもらいたいのに、、、、。でも、相当な勢いで雪になり始めた。

今回のレポートはここまでにして出します。God be with you.

Miyako

2009.12.30-31

12月30日(水):Jememy Paxmanのルーツ、Well done, Miya!

夕べからの雨はどうやら雪にはならなかったようだが、朝から雨が降っている。今日の乗馬レッスンがキャンセルにならないことを願いつつ、午前中、村のPost Officeに鼬川さんと鈴木さんの娘さんへのカードを出しに行く。

BBC2でJeremyPaxmanが自分の先祖を自分で辿る旅(タイトルが,Who do you think you are?という番組)をやっていた。彼はヨークシャーのいわゆる典型的なミドルクラスの出身で、私立の学校に行った後、ケンブリッジ大学でEnglishを勉強したのだそうだが、母方の祖母、曾祖母を辿って行くとかなり貧しい家だったようだが、祖母にあたる人が非常に熱心な救世軍の信者で、そこで認めれたことから貧困から抜け出したようだ。父方も曽祖父の代までは貧しかったようだけれど、曽祖父のArthurPaxmanとかいう人の成功がきっかけで、ミドルクラスの仲間入りが出来たようだ。途中、先祖の暮らしたスラムを訪ねたり、図書館に残されている苦労時代の記録に、彼は感極まって泣き出す場面もあった。その中で彼が言っていた言葉が印象的だった。「自分は信仰をしっかり持っている人間を馬鹿にする気には、これまでだって一度もならなかった。何故なら、信仰というものが人間の生き方として、究極的にとても大切なもののような気がするからだ」と。

2時20分頃に家を出てPigeonHouseへ向かった。私のレッスンは3時からなのだけれど、着いたのが2時35分頃。HelenがPonyで子供二人のレッスンをするところだった。その子たちはおばあさんと一緒に来ていて、いかにもクリスマスプレゼントにおばあさんが孫達に馬に乗るというプレゼントをした、、という様子に見えた。Helenが早く着いた私に「こんなに早く来てもレッスンは時間が来るまで出来ないわよ!」と余りにも早く来すぎた私に、困ったものだ、、、というかのように溜息をついて呆れ顔で私を見た。えぇーっ、早く来ちゃマズイのかしら、、、なんか歓迎されていないみたいで、ちょっと感じが悪い人だな、、、と思った。寒かったこともあり、時間が来るまで車の中で待つことにした。

3時になって外に出てHelenに挨拶をした。今度はさほど感じが悪くなく、結構ニコニコしている。どういう人なのかな、、、。先々週と同じHollyという白い雌馬に乗ってレッスンが始まる。この前注意されたところ(膝で馬の胴を締めないで、むしろ膝を緩めて乗るように)に気をつけて乗った。「Well done, Miya!最初より随分上達したよ」と褒められた。終わりの方になってCanter(駆け足)をやってみよう、と言われ少しだけやったが、8月始め以来駆け足はやっていないので、殆ど乗り方を忘れてしまっていて、うまく乗れなかった。Helenがこの次はCanterを中心に練習をしよう、と言った。さらに少し上の技術を習えるのは有難い。来週は5日の火曜日の2時で予約を取った。私の作ったRidingTicketに快く日付をサインしてくれ、今後もこのカードを使ってくれそうなので、買った分の確認がお互い出来るので、よかった。

Helenにウチの近くで放牧してある馬に、ニンジンをあげたりする場合は許可を貰った方がいいのか、と聞いてみる。法律ではないけれど、聞いてからにした方が間違いない、とのこと。「知らない人が私の馬に食べ物をあげているのを見たら、私は余り気持ちよくない」と言っていた。当然だよね、、、。あのFoodpathのところにいた馬は誰が飼っているのだろう、、、。

今日もヘルスクラブは夜の8時までやっているので、行こうと思えば行けるのだけれど、暗くなってからのドライブはやはり少し億劫なので、今日は止めにした。その代わり残っていたAnimalCollectionのペンギンとアザラシのやつをやり始め、いい加減な出来ではあるが一応でっち上げた。自分でもとても良い出来とは言えないのだが、ヒラメキが全く浮かばないので、仕方が無い。



12月31日(木):泳ぎ納め、ロンドンの花火大会、蛍の光

今日はヘルスクラブが8時から16時までやっていて、明日は完全休業なので泳ぎ納めに出かけた。10時半ごろに着いたのだが、思ったよりも随分沢山の人が来ているのには驚いた。31日ともなると何となく皆忙しくてヘルスクラブどころではないのでは?と思ったのだが、どうやらその反対みたいで、いつに無く男女ともに人が多くて、プールもサウナも5,6人はいて、皆いかにもノンビリしに来ている雰囲気だった。お決まりのコロネーションサンドイッチとカプチーノでお昼を食べて帰宅。大体12時半だった。しばらくするとガタンと音がして郵便やさんが、厚手の封筒を郵便受けに入れていった。見ると日高マムズのしのさんからで、ワンちゃんのカレンダーとカードと懐中葛湯が入っていた。早速メールでお礼状を出す。

コラーロさんからメールでGreetingが届いたので、彼にも早速返事を出す。PigeonHouseでのレッスンのことなどを報告する。

日本時間の夜10時ごろなのでSkypeをオンにしたのだけれど、ジロタンはいつも通りもう寝てしまっているのか、オンにならないみたいだが、念の為にこちらはそのまましばらくオンにしていることにする。


こちらの11時ごろにジロタンとSkypeが繋がり、その後12時15分前ごろにアイオワのYuクンもSkypeに加わり、3人で話をする。12時5分前ごろからBBC1はロンドンからの中継をやり始め、カウントダウンをする為に1分前から電光掲示板みたいなのが出てるのが写った。12時丁度になるとBigBenの鐘が鳴り始めると同時に、物凄い花火が始まる。まるで日本の隅田川の花火大会のようだ。人出も日本の初詣並みのように見える。随分長い間花火が続いた。テレビ画面を写真に撮る。日本と違うのは、年が明けてから蛍の光を皆で歌い始めたことだ。

Skypeを消してテレビも消した筈なのに、何処からか微かに蛍の光の歌が聞こえてくる。窓を開けて耳を澄ますと何処かこの辺の野原かなんかで何人か集まって、歌っていたようだ。花火の音もバーンと聞こえた。それからこの夜中だと言うのに、焼肉の臭いが漂っていた。きっと歌を歌っている人たちがバーベキューでもしているのではないか、、、と思った。

ついに2010年になったのだ。今年も良い年でありますように。

では今回のレポートは2010年になったところで、送ることにします。God be with you.

Miyako
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