2010.1.1-3 |
2010年1月1日(金):元日のgathering
昨日の夜空はくっきりと月と星が見え、月明かりのお陰で雲までハッキリと見えるほど、素晴らしかった。気温はかなり低かったが、朝は穏やかに晴れた元日となった。
12時ごろにFleurのところに行こうと外に出ると、クルマのガラスが完璧に凍り付いていて、昨日Yuクンが言っていたように、アイオワみたいに車の内側のガラスまで凍っていた。
Fleurの家はすぐに分かった。このCedarCottageよりも小さいのではないかと思えるほどの、小さな家で、ドアを入るとすぐにリビングルームで、その左側にどうやらキッチンがあるようだった。JuliaとMartinが来ていて、早速紹介される。JuliaはFleurとの共同著者で、一緒に何冊も本を書いている人で、Fleurとは姉妹の契りを結んでいる(FleurはよくWe are not biological sistersと言っている)みたいな関係。MartinはJuliaのご主人で私と同じ「オオカミ好きで犬好き」で、Fleurは彼をmy brotherと呼んでいる。
Juliaはウェールズ人で、とても好き嫌いがハッキリしている個性の強い女性という感じがした。イングリッシュやスコティッシュやアイリッシュに対しては「自分とは違う」という意識をかなりハッキリ持っていて、しかもどちらかと言うと批判的な見方をしているように見えた。Martinはイングリッシュで、そういう極端な妻を「しょうがないなぁ、、、」というような感じでやや諦め気味で受け入れているような感じに見えた。二人とも多分Fleurと似たような年齢、つまり60歳前半か半ばというところではないかと思う。
昼の食事といってもいわゆるお料理というようなものではなく、オツマミみたいなものをいろいろ集めたようなもので、しかもその決して広くないリビングのソファに腰掛けたまま食べるというもの。Fraserさんのところの食事とはそういう意味でも全く違うものだった。食べ物はハッキリ言って決して美味しいと言える物ではなかったけれど、会話は楽しんだ。彼らの英語は分かり易かったし、年齢的にも知的レベルも似たようであるせいか、外国人と話しているような気が全くしなかった。
Martinは歴史も大好きだそうなので、ジロタンとは話が合うのではないかと思う。現役のときには小学校の先生をしていたとのことで、歴史が嫌いになる大きな理由は教師の教え方に問題があることが非常に多いと言っていた。Juliaは彼のオオカミ好きには呆れ果てているようで、コッツウォルトのWildlifeParkのオオカミのところで、立ち止まって動こうとしないのでとても付き合いきれない、みたいな事を言っていた。おお、、私と同じだ!と思った。私もあそこを通った時は、もう少しここでこのまま見ていたい、と思ったので。
Juliaはウェールズの歌も大好きなようで、英国の国歌は嫌いらしく、かけていたCDで流れた歌を聴いて「これがウェールズの国歌よ、どお?いいでしょう?」と私に言った。Martinが私に「Juliaが描いたオオカミの絵を、刺青にしてもらったんだけど、見たいか?」と聞くので、「勿論見たいです」と言うと、袖を捲り上げて肩の下あたりに入れてあるオオカミの刺青を見せてくれた!なんでもJuliaの描いた絵を持って、アメリカに行った時にプロの刺青師に彫ってもらったのだそうだ。オオカミというより柴犬という感じの可愛い顔だった。日本では刺青というと、やくざ(ギャング)がするもの、という印象があるのだと言うと、そばでFleurがOh, yes, Martin is a gang...とふざけて言っていた。Martinはとても穏やかな気質という印象だった。Juliaは5歳の時からベジタリアンだというので、どうしてそんなに幼い時からベジタリアンになったのかと聞くと、父親が狩や釣りをして動物を殺して食べる人だったので、子供のころからそれに批判的だったのと、父親が厳しい人だったので反発もあった、、というようなことを言っていた。
彼らは3時ごろに帰ろうとして、私に「我々が帰るからって自分も帰らなきゃなんて、思わなくていいのよ」と言いながら立とうとしたので、私がMartinに「あげたいものを用意してきたんだけれど、、」と言って持って来た色紙に墨で「狼」という文字を書いてあげたら、とても喜んで自分のオオカミコレクションに早速入れよう!と言っていた。
彼らが帰った後、30分ほどFleurとお喋りをして私は3時半過ぎに帰って来た。距離的にはここから5分という感じだ。
大して食べなかったのに、お腹がもたれた感じがした(ちょうど新井さんの所で食事をして帰って来た時のような感じ)ので、少しソファで横になって一眠りしたら、大分ラクになった。
人のところに招かれると、非常に参考になるものだ、、、。我々が人を招く時に、気をつけるべきこと(Positive、Negative両方の面で)に気付かされる。たまにはGatheringもいいのだけれど、静かな自家に帰って来ると、本当にホッとする。これって基本的に私はやっぱり社交的な人間ではないということなのかもしれないと思う。
1月2日(土):Billy
今日も道路が凍りついているけれど、青空で良いお天気だ。
31日に配達されたらしいけれど、留守だったために持ち帰られてしまった小包が届くかもしれないと思い、午後まではここにいることにした。
昼過ぎにMarthaが、「Billyのことでチョット話があるんだけれど、、、」と言ってやって来た。「ちょっと中に入らせてもらってもいいかしら?」と言い、リビングのカウチで話をした。何でも5月頃に行くつもりだったウガンダ行きが、Fraserさんの仕事の都合で早めにしなければならなくなり、来週にも出かけることになったので、Billyを本当に預かってもらえるかを聞きに来たとのこと。大体1ヶ月ぐらいになるのだけれど、預かるには長すぎるか?と言うので、やるべきことを教えてもらい慣れてしまえば1週間も1ヶ月も、別に構わないけれど、と答える。尤も気分的には1ヶ月は確かに長いことは長い。いつでも連絡出来るように、彼らの連絡先を教えておいて貰えば、大丈夫のような気がする。学校に行ってる9時から5時くらいの間、Billyは一人で大丈夫か?と聞くと、そのくらいの間は全然大丈夫とのこと。散歩もそれほどDemandingではないので、何が何でもと考えなくて良いとのこと。おしっこ、ウンチは絶対に家の中ではしないようにFraserさんが躾けてあるから、お腹でも壊したりしない限り、8時間ぐらいは平気だからとのこと。Fraserさんの仕事が2月上旬からあるので、その前には帰って来なければならないのだそうだ。人間を預かるよりはずっとラクだし、ジャックラッセルテリアと付き合ってみるのもいいかな、、、と思うので、引き受けることにする。私は時々プールに行ったり、馬に乗りに行ったりするので、その間は留守番させることに了解してもらった。、、というわけで来週からはBillyと一緒の1ヶ月になるということだ。
Marthaが帰りがけに、ここの玄関のドアのそばは蔦が絡んで木も植えてあるので、バードフィーダーを吊るしたらきっと鳥が来ると思うから吊るしてみたら?と言って帰ったので、以前GardenCentreで買ってあった吸盤式のバードフィーダーを付けてみることにした。果たして来るかどうか。
2時過ぎても配達の人が来ないので、ヘルスクラブも今日は6時までで終るので、初泳ぎに出かけることにする。やっぱり結構人が来ていた。20分泳いで、サウナに入り、今日はJacketPotatoにCoronationChickenをのせてもらって、3時半頃に昼食をビストロで食べた。帰って来たのは4時ごろだった。
明日こそCharburyから電車に乗ってロンドンまで行って来ようか、と考えている。Billyを預かってからでは、ロンドンまで行くと言うのは流石に気がかりになるので、今のうちに行っておこう、と思う。
1月3日(日):ロンドンに失望
9時半過ぎに家を出てCharburyの駅へ。自動販売機で切符を買う。Paddingtonまでの往復切符で23ポンド。乗車するお客もそこそこいた。
10時15分の電車がlevel Crossingのせいで少し遅れるというアナウンス。Please accept our apologies for the late running of this service.という英語だった。全部で4両の電車。席の60%ぐらいが埋まる程度。Paddingtonはここから6つ目のの終点。Hanborough,Oxford,Didcot Parkway,Redaing,SloughそしてPaddingtonの順で止まる。電車の中はやけに寒い。暖房はしていない。窓ガラスが日本では考えられないほど汚れで曇っている。座席がやたら狭いし、テーブルも付いていない。窓には日よけのスクリーンとかカーテンのような洒落たものは無い。トイレは小さいのが1車両おきに一つ付いている。止まった駅の中ではReadingとSloughがやっぱりとても大きかった。CharburyからOxfordの手前までは単線。この電車はどうやら急行のようで、いくつかの駅を通過した。Paddingtonに付いたのが1時59分。OxfordCircusはBakerloo Lineに乗って5つ目だった。日曜日のせいか人も一杯で、しかも前に来た時とはかなり違って見えた。前よりもゴシャゴシャした店の並び方。まえはもっと銀座ぽかったように覚えているのだけれど、新宿、池袋のような雰囲気だったのでがっかり。しかも捜せど捜せど目的のLauraAshleyのお店は見つからなく、2時間近く歩いたけれど、Mujiとユニクロがあるのが分かっただけの骨折り損で終った。
帰りの地下鉄Paddington行きが例によって遅れたおかげで、14時43分の帰りの電車に間に合わなくて、結局1時間遅らせて15時42分発の電車に乗ることになった。帰りの電車はWorcester行きだった。帰りの電車は来る時よりも混んでいて、90%の席が埋まった。殆どの人がOxfordで降りた。帰りは来る時に止まったHanboroughでは止まらず、Oxfordの次がCharburyだった。17時02分に到着。まだ真っ暗という感じではなかったが、かなり暗くなっていた。それでも、17時半前には家に無事着いてホッとした。もう当分遠出はノーサンキューだ。
地下鉄は大江戸線のサイズに変わりはなかったが、さすがに座席の肘掛は埋め込み式になっていて、混んでる時は座席の背中の部分に埋め込む仕組みに変わっていた。Mind the gapのアナウンスは相変わらずで少し懐かしかった。
「wasabi」という名前のお寿司とおにぎりのバイキング風ファストフード店があって、中に入って見たけれど、ここまで来て何も日本の食べ物を食べなくても、、、と思ったのと、やっぱり高かったので、見ただけで出て来た。お店には英国人客が結構お寿司とかおそばとか味噌汁とかをテーブルに座って食べていた。ユニクロには日本人のオバサン客が目立った。何でここまで来てユニクロなのか、、、。それに日本のユニクロと違い、売ってる商品も何処かピンとこないものばかり。断然日本のユニクロの方がセンスが上だと思う。
朝から例によって2時半過ぎまで何も食べずにいたので、流石に何かは食べようと思い、Paddington駅で帰りの電車を待つ間に、駅の中のファストフードでサンドイッチを買ってベンチに腰掛けて食べた。ロンドンの町もそうだったけれど、駅構内も物凄く寒い。東京の街はこんなに寒くなかったように思う。帰りの電車の中は少し暖房を入れてあるようだったが、日本の電車のように暖かいとはとても言えないので、乗っていても足元が冷たくなってくるし、窓ガラスを通して冷気が伝わってきて、本当に寒い。それから、電車のアナウンスが殆ど聞こえない。音が低いだけでなく、ごもごもと言うので聞き取れないのだ。最後の「キュッ」だけがやたら大きく聞こえたのが印象的だった。これはサンキューの最後のキュッなのだ。(駅の名前のサインと窓からの景色を写真に撮ったので添付します)
明日から学校が始まる。次の休みは2月半ばの約1週間のHalfTermになるようだ。
今回はここまでにします。God be with you.
Miyako
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2009.1.4-6 |
1月4日(月):日本は中国にある!?
バッチリ霜で凍り付いているクルマの窓のデフロストの為に、8時半ごろからクルマのエンジンをかけて、学校へ行く準備を始める。途中、Ramsdenの村の通りもテカテカに凍っていた。
Equineの人たちとのDutiesで私は一人でGingerの小屋の掃除をする。かなりボロが落ちていたし、敷き藁もオシッコでかなり湿っていたので、藁の半分以上捨てて新しい藁に換えきれいになった。
馬場にもバッチリ霜が降りてとても乗れそうにも無いので、いつも一緒に乗る男の子(イーサンとか言う名前?)に「今日は乗る予定なの?」と聞くと「分からない、何も言われてないから、、」とのこと。ナンダ何も言われてないのは私だけじゃないんだ、、、と思った。それでSallyに「今日は霜がバッチリ降りてるから乗るのは無理ですよね?」と聞くと「そうね、、Marvinも今日の昼に戻ってくるから、よかったらMarvinに会いに来て手入れをしてくれてもいいわよ」とのこと。冬休み中、どこかに預託されていた馬たちが今日、帰ってくるらしい。この霜の様子じゃ、当分Marvinに乗るのは無理かもしれないと思った。来週もどうかな、、、という感じだ。
午後のWildlifeまでの時間が、1時間どころか2時間くらい空いてしまったので、この間にWitneyに行くという手もあったのだけれど、少し億劫なので、このまま午後までキャンパスで時間を潰すことにする。こういう空き時間は余り有難くない。図書館もないし落ち着いて何か出来る静かな場所もこのキャンパスにはないのだ。そういえば、例の障害者用の実習をするログハウスがほぼ完成していた。前にも書いたけれど、フィンランドログのような白いログでもないし、屋根もトタン屋根というお粗末なものなので、ログハウス独特のドッシリした雰囲気は全然無い。
駐車場で2年目のKatieが隣にクルマを止めたので挨拶をする。Abingdonの近くに住んでいるとのことで、ここまでクルマで1時間ぐらいかかるので、寒くて凍っているときは来るのがイヤになると言っていた。
待ち時間のあいだコンピュータのある受付ロビーのところに座っていたら、2年目のKyleという男の子が、私にWildlifeの授業中に取ったノートがあったら見せてくれ、というので見せてあげた。彼はイチバン最初に日本は中国にあるのか、と聞いた男の子でFinstockの隣村のNorthLeighに住んでいて馬を2頭持っている子だ。この子はよく授業を休むのでI must catch upと言って、私がノートを見せてあげたことで、You are so kindと言っていた。私が馬のコースの方にも出ていることを知っているので、何をやっているのか、と聞くのでこれこれしかじか、、と言うと、日本に帰る前に一度自分のところに来れば自分の馬をみせてあげるよ、言っていた。この人はちょっといい加減な感じがする人なので、余りアテにはしない方が良いと思う。それから、Facebookはしないのか?と聞くので「ああいうのは好きじゃないからしない」と言うと、「Facebookをやれば日本に帰ってからでも自分とコミュニケーションだって出来るよ」と言うので、それだったら普通のメールでだって出来るんだから、私はその方が良い、と言っておいた。ここを卒業した後どうするのか?と聞いたら、まだ分からない、と言っていた。
1時半からのWildlifeの授業は、OilSpillageについてだった。タンカー事故などで犠牲になる海の動物達の世話は大体ボランティアに期待されていることなので、どんな点に注意して救助作業をすればいいのか、というような内容だった。
3時に授業が終った後、Witneyの町に行った。今年になって初めてだ。Fleurのレッスン用の現金を下ろしてからペットショップを覗きに入った。前から気になっていたお店だけど入りにくかったので行かなかったところだ。動物関係のグッズが餌も含めて沢山並べてあった。そこでBillyを預かった時に役に立つかもしれない「犬の退屈を紛らすためのグッズ」を少し買って帰って来た。
6時35分からのヘルスクラブのDanceFitを予約してあったので、6時ごろ再び家を出る。Danceはこれで2度目だが、やっぱり日本のとはちょっと違うので次回からは参加しないかもしれないと思う。その後にBootCampのクラスも申し込んでおいたので参加した。18人ぐらいの参加者がいた。二人でペアになり、いろんな筋トレをこなすサーキットみたいなクラスだ。私はとても感じの良い女性と組になった。彼女は細くてもの柔らかい女性的な雰囲気の人なのに、かなりトレーニングをしているようで、腕立て伏せとか腹筋とかもこなしていた。終わりになって、名前を聞かれたので「Miyako」というとOh, beautiful name!と言い、自分の名前はボジャンナだと教えてくれた。こういう名前は初めて聞く。フランス系の人なのかもしれないな、、と思った。顔立ちがエレガントで、英国人によくあるゴッツイかんじが全然無いし、あのEquineの夜のコースに来ている動物愛護一辺倒という感じの悪い女性のような、キツイ眼もしていないのだ。着替えて普通の洋服になったのを見ても非常にエレガントな趣味の良い洋服を着ていた。
エアロビの後いつものように泳いだら、筋肉の使いすぎかどうか分からないが、泳いでいる最中に足の指が何度も攣ってしまうので、ちょっと泳いですぐにサウナに行くことにした。スチームサウナはとても気持ちが良い。
家に帰って来たのが9時30分ごろだった。Skypeでジロタンと話を少ししてから12時前に布団に入る。
1月5日(火):"leg forward!"、summer puddingが美味しい
今日ジロタンからメールが来ていて、ついに飯能のバードフィーダーに鳥が来てりんごを食べたという知らせと、その写真が送られて来ていた。やっと!という気持ち、まさにat the long last!だ。
今日は馬のお手伝いには行かずに家に居ることにする。午後2時からはPigeonHouseの馬のレッスンがある。
昼過ぎに電話がかかって来て、FKから依頼されてここのCottageのセキュリティシステムの点検をしに来週の木曜日(14日)に来たいとのこと。10時45分までなら家に居るけれど、その後は5時ごろまで留守なんだけど、と言うとじゃあ10時に出るように計画しておくからとのこと。遅くとも10時半には着くし特に問題がなければ、点検はすぐに終るから大丈夫とのこと。Davidという名前の人が行くから、とのこと。
先週のようにHelenに嫌な顔をされないように、今日は1時35分に家を出る。PigionHouseに着いたのが2時10分前。丁度良い時間だ。今日はまた今まで乗ったことの無い白と焦げ茶のまだら模様のメスのMaggyというやや小柄な馬に乗って練習をした。PaddyやHollyと違い、発進の合図は強くやらなくても出るから、むしろ優しくお腹を押すような感じでやるように言われる。確かに今までの2頭と違い、鈍感じゃないようだ。
今日はキャンター(駆け足)をするにはちょっと地面が硬すぎるので、駆け足を楽に出来るようにするためのに良い備備になるからと、SittingTrotとRisingTrotを交互にやりながら手前を変える練習をした。前かがみにならないように、かかとを後ろに引かないように(乗ってる最中「leg forward!」と何度も言われる)、大きく背伸びをした姿勢(ややそり気味)で乗るように、立つ時は馬と合わせてやや斜め前方へ腰をSwingさせるように立つように、というアドバイスをしてくれた。「上手く乗れるようになってきたよ」とHelenに言われる。それから、Maggy suits you.とも言われた。終ってからDo you need a sign on a piece of paper?と言われたので、私が作ったRidingTicketのことを忘れずにいてくれたようだ。来週も火曜日の2時で予約をした。帰りは前もって地図で調べておいたので、PigeonHouseからM4059の道をまっすぐWitneyまで行くことに挑戦してみた。いつもNewYattを通って出るJulianのパブのところに出る筈なので、一旦家に帰ってから出直すよりも近いと思ったのだ。案外簡単にいつもの道に出たのでホッとする。
Sainsburyで買い物をしてから外に出て見ると、雪がじゃんじゃん降ってきていた。町の中を過ぎると、もう道も真っ白で10マイルくらいのゆっくりしたスピードじゃないと、横滑りしそうなので、ずっと10マイルでGardenCentreの道まで来た。ここは広い道で雪も解けているので、普通のスピードで家まで帰る。
ヘルスクラブでStep&Toneのエアロビクラスを予約していたのだけれど、この雪の中をまたソロソロとクルマを運転していくのが億劫になったので、今日は泳ぎも休むことにして家に居た。テレビでは英国中が雪だと報道していた。マンチェスターでは20センチの積雪になるだろうとのこと。明日は休校になるのではないか、、、。英国内のあちこちの学校は雪で随分休校になってるようだ。
昨日Waitroseで買ったSummerPuddingを食べてみたら、これが意外と美味しい。こんなに美味しいものだと思わなかったので、Shoちゃんに送ったら案外好きかも知れないと思った。
1月6日(水):雪で休校、ミスター・ドー、雪だるま
朝起きて暗い外を窓から覗いてみると、相当な雪が積もったように見える。
Skypeでジロタンに教えられて、BBCのサイトでAbingdon&WitneyCoolegeはどのキャンパスも休校だと分かる。
薄明るくなってきた外を見ると鳥たちがこの大雪にもかかわらず、と言うよりむしろ普段より沢山、しかも普段はバードフィーダーにすがれないような大きな鳥まで来て、熱心に餌を食べている。行列の出来るレストランみたいだ。ちょっと見るだけでも積雪は10センチから15センチという感じだ。昨日もそうだったのだけれど、今日も洗濯は出来そうもない。それもこれも洗濯機が外の物置小屋にあるせいだ。雪は降ったり止んだりという感じで、ちらちら降ったと思うと粒の大きい雪になったり、小休止したりの繰り返しのようだ。隣の老人がここの門からの道(老人も共用しているようなもの)の雪かきをしたようだ。
昼の11時頃にFraserさんが雪かき用のスコップでウチの玄関のところから門までの道を更に念入りに雪かきしてくれた。私に「雪かきが少ししてあったけどミスター・ドー(なんとか)がしたのか?」と聞くので、多分そうだと思うと答えておいた。実際にやっているところは見なかったのだけれど、きっとそうだろうと思ったので。今度Marthaに老人の名前をちゃんと聞いておこうと思う。ミスターを付けてFraserさんが言っていたところをみると、ファーストネームで呼ぶような付き合いではないらしい。FraserさんにBillyとの生活の予行演習をしたいので、行く前にちょっとBillyを貸してもらうことはできるか、と聞いたらOf course!と言って、彼女は雪が大好きのようで今朝も初めてこんなに雪をみたので大喜びで駆け回っていた、と言っていた。話し終って私が家に入ったら、そのミスターなんとかの老人が家から出て来てFraserさんにニコニコしながらお礼を言っているようだった。この老人も笑顔を持っていたのだ、、、と改めて思った。
Fraserさん達のウガンダ行きは今度の日曜日の夕方からになるだろう、と言っていた。
月曜日にヘルスクラブでやったBootCampの筋トレが、一日置いて今日になって応えて来た。こないだ動かしたあちこちの筋肉と関節がバリバリなのだ。老人に成ればなるほど、効果が出てくるのが遅くなるらしいので、一日だけのディレイなのはまだ少しは若いと言える方かも知れないと思う。
雪景色の写真を撮る為に外に出たら、普通の靴では埋まってしまって歩けないくらいの積もり方だった。さっきは子供達が雪合戦をしているのが見えたし、今は家族3人で道路を歩いてどこかへ行くところが見えた。クルマも雪国のクルマのようにすっぽりと雪をかぶっているし、道路の雪の量も尋常ではない感じ。踏むとギュッギュッと粉雪独特の音がする。小さい雪だるまを作って玄関の前に置いた。
この雪の上の運転は嫌なので、明日も休みだと有難い。
今回のレポートはここで終了しておきます。God be with you.
Miyako
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2010.1.7-9 |
1月7日(木):積雪・低温、Villate Storeは開店!
朝Skypeでジロタンと3時間20分ほどオンにしたままにして、ジロタンの夕飯のおでんに付き合った。湯気が出ていて、おでんのニオイまでして来そうだった。
今日も予想通り、休校。この休校は、どの程度に雪が解けた時点で解除にするつもりなのだろう。いろんなところから来ている生徒がいるのだから、Finstockのような近い村でも、道路は幹線道路から奥まっている為に、殆ど解けないし相変わらずまっさらな雪のままのところがかなり多い。ここの例の物置小屋にスコップがあるのを見つけたので、今日はあのドッサリ積もって埋まっているような私のスバルの、雪下ろしをした。ざっとの見当でも20センチから場所によっては30センチくらい雪をかぶっていた。クルマの雪を下ろしても、道路が雪でふさがれている状態なので、クルマを実際に動かすのは無理なのではないかと思う。それでも、雪下ろしをしている間に、普通の乗用車が3台ほど、いかにもスタッドレスタイヤのような音をさせながら、それほどノロノロ運転でなく、通って行った。どれもいわゆるオフロード車のようなクルマだった。私が雪かきをしていると、ハウンドドッグを散歩させて帰って来たらしいおじさんが、私に「どこかに行こうとしてるんだとしたら、グッドラック!」と言って通り過ぎて行った。
どこかに行かないとしても、30センチも屋根に雪を載せたままにしておくよりも、今除けておいた方がいざ運転するときに、ラクだろうと思う。Fraserさんの所を見たら、クルマがないのでこの雪の道路をどこかへ出かけたのだろう。よくチェーンの着いていないクルマでこの雪の中を脱出できたものだと思う。
お天気は青空で日も差して明るく、静かで素晴らしい。バードフィーダーには相変わらず鳥たちがワンサカ来ている。
学校も休みでお天気も明るい今日のような日こそ、ヘルスクラブで体を動かしたいのだけれど、、、。ああ、こんな時スタッドレスがあったらなぁ、、、。
今ニュースを見たら、夕べはOxfordshireの気温がマイナス17度になり、モスクワ並みだったとのこと。このウィークエンドも更に低い気温が続くので要注意警報を画面に出していた。ギャトウィック空港も飛行機がキャンセルされて空港で寝た人が大勢いると報道していて、インタビューされて「寒くて眠れなかった」と言っている人がいた。いわゆる車線の多いメインストリートはクルマも走れるようだが、問題は雪の真最中に、そのメインストリートにクルマだけ残して帰ってしまった人たちの、道路脇に残されている沢山のクルマだとのことで、確かに随分沢山道路に乗り捨て状態になっている映像が出た。こんな感じの天候でFraserさんたちの乗るウガンダ行きの飛行機は、日曜日に飛ぶのだろうか、と思う。
ニュースにはどこかの村のお店が出て、この雪の中を買いに来た人が大勢いたために、食料品が売り切れ状態だと、空っぽになったパンの籠を写していた。FinstockのVillageStoreはどうなのだろう、、、。そういえばこの雪の中を歩いて何処かへ行く人(または行って来た人)が案外通るのだ。何をしに何処へ行く人なんだろう、まさか散歩に出かけた人じゃないとは思うのだけど。いつも木曜日の早朝に集めに来るゴミ収集車も、今朝は来なかったようだ。当然、郵便配達も来ない。ジロタンがFraserさんに出した手紙も、この分じゃFraserさんたちが出かけてしまってから届くことになるだろう。(こないだ日高マムズのよしこさんから来たカードが日付を見たら27日に出したもので、ここに着いたのが今週の月曜日(4日)だったから、ジロタンは確か手紙を28日に出した筈なので。火曜日に雪が降る前に配達されていたとしたら、水曜日に雪かきをした時にFraserさんは何か言った筈だから、何も言わなかったということは、雪の前に受け取っていないということだ。)
せめて郵便配達のクルマやごみ収集のクルマぐらいは、スタッドレスを用意しておくべきだと思うし、雪でも2メートルとか言うのじゃないんだから、業務は通常通り遂行して然るべきだというのが常識だと思うのだが、、、。
私の食べ物については、何も無くなったらもち米(こないだOxfordに行った時に買ったもの)があるし、甘いものは必ず何かあるので、、それを食べれば大丈夫だ。
3時過ぎに様子見も兼ねて、VillageStoreが開いていれば万が一停電になった時ラジカセでラジオだけでも聞けるようにと思い、電池を買おうと思い出掛けてみた。感心にも開いているではないか!かなり買いに来た人がいたようで、パンの棚は殆どカラッポだった。電池も丁度私が欲しい数だけはあったが、それで単2の電池は終わりとなる。よくこれで店と言えるなぁと思うくらい品数も揃っていない「ままごと」のお店みたいな感じなのだから、むしろ微笑ましくなるくらいだ。通りを歩いた感じでは、気温が上がり日照時間が延びない限り、この雪と氷は当分解けないのではないかと思うくらいバッチリ道路に張り付いている。
夜のニュースで昨日の夜のOxfordshireの気温は-17.7℃で南極より2℃高いだけだったそうで、今晩は更に気温が下がり南極と同じ-20℃になるとのこと。この寒さで家庭のガス使用量が跳ね上がり、ガス不足が心配され始めたようだ。さらに雪を解かす為に道路にまく塩が、月曜日までには国内にあるものを全部使い切ってしまうとのこと。人工衛星から見た英国全体の写真は雪で何処も真っ白。ニュースの中で除雪用のトラクターのタイヤにチェーンを着けている場面が写ったのだが、そのチェーンが「なにそれ?」というようなおもちゃの鎖みたいなお粗末なのには、目を疑った。タイヤにピシッと噛ませる日本のようなチェーンではなく、一昔前に使っていたようなただのクサリで見るからに頼りないシロモノなので、チェーンをつけてるのにスリップしている。
休校も当分続くのではないかと思う。考えてみるとキャンパスの大部分は休校の間、誰もいないわけだから余計雪は解けずに残るわけで、その雪を学校が独自に除雪でもしない限り、ましてGroundBaseのコースのCommonLeysCampusはHorticultureにしてもAnimalCareにしても、Equineにしても、授業がまともに出来ないのだからアウトもいいとこだ。
1月8日(金):Sweet Billie
今日は朝Skypeでジロタンと話している時にMarthaがドアをノックして、今からBillieの散歩に行くけど、Trialで一緒に行ってみるか?と聞きに来たので、一回り一緒にして来て、その後彼らはロンドンかまたはFraserさんのお父さんのいるKentに行くようなので、Billieも一緒に連れて行くのかと聞くと、置いていくというので、それじゃ私がその間預かってもいいか、と聞くとOKとのことなので、預かることにした。
感心するくらい落ち着いているし、適度にインディペンデントだし、適度にディペンデントで、お利口さんワンちゃんなので驚く。2時過ぎに退屈しのぎにもう一度雪の中に散歩に出掛ける。大喜びで走り回る。30分ぐらいで帰って来てから、カウチで一緒に少しお昼ねをする。時々自分の飼い主が帰って来たのではないか、というように顔をあげて遠くの臭いをかぐような動作をする。本当に可愛いワンちゃんだ。こういうのをsweetと言うのではないかと思う。
私がコンピュータの前に座って何かやり始めると、ピョンと膝の上に載って来てお座りをする。今はそのまま私の腕に顎を載せて、体があったかーくなって来て眠り始めたようだ。
私がお腹が空いて何か食べようと台所に行くと、彼女も付いて来て私をじっと見ていて、そのうち自分のドッグフードの入ったボウルに行き、一つ二つカリカリと食べる。これがまたなんともいじらしいので、そのあとちょっとお座り君みたいなTreatをあげる。こないだWitneyで買ってきたワンちゃんの退屈しのぎのおもちゃを、気に入ったみたいで随分根気よく遊んでいる。
5時過ぎからはBillieがカウチに座っている私の膝の上で、ウトウトし始める。Fraserさんたちはまだ帰って来ていないのか、それとも今日はこのまま私に預けるつもりでいるのか、いずれにしてもBillieは大人しく待っている。6時半ごろ電話が鳴り出て見ると穴井さんからだった。今日は2週目の金曜日なので、例のコンサートの日なのだけれど、この雪で延期になったので、私に一応知らせようと思ってかけてくれたようだった。
7時半過ぎにMarthaがドアをノックして、Billieを迎えに来た。ロンドンに行ったようで、私にイタリアの大きなフルーツ菓子パンをお土産に買って来てくれた。Billieのボウルを持って私も一緒にBillieをFraser宅まで送って行った。Fraserさんも「Billieはお行儀よくしていたか?私の勉強の邪魔をしなかったか?」と聞くので、She is so smart and sweet and so impressive.と言うと「yes, she is」と自慢げに言っていた。Billieが自分の家の玄関で、帰る私の方を名残惜しそうに見ていたような気がしたのは、私の自惚れだろうか、、、。
実際に彼女を預かり始めたら、彼女を置いて学校へ行くのが可愛そうで、後ろ髪を引かれる思いで出掛けることになりそうな気がする。ヘルスクラブにも余り行かないかもしれないと思う。
1月9日(土):排水管が凍結、チャチな電球
火曜日から学校に行く必要がなかったために、ずっと寒かったことと面倒くさいこともあり、シャワーを使っていなかった。今日はいくらなんでもと思い、朝9時過ぎにシャワーを浴び頭も洗った。すると、なんとバスタブに溜まったお湯が、流れて行かないではないか!きっと配管が凍り付いていて、詰まった状態になっているのではないかと想像する。暫く熱いお湯を出し続けてみたのだが、相変わらず流れて行かない。しょうがないので、このまま様子を見るしかないだろう。夜までに少しでも流れていけばいいのだが、そのままだとしたら更に氷で詰まってしまう可能性があり、氷が解ける温度になるまで、シャワーも使えないことになる。
今度は念の為に火曜日以降動かしていないクルマのエンジンをかけてみた。よかった!バッテリーはあがっていなかった。さすがにあのスバルのお店でよくメンテナンスされていたクルマだけはあるし、バッテリーもきっと新しかったのだろう。感謝感謝。
2時ごろ、歩いてGardenCentreまで行って見ることにした。Billieが日中寝るためのクッションベッドを買おうと思ったのだ。彼女が今使っているのはただの薄っぺらな座布団みたいなもので、大分使い込んで来たらしく、余りフカフカしていないのと、ワンちゃんは寝るときに寄りかかる壁のようなものが回りにある方が落ち着くので、ウチのワンちゃんも使っていたようなタイプの物がGardenCentreに売っていないか、、と思ったのだ。GardenCentreはオープンしていた。手ごろな大きさのワンちゃん用の寝床も売っていたので、それとBillieの体を掻いてあげる為のブラシを買った。この寝床を2階のバスルームに置いて、私が留守中はそこにいてもらおうかと思う。うまくいかないようだったら又別の方法を考えればいい。相変わらず道路は雪と氷で覆われていたが、クルマが勇敢にも結構走っていた。
リビングの電球が切れて4つのうちの一つだけが点いているという状態。この電球が小さいのに結構高いのと、ここのVillageStoreでは当然売っていない。Sainsburyのようなスーパーでも売っていないので、電機小売店に行かなければ手に入らない。英国の電球の実にチャチなこと。すぐに切れるのだ。
明日からまた更に5センチぐらいの積雪があるだろうという天気予報。やれやれ、、、いつになったら洗濯機とバスルームの排水管の氷がとけてくれるのか。
今回はここまでにします。God be with you.
Miyako |
2010.1.10-12 |
1月10日(日):配水管が開通!、Billieとの生活
8時ごろからあのバスタブの水を流す為に、何か手はないかと考えてみたら、要するに配水管というのは結局皆何処かで合流して流れていく筈だということに思い当たり、洗面Sinkのお湯を流し続ければ、そのお湯の温度が別の配水管の氷をとかす効果になるのではないか、、、と。それでしばらく流し続けていたら、バスタブの排水口がゴボッと言った。やっぱり思ったとおりだ!しめしめ、このままもうしばらく流しっぱなしにすればきっと上手く行く筈だと思う。
そうこうしているうちに、9時過ぎにMarthaがBillieのフードボウルとかブラシとかシャンプーとかウンチバッグと一緒に、夕べFarserさんが作ったというオニオンパイとアップルパイを丸ごとと、野菜と自分所のニワトリが産んだ卵とかパンとか牛乳とかバターとかをバスケットに入れて持って来た。10時ごろにOxfordに行きHeathrowへ行くようだ。それから大きな袋に入ったBillieのドッグフードを持って来て「今からBillieを連れて来るから」と言って連れて来た。何日に帰国するのか聞いたら、2月7日とのこと。自分がここを出るところをBillieに見せないように、その間、庭か外かに連れ出してくれと言うので、ちょっとだけ短い散歩をして戻って来る。MarthaにJiroタンと話してもらおうと(丁度Skypeが繋がっていたので)思い、座った途端に例のブルーのエラー画面になってしまったので、上手くいかなかった。Marthaも出掛けなければならない時間が迫っていたので、また始めから繋ぎなおすには時間が足りなくなりそうなので、又次回ということにする。私がBillieを預かっていることをFraserさんがメールで伝えた後、ここの大家さんから何か言ってきたら私に知らせてくれるようにと頼んでおいた。
2階に行ってバスタブを覗いてみたら、おお!見事に流れたようで、湯船がカラッポになっていた!!感激、バンザイだ。これも私の理科的なセンスのお陰だと、自分の持ってるタレントに感謝する気持ちになる。
Billieはしばらく例のおもちゃで遊んでから、ちょっとだけ庭に出してトイレをさせた。その後昨日私がGardenCentreで買ってきたワンちゃんベッドを見せて、「ね、フカフカで寄りかかる壁がついていていいでしょ?ここで寝ていいのよ」と言いながらBillieの様子を観察。しばらく臭いをかいでいたが、やがてその中に入り丸くなる姿勢になり、落ち着いた様子だったので、私は大いに満足。それからそのベッドをカウチに載せると、すぐにその上に載っていかにもこのまま寝ようという態勢になり、ウトウトし始めた。おー!正解正解!!やっぱり、ワンちゃんの好む環境が、私には分かるんだよなぁ、、と自己満足に浸る。
それから、私はコンピュータに向かいこのレポートを書き始めたが、Billieはそのままそのベッドで休息モード、安心モードになっているので、私も非常に安心。これで問題は私の留守中に、このベッドを2階のバスルームに置いて、そこにBillieを入れて出掛けた場合、果たして彼女が今のような安心モードでいてくれるかどうか、、、ということだ。まあ、しばらくいろいろテストして様子を見ながらやってみようと思う。Farserさんの家では、基本的に2階には勝手に上がって来てはいけないと躾けられているので、それが2階のバスルームでのお留守番の習慣、それから私が夜寝る時に2階のベッドルームで一緒に寝るという習慣を、たったの1ヶ月とは言うものの、付けてしまっていいものかどうか、、、という点。これも「様子を見ながら」というセンで行ってみよう。
学校が始まって私も出掛ける時間が増えた時でもBillieの日課になるべく影響が無いようにするために、毎日の散歩の時間を決めて置こうと思う。朝は7時から8時まで、夕方は5時から6時まで。原則として夜は水曜日のEquineの授業に出掛ける時だけは、彼女を一人で留守番させることにせざるを得ないけれど、それ以外は夜は絶対に一緒に居るようにしようと思う。私のプールは土、日の昼間と授業の無い火曜日のお昼前だけということにして、エアロビは一ヶ月間休みにしようと思う。あとはPigionHouseの時は午後2時ごろからせいぜい1時間程だから、大丈夫だろう。
いわゆるペットホテルに預けられるよりは過ごし易く、安心していられる環境にしてあげたいと思う。
2時ごろ退屈紛れにBillieを散歩に連れ出す。PloughInnの裏からのFootpathを通って、Davidの家の裏あたりを通ってHighStreetに出る。まだまだ残っている雪の道をBillieは元気にドンドン前へ進む。20分ぐらいの散歩で一応Cottageに戻る。雑巾に結び目を作ってこしらえた遊び道具で、少し綱引き遊びをした後私はコンピュータに向かい、Billieはカウチの上に置いた例のワンちゃんベッドに入り、丸くなる。コンピュータに向かっている時にも後ろのBillieの様子が見えるように、私の前に鏡を置きその鏡を覗くとBillieが写るように鏡の角度を合わせたので、よく見えるというわけだ。ベッドの壁に頬っぺたをつけて眠っているのが見える。
4時近くなり外が薄暗くなってきた時、Billieはきっといつもと何かが違うということを感じ取り始めたような気がする。少し不安げな顔をして、耳を澄まし、何よりもシッポを少し内側に入れるという不安、用心の気持ちを表すBodyLanguageになっている。きっと「いつもならMarthaがもう帰って来る頃なんだけどなぁ、、、」とでも言いたげである。私はなるべく気付かないような振りをして、普通にしていることにする。「いつもと同じ」であることをあくまでも主張するという態度でいる。小さい体で不安な気持ちと戦っているような様子を見ると、いじらしくて涙が出て来る。留守番をするワンちゃんのこれが試練の時なのだ、と思い同情してしまう。ガンバレ、Billie!!と言いたい気持ちになって来る。
I don't blame you, Billie.
4時半過ぎ、ちょっと早めだけれどBillieに心配する心の余地を与えない為に、再び散歩に出掛ける。今度はさっきと違う方向で、以前ここに住み始めたばかりのときに歩いたFootpathの方へ歩く。時々走ったりもしたので、私もかなり汗をかく。Let's go home, Billie.と言うと感心にも彼女はちゃんとCedarCottageの門の前で止まり、私が門を開けるのを待つのだ。ただ、余り餌を食べない。これは予想通りだ。やはり食欲が湧かないのだと思う。その気持ちはよく分かる気がする。Marthaの話では、元々食が細い方だとは言っていた。
今ニュースで、明日から何が何でも学校をスタートさせてもらいたいと思う親達が、ボランティアで学校の雪かきをしているところが写った。こういうところが昔風というか、人海戦術を嫌がらない国民性なのかもしれないと感じる。
今BBCの休校リストを見たら、明日の月曜日のリストが出ていて、どうやらAbingdon&WitneyCollegeはオープンするらしい。この道路状態で行けるのだろうか、、。朝の馬の手伝いは休むことにしようと思う。午後からのWildlifeは朝、車を少し走らせてみてから決めようと思う。
1月11日(月):「いつものスタイル」、Billieは暖炉が好き
夕べは10時半ごろに、私はリビングのソファでBillieはあのままカウチのワンちゃんベッドで、つまり同じ部屋で寝ることにした。私がソファに横になっても、乗っかって来て一緒に寝ようとは思わないようなので、彼女のその姿勢を尊重することにした。夜中に時々顔を上げて伸びをして寝返りを打ったりしていて、その度に確認するように私の方に視線を向けるということは、少なくても同じ部屋で寝てあげた方が、彼女は安心するのではないかと思った。5時半に私はトイレに起き、Billieも顔をあげたのでStayと言ってから2階へ。そうすると彼女はじっとそのままそこで待っているのだ。彼女の睡眠パターンがどういう具合になっているのかを観察する為に、そのまま声をかけずに私はコンピュータに向かう。いつもの起きる時間になれば、彼女はきっと自分から起き出す筈だ。あくまでも彼女のペースに従うことにする。今のところベッドの壁に背中をつけて寝ている。
ワンちゃんには「いつものスタイル」というのが安心感のためにはイチバン大切なことのような気がするので、この家にいる時の「いつものスタイル」を覚えてもらうために、私が一緒に居る時は彼女もリビングのカウチの上のベッドの中で寝られるというスタイルをまずは確立しておこうと思う。これに慣れて来たら次のステップとして、Fleurのレッスンの時とか、長い時間の留守番は2階のバスルームにいるということを覚えてもらおう。その為には何よりもまずBillieに、私という人間が信頼出来る人間であることを認めてもらう必要がある。
FraserさんにEmailを出し、一応様子の報告をする。
8時過ぎまでBillieは眠っていて、やっと目を覚まして起き上がったので、早速散歩に出掛けた。PloughInnの裏からのFootpathで、今度は昨日よりも更に遠くまで行って、HighStreetに出るように回った。大体40分弱ぐらい散歩した。雪だらけでBillieは元気だ。
BBCのウェブでもカレッジは休校じゃないと出ていたのだが、ここからクルマで出て行くのは無理なので、電話をかけて休む旨を伝えようとしたのだけれど、誰も出ない。仕方が無いのでEllieにメールを出したら、1月4日までは学校に戻らない、というオートリプライが間抜けなことに返って来た。つまり新学期が始まってるというのに、まだ去年のままの設定なのだ。いかにも田舎のカレッジという感じだ。とにかく私としてはやれることはやったので、このまま休みと決め込む。
PigeonHouseにも電話をして、明日のレッスンは行けそうも無いので、キャンセルする旨を留守電に入れた。キャンセルの場合は24時間前に連絡しないと、料金を取られるという規則なので、ちゃんと連絡しておかないと損をすることになるのだ。
Billieとしばし遊ぶ。私が考えた雑巾おもちゃの結び目にTreatを隠して、彼女に渡すと一心にそれを取ろうとして、しばらく遊ぶ。ドッグフードを余り食べないので、手に乗せて出すと少し食べた。
昼過ぎに念の為もう一度BBCのサイトを見てみると、今度はCommonLeysCampusだけは近辺の停電(Power cutと言う表現だった)のために休校と出ていた。やれやれ、、、。明日はいずれにしても私は正規の授業がない日なので、安心して休めるので有難い。
昼過ぎに暖炉で薪を燃やし始めるとBillieはホッとしたような表情で火の暖かさを感じるところにジッと落ち着き始めた。Marthaが言ってた通りストーブの暖かさが好きなようだ。またしばらくベッドでうたた寝を始めたみたいだ。
2時半ごろBillieと午後の散歩に出掛ける。午後の散歩は私が学校に行かない時にしか行ってあげられないので、休みの時は出来るだけ1日3回散歩をしてあげようと思う。ワンちゃんは散歩に飽きるということはないのだろうか。散歩から帰ってからドッグフードを手から食べさせ、ついでに私も2粒ポリポリと食べると、首をかしげて不思議そうな顔をして私を見ていた。
思いがけずアイちゃんから手書きのカードとKenちゃんファミリーの写真が届く。元気でいるようで何より。
Billieは昨日の夕方のような不安な様子を今日は全くしなかった。淡々と眠っている。時々顔を上げてコンピュータの前に座っている私の方を見ていることがある。アマゾンUKでBillieの為のワンちゃん用のシートベルト(ハーネス式)を注文する。届くのは大分先になるのだけれど、使い勝手が良ければFraserさんにあげてもいいし、、。
1月12日(火):Billieと同じベッド、Hand please!、休校続く
昨夜は体を伸ばして眠りたいと思ったので、2階のベッドで私はいつものように寝ることにした。Billieには自分で選ばせることにした。下のベッドで寝たければそれでもいいし、私と一緒に寝たければ2階で寝るだろうと思ったので、2階に行ってから「Billie」と呼んでみた。しばらくためらっているようだったが、結局上がって来てベッドの上で寝ることを選んだようだ。私の丁度腿の上にドッカリと落ち着いて眠り始めた。私も眠くなって来ていつの間にか寝てしまった。そうは言ってもBillieの体重がずっと腿の上にあると重くなり、夜中に眼を覚ましたらBillieは微かにイビキをかいて熟睡しているようだ。よかったよかった、、、、。7時ごろに私が起き上がるとBillieも眼を覚ましたようで、階段が急なので、上がる時は良いのだが降りる時はちょっと危ないので、抱いて一緒に降りて来る。
コンピュータをいつものようにオンにして、天気予報と日の出・日の入りの時刻を確認して、メールをチェックして、Skypeでジロタンと話をしてから8時ちょっと前にBillieを散歩に連れて行く。帰って来て水とフードを新しくしてあげる。ドッグフードを少し食べてくれる。私がまずドッグフードを一粒食べると彼女も不思議そうな顔をしてから食べ始めるというパターン。それから昨日彼女に練習させて覚えたかもしれない「お手」を(英語でHand please!ということにした)復習してみる。おすわりくんを使ってやるのだけれど、50%くらい覚えたように見受ける。これともう一つ、玄関に来た人にやたらに吠えないように躾けられるかどうか、チャレンジしてみようと思っている。
10時半ごろにPigeonHouseに電話をかけて、昨日の留守電を聞いたかどうか確認してみる。Helen本人が出たので、聞くと昨日は出掛けていたから聞いていないとのこと。なんで?出掛けていたからこそ、聞かなきゃ、、と思うのだが、この国の人の感覚は我々とは違うようだ。とにかく今日のレッスンは道路事情がよくないのでキャンセルにしてくれるようにと、来週の火曜日の2時からのレッスンの予約をして電話を切る。
曇り空から時々小さな雪がチラチラと落ちてくるという今日の天気だ。
2時ちょっと前にFraserさんのオニオンパイを食べてお茶を飲む。私が何か食べるとBillieも台所に来て、始めは私を見上げているのだが、私が知らん振りをして食べ続けていると諦めて自分のドッグフードを少し食べ始める。お利口さんのご褒美におもちゃに細工をして骨ガムを半分あげる。3時ごろ午後の散歩に連れて行く。40分ぐらい歩いた。帰ってから今度は私がパンにバターを付けて食べていると、流石にお腹が空いたとみえて、自分のボウルからドッグフードを結構真面目に食べ始めた。そしてついにきれいに最後まで食べた!それでご褒美に午前中の残り半分の骨ガムをあげる。
メールチェックをするとEllieからメールが来ていた。明日の午前中の授業はペーパーワークなので私は来なくてもいいとのこと。午後の授業はWitneyのC41というロビーであると書いてあった。でもまだ雪で無理なようなら来なくても連絡だけしてくれれば大丈夫だから、とのこと。いずれにしても明日の午後の様子を見て決めようと思う。夜のEquineCourseの件についてもメールが来た。明日はCommonLeysではなくWitneyCampusでいつもの時間に授業をするという連絡だった。私の場合はキャンパスが何処であろうと、Finstockから出ること自体が完璧に安全とは言えないのだから、まして夜、気温が下がって来て、路面が間違いなく凍り始める時間に、Witneyまでクルマで出るというのは止めた方がいいと思うので、明日Sallyにメールで休む旨の連絡を始めからしておこうと思う。メールと言えば、PDTIのChrisからも今年の夏のコースの案内メールが来ていた。8月の7日から14日までで2007年と同じHarperAdamsUniversityCollegeであるようだ。その気になったら参加してもいいかもしれない。
WitneyCampusでの授業になるということはCommonLeysCampusはまだまだ授業が出来る状態ではないということなのだろうか、、、。あしたEllieにメールで連絡する時に聞いてみようと思う。
夜ご飯を食べてBillieはソファーの肘掛の上に腹ばいになってウトウトし始めたようだ。今夜も私と一緒に2階のベッドで寝よう。明日は我々の結婚記念日だ。37年が過ぎて38年目がスタートするというわけだ。
今回はここまでにします。God be with you.
Miyako
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2009.1.13-15 |
1月13日(水):自主休校、小鳥たちの災難、Snookerの実況
Happy Anniversary!!
朝、外を見るとまた夜中に雪が降ったようである。8時現在もまだ降っている。やっぱり今日は自主休校にしよう。週間天気予報では今週の土曜日あたりは、雪ではなく雨とのことだが、当日の気温が予想より低ければまた雪になるかもしれないので、当分日常のライフスタイルには戻れないと覚悟した方がよいと思う。
朝のうちにEllieとSallyに今日は登校できない旨のメールを出す。Ellieには今日だけじゃなく当分行けないかも知れないというニュアンスのメールを出した。
今BBCRadio4での放送で、この雪で野生の鳥が路上にまかれたGrit(塩入りの砂)で解けた雪の上に食べ物を見つけて食べている時に、クルマに気付かずに引かれてしまうというケースが多くなるので、懸念されているとのこと。食べ物不足で鳥たちはとても体力が鈍って来ているので、瞬間的に飛び立つエネルギーも無くなっている鳥が多いのだそうである。それから鳥の飲み水が凍ってしまっていて、脱水症状になるのだそうだ。それで個人の庭になるべくハイエネルギー・バードフードを吊るしてあげるようにと呼びかけていた。こういうことをラジオで放送するということも、ちょっと日本では考えられないように思う。見ているとこの庭に来ているハトが実に見事にくちばしで雪をかき飛ばしながら、雪の下に埋まっている餌を捜しながら食べている。その様子は感動的と言ってもいいくらいだ!
9時ちょっと前にBillieを散歩に連れて行き、約40分ぐらい雪の中を駆け回って来た。誰も踏んでいないところはもう長靴が埋まってしまうくらいになっている。今まで解けなかった雪の上にまた次々と降り積もったものだ。PloughInnの前のほんのちょっとのスロープは、雪かき車がやったばかりのような跡があり、道路わきにきれいに雪が盛ってあるのだが、それはほんの短い距離だけであるのが不思議だ。どうせなら坂道全部をやってくれてもいいのに、、、と思う。それから何処かのオジサンか又村の職員か分からないが、二人スコップを持って道路の雪を削っている人がいた。雪かき車にしても、「やっとか、、、」という気がしないでもない。対応がチョー遅いように思う。その遅い対応に村人も文句を言わないようで、「しょうがないよなぁ、、、」というような鷹揚な感じなのには呆れるというか感心する。
昼前にSallyとEllieから返信が来て、今日の授業も結局中止になったということ。それからEllieは私が休むことに対して余り心配しないようにとも言って来た。食べ物はあるのか、、とも書いてあった。
昼過ぎにFleurにメールで、今週の土曜日も無理して出掛けて来ないで休みにしようと書いて出した。
宅急便の人が来たので「この雪の中をクルマで来たのか」と聞いたら、High Streetは無理なので、丘の上にクルマを止めて歩いてここまで来たとのこと。危ないから車は運転しないで家に居た方がいい、と言って行った。配達をするプロの人までこの坂道は運転しないというのだから、私は雪が消えるまでは絶対に運転しないようにしようと決めた。
3時半過ぎに雪が再び目立って降り始めたところをBillieと一緒に散歩に出掛ける。PloughInnの庭の方のFootpathを行くと、工事の時に使うようなトラクターが置いてある。そうか、、あの道路の雪かきは村の雪かき車ではなくPloughInnの人がやったのだ。だから自分の所の前の道路だけやったのだ、、、。いかにもここの人がやりそうなことだと思った。どうせならもう少しHighStreetの方もやってくれればよさそうなものなのに、、、自分のとこだけか、、、。今回の散歩コースはPloughInnのFootpathからFraserさんの敷地に登って通り抜け、Davidの家の先を右に上がるFootpathを見つけたので、そこを行ってみた。ここのコースは歩き易くて、人家もそこそこ見えるので、何となく安心できる。他のFootpathは野原の真っ只中で、人家もなくワンちゃんが一緒でなければビビるような雰囲気のところなのだ。
この分だとまた明日の朝は新しい雪が積もっているのではないかと想像できる。当然私は自主休校するつもり。
BBC2でよくSnookerの実況をやっているのだが、これは見ていても案外退屈しないものだ。
1月14日(木):Leekは美味しい、Davidの馬たち、Billieを閉じ込める「試練」
今朝Billieはまだ眠っているようで、私が先にそっと起きても気がつかずにいたので、そのまま寝かせて私だけ下に降りて来た。しばらくすると気がついたようで、一人で降りて来た。「何処に行っちゃったのかしら、、、」というような表情だったような気がする。そのあと一人でまた2階に上がって行って、階段の上で下を見下ろして「来ないのかな?」という顔で見下ろしている。上がって行って「オバサンはもう起きるから、居たければBillieはベッドに居てもいいのよ」と言って降りて来ようとすると、Billieもついて来たので、今度は抱いて一緒に降りて来た。私がコンピュータの前に座ると、Billieは丸ベッドに載って丸くなってもう一眠りするようだった。
今日は朝から濃い霧がたちこめている。雪は積もらなかったようだ。
8時ごろから30分ほどBillieと散歩をしてくる。途中で二匹のラブラドールを連れたオバサンが向こうから来て、私の方を見て「Is she Billie?」と話しかけて来た。そうだけど、知ってるのか、と聞くとすごくよく知っているとのこと。別れ際に私にGoodLuck!と言ったのは、日本語で言うところの「頑張って!」という感じかな、、と理解した。
10時半ごろという予定のSecuritySystemのチェックをする人が、案外早く10時ちょっと過ぎに来た。Billieは例によって物凄く吠える。しばらくたつと全然吠えなくなるのだが、ちょっとの間は大騒ぎになる。ウチのワンちゃんたちと同じようだ。2階の物いれにあるバッテリーをチェックして、ドアのところの器具をチェックして、異常なしということで私のサインを貰って帰って行った。
夕べSkypeをオンにしたら、ミシガンにいた白井です、というメッセージが入って来ていて、「この人がコンタクトを求めています」という表示があったので、OKのボタンを押しておいた。今朝も早くから白井さんのSkypeマークが緑になっているが、また途中で切れたりすると面倒なので、こちらからはかけないで置こうと思った。
昨日、Marthaが置いていったバスケットの中にカブみたいな野菜が四分の一入っているのを見つけたので、今日はそれを無駄にしないためにも、それからたまには何か料理を作るのもいいかな、、、と思いそのカブと生姜とパプリカと買ってあった太いネギを入れて、まずはグツグツと水で煮始めた。やはりMarthaが「使いかけなんだけど、」と置いていった缶詰のココナツミルクを入れ、買ってあったカレーペーストを加え、いわゆるタイ風の野菜カレースープにしてみた。Marthaが置いて行った使いかけの薄切りパンをトーストして、そのカレースープと一緒に食べてみたら、これが案外美味しく出来て、冷凍のチンする食べ物よりはやっぱりマシかもしれないと思った。カブも美味しかったのだけれど、こちらで売っている太いネギ(Leekというのだが)は甘みがあって素晴らしく美味しいのだ。このネギなら洋風にも和風にも合うと思う。
料理を作っている間、大分前にGardenCentreで買ったゴスペルのCDをかけながらやったら、Billieは落ち着くようで台所で料理している私の足元に置いてある彼女が家で使っている座布団の上で、丸くなってウトウトし始めた。ほんとに可愛いワンちゃんだ。自分の為だけに料理というのは、いつもやる気になるかどうか疑問だけれど、いわゆる満足感(満腹感とは違う)は確かに得られるような気はする。
相変わらず庭には野鳥がワンサカ来て餌を食べている。
2時ごろ退屈そうなBillieの顔を見るとついそれを紛らせてあげたくなり、早めの散歩に出掛ける。かなり雪も解けてきているように見える。Davidが雪かきをしているところで、これでDavidの家がハッキリ分かった。Fraserさんが留守の間Billieを預かっているのか、と聞くので「そうだ」と答える。ニワトリの世話も頼まれているのか、と聞くので「それは頼まれていないのだけど、Davidは頼まれなかったのか?」と聞くと頼まれていないとのこと。さっきそこを通りかかったら、ニワトリの餌らしきものが入っているポリバケツがあったので覗いてみたら、やっぱりそのようだ。それで少しそれをニワトリ小屋の金網の上から蒔いてあげた。Davidにいつか見た馬のことを聞くと、自分の所有している馬だとのこと。それで、ひょっとして時々ニンジンをあげてもいいか、と聞くと「勿論」との返事。もう少ししたら、別の牧場へ移すのだとか。今置いてる牧場は、これからぬかって来て馬が動けなくなるので、もっと乾燥している牧場へ移すのだそうだ。
帰って来てから初めてBillieを2階のバスルームへ、いつものトリートをくっつけたおもちゃで釣って連れて行きドアを閉めて、私は一人でちょっとだけ出掛けて見ることにした。少しずつ慣らしていかなければと思う。Davidの馬たちのいる野原まで行き、持って行ったりんごをあげて帰って来た。茶色と黒と白の3頭いる馬のうち、茶色と黒は私のところによって来て、りんごを食べたのだが、白い馬は呼んでも来ず、サクの中にあるHayを黙々と食べていた。あの馬は用心深い性質なのか、Shyなのか、いずれにしても性格が違うの動物を見るのは面白い。バスルームに行ってみるとBillieは内側のドアの前で待っていたようだった。これは仕方が無いことなので、Billieだけでなく私がまず慣れなければ、と思う。これは正直言って私にはかなりキツイ試練だ。唯一決め兼ねているのは、Billieをバスルームに閉じ込めていくべきかどうかということだ。郵便やサンとか宅配の人の物音が聞こえにくいという意味では、2階の方が良い様な気がするのだが、閉じ込めるという行為そのものが、私のワンちゃんに対するマナーに反するので迷うところだ、、、。
物置小屋へ行ってみると、どうやら洗濯機の氷が解けているようなので、洗濯をすることにした。先週の月曜日から溜まった衣類を洗えるのは有難い。
今日は5時半頃の暗くなってから、もう一度短い散歩に連れて行く。懐中電灯で道を照らしながら歩いた。夜8時半過ぎるとBillieは一日遊びつかれた子供のように、眠くて起きていられないような感じになり、ソファで脱力して熟睡モードになり始める。
1月15日(金):Billieとコミュニケーション
学校までの途中の道路を考えると、Ramsdenなどは特に溶けにくいところなので、今日までは家に居た方が無難なのではないか、という気がする。とりあえず午後になって温度が上がったら、少なくともクルマを動かして行けそうな所までは行ってみようと思っている。Ellieにはメールを出しておこう。
Billieは夜2階のベッドで寝るときは、決まって布団の上にBillieの為に置いた毛布に頭を突っ込み、「頭かくして尻隠さず」のような状態で寝るのが癖のようだ。
8時ごろBillieと散歩に出る。雨が結構降っていた。雪は相変わらずかなり残っているがこの雨とこの気温で少しずつ溶けてくるだろう。Billieにせめて背中のところだけは濡れないようにするレインコートを買ってあげようと思う。帰って来てから濡れた体を拭いてあげると、嫌がって逃げようとする。これからは雪よりも、雨が多くなるのではないかと思うのでなお更レインコートが必要だ。散歩をしている時に出会うワンちゃんは、殆ど背中にレインコートを着けている。
Ellieにメールを出して、今日は調子がよくないので休む、と言う事にした。やれRamsdenを通って行けるかどうか行ってみるなどど、よく分からない説明をするよりも簡単だし、ハッキリ言って今日の長い授業はちょっと億劫。
お昼ごろ、昨日作ったタイ風カレースープの残りを温めて、トーストを焼いて、食べた。私が食べるとBillieも自分のドッグフードをポリポリと少し食べる。どうやら彼女の心理状態はそんなふうに働くようだ。
雑巾で作ったおもちゃで余りにも健気に遊ぶBillieを見て、もう少し体と知恵を使って私と遊べるアイディアは無いかと考えて、思いついた。骨ガムを小さくちぎったものをBillieに見せて、階段の下で「Wait」と言ってから、私がそれを持って階段の登り切ったあたりに置いて、降りて来る。その後、Billieに「Hand!」と言ってお手をさせてから、「Let’Go!」と言って私も一緒に階段を駆け上がり、Billieがガムを見つけて食べたら「WellDone,Billie!」と言って頭を撫でてあげる。これを何回か繰り返したら、Billieはもっとやろう、と言わんばかりに自分から下に降りて来て、私を見上げる。シメシメ、上手いゲームを考えたわい!結構私も楽しめるのだ。少しずつ遠くの方にガムの場所を変えて、この次はやってみよう。このゲームの後、のどが渇いたと見えて、Billieは水を飲んでからしばらく私の膝の上に載っていたが、満足したかのように自分の丸ベッドに行って、うたた寝を始めた。このゲームは大正解だと思う。新しい遊びを楽しんでくれると、まるで本当にBillieとコミュニケーションが成立したような感覚になるから面白い。学校の実習では得られない貴重な経験とも言える。
3時ごろ、今日2回目の散歩に出掛ける。これで朝の散歩から7時間はトイレに行かなくても大丈夫であることは確認できた。金曜日の授業は9時半から4時半までの正味7時間、片道7分くらいだから往復の時間は多分15分ぐらい。朝は9時15分頃に家を出ることにすれば、帰りは遅くても4時40分には家に着くと思うので、正味7時間半留守にするだけで済むので、ことトイレに関してはOKだろう。あとは退屈せずに留守番してくれることを願うだけだが、Fraserさんたちが教会へ行っている間、少なくとも5時間は一人で留守番しているのだから、これも大丈夫ではないか、と思う。金曜日の朝の散歩は特に念入りに長めにしてあげることを心がけよう。
夜も7時過ぎるとBillieはお休みモードに入る。大人しく丸ベッドで寝始める。
結局今日もクルマは動かさずに終ったので、明日こそはクルマでWaitroseあたりに行って買い物をして来ようと思う。今、BBCTwoでまたSnookerをやっている。面白い。
今回のレポートはここで出すことにします。God be with you.
Miyako
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2010.1.16-18 |
1月16日(土):Billie、Billie、Billie
朝Billieは私と一緒に下へ降りて来たのだか、私がコンピュータをするだけだと分かると、一人でトントンと2階へ上がって行った。なかなか降りて来ないので、そーっと行ってみると、ベッドの上で丸くなっていた!つまり、まだ眠いからもう少し寝てよう、という意味なのだ!素晴らしいAssimilationに感動!!もうずっと前からここで暮らしてるみたいなBehaviourがなんとも言えなく可愛い。
しばらくしてBillieが降りて来て、コンピュータをやっている私の膝の上で丸くなって頭を私の脇の下に突っ込んで熟睡態勢で、体をぴくぴくさせながら眠り始めた。Skypeを一旦切って散歩に行くことにする。今日もかなりの量の雨が降っている。
外に出るともう以前雪だったところが殆ど草や泥が見えて来ていた。丘の上からまるで小川のように雪解け水が流れて来ている。洪水などの心配が起こらなければいいけれど、と思った。雨の中をBillieはいつものように走り回って、良いウンチをして、それでも30分ぐらいは時間を使ったかもしれない。戻って来て、体や足を拭くのに少し抵抗して、ウーと言うが「Dry...」と言い聞かせるようにして、こちらも完璧に拭き取らなくてもよしということにして妥協してあげると、結構聞き分けてくれる。
12時ごろ心を鬼にして、Billieをバスルームに閉じ込めて、クラシック音楽をやっているFM局のラジオをオンにして音楽が聞こえるようにして、私はクルマでWitneyへ。まずこないだ行った角のペットショップへ行き、BillieのレインコートとTreat(今回はチョコレート味のも買った)と小さなラグビーボールともう一つおもちゃを買う。その後Waitroseで豆乳とかマーガリンとかパンなどの食料品を買い、電気小売店で切れてばかりいる電球を買ってCottageに戻る。大体正味2時間ぐらいBillieは留守番をしたことになる。
出掛ける寸前はクンクンとないているのが聞こえたけれど、玄関のドアを開けても静かである。バスルームのどこらあたりにいるんだろう、、、と思いながら、まずラジオを消して、それからバスルームのドアを開けた。Billieはシッポを振って出て来た。ごめんねBillie、と心の中で言って、買って来たチョコレート味のTreatを一つあげる。物凄く美味しかったと見えて、眼の色を変えているのが分かる。ご褒美にもう二つあげる。ラグビーボールはバウンドがイレギュラーなので、Billieのおもちゃにはうってつけだ。ボールと一緒に飛び上がって遊んでいた。レインコートは13のサイズのが欲しかったのだが、12か14しかお店にはなかったので、小さいよりは大きい方が良いだろうと思い、14のを買って来た。大きいと言っても1センチぐらいのものだから。着せてみると確かにちょっと大き目かな、、、と思うが、まあいいだろう。洋服みたいなものは来たことがないと見えて、神妙な顔をしていた。
帰って来てから私がFraserさんのオニオンパイの最後の1かけとフレンチフライをチンして食べ始めると、Billieも自分のご飯をポリポリと食べる。これで少しずつバスルームでのお留守番に慣れていってくれるといいのだけれど、、。短い留守番の時は、閉じ込めずにこのまま家の何処にでも行けるようにして出掛けてみて、彼女の反応を観察してみようと思う。
留守番に疲れたのか、しばらくするとBillieは丸ベッドで眠り始めた。心なしか安心して眠っているように見える。出来れば私もやっぱり閉じ込めたりしたくないよなぁ、、。
4時ごろBillieを散歩に連れて行く。もう雪は殆どなく草と泥の道が続く。足が短くて小さいワンちゃんなので、お腹に泥が跳ねて汚れることが多い。帰ってからだましだましその汚れを拭かなければならない。今日買ったラグビーボールは大きさもBillieに丁度良い具合で、しかもちょっと強く噛むとキュキュッと変な音が出るものだから、Billieは面白がって随分長いこと一人で遊んでいる。私が取ろうとすると、渡すまいとそれを持って逃げるほどだ。このおもちゃはよく出来ていると思った。ワンちゃんのおもちゃの開発なんかも面白いかもしれない、と思った。ドッグフードの臭い(味はともかく)の開発も考慮の余地が大いにあるような気がする。
Billieの夜の様子を見ていると、私の水曜日の夜の馬のクラスの時は、バスルームに閉じ込めなくても大丈夫なのではないかと思う。まず、彼女は7時過ぎると殆ど眠くなるようで、余り活動的でなくなり丸ベッドでウトウトしていることが多い。夜の時間には誰も訪ねて来ないので、彼女が吠えまくる可能性が薄いこと。1週間様子を見たけれど、私が留守だからといって何かワルサをするようにはとても見えないこと。昼間の留守番も本当は彼女が自由に動き回れる環境にしておいてあげたい。
夜2階で寝る前に、Billieにオシッコをさせるために一応リーシュを付けて庭に出すと、どういう意味か分かってるようで、おしっこをしてすぐに家の中に戻ってくれるから、大したものだ。
1月17日(日):うまくできているペット玩具
今まではBillieに付き合って朝余り早く起きないようにしていたのだが、今日は私のいつものペースで5時に起きて下に降りて来た。Billieはそのまま眠っていたようだが、しばらくすると気がついたようで、一旦降りてくるが、またう一人で上に上がって行ってベッドで寝ているようだ。それでも、やっぱり降りて来て結局リビングの丸ベッドで二番寝をし始めた。
8時ごろに朝の散歩に連れて行く。35分ぐらいの散歩。路面はまだ凍りついてツルツルしていた。帰って来てからラグビーボールでひとしきり遊んでから、Treatを穴に入れておいてBillieが自分でそれを何とか取り出すまでねばって遊べる例のおもちゃで、夢中になって遊んでいる。余り取り出せずにいるのを見ると、つい私まで緊張して硬くなっているのに気がつく。そして、手を貸してあげたくなるのだ。すこしだけそのTreatをつまみ出してあげたくなる。
このおもちゃはワンちゃんの根気が続けば十分遊べるおもちゃなのだ。このおもちゃを考えた人が、ワンちゃんの根気というものが平均何分ぐらい継続するものなのかというBehaviourを研究した結果作ったのだとしたら、大した発明だと思う。
Billieは根気が続くワンちゃんのようで、私などは何となく気の毒になってしまうくらい根気強くその食べ物を取り出そうと、おもちゃにこだわっていられるようだ。その穴にいれるTreatの形と大きさも取り出す難易度に影響してくるので、そこはどんなものを入れるかという点で、人間の判断がポイントになってくるのではないかと思う。根気の無いワンちゃんに余りにも取り出しにくい形状のものを入れても、効果がないということになるので、飼い主が自分のワンちゃんの頭脳と性質を把握しておく必要があるというわけだ。Billieは相当粘っている。もう20分以上だ。ちょっとそのおもちゃを置いて足で頭を掻いている時に、ちょっと足りだし易くしてあげようかと思って私が取ろうとしたら、頭を掻くのを即止めて、そのおもちゃを私に取られまいとして、くわえる。実は今回は前回よりも取り出しにくい形のTreatを入れたのだ。
前の時は10分ぐらいでなんとなく取り出せるような長めの形だったのだが、今回のは丸いものなので舐めて取り出すには短すぎるようだ。ついに私の方が根負けして、フォークでそのTreatを出してあげてしまった。
お昼ごはんにFraserさんからのタマゴでスクランブルエッグを作り、トーストを焼き、昨日Waitroseで買ったアイルランドソーセージを一本焼いて食べた。相変わらず朝から青空で、風邪も無く穏やかな日曜日だ。Billieは外を通る大型車にも吠えるようだ。こうなるとやっぱり昼間の留守番はバスルームかな、、。
大分暗くなるのが遅くなり今日は4時ごろにBillieと散歩に出掛ける。ただし今回問題になったのは、泥が私の長靴だけでなく、Billieの足と胸にも泥がバッチリ付いてしまい、拭いたぐらいでは落ちない。Billieは足とお腹だけのシャンプーをしなければとても家の中に入れないほどで、私の長靴は泥で靴の重さが2倍以上になるくらい泥がどっかり付くのだ。今日はBillieを2階のバスタブにそのまま抱っこして連れて行き、シャワーで洗ってあげた。
Billieは抵抗してバスルームが水だらけになるし、これには時間も手間もかなりかかるので、朝などはよほど早めに散歩を終らせないと、ちょっと無理。Footpathを歩けば何処もこういう状態なのだ。日本ではもう考えられなくなった柔らかい泥の野原なのだ。私の長靴もこのCottageは外の水道が裏庭の物置小屋のそばにあるのだが、これが外からは入れないのだ。全く不便のコレクションみたいに出来てる家だ。長靴の泥は水で流したぐらいではとても取れないくらい泥がピッタリとくっついているので、長靴を洗うためのタワシを買わなければ、処理し切れない。
Fraserさんのニワトリの水と餌が気になったのでBillieに「Wait」と言い聞かせて、一人で裏のニワトリ小屋へ行き、餌を足して水を取り替えてあげて来た。その間ゴスペルのCDをかけて出掛けた。Billieはこうして私が一人で出て行ってもキャンキャン騒ぐわけではなく、バスルームに入れられた時のような悲しそうな顔もしないし、実に聞き分け良く大人しく待っていた。これなら私も良心の呵責を感じずにBillieを残して出掛けられるような気がするのだが、、、、ここが思案のしどころだ。
結局今日もプールには行かなかった。Billieに留守番させてまで行きたいとは思わなかったのだ。その代わりソファで横になりテレビを見ていたら、Billieがお腹の上に載って来て眠り始め、私もいつの間にか眠り小一時間、夜のお昼ね(?)をした。そのあとBillieに寝る前のオシッコを庭でさせてから、Skpyeでジロタンと話し、Billieと一緒に2階へ行って寝る。
1月18日(月):わきまえのあるワンちゃんに、ワナの研究
5時半ごろ私は起きて下に降りて来る。Billieはまだ2階のベッドで眠っている。このままにしていたら何時ごろ起きて来るか、興味のあるところだ。今までの彼女の体内時計(biological clock)を知る参考になる。これは少々変えてもらわなければならないだろう。
Fraserさんにメールを出し、ニワトリの世話は誰かに頼んだのかを聞く。
7時半ごろにBillieは下に一人で降りて来た。その後すぐに丸ベッドに入って再び眠り始め、結局8時半ごろまで眠っていた。その後のどのあたりに何か詰まったとみえて、ゲコゲコといって黄色の液体をカウチの上に吐いた。染みになると困るので、急いで濡れ布巾で叩いたけれど、どうだろう、、、。乾いてみないとシミが出来てるかどうかは分からない。これだとやはりお留守番はバスルームということかな、やっぱり。それで一応足拭きマットを出して来て、カウチとソファの上に敷くことにした。Billieは心なしか、申し訳なさそうな顔をしている。
8時45分ごろ?Billieと散歩に出掛ける。なるべく泥の付かない普通の道を選んで、約20分ぐらいの散歩をした。まあまあ良い道を見つけたので、明日からも朝はこの道を散歩しようと思う。途中で何枚かジロタンに頼まれたのでBillieの散歩姿の写真を撮る。
今日はWildlifeの授業だけ出ることにしたので、私は1時ごろに出掛ける。やっぱり日中は郵便配達とかが来る可能性があるので彼女にはバスルームで留守番をしてもらうことにする。よくよく考えてみると、彼女を「けじめ」の分かるワンちゃんにする為には、「一人で留守番の時はバスルーム」というルールを分からせることも、Billieをより賢いワンちゃんに仕立て上げることにもなるのだ、と考えて私も余りGuiltyに感じないようにした方がいいのかもしれない。Fraserさんたちにしても、可哀想だからといつもStress freeのワンちゃんにするよりも、わきまえのあるワンちゃんであって欲しいと思っているのではないか、と思うので。
treatを入れたおもちゃをバスルームに持って行き、Billieにあげてドアを閉めて私は下に降りて来てしばらく耳をすましていると、おもちゃを追いかけている音がし始めたので、思い切って私は鍵を閉めて家を出た。一旦出てしまうと案外気持ちを切り替えて行動出来るものだ。
2週間ぶりの授業は「わな」についてだった。ワナにもtrapとsnareというのがあって、それぞれlegalなものとillegalのものがあること。ワナにかかった動物を見つけたらどうすればいいのか、どういうことに注意しなければならないか、ワナによる負傷にはどんなものが一般的かなどの課題を出され、二人一組になってネットで調べてポスターを作る作業をした。私は Francesca(フランチェスカ)と組むことになった。この作業であっという間に時間が過ぎる。
午後から青空になったので、終った時間が3時だったけれどかなり明るかったので、ホッとする。帰る途中garden centreに寄って、鳥の水入れを買って帰る。今までの水入れが瀬戸物なのに、あの寒さでヒビが入って水が漏れてしまうのだ。Billieはバスルームの内側のドアの前でオスワリをしてドアが開くのを待っていた。でも前回のような悲しそうな顔や不可解な顔ではなかったので、私も安心したし自信も出来たような気がした。
殆どすぐに散歩に連れて行く。朝と同じルートで行った。いつもなら夕方の散歩でもウンチをするのだけれど、今日はしなかった。夜、寝る前の庭でのオシッコの時にウンチもするかもしれない。
明日はWitneyCampusへ行き、最後のTuitionを払う予定。あとはPigeonHouseでの乗馬レッスンのみなので、それは多分往復時間も合わせて1時間半ぐらいの留守番をさせるだけなので気が楽だ。プールはどうしようか、、、迷うところだ。これは決めないでその時の気分次第で決めよう。
5時過ぎから殆どずーっと、Billieはコンピュータの前に座っている私の膝の上で丸くなって熟睡態勢。7時過ぎに私がちょっとお腹が空いてきたので、パンを食べるとBillieも自分のご飯を食べ、終った後はまた私の膝の上にのって寝るという感じ。とにかく夜と朝早い時間はヨワイようで、眠くてどうしようもないようだ。
今回のレポートはここまでにしておきます。God be with you.
Miyako
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