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Miyao's Oxfordshire Diary 006
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2009.9.23
Dear Jiro-tan,

ジロタンが送ってくれた排水溝のネット今朝届きました。どうもありがとう。前に教えた住所が間違って教えたのかもしれませんが、郵便番号は9BYではなく3BYですから訂正しておいてください。

今日の朝ジロタンとSkypeで話をした後、早速クルマで例によってSainsburyの駐車場まで行き、クルマを止めて歩いてPhylosophyという美容院へ行きました。恐る恐る中に入り「予約が必要なんでしょうか、、」と聞くと「そうだ」と言うので今日中にやってもらえるのなら予約したいのですが、、、と言うと、ちょっと待つように言われ5分もしないうちに昼の12時からなら出来ます、とのこと。その時大体11:10ぐらいだったので、お願いしますと言って一旦店を出て、今朝言っていた英語学校なるものがどんなところなのかを見てみようと、歩いて突き止めました。ブリカンが認めている学校にしてはやけに小さいところでしたが、一応Brochureを貰って来ました。

それで大体12時10分前だったのでそのままPhylosophyへ行きカットをしてもらいました。やってくれたのが20代の女の子でLorenと言う人でした。結構上手に丁寧にやってくれたので、この次もこの人にやってもらおうと思います。名刺をもらったので忘れないと思います。料金は31ポンド少々でした。日本よりはちょっと高いと思いますが、シャンプーもやってくれて、お茶まで出してくれるのでまあいいか、、、と思います。それで彼女が言うには、美容師の使うハサミの最高なものは日本製なんだとのこと!彼女のも日本製だと言って見せてくれたのですが、成る程JAPANと片面に、もう片面にはTOKYOと刻まれていました。驚きですねぇ、、、こんなところに日本製品がもてはやされる社会があったとは、、、。Shefieldもステンレス製品で有名だと聞いたけど、、、と言ったら、あそこのはもっぱら工業用品で使うスチールみたいだと言ってました。日本に行けたら絶対にハサミを買ってくるんだと言ってました。なかなか可愛い女の子でした。いつか一緒に写真を撮って貰おうと思います。

散髪には約1時間かかったのでおなかが空いたので久しぶりにJulianのパブに行きました。ジロタンが手紙と写真を送ってくれたと、とても喜んでいました。Julianお勧めのシチューを食べました。これはホントに美味しかった。Julianのところの食べ物は大体美味しいですが、今日食べたビーフシチューはジロタンも絶対に美味しいと言うと思います。Dumplingが入っているよ、EnglishDumplingが、、、とJulianが言うのでどんなのかな、、、と思っていると、丁度日本の戦争中によく食べたとか言う、なんていったかなぁ、、、単語が思い出せないけれどジロタンがよく言う「お汁団子」そっくり。大きさがやたらに大きかったけれど、味もTextureもまさにあれと同じでした。

その後はホームセンターも兼ねているCountrywideという最初にEllieがWellingtonを買うのならここだと教えてくれた名前の乗馬の道具も売っているお店まで歩いて行ってみました。ネットで場所を調べておいたので。思ったよりは大きくないお店でしたが、花の種なども売っていて、クリスマスローズの種はないかなあ、、、と捜したのですがありませんでした。クリスマスローズの種は岩瀬さんに頼まれていたのですが、岩瀬さんの希望はホームセンターなどで売っている種ではなく、出来れば個人で自分の庭で取れた種が手に入ったら是非持ち帰って来てください、と言われているのです。いずれそういう人と出会う可能性もあるかもしれません。

Countrywideに行く途中偶然、マクドナルドとテスコともう一つ新しくオープンしたらしいスーパーの100円ショップともいえるようなLidlというお店を見つけました。テスコには入ってみました。小さいお店でしたが、ここにもお寿司のパックを売っていました。Waitroseより少し安く売っていました。その後でせっかくなのでマクドナルドに入ってみようと思い、チーズバーガーを一つ買い、歩いてSainsburyまで戻る途中の公園のベンチで食べました。これが面白いことに本来アメリカの食べ物なのに、まるで日本の食べ物を食べているような、繊細な食べ物を食べているような気さえしたのは、不思議でした。英国のハンバーガーというのはパサパサしていてジューシーではないので、余り美味しいと思わないのです。

Sainsburyのパーキングからクルマを運転してCottageに戻ったのが夕方の5時ちょっと過ぎでした。それで今このメールを書いているところです。

明日、明後日は授業が朝から夕方までたっぷりあります。電話で話したこの近くのLiefieldというところにあるFace to Faceというネットに出ていた英語の先生にはそのうち電話をしてみようか、、、と思っています。

では今日はこのへんで。God be with you.

Miyako
2009.9.24-26
Dear Jiro-tan,

今こちらは土曜日の朝9時半です。

いつものように5時ごろ起きてなんとなく動いています。丁度英国に来てから丸1ヶ月が終わりました。このCottageに入居してからは3週間経ったということです。この3週間の土曜日は大抵朝は洗濯で始まっていますが、今日はJaneが来るので洗濯は明日にしようと思っています。と言うのもここの洗濯機(例のイタリア製の)はどうもよく分からなくて、一体いつになったら洗濯が終了するのか、何処をセットすればいいのかイマイチ分からず、ダイアルを一応ecomicalみたいなのに合わせるのですがなかなか終わらない。これじゃあ余りエコノミカルとは思えないくらい長々と洗うのです。それから乾燥機の方もどのくらいやり続ければ大体乾くのか、これまたよく掴めないのです。Janeが来ても洗濯が終わっていないんじゃ困ると思い、今日はしないことにしました。

24日からのレポートを文章の形で送ろうと思います。

24日(木)は3時間の授業でした。最初のクラスはDutiesと呼ばれるクラスでその時Tutorに言われた動物の世話をするというものです。世話というのは小屋の掃除と敷物の交換、餌やり、水の取換えなどです。この日は2班に分かれて私はニワトリのグループでした。このニワトリの中に結構気性の荒いのがいるらしく、2年目の生徒の中には、以前このニワトリに引っかかれてひどい目にあったことのある人がいて、ニワトリが放されている庭みたいなところに入るのを相当ビビッていました。結局なんてことなく終了しましたが、その問題のニワトリは我々が居るあいだ中大きな声で「コケコッコー!!」と鳴き続けていました。きっと彼の方が我々を怖いと思っているのではないか、、と思います。

二つ目の授業はExoticsというEllieの授業で、今日はTaxonomy(分類学)について紹介があり早速例の宿題が出されたというわけです。中学の理科の授業でこの生物の分類法はリンネという人が考え出してすべての動物のUniversalな呼び方を確立し、これを2名法という、、ということは習ったのを思い出しました。人の学名はホモ・サピエンスというというのだということを最初に習ったのはこの時だったと思います。サピエンスというのは「知恵のある」「理性的な」という意味で人によってはヒトはホモ・エコノミクスだと定義する人も居ると中学の理科の先生に聞いたことがあります。いずれにしてもこのクラスはTerminologyが沢山ありそれがすべてラテン語ギリシャ語であるために、発音は何とかなってもスペルまで正確に覚えるのはラクじゃないです。私にとっては他の生徒よりかなりのハンディです。

三つ目の授業はPAH+Hという授業で、これはPracticalAnimalHandling +Husbandryの略で、今日は爬虫類の餌やりをやりました。扱った爬虫類はヘビとトカゲです。ヘビは勿論毒のものはいませんが、結構太くて大きい(2メートルぐらいの長さで太さは直径15センチくらい)のから中くらいのもの(1メートルで直径7〜8センチ)更にもっと細いヘビもいます。ヘビには死んだハツカネズミが業者によって送られて来ていて、それを食べさせるのです。英国では生きたネズミをヘビに食べさせることは法律で禁じられているのだとかで、新鮮な死にたて(?)のまだ硬直していないネズミ(体温も残っているくらいの)の尻尾を長いピンセットで持ってヘビの鼻先に近づけさもまだ生きているように少し動かすとると、ヘビは物凄いスピードでネズミの体に巻き付いて押さえ、口をパクッと開けて徐々に丸ごとそれを飲み込み始めるのです。その力強さ?にはちょっと圧倒されました。

トカゲはそれに比べると可愛いもので、生きたコオロギとサシよりも少し長めの白いWormにまずカルシウムの粉をまぶしてから、小さいピンセットでそれをつまんでトカゲの鼻先に持って行き、チョコチョコと動かすと、パクッと食べて舌なめずりをしたりするのです。なかなかユーモラスな感じさえします。このクラスは16時30分で終わります。

この日は朝EllieからEquineのクラスに火曜日も出席して乗馬のクラスに出てもいいことになったと知らされました。ただしSallyは100%は約束できないと言ってたとのことで、私に合う馬が分かったら問題ないと言っていたとのことで、念のためにSallyという馬のコースのTutorにダブルチェックした方がいいと言われました。それで昼休みにSallyのところに行って話しをして、直接許可をもらえたので、乗馬用の道具は何を揃えればいいのかを聞いてきました。この次の火曜日までにはCountrywideで買って揃えておかなくては、、、と思っています。それからもう一つこの日にやったことは、RollaineにPartTimeCourseのEquineのクラス(水曜日の夜7時から9時まで・11月4日から5月の中旬まで)のアプリケーションを提出しました。この次会う時までに調べておくとのことでした。

家に帰ってExoticsの宿題をやっていたら、やたらに眠くなって来たので、一応Wikipediaの必要な部分をプリントアウトしてからカウチで横になり9時ごろから12時半ごろまで眠りました。それからジロタンにSkypeをして一時間くらい話をして、その後結局朝までずーっと宿題をやってしまいました。いつの間にか夜が明けていた、、、という感じでした。朝もう一度ジロタンにSkypeをしてそれを言ったら「大丈夫なの、、、?」と呆れられてしまいました。

25日の金曜日は朝9:30から16:30までギッシリと授業がある日です。一時間目はEllieのAnimal Healthの授業で、この日はワンちゃんのTPR(Temperature/Pulse/Resperation)の計り方の実習でした。聴診器(Stethoscope)を使って心音を聞く方法や指で脈を計る方法(人差し指と中指を犬の足の付け根にあてて脈を計ること。親指をあてて計ってはいけないのは人間の脈を取るときも同じで、親指をあてると自分の脈も親指にあるために混同するからなのだそうです・成る程、、、、)を実習しました。

二時間目はAnimalWelfareの二回目の授業でした。この日は進化論、自然淘汰と適応についての講義でした。あまりImpressiveな授業ではありませんでした。

3時間目と4時間目は26人を二つのグループに分けて交代で二つの授業を取るというやり方をするNVQというクラスです。多分例年だと一つのクラスで済むくらいの人数らしいのですが、今年の生徒数が多いのでそうしてるようです。それで私のグループは3時間目はRodentRoomでRodent(ゲッ歯動物・ネズミやラットなど前歯が長くて出ている動物)の健康チェックと扱い方の実習、4時間目は一人一匹ずつ連れてDogTrainingの実習をしました。こういうPracticalな授業は面白くてあっという間に時間が過ぎます。

RollaineにPartTimeのコースについては、私はInternationalStudentなので、英国の学生よりTuitionが高く、2倍ぐらいになるのだけれどどうする?と聞かれました。普通は270ポンドのところが650ポンドくらいになるのです。もうひとつの方は馬のマッサージのクラスで土曜日の朝から3時くらいまでの一日コースでこれについては同じ料金(70ポンド)だとのことでした。Equineのコースの方は期間もそこそこ長いし日本では絶対に受けられないコースなので、750ポンド出しても受ける価値はあると思うので、受けようと思っています。でも念のためにダメもとで「既にここの学生であることを考慮して普通料金でOKしてもらうように交渉することは出来ないのか」とRollaineに聞いてみたら「財務課の上に人にメールで交渉してみるから」と言ってくれたので、もしかすると安くなる可能性もあるかもしれませんが、そうでないとしても取るつもりでいます。

今日26日についてはさっきメールで少し書きましたが、もう一度ざっと書きます。Janeがここに着いたのが11時半ごろでした。Pepsiという黒いワンちゃんと一緒で、この犬はJaneが12ヶ月だけ預かって育てるというPuppyParentsというシステムなのだそうで、日本でもあるのは知っていますが、いわゆる盲導犬とか介護犬になるようなワンちゃんを子犬の間だけ誰かに育ててもらって、成犬になるまでしかるべきく訓練士がそのワンちゃんの所に通いながら「訓練」をして、一人前のHelpingDogにして、その後は必要としている人のところに連れて行かれて、そこで人間の世話をするワンちゃんとして暮らすことになるという仕組みです。Janeが言うには、6月に自分の飼っていたワンちゃんが14歳で亡くなり、寂しいので別のワンちゃんを飼いたいと思ったけれど、子犬を飼うとその犬が年取るまで自分が飼い続けられるか、、と考えるとこういうシステムに協力しながら自分も犬と一緒に居られるというのがいいかもしれない、、、と考えたのだと言ってました。12ヶ月してこのPepsiが障害者のところへ行く時には絶対に悲しくて泣いてしまうと思うけれど、、、と言っていました。

Pepsiは4ヶ月の子犬でラブラドールとプードル(大型)のミックスだそうで、成犬になるとかなり大きくなるワンちゃんだとのことです。とても賢い可愛いワンちゃんでした。とにかく英国ではワンチャン連れでも食堂のようなところには基本的には問題なく入れるので、いいですよね、、、。ただしJaneが言うには英国でもお店によってはワンちゃんお断りというのも結構あるのだそうで、我々がWitneyでランチを食べたところでも、Janeは一応お店の人にワンちゃんが一緒でもいいかどうか、と聞いていました。結局NoProblem!と言われたのですが。

実はお昼は隣のPloughInnというパブで食べようと思ったのですが、昼をかなり過ぎていたことと、店がお年寄りたちで結構いっぱいだったので、買い込んでいた材料が底をついて来て、今からのお客さんの食事は無理と言われたので、しょうがないのでWitneyに行って食事をすることになったのです。行く途中でCommonLeysのキャンパスに寄ってJaneに見てもらいました。

それからJaneがガソリンを入れるためにガソリンスタンドに立ち寄って居る時に、私の携帯に電話がかかってきて、それが穴井さんからでした。前にも何回かかけたのだけど通じなかった、と言われたので、家の中にいるときは携帯が通じないみたいなんです、と言うと「やっぱり、、、ウチもそうなんで、そうかな、、、と思ってました」とのこと。とにかく27日(日)の13時ごろにNewYattという村の彼女のウチにお昼ご飯を招待されたので、行くことにしました。どんなウチなのか興味があるので楽しみです。

Janeはウチに荷物を置いて出かけたのと、私を送って戻る必要があったので食事のあとまたFinstockに戻って来て、風呂敷をあげて3時半ごろに別れました。これから明日のCoventoryでのセミナーに出席する為に行くとの事で、そのセミナーなるものが非常に面白くて、二つの全く違う考え方をするグループの代表の人がスピーチをするのを聞きに行くのだとのこと。一つは犬はパックアニッマルで狼の子孫で、人が絶対的に命令を出し服従させるべきだ、という立場の人、もう一つはもっと緩やかにワンちゃんには接するべきで、命令も無理強いするのではなく人間の言うことを聞くと楽しいから聞く、という姿勢を大切だと考える立場の人。これは丁度WelfareとRightのような非常にContravercialな話題ですね。こういうセミナーがあってどうってことない(つまりElizabethOliverのような大きなNPOを立ち上げているような人じゃない)人が、参加して聞きに行くというようなことが日常的にあるような国なんですね、ここは。其れは羨ましいと思います。

Janeが帰ったあと洗濯をしました。今日も最高なお天気でした。小春日和という感じです。

というわけで、明日は穴井さんのところに一時までに行く為に、Countrywideでの買い物やATMでお金をおろす用事は午前中に済ませなければならないので、ちょっと慌しくなりそうです。

ではまとめの報告はこの辺で。God be with you.

Miyako
2009.9.27
Dear Jiro-tan,

メールありがとう。それから枝雀のYouTube面白かったです。

今日27日(日)はジロタンとSkypeで話した後、クルマでSainsburyまで行きクルマを止めてからHole in the wallに行き、明日Rollaineに渡すPartTimeCourseのTuition750ポンドをおろしてバッグに入れてから、歩いて20分くらいかかるCountrywideに行き乗馬に必要な道具を買いました。それからまた歩いてSainsburyまで戻り、ちょっと買い物をしてから12時少し過ぎにCottageに戻りました。1時5分前くらいに家を出て、NewYattの穴井さん宅に着いたのが1時5分過ぎくらいでした。穴井さんのご主人(イアン)とその友達の老夫婦(オードリーとアーサー)に紹介されて、ランチを食べ始めました。かなり広いバックヤードのある家で、4年前にこの家を買って住み始めたのだ、と言っていました。その前はEssexに住んでいたというようなことを言っていました。

そこに居る全員が日本のことをかなり知っている人達であることは、時々彼らの口から出てくる日本語で分かりましたが、彼らが何をしている人なのかはなんとなく聞きにくかったので、そのまま話を続けてみることにしました。話の中に大和スカラーシップのことなどが出てきたので、「日本の大和スカラーシップのことを話しているように聞いたのですが、そうですか?」と聞くと、そうだとのこと。どうも英国から日本に行くスカラーシップの人選をアーサーがやっているみたいだったので、私も一人英国人で数年前に日本に来たStephenGaleという人を知っているんだけれど、、、と言うと、数年前だと自分がこれにかかわる少し前だから直接は会ったことはないけれど、その名前は聞いたことがあるような気がする、と言ってました。

穴井さん自身はBrooksUniversityで日本語を教えている人で、ご主人のイアンはOxford大学の政治学部の現役の教授で、アーサーは同じ政治学部の同僚だった教授で今は退職して別のことにかかわっている人で、その奥さんのオードリーはPotteryの専門家だそうです。オードリーとアーサーは1962年から東京の北区にしばらく住んでいたそうで、子供が小さかった時でその子の髪の毛がRedだったので抱いて歩いていると皆寄ってきて、その子の髪の毛に触ろうとするのでその子にとっても母親のオードリーにとっても悪夢のようだった、、、と言っていました。

知識階級の人達独特のSophisticationがあるのは悪くないし、話も面白くて上手なのですが、どうも話が高級すぎるというのか難しいというのか、アーサーは気さくな感じで余り緊張しなくて済むのですが、イアンは少し気難しくて無口なかんじなので、私も珍しく少し疲れたのか家に帰ってきたらホッとしました。一応皆の写真は撮って来ました。

ジロタンが一緒だったらもっと話も盛り上がっただろうと思うし、ジロタンの話を彼らは面白いと思って聞いただろうと絶対に思います。だからもしジロタンがこちらに来たら彼らには是非会わせたいと思いました。

家に帰ってきたのが3時半ごろだったと思います。1時半からランチだったから2時間弱お邪魔していたことになります。オードリーとアーサーは今週末から10日間ほど日本に行く用事があると言ってました。

明日、明後日は二日続けて馬がらみのクラスがあるので楽しみです。特に火曜日はほんとに馬に乗れるのかどうか分かるので、楽しみです。

ではこの辺で。God be with you.

Miyako
2009.9.28

9月28日(月)
はEquineのDutiesで朝9時半に登校しました。馬達の飲み水をポリ容器に一杯に汲んで小屋にセットするやり方の小屋と、小さな容器が壁に付いていて水がなくなると自動的に水が供給されるシステムのある小屋の2種類ありました。一緒にやった女の子は非常に丁寧に容器を洗ってから水を入れているのには感心しました。自動的に出てくるタイプの水入れについても、丁寧にごみを手で取り除いていました。まるで人間の飲み水を用意しているみたいに気を使っていました。前田さんのところでは少々ごみが入っていても気にしなかったので、私の方がむしろ前田さんよりも丁寧にごみを取り除いていたので、この女の子の気持ちは分かる気がしました。

その後私はサラセンというオスの馬のグルーミングを頼まれてやりました。非常におとなしい馬が多いのは元々の性質から来ているのかもしれません。その点は狭山乗馬センターの馬とは随分違います。あそこの馬は90%以上がサラブレッドの競馬引退馬ですから、敏感で神経質な馬が多かったのでしょう。先週の月曜日にグルーミングをした馬の名前はトーマスでした。最初にAssessmentを受けた時グルーミングをした馬はアップルという名前でした。それ以外に覚えた馬の名前はSolomon,Dizzy,Toshです。あとは厩舎の床をブラシを使って掃くという仕事もしました。全部終わってからSallyが来て、「明日は念のために乗馬が出来る用意をしてくるように」と私に言いました。

一時間空き時間があり、13:30からWildlife&Rehabilitationの授業がありました。この授業はこの日が初日です。一緒に授業を受ける生徒達が今までの顔ぶれとは全く違うので、はてな、、、と思っているとEllieが「このクラスはNationalDeplomaの2年目の人達なので、いつものメンバーより少し大人だから、態度がマシでしょう?」と私に言いました。一年違うとこんなに違うか、、と思うほど明らかにちょっとMatureな感じがしました。Wildlifeの授業そのものも非常に面白い気がしました。その理由の一つに考えられるのは、知識を教える授業ではなく生徒に考えさせる授業だったからだと思います。Wildlifeとは何か。何故Rehabilitationが必要なのか。Rehabilitationのやり方にはどんな方法があり、どういう場合にどの方法を選択するのか。今現在英国に居る動物はどんな目的・役目を果たしていると思うか、、等等。regislationとethicの兼ね合いをどう考えるか、FoxHuntingは是か非かなど、動物の尊厳死はどうか、、など、結構面白い話題が出てきそうです。
2009.9.29

朝9時ちょっと過ぎにキャンパスに到着。馬を牧場から小屋に戻すところのSallyと会い、「マーヴィンのグルーミングをして鞍を付けて待っているように」と言われました。今日はこのマーヴィンに私を乗せてみようということのようです。マーヴィンはオスの芦毛(白馬のこと)でがっしりとしておとなしい馬でした。小さい方の馬場で30分ぐらい基本的なことをやらされました。なみあし、速足、手前換え(左回りから右回りに変えたりその逆にしたりというもの)、発進、停止などです。かかとをもっとハッキリ下げて乗ること、姿勢のバランスをもっとしっかり整えて乗れるようになること、などを次回の目標にしましょう、と言われ「Are you happy about that?」(これは何かと言うと聞くのですが、誰でもよく言うセリフのようです)と言われたので、Yes, I am very happy.と大体は答えました。次回は火曜日ではなく月曜日の11時15分から乗ることにしようと言われました。火曜日は他にも馬に乗る生徒が沢山居て落ち着かないので月曜日の方がSallyにはいいようなので、そういうことになりました。

約1ヵ月半ぶりで馬に乗り、やっぱりとても気持ちが良かった!!

乗馬の後、Toshのグルーミングをやってもらいたいと言われ、これまた大人しいドッシリとしたオスの馬で、牛の模様のような白地に黒のブチ模様のたて髪がやたらに長い馬です。これが済んでから家に帰りました。お昼過ぎにりんご一個とバナナ2本を食べて昼食にし、隣のFrazerさんのところにこないだネットで買った日本酒を持っていってあげました。GPのことを聞くと我々は医者には行かないけれど、Churburyにあって歩いて20分くらいだから後で地図を画いてあげると言われました。Marthaが鳥の図鑑を貸してくれました。コマツのブルドーザーのランプがチカチカして何かの注意を知らせる合図らしいのだけれど、説明は日本語なのでずっと放っておいたのだけれど、私にそれを読んで何をどうしろと言っているのか、いつか教えて欲しい、と言ってました。

その後3時ごろクルマでWitneyに行き、Waitroseの駐車場にクルマを止めてFKのBenに日本酒をあげに行きました。丁度Colletteがクルマでどこかに行こうとしているところで、ナント!彼女は黒のSwiftに乗っているではありませんか!!Is this your car?と聞くと、そうだとのこと。偶然の一致です。Colletteは「Swiftを選んだ我々は賢いよねー」みたいなことを言ってました。

その後、Waterstoneでジロタンに頼まれているCameronの本を買い、それを入れる大きい封筒を買って、Witneyの郵便局からそのまますぐ郵送しました。多分一週間くらいで届くのではないかと思います。

それから今度はWaitroseに止めたクルマの駐車制限時間が3時間なので、クルマを移動させた方がいいかなと思い、Sainsburyの駐車場に移動させました。それから今度はJulianのところに日本酒(菊正宗)を持っていってあげました。ものすごく喜んでくれました。それで今日はまだ食事らしい食事をしていないので、Julianのところでサンドイッチを食べました。美味しかったです。それからSainsburyの駐車場まで歩いて、そこでキッチン用の漂白剤を見つけたので買いました。それが大体縁るの7時45分ごろで、薄暗くなった空に月が綺麗に出ていたので写真を撮りました。そういうわけで今日はレガシィを夜始めて運転したことになります。夕方よりはクルマが混んでいないことだけではなく、ライトを点けて走る車の方が注意力が集中出来て返って運転し易いと感じました。家に着いたのが8時ちょっと過ぎでした。それで今このメールを書いているというわけです。

和中さんからメールの返事が来ていました。乾電池とか切れた電球などは何処にどうやって捨てるのか、と尋ねたのでその返事でした。スーパーのゴミ捨て場にBinがあるのでそこに大抵はすてると良いそうですが、普通のごみと一緒に無頓着に皆は捨てているようだ、、という返事でした。10月中に会えるといいですね、、、、とも書いてありました。きぬこさんも大の犬好きだとのことでした。

明日30日(水)は15時から16時半までの一時間だけの授業で、Breedingという授業でこれが例の少し大人の学生と一緒のやつなので、その内容が楽しみです。これはEllieではなく、初めてのTutorのようです。

では今回はこのへんで。God be with you.
2009.9.30
Dear Jiro-tan,

今日は午後1時頃にWitneyまで行きHole in the wallで2回目のTuitionの支払いの為のお金(880ポンド)をおろしてその足で学校へ行き、Rollaineにお金を払いました。ParttimeCourseのお金については、やはりInternationalStudentの金額(715ポンド)になるとの返事が財務部から来ているとのことなので、そのお金も払いました。「これで私はParttimeのコースをミスすることはないんですよね」と聞くと、希望者の人数次第ではクラスそのものがキャンセルになることもあるので、間際にならないと分からない、とのことで「その場合はお金は全額戻って来るから安心して」と言われました。RollaineがYou are such a nice lady and I hope you are not disappointed with the course.と私に言うので I am enjoying the course. と言ってから「ただしAssignmentなどの時に一人で問題なく提出できるのかどうか、Assignmentというものがどんな形で提出すべきものなのかも全く分からないので、ひょっとすると何らかのヘルプが必要になるかもしれない、、」と言うとTESLというコースで教えてくれる人が誰かいるかもしれないから調べておいてあげる、と言ってくれました。そして外国人には分からない表現が結構あると思うと言ってI am going to use a toiletというのは実際にはI am going to use a penyという意味だったりするから、そういう表現はまとめて知っておく方がいいかもしれない、、、と言ってました。

まだ授業まで時間があったので、学校の食堂(食堂と言うより売店と言った方がいいかも)でサラダを注文して食べました。これがチョーお粗末なサラダでやたら大きな発泡スチロールの容器にレタスがごっそり入っていてきゅうりの薄切りとミニトマトが少し入っているだけのもので、値段は1ポンド。ドレッシングはないんですか?と聞くと「そこにマヨネーズがあるから、、、」という返事です。マヨネーズをサラダにかけて食べるなんてイマドキ考えられない!それでもとにかく野菜を食べたいのでそれでも我慢して食べました。

そろそろ3時10分前になるのでEllieが教えてくれた教室に行って待っていたのですが、3時になっても誰も来ない。おかしいなぁ、、と思い事務の人に聞いたらEllieに聞かないと分からないとのことで、職員室みたいなところに行きEllieに聞いたところ、「確かに2番教室のはずだけど、、、」とのことで一緒に教室まで見に来てくれたのですが、違う教室でGeneticsのクラスをやっているだけでした。どうもEllieの勘違いらしく、先週のこの時間がBreedingのクラスだったらしく、私に「Oh, you missed the first class...とか言って、もしよければせっかくだからこのクラスに出てみたらどうか」と言い、Tutorの人に「Miyakoがこのクラスに居ても構わないですよね」と言って出て行き、すぐにまた戻って来て「もしあまり興味がないようだったら、Equineの所に行って何か手伝えることがあるようだったらそれをやってもいいのよ」と言ってまた出て行ってしまいました。私は何がどうなってるのかよく分からないまま、教室を出ました。というのはそのGeneticsのクラスでやっていたことは中学か高校の生物の授業でやった細胞分裂の説明とか細胞の中の染色体の並び方みたいなことをやっていて、私にはあまり興味が湧かないものだったので。

結局Equineのところに行っても余り手伝えることがなさそうだったので、そのまま家に帰って来ました。この辺のところが、基本的なクラスの説明が出ているパンフレットみたいなものが無いので、自分で確認しようがないのです。それで家に帰ってからEllieにメールを出して、どういうことなのか、私の理解の仕方でいいのかどうか、を尋ねているところです。クラスのタイトルはBreeding & Geneticsという一つの科目みたいになっているのですが、ひょっとすると二つに分かれていて一週おきに講義が代わる仕組みになっているのかもしれません。それでもしこれを片方だけ受けることが出来ないようになっていて、両方交互に受けることが義務付けられているとしたら、このクラスは私には向いていないと思うので、別のModuleに変更できないかもメールで聞いていっています。早速ジロタンに教えてもらったWould you be able to consider my changing the module...という表現を使って。こういうことがあるといわゆる留学生担当アドバイザーでも付けてくれるといいのに、、、とつくづく思います。何がどうなってるのかさっぱりわからないので、雲を掴むようだとはこのことです。

明日明後日は全部が2度目の講義なので、その意味では安心して学校に行けます。明日から10月なんですね、、、。

では今回はこの辺で。God be with you.

Miyako
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